えんぱいな日々 萌鈴な日々 第二百四十八話 「里緒奈さんの湯鬱 」

里穂:
美味しそうですね 里緒奈: まあ美味しそうなのはお腹すいたのもある。
里穂: 空腹こそ最高の調味料ですね♪ でもたしかに詩織さん遅いですね。 里緒奈:
今夜は悠美さんと萌香さんと会議だからね、でもそろそろ戻ってくると思う。


里緒奈: 特製ドレッシングには私の愛をたっぷり注いでシェイク♪ はっきり言ってかんたんなサラダ切って盛るだけのかんたんなサラダ♪ 里穂: (里緒奈お姉さまって料理の時は古い歌うよね♪)



あなたにサラダ


SE: ガチャガチャ! 里緒奈: あっ、お姉さまが帰ってきたかな?  タタタタッ!(里穂が移動している) 里緒奈:
あっ…! (先越された!)

ガバッ!
里穂: 詩織さんお帰りなさい! ゴロロロ♪(喉を鳴らしてる) 詩織: ぎゅぅ~! ただいま二人とも遅くなってごめんね  里緒奈:
お姉様、お帰りなさいませ。 いえ萌香さんから電脳通信で状況は教えていただいてましたから。

詩織:
今日はカレーかしら?とても美味しそうな香りがするわ楽しみ。お腹ペコペコ 里緒奈: はい二人で作りました。着替えている間に用意しますんで…って里穂しがみついてたらお姉さまが着替えに行けないって。それとよだれ 里穂: でへへっ…もうちょっとだけすりすり♪ 詩織:
しょうがないわね


・夕食後
里穂: この問題の場合は…現地法がアポリロイド規約より優先? 詩織さんわからないよ 詩織
この場合は現地法とアポリロイド規約が同権限だからどちらを優先するかはマスター、ご主人様の指示をもらうまでは行動できないが正しい



里穂: でもメイドは一般の人を保護する義務があるんだよね? なのに行動を止めちゃったら… 詩織: だとしても、勝手に自己判断で行動してはいけないの。 もしなんかあった場合、その責任は全てマスター、ご主人様が責任を取るわけだから。 里穂:
そうですね。わかりました


詩織: 里緒奈、ごめんコーヒー飲みたいな。 あと里穂は紅茶? 里穂: あっ! 里穂がやります! 詩織: 宿題終わってないじゃない? 里緒奈: 里緒奈が淹れてくるから里穂は宿題。 里穂:
ふぅにゅ‥すいませんお姉さま

里緒奈:
それは二人が仲良くしてくれるのは里緒奈としても嬉しいのだけど…なんていうか…うぅ…


紅葉
それは嫉妬ですわね 里緒奈: いやいやいや! それは無いでしょ? 里穂は里緒奈のシスターよ? オカシイでしょ?
フローラ: いえわたくしも嫉妬だと思いますわ

澄: シスターとかパートナー相手だって、好きな相手と二人で仲良くしてたら嫉妬はすると思うよ。 実際、凛空お姉さまと穏海お姉ちゃんなんかしょっちゅうそれで喧嘩してるし フローラ: あれは客前では止めてもらいたいですわね。 里緒奈: あぁ…

・白森女子大学 凛空: くしょん! うぐぅ! 奈緒美: 凛空、風邪? 夏風邪は気をつけなよ? 凛空: 違うけどぉ…なんかくしゃみが… 香織: まだゼミには時間あるわねカフェテリア行かない? 凛空: 行く凛空チーズケーキ食べたい! 奈緒美: いいわね行こうか

澄: デートしてくれば? 瑠美: そうそうたまには二人でお出かけして詩織さんに甘えてくればいいじゃない 亜美: 最近里緒奈はガマンしてるしたまにはいいじゃないかしら? 愛理: まあ前の詩織さん独占里緒奈にもどらなけば… 里緒奈: がぁああ! 愛理!里緒奈もアレは反省してるから!


フローラ: 紅葉、一日くらいメイド長の仕事とその補佐の仕事引き受けられないのですの? 紅葉: 親友のためですもの喜んで引き受けますわよ。今は都もおりますし。補佐の仕事はフランソアをつけてそれこそ里穂の体験研修という事にすればよろしいじゃないのですの?


愛理: 里緒奈の嫉妬が原因で詩織さんが気にして…仲がギクシャクして… 瑠美: 前のようになるのか。FOREST最後の日か… 亜美: 前みたいな事になるのは勘弁ね里緒奈 注:萌鈴な日々 第百三話「詩織さんの憂鬱な日」参照


澄: FOREST最後の日? なんですかそれ? 愛理: 澄、それはね… 里緒奈: ぐげっ! それは言わないで


紅葉: 本日お屋敷にもどったら瑠莉さんとフランソアに相談してみますわ。 詩織さんも里緒奈もそのように強引にしないと休みをとりませんしたまにはよろしいじゃありませんの? フローラ: 友人の好意は受けるべきよ 里緒奈: まあ…お姉さまを休ませるのは賛成ですが…紅葉も忙しいから今度まとまって旅行とかでね…


ヴェル: あちゅいぃぃぃ…ちぬぅ~ 里緒奈: そだね…真夏の演習は辛いね。 早く終わらせたい 紅葉: 無線(ヴェル! 里緒奈! 早く訓練を終わりにしてもらいたければ一発でも、わたくしに当てることですわ)


緒奈: どこにいるかもわからないのにどうやって当てるのよ…紅葉の鬼教官 ヴェル: まずは愛理お姉ちゃんが斥候にでてるだろうからそれを倒そう。でないと紅葉を見つけても後ろからヤられる! 里緒奈: 各個撃破ね。 諒解

里緒奈: サイン:(援護するから進んで) ヴェル: こくり!(うなずく

SE:タタタタン! タタタタタッ!
(里緒奈も撃ち返している) 里緒奈: やっぱりいた! 愛理発見! ヴェル走って! 愛理が移動するまえに仕留めるわよ! ヴェル: ラジャー里緒奈お姉ちゃん!


愛理: ヤバっ! 仕留めそこ無かった! 読まれてた! 小隊長どうします? 紅葉: 無線(愛理 すぐにA-2へ移動を!) 愛理: 諒解!


ヴェル: 愛理お姉ちゃん覚悟! 愛理: ひぃぃ! 早!  空中で 柱へ蹴って窓へ飛んで躱している!

里緒奈: 愛理ゴメン…さよなら。 SE: タタン! 愛理: うそぉぉ! ヴェルは陽動か! 完全に読まれてた!


里緒奈: フォーメーションC成功! ヴェル: イェーイ! SE: パン!(こぶしを合してる) 愛理: 完全に騙された…


シュタ! ヴェル: !!! 里緒奈: !! うそっ! 突貫!

SE:タタタタン!


ヴェル: ひぎょぉぉぉお!! 里緒奈: あうぅ! 紅葉: 愛理! 申し訳ありませんですわ! 一足遅かったです 愛理: わたしが騙されたのがいけないから・・・


紅葉: 里緒奈! ヴェル! 戦場で気を一瞬でも抜くことは死を意味します! 反省しなさい!愛理も回避行動をとるときのパターンが単調で里緒奈に読まれてます複数のパターンを使うように言ってありますわよね! 最初からもう一度やりなおしです!


里緒奈: お嬢様怖い… ヴェル: アイス~… 愛理: 鬼軍曹… 紅葉: 何かいいました? お返事は? 里緒奈&ヴェル&愛理 イエスマム!


里緒奈: 痛っててぇ…そこもんで。 里緒奈も愛理みたいにリジェネーション能力とかあったらいいのに 紅葉: 変なところに力が入っている証拠ですわ 愛理: 里緒奈は戦闘特化のオーバーメイドじゃないだからさ

紅葉: それなのに次は戦闘ヘリのパイロットですか…できるのかしら心配ですわ 里緒奈: できます! ちゃんと初級のヘリ訓練は合格したもん! 愛理: リトルバードとアパッチじゃちがうけどね 里緒奈: そこは愛理が教官なんだから!しっかり教えるの!


ざば~ん! 里緒奈: 里緒奈はね!里穂にできないような事でお姉様に役に立ち魅力をアピールするのです!愛理行くわよ! 紅葉: そんなものかしらね 愛理: ヴェル? それおいしいの? ヴェル: お湯でちょうどアイスがとけてこうすすると う~ん! 最高に美味しいぃ!


クラブFOREST内警備本部飛行場
フランソア: 愛理、里緒奈、ちゃろ~! 里緒奈: お疲れ様です! ビシ! 愛理: ちゃろです。 ご主人様お疲れ様ですって何でアネキがいるの? 非番だよね?


愛花: ご主人様がエンジンテストで飛ぶって言うから暇だから来た 瑠莉: スマンね、ということで先に飛ばしてもらうわ。里緒奈今日はAH64の訓練だそうだね?愛理の言う事を聞いて気を付けてがんばってくれ 里緒奈: ありがとうございます!ご主人様もフランソアさんもお気をつけて!


里緒奈: 愛理が乗ってる戦闘機と違うね。 やっぱり戦闘機ってヘリより難しいよね? 愛理: まあね。 特にこのF4UKX7は特殊な機体なんだ。 コイツに乗れるのはご主人様とフランソアさんだけさ。 里緒奈: 愛理も飛ばせないの? 愛理: 無理だね。性能がピーキー過ぎで扱えないよ


里緒奈: ご主人様とフランソアさんだけの世界…紅葉は…どう思ってるんだろう… 愛理: 里緒奈? 愛花: ストッパー撤去、および退避完了ですタキシングどうぞ!


ごぉぉおおおお! 愛花: 里緒奈ちゃん、紅葉ちゃんは何とも思ってないと思うわよ 愛理: アネキ 里緒奈: えっ?

ごああぁあああああああああ! 愛理: フランソアちゃんはフランソアちゃん、紅葉ちゃんは紅葉ちゃん。

ひゅぅぅぅぅぅうぅぅぅうん! 愛理: それぞれ違うやり方でご主人様を愛してるんだから。気に何んかしてないわよ


里緒奈: 始動前点検OKです!教官! 愛理: はい、次始動始め 里緒奈: りょう…ゴクっ…かい

里緒奈: コンプレッサー正常。第一エンジン始動、第二エンジン始動 出力安定、周囲障害物なし、ローターロック解除、アイドリング目視で開始確認 テールローター連動ランプ確認…えっとえっと…


愛理: 里緒奈落ち着く! 里緒奈はニューロリンクがルーラでできるだからチェックリストでてるでしょ? それを見ながらゆっくり 里緒奈: はい・・・そうですね。里緒奈落ち着きます!


ひゅんひゅんひゅん! 里緒奈: 教官いきますよ! いっちゃいますよ! 愛理: あーはいはい。 どうぞ。 里緒奈: 愛理さ…そんな…やる気がなさそうな声でいわないでよ これでも里緒奈必死なんだから! 愛理: だって私もガンナー席とはいえ操縦かんあるし


里緒奈: おおぉおぉぉお! 浮いた! 浮きましたよ! 教官!! 愛理: そうだね。 浮いたね。 里緒奈: やった!!


愛理: 高度20フィート(約6m)で安定させて。 次はこの高度のまま、タキシングウェイの停止線まで行って、ニューロリンク使っていいから 里緒奈: 諒解であります! いくよアパッチちゃん


里緒奈: おりゃあ! って慎重にやわらかく! バランスをくずさないように! 愛理: 里緒奈機首を傾けすぎ。 リトルバードより反応がセンシブだから 里緒奈: わかってる! わかってるけどぉおぉぉお!


愛理: 停止線オーバーするよ…ほらオーバーした。 里緒奈: うあぁああああ! ひぃぃぃ!  愛理: 操縦かんをニュートラルにして、トルクも上げてでないと落ちる 里緒奈: はぁぃいぃぃぃぃ!


里緒奈: はぁっはぁっ! 怖かった…落ちるかと思った 愛理: 何があってもパイロットは目をつぶらない! いくらニューロリンクで情報は感じれても目がいちばんの情報原なんだから 里緒奈: はい!


里緒奈: うぅ…リトルバードの時は余裕あったんだけどな・・・この子まるで違うよ…前に飛ばすだけでこんなに難しいとか里緒奈思わなかった。 愛理: まあ本格的な格闘戦闘ヘリだからね。 里緒奈は初めて飛ばしたにしては上手い方だよ。 里緒奈: うぅ…ぜんぜんこの子の事がわからない


愛理: だったら少し見せてあげよう。 操縦もらうよ。 なぜこのAH64が「アパッチ」の名称で呼ばれるのかを教えてあげよう 里緒奈: 愛理さん・・・?


里緒奈: あの! 愛理さん! この大音量でかかってる音楽なんですか! クラシック? 愛理: うふっ! これぞ戦闘ヘリのテーマである「ワルキューレの騎行」! いくよ里緒奈!

ワルキューレの騎行


ひゅぅ~~ん! 里緒奈: いやぁああああ! 地面が! 真横に! 落ちる! 落ちるよ! ヘリコプターなのに! なにこれ!
どうなってるのぉおお!
愛理: 目標視認! ダイブ!


里緒奈:
ひぃぃぃぃ! ぶつかる! お屋敷にぶつかるよ!


ピーーーーー!(ロックオンの音) ガチャン! M230 30mmチェーンガン が愛理のヘルメットにリンクして正面を向く 愛理: 目標エントランス! 正面! どうよぉ! 里緒奈これがアパッチの機動力よ!


ドンっ! エントランスドアが思い切り開く! 悠美: 警告は一回! すぐに着陸しエンジンを止めなさい! 猶予は10秒! Mブラスターが変形するして音声が流れる 執行モード デストロイ デコンポーザー 対象を完全排除します ご注意下さい 萌香: すぐに投降しなさい! でないと消し飛ぶわよ!


里緒奈: 愛理!何やってるの! 悠美さんと萌香さんに撃ち落されて原子分解させられる! 早く着陸して! コロサレル!!!! 里緒奈達、死んじゃうよぉお!!! 愛理: はい… 悠美: 7!

萌香: IFF(敵味方識別装置)があってもジャックされていたら?そもそもエントランス前やお屋敷の建物周辺での低空飛行は禁止されているのは知ってるでしょ? 撃ち落されても文句言えないわよ。 里緒奈も愛理をなぜ止めないの?
愛理&里緒奈: すいませんでした! 悠美: メイド秘書権限で出してた緊急事態警報を解除しますそう全部解除

悠美: はぁ…もう。愛理は再訓練! ついでに紅葉さんが里緒奈とヴェルを訓練してるようだから萌香、あなたが明日一日訓練してあげなさい。駐屯地副司令としての命令します。良いわね?
萌香: それは悠美さんの命令ならやりますけど…

悠美:
はい復唱ぉ~♪

萌香:
萌香基地補佐官は明日、紅葉特務中尉、愛理少尉、ヴェロニカ特別監察官、里緒奈訓練生の特別教練に当たります。
里緒奈: うわ! 萌香さん訓練してくれるんですか!やった!


萌香: 里緒奈ちゃん。紅葉ちゃんとヴェルちゃん、詩織さんには私が後で言っとくから。愛理は明日は通常任務ではなくて私の訓練ね。
愛理: ぐげっ萌香中佐の教練… 里緒奈: お願いします! 萌香さん!


悠美: 萌香、手を抜く必要ないからね♪ うふふ♪ 萌香:
でもその代わり明日はメイド秘書の仕事は悠美さんだけになるですからちゃんとやってく下さいね 悠美: 任せて♪ ちゃんと仕事してから見学は行くから♪ 愛理: あははっ…チヌ…ゼッタイチヌ 里緒奈: 楽しみだな♪


・クラブFOREST軍事演習場内林道 萌香: 我らクラブのメイドさん! (フルメタルジャケットのあの歌) 他メンバー 我らクラブのメイドさん… 萌香: 声が小さい!


里緒奈: 萌香さんって何ものなんですか! 装備つけてマラソンさせるとか… 紅葉: 萌香さんは前線にいたときはジェガートロペンに配属されてた超エリートメイドなのです


里緒奈: ジャガートロペン? って何ですか? 紅葉: ノルウェーの女性だけの特殊部隊でして訓練に地獄の週というのがありまして米軍の海兵隊より厳しい聞いたことがありますわ 里緒奈: ひぃぃ…流石うちの副メイド秘書…すごい部隊にいたんですね


愛理: もうちょっとで次の訓練ポイントだからがんばって… ヴェル: ヴェルもう無理いぃ! なんで萌香お姉ちゃんが教官なのぉ! 調査部の訓練でも地獄だったのに! 悠里と萌香は訓練になると鬼なの悪魔なの! 愛理がヘマするからいけないんだよ! 愛理: 夜にアイスおごるから…許して!


里緒奈: 遠い…スコープなしで当たるかな…


紅葉: わたくしもM16は久々ですわ。 この銃はごまかしがききませんから 里緒奈: こんなものかな…すぅ・・・えい!  パン! 里緒奈: あら…外れた‥的にもあたらないとか照準ずれてるかな?


紅葉: ヴェル大丈夫ですか? ヴェル: ダメ・・・ちぬ… 愛理: 撃つ順番は最後だからいまのうちに休んで


萌香: 照準? 里緒奈、私に銃を貸してみなさい 里緒奈: はい…


タタタン! 里緒奈: おおぉお! 3発ともど真ん中! 萌香: ほら、ズレてなんてないわよ。 ちゃんと息をとめて撃ちなさい。 里緒奈: イエスマム!(すごい…)


ヴェル: これ終わったら、4人vs萌香お姉ちゃんとの模擬戦だよね? 絶対に一矢報いる! 愛理お姉ちゃんも紅葉もそう思うでしょ? 愛理: まあ中佐に勝てたら嬉しいけど 紅葉: それは最初から負ける気ではやりませんが

・FOREST市街地演習場 ヴェル: やっぱり軍用ジャミングが作動している。ヴェルのドローンでの索敵は無理 紅葉: 想定内ですわ 愛理: 作戦はどうするの?


ヴェル: 萌香お姉ちゃんは一人、こっちは4人だから4人ばらばらに索敵してみつけたらスモークで合図を送るとかどう? 里緒奈: それはマズイと思う。


紅葉: この場合戦力の分散は愚策ですわ。 萌香さんの射撃はうちのクラブで瑠莉さんに次ぐ腕をもってると聞いております。バラバラになれば一人づつ狙撃されます 愛理: ご主人様の次ってどんだけすごい腕なの…


里緒奈: スコープ付きならこの演習場全部が危ないってことだね。 でもそのためには… ヴェル: 高いビルだね…このA-4のビルとか怪しそう。 見渡せるし 愛理: カウタンースナイプ? それとも制圧戦? 紅葉: 制圧戦でいきますわよ。


ひゅ~
萌香: そろそろ動くころよね。 どこから来るかな~♪ 紅葉ちゃんの作戦指揮楽しみ~♪



愛理: ここから見える範囲では上部に敵影はなし


里緒奈: ここまでは無事にこれたけど 紅葉: わたくしが壁からでて、警戒いたしますので愛理がまずわたって、つぎに里緒奈、そしてヴェルの順で! ヴェル: うん… 愛理: いくよ!


タン! ひゅん! 愛理: ぎゃあっ! 紅葉: あいり! 里緒奈: あっ!


バッサっ! 愛理: ふとももを撃たれた! 動けない‥ 注: 実弾ではなく模擬弾で当たった場合メイドに内臓されたアポリロイドチップがシュミレーションし部位が一時的に麻痺する。 死亡レベルのダメージになると完全に動けなくなる仕組み


ヴェル: ふとももならヴェルが治療すればまだ大丈夫!  里緒奈: 愛理いま助ける!  紅葉: 二人ともいけません!


里緒奈:
なんで! 紅葉は愛理を見捨てろっていうの? ヴェル: 早く愛理お姉ちゃんを治療しないと出血の計算で死亡扱いになっちゃう! 紅葉: 里緒奈! ヴェル! お聞きになって!


紅葉: 今でたら里緒奈が撃たれます! たぶん狙いづらい太ももを狙ったのは愛理を助けるところを萌香さんは狙撃してわたくしたちを全滅させる気ですわ! 里緒奈: じゃあどうするのよ! 紅葉: わたくしに考えてがあります!


萌香: ほう、飛び出してはこないわね。 でもこのままじゃ愛理ちゃんは死んじゃうわよ。 仲間を見捨てるの? どうする紅葉ちゃん


紅葉: まずわたくしがスモークグレネードを投げから狙撃予想地点に銃撃して萌香さんをひきつけます! 二人はスモークにまぎれて愛理を確保、あちらの壁の影へ。 あとヴェル萌香さんがわたくしを撃ってきたら音響探査で位置の特定を


里緒奈: オトリって紅葉!  紅葉: 大丈夫ですわ、撃ってるくるのがわかっていれば当たりませんわよ。ヴェル 復唱! ヴェル: 愛理お姉ちゃんと愛理お姉ちゃんの確保と萌香お姉ちゃんの位置の特定! 里緒奈お姉ちゃん愛理お姉ちゃんを助けるよ! 里緒奈: う・・うん。


紅葉: さあいきますわよ! 3.2.1 行って! 里緒奈: うぉおおお!


タタタタン! 紅葉: さあ萌香さん撃って来て下さいませ! 愛理: 里緒奈、ヴェル、ごめんね… 里緒奈: いいからつかまっていくわよ! ヴェル: ヴェル根性おおおお!


萌香: ちょっと! スモーク?! それで紅葉ちゃんこっちへ撃ってくるの? タタン! 萌香: さすがに当たらないか!


里緒奈: 紅葉! 愛理確保! 紅葉: 解りましたわ! ヴェル: 愛理お姉ちゃん、今治療するからね! これなら間に合う!


紅葉: ヴェル! 位置の特定はできましたの? ヴェル: うん! A-6の屋上! 間違えない! 紅葉: ヴェルは愛理の治療を、里緒奈行きますわよ反撃開始ですわ! 萌香さんが移動しないうちに 里緒奈: 了解! 絶対に萌香さんの事ゆるさない! 愛理: 二人とも気をつけて…


紅葉: よくもわたくしの親友を・・・萌香さんタダではすましませんわよ! 里緒奈: あの紅葉、これ模擬戦だからね? 紅葉: わかってますわよ!


萌香: 愛理ちゃんだけが正規の軍属だから、それを残して移動とは考えにくい。 愛理ちゃんのリジェネイト能力とヴェルちゃんの治療だとあと動けるまで10分くらい、そこから移動再開だとは思うだけど…まさか…位置知られる危険性はあるけど…だけど…でもちょっと確認してみるか…


萌香: オーバードライブ! エリアスキャン コ~ン♪ 注: 萌香はソナーメイドです。 潜水艦のソナーの能力があると思ってください。 おとしてるのはただの鉄球です

萌香: うそ! 感2、真下! そのままつっこできたの?! 逃げなくちゃ!

紅葉: 里緒奈! 制圧射撃ですわ! 里緒奈: まかして! 萌香さん覚悟! 萌香: ひぃ!


ひゅん! カキン!

里緒奈: !! ナイフ!! 萌香: ほう! 良く防いだわね里緒奈ちゃん! でもこの距離なら! 紅葉さんも撃てないわ! 貴女を先に倒して!


里緒奈: ハッ! 里緒奈をナメないでぇ下さいぃぃぃ! 萌香: えっ! 紅葉: 里緒奈! ヤってしまいなさい!  萌香: うそっ! ツよ!!


ぐいっ! ゲシっ! 萌香: ひぃ! まず!! 里緒奈: とりゃあああ!


里緒奈: 勝負ありです! 萌香さん! 萌香: うそ…私がナイフコンバットで負けた… 紅葉: やりましたわね里緒奈! 立派でしたわよ!

里緒奈: おっしゃああ!! 萌香副メイド秘書に里緒奈勝利です! 萌香: ずるいぃー! 里緒奈ちゃんがこんなに戦闘格闘強いとか知らなかった! 紅葉:
里緒奈は銃とナイフ格闘はフランソアに教わってるんですわよ♪


訓練の後、みんなで演習場内にある清流に飛び込み下着姿で水浴、しかし負傷と捕虜扱いになった愛理と萌香は下着をひっぺがされる! 全裸にされる愛理と抵抗する萌香

澄: いいのかな…自習時間に抜け出して体育館に里穂ちゃんの体操着姿を 見に来るとか 里緒奈: 澄だって有虹子ちゃんの体操着姿観たいって言ってたじゃん。


里緒奈: ほら、制服姿は見れるけど、体操着は見れないじゃない? 澄: うちのお兄ちゃんみたいに体操着着て! っていえば里穂ちゃんなら着てくれるかもよ



里緒奈: いやいやや! それは変態すぎでしょ…さすがにいえないよ…
里緒奈: まあうちのお兄ちゃんは変態さんだけどね。 でも想像してごらん、里穂ちゃんがスク水に体操着の上で…詩織さんが、このセーラー服きて…

里緒奈の妄想です。
里緒奈:
!!!うっ…そ…それは・・・なかなか…すばらしい…いやいやいや!


里緒奈:
!? くわ!!
有虹子: あ・・・なかなか声かけづらくて・・・澄お姉ちゃん、お兄ちゃんってスク水体操着って好きなんですか? ロッテ: 里緒奈さん言いづらいならロッテから里穂に頼みますけど。 澄: 有虹子…ロッテちゃん、いつからいたの?


有虹子: 有虹子たちがいるところへ扉を開けて入ってきた? ロッテ: そういう事ですね。 最初からってことです。


里緒奈: 義妹(いもうと)に一瞬でもスク水と体操着を着せ、お姉さまにセーラー服を着せて並べて押し倒してみたいと妄想してまったとか知られたら…里緒奈もう生きていけない。 澄: そんな事いったらうちのお兄ちゃんなんか何回死んでるか! 有虹子: そうですよ!里緒奈さん普通ですって!


ロッテ: 普通ではないとはおもうけど…それぞれ性癖ってあるから…フランソアお姉さまと紅葉お姉さまってどういうのが好きなんだろう? 今度聞いてみるかな