イケナイ凛空ちゃん クラブグリーンウッドのえんぱいあな日々 第四十三話「麗奈の移籍への旅だよ」


第四十三話「麗奈の移籍への旅だよ」

アナウンス: 次は白富~白富でございます~ 麗奈: お~やっと到着だぁ~♪ 熱海までは新幹線で一瞬だったけどそこからがが遠すぎだよ。

麗奈: バスが一時間に一本どころか2時間から4時間に一本…12時48分。  これが田舎の洗礼か…東京とは世界が違う。

麗奈:
あと一時間はある…どうしよう。 電話番号とか解らないだよね…いきなり移籍の連絡しかこなくて住所だけとか。クラブにも連絡行ってのか不安だ。

麗奈: そして何この木と空しかないえき前…。 隣の白森駅はビルが沢山建ってたのに一駅で、これが観光地の怖さか。 高原? 空気はよさそうだけど。

麗奈: 駅前にコンビニが一つ。 お店ってこれしかないのか? どうやって住民は生活してるの? まあ昼食食べてないし、なんかかって食べて、まあスマホは通じるし時間をつぶす作戦で行こう!

麗奈: たしかに観光地ってことで旅行に来た感じだね。 こういう芝生とか木とかも違うしお握りとお茶だけでお美味しいと感じる。 でも毎日だと飽きるかな・・・?

麗奈: エンパイアクラブ・グリーンウッドまでお願いしまーす。 運転手のお兄ちゃん 運転手: はーいお嬢さん SE:ぴっ!

SE: ごんごん♪ ぴよ♪ ぴよ♪

麗奈: のどかだぁ~…完全に高原って感じ。避暑地っていうのかな? 
農村っていうには畑とかは少ない。 看板とかに美術館とかあるし。 
ペンションとか博物館とかも看板が点在してる感じ。 
駅前じゃなくてこっちには時々レストランとかカフェがあるんだ。

アナウンス: 次は白森ヶ崎。 次は白森ヶ崎。 白森海洋公園、心の架け橋はこのバス亭でお降り下さい。 麗奈: 海だ! 白森海岸って言うだっけ?。 たしかに砂が真っ白!綺麗~♪ この停留所の白森ヶ崎って吊り橋があるって観光協会のサイトに書いてあった。 海の上の吊り橋か。

SE: ぶろろろ~ん♪ 麗奈: ここがエンパイアクラブ・グリーンウッド。 あっ木の向こうにお屋敷が見える。

桃恵: キミ、掃除の良い腕をしてるね~エンパイアクラブ・エメンタールに来ないかい? 良い天然オイルが使い放題だよ。 番兵君: 天然オイル、ミリョクテキデス

ヴェル: ちょっと! 桃恵お姉ちゃん番兵君をスカウトしないで! エメンタールへ移籍なんかさせないからね! 桃恵: いいじゃない! ヴェルにはステップ君もキュロちゃんもいるんだし!うちに番兵君くらい寄こしなさいよ! 舞優: ヴェルもステップと番兵君に掃除させてないで自分でも掃除 ヴェル: ヴェルは頭脳労働者なの!

カリン: お庭広すぎ… ナノ: 結婚式だししっかり掃除しないと。

仁美: アシュリー、それじゃゴミが散らばってるだけよ アシュリー: すいません掃除に慣れて無くて 美知留: もういっかい最初からメイド研修を総務部でして貰った方がいいじゃない? アシュリー: 勘弁して!

いくみ: なるほどエスコメイドは辞めるけど普通のメイドとしては通いで働く事にしたのね。 香澄: うん浩二お兄ちゃんが夜、仕事が終わるときに車で迎えに来てくれるって、そうすればみんなとも居れるし家で一人だと淋しいしね。 自分のお小遣いくらいは稼げるし。 いくみ: 良かった!

瑛美: 参列者の宿泊ですが、この人数で部屋割りは… 希美: 瑛美に任せるから! 里緒菜: 希美~報告はちゃんと受ける 希美: はい里緒菜さん キュロ: 希美ガンバレ!

麗奈: うわっメイドさんが沢山いる! こんなに大きなクラブなの?