第三話「保坂良二のご主人様のある一日 」その1


良二:

くぅ‥‥


麗奈:

くぅ~♪


??:

‥‥はぁ~(溜息)


久美:
「何が明日はちゃんとアタシが起こすから心配しないで」よ。 あまりに来ないので見に来たら二人ともまだ寝てるじゃない。 もう…




















久美:
良くん! 麗奈! 起きて朝ですよ~! 今日はお仕事の日ですよ~! 

麗奈:
うぅ…久美うるしゃい…(ぎゅううう! 良二に抱き着く腕の強さを強める)

良二:
うぅ…






















久美:
少しでも二人を長く寝かさせてあげようと思って、私は早く起きて仕事してるのに。 こうなったら!






















久美:
ご主人様! 麗奈! 起きて下さい! 遅刻ですよ~! クレアメイド秘書が執務室でお待ちです。 かなり怒っていらっしゃいますよ~! どうなっても私は知りませんよ~!

















良二:
ひぎぃっ! 麗奈! 起きて! しまった寝坊した! 久美ちゃんボクの服どこ?

麗奈:
うぁぁ! ちょっと久美なんで起こしてくれないのよ! うわークレアさんに怒られる!

久美:
二人ともおはよう♪ まだクレアさんが来るまでは15分あるからちゃんと着替えて





















良二:
久美ちゃん、それで起こすのは心臓に悪いからヤメテくれっていつもいってるよね? 

麗奈:
くみぃぃいいい!

久美:
二人ともコーヒー淹れとくから執務室来てね♪
















クレア:
報告は以上ですが…ご主人様、寝ぐせがありますよ。 威厳に関わりますので身だしなみはしっかりとして下さい。 お二人もご主人様付きのメイドなのだからしっかり見てあげて下さい

麗奈:
すいません。

















良二:
緊張した。 なんかクレアメイド秘書って苦手。

麗奈:
わたしもクレアメイド秘書は緊張するわ、朝から疲れた。良二の寝ぐせってシャワー浴びないと治らないから‥‥

久美:
そうかな? クレアメイド秘書優しいし大らかだし、そんな緊張する必要ないと思うけど。 まあとりあえずコーヒー飲んで落ち着いたら?

良二:
そうする

SE:
コンコン! 

良二:
はい! どうぞ!

















ガチャ!

夢愛:
失礼いたします、ほら愛依ちゃんも

愛依:
し…失礼いたします…

その2へつづく♪