第四話「保坂良二ご主人様の休日 」その12
里穂&ロッテ
お帰りなさいませご主人様!
良二:
えっ…ただいま?
麗奈:
アンタ達はうちのメイドじゃないでしょ
クレア:
ご主人様、鈴奈、お帰りなさいませ。
鈴奈:
ただいまです(カチコンチン)
クレア:
ロッテさんと里穂さんは本日はお手伝いに来てくださってるのですよ
良二:
ロッテちゃん、里穂ちゃんありがとうね
ロッテ:
はい! フランソアオーナー代理は執務室におられます。あとで本日の業務のご報告をしたいそうです。
里穂:
お姉さま! お帰りなさい!
里緒奈:
ただいまお土産かってきたよ
里穂:
ありがとうございま~す♪
麗奈:
まあ里穂の目的は里緒奈さんだけどね
良二:
それであの、久美ちゃんは? 忙しいの?
クレア:
久美メイド長は体調不良でして
ロッテ:
久美は倒れて動けない
麗奈:
!?
鈴奈:
久美さんが! 大丈夫なんですか?
里穂:
うへへ♪ お姉さまぁ~♪(すりすり)
里緒奈:
倒れた?
クレア:
この麗奈がご主人様がいないことを良い事に久美さんをメイド同士の夜のじゃれ合いで足腰立たなくしてしまったんですよ。 本日休めば職場に復帰できるはずなので。 本当にメイド長をベッド送りにするとクラブとしては被害が甚大で…(グダグダ)
麗奈:
ひぃいゴメンなさい! 今後気を付けます!
ロッテ:
反省しなよ? まあ私達が手伝いに来るタイミングで良かったけどさ
里緒奈:
ごめんなさい! スイマセンスイマセン!
里穂:
あーお姉さまも先週に詩織さんのこと足腰立たなくしたばかりですものね
良二:
そうか、まあ後で部屋で寝ているなら直接、様子を見に行くよ
鈴奈:
メイド同士の夜のじゃれ合い…(ぽっ!)
それに、里緒奈先生も…Forest の詩織メイド長を…はうっ!
陽菜乃:
久美! 拠点に帰ろうよ! もう襲撃の時間まであまり時間ないよ! 引き返した方がいいって! ゾンビさんいっぱい来るって!
久美:
大丈夫だって、この一家だけ。 ぜったいにこの辺にバッテリーがあると思うんだよね…
陽菜乃:
ひぃぃ! ひぐっ! ゾンビさん!!
カチカチ♪
久美:
…雑魚しかいない…外れかな
陽菜乃:
なんで久美は怖くないわけ?
久美:
陽菜乃が怖がりなだけよ
SE:
コンコン♪
久美:
はーい♪ どうぞ!
鈴奈:
失礼いたし…ます。 久美メイド長、えっとあの…うぅ…
久美:
鈴奈ちゃん、お帰り。 良くんと仲良くできた?
陽菜乃:
この子がみんなが言ってた鈴奈ちゃん?
久美:
そう! 良くんの新しい恋人の!
陽菜乃:
そっか! あっ椅子用意するね
鈴奈:
おみやげです。 フルーツクッキー、えっと他のメイドの分は大きい箱買ってきてるのでこれは、小箱を別にかったので、久美メイド長の分です。
久美:
嬉しい! ありがとう、クッキーなら一緒にお茶にしない? ってそうだ、動けないんだった
陽菜乃:
もう! わたしが淹れてくるからコーヒーでいいかな? 鈴奈ちゃんコーヒー飲める?
鈴奈:
はい、飲めますが…あの…
陽菜乃:
そうだ!自己紹介してなかったわね。私はClub Forest の総務部のメイドで陽菜乃といいます。久美とはメイド学校の同期でクラスメイト。今日はロッテや里穂と一緒にお手伝いにきたんだけど、久美がこうだから不自由なので久美つきのメイドさんかな?
鈴奈:
陽菜乃先輩、メイド長のことありがとうございます。 あのお邪魔じゃなかったですか?
久美:
暇だからPCゲームしてただけだから大丈夫よ
陽菜乃:
はいどうぞ
鈴奈:
ありがとうございます。
陽菜乃:
私、里穂達の事見てきたいから、久美のこと鈴奈ちゃんに少し頼んでいいかな?
鈴奈:
はいもちろんです。 鈴奈は今日はお仕事は入らないでいいって言われてますので
陽菜乃:
だったら30-40分お願いね