みにまむ!maximum!「Trust You're Truth 」

 えんぱいあな日々  みにまむ!maximum! 




テーマ曲
TRUST YOU'RE TRUTH ~明日を守る約束~



「Trust You're Truth 」
奈々:
4人で一緒の部屋で住む事になったってことは、やっぱり夜はみんなでするわけ?

鈴奈:
奈々、何を言ってるの! そ…そんなこと…答えられないよ…

恵:
お兄様、時々ボケているときありますので、公平に愛しているのか心配ですわ。

愛依:
そういうのって揉める原因になるよね…ご主人様が恋人に差をつけるとかそんな事あったら…愛依はイヤだな

苺:
お兄ちゃん最低…心もそう思うでしょ?

心:
そうですね、男としてどうかと思います。

鈴奈:
ご主人様はそんなことありません! 昨晩だって同時に愛してもらって二回づつ公平に全員を満足させてくれました!

おぉおお~!

奈々:
ほほ~二回づつ♪

恵:
さすがお兄様です♪

愛依:
3人相手に二回づつ…六回か、これはかなり…(うふ♪

苺:
お兄ちゃんスゴイ!

きゃっきゃ♪

心:
鈴奈、興奮しすぎ、大声で何言ってるの

鈴奈:
ひぃいいい…何て事を鈴奈は‥うぅううう…(涙)

心:
貴女が誘導尋問にほいほい引っかかるからイケナイのよ

苺:
鈴奈~かわいいぃ♪

奈々:
でも、久美メイド長と麗奈さんとも上手くいってて安心した。
そっか…4Pかぁ~♪ はげしいね~♪

鈴奈:
うぅぅぅう‥‥

心:
奈々も鈴奈をいじめないの。 ほらもう学園につくわよ。


苺:
今日も勉強ガンバろう

愛依:
苺は寝ないようにでしょ?

恵:
奈々、わたくし達もクラスに行きましょう

奈々:
みんな、またお昼休みにね!

心:
はい。

鈴奈:
うん、またお昼に‥‥

解説:
苺と愛依は1-C、恵と奈々は1-B、心と鈴奈は1-A です。
白森女学園は成績順のクラス分けでクラスにより学科は習う内容の進度
や難易度が完全に違います。

鈴奈:
業務日は大丈夫だったのに、やっぱり登校日になるとカラカワレタ…うぅ…恥ずかしい

心:
それは仕方ないじゃない? ご主人様の恋人になったんだから。 やっかみが無いだけ良いと思わないと。

鈴奈:
それは解るし感謝しているけど…恥ずかしいものは恥ずかしいし。


鈴奈:
うわっ! ルフィナが来てる!

心:
あっ本当ね


ルフィナ:
二人とも、おはよう。

心:
ルフィナおはよう! 学園これたんだ! 仕事おちついたの?

鈴奈:
ルフィナ! おはよう! どうしたの? ってオカシイか、でも学園では久しぶり!




ルフィナ:
うーん調査部の仕事なんだけど…当分謹慎処分くらった。 それで謹慎中は学園通えと言われた。

鈴奈:
謹慎? 

心:
アンタ何やったの?

千秋
里穂悪い、ボディーシャンプ取ってこっち切れてるみたい

里穂:
うんわかった


ざば~ん!(陽菜乃が急に立ち上がる)

陽菜乃:
ボディーシャンプー切れてますか? すぐに持ってきます! チェックミスだ…

ロッテ:
陽菜乃、湯冷めして風邪ひいたらマズイからお湯に戻って

千秋:
もう陽菜乃は真面目すぎ、そんなことしたらまた美奈部長に注意されるわよ


陽菜乃:
うぅ…そうですねでも仕事、放置するのは気持ち悪くて

ロッテ:
お風呂上がったら付き合ってあげるから取ってきて補充しよ? 代わりに、ロッテと里穂たちにアイスコーヒー淹れてよ? 4人でロッテ達の部屋でお茶会しよ?

陽菜乃:
はい。 それなら…お願いしようかな


里穂:
千秋さん、いまの陽菜乃さんの胸、見ました? 水面から立ち上がる時に「ぽよんっ!」となりましたよ? ここまで差が開くとは‥‥

千秋:
アンタはまだいいじゃない! そこそこ膨らんでるだから、私なんでこう成長が実感できないわよ!

里穂:
まだそこの毛も生えてないしね。

千秋:
!? 里穂! 私が気にしている事をよくも!!!

ロッテ:
う~ん…
(なんか視線と違和感を感じんだよね。まさかクラブ敷地内のこの警備体制で覗き? そんな事は無いだろうけど。 ちょっと調べてみるか。 ちゅんぴ参号、この風呂が見える範囲の捜索巡回お願い)

(ちゅんぴ参号:
ぴちゅ!)

解説:
ちゅんぴ=ロッテが使役している自立型エージェントドローン。電脳空間・物質空間を問わずロッテをサポートする。作中では4体まで登場している。各個体で性能に差があり得意な分野がある。

陽菜乃:
ロッテどうしたの?

ロッテ:
なんでもない、ちょっとお湯が熱いかなって思っただけ

里穂:
千秋ヤメテ! くすぐったいってぇ!

千秋:
いいでわないか!いいでわないか!

里穂:
お代官様お戯れを! ってほんとヤメテ!! 悪かったから!!


同時刻:

ちゅんぴ参号:
ぴちゅ♪ ぴちゅ♪ ぴちゅ♪ ぴちゅう?

SE:
ぶぅ~♪(光学迷彩です)

ちゅんぴ参号:
ぴちゅ~う????


SE:
ぐうぉ~~ん!

ちゅんぴ参号:
びぃずゅぅぅぅぅうぅぅぅ!!

飛んで逃げている!

 ルフィナ:
皆さん…お騒がせしました。スイマセン

ロッテ:
そうだよ危なくちゅんぴ参号が踏みつぶされる所だった

里穂:
ロッテ…


陽菜乃:
大丈夫だからなんでそんなことをしたか、みんなに説明して

ルフィア:
はい…

永遠:
ルフィナが独断でしたわけではないのね?

ルフィア:
はい、そうですお姉さま

フランソア:
ほう、ロッテ達の代の写真をご主人様が欲いからと直接本人から頼まれた。 ほう…それも恥ずかしいから隠し撮りで撮ってほしい…ほう

ルフィア:
はい、相談されまして、特に陽菜乃さんの写真を欲しいと

陽菜乃:
えっ私?

ヴェル:
陽菜乃ちゃんの写真…お姉ちゃんまだ諦めてなかったんだ…

萌香
あ~ご主人様、陽菜乃ちゃんのファンだからね…

ヴェル:
自分のメイドを隠し撮りさせるとか…さすがにキモイかも


永遠:
でもなんでルフィナは多脚戦車なんかで撮影してたの?

ルフィナ:
えっと依頼されたメイド服姿、学園制服姿、水着姿は撮影できたんですけど、裸というのが撮影チャンスがなくて…チョロ君(ルフィナの多脚戦車の名前)なら熱光学迷彩があるから‥お風呂場を撮影できるかと

陽菜乃:
裸…

里穂:
あぁ…

ロッテ:
やっぱし…そうだよね…

フランソア:
ほう…裸の写真ね…



SE:
ガシャン!

フランソア:
萌香さん永遠さん行こう

永遠:
はい奥様、調書と証拠は十分だと思います

萌香:
ヴェル、ルフィナから証拠の写真のデータの回収と、多脚戦車の未許可での使用は一応服務規程違反だから、処罰をみんなと相談して決めて。 任せるわ。 さあ行きましょう。

ヴェル:
えぇえ! ヴェルが決めるの?

ルフィナ:
スイマセンご主人様…

陽菜乃:
ひぃいぃぃ!

ロッテ&里穂:
はぁ~(溜息

ルフィナ:
いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて 時めき給ふありけり。(源氏物語 桐壷) ここですが…

どの天皇の時代であったでしょうか、女御や更衣がたくさんお仕え申し上げていらっしゃった中に、それほど高貴な身分ではない方で、際だって帝のご寵愛を受けていらっしゃる方がいました。

という意味です。

先生:
ルフィナ、良くできてるぞ。休んでいる間もちゃんと勉強してたようだな。 つぎ碑文谷、はじめより我はと~、から読みあ上げと意味を言ってみろ。

鈴奈:()はAURORA(アウロラ)による電脳通信
(鈴奈、古文苦手…ルフィナ、スペイン生まれなのにスゴイ‥‥)

ルフィナ:
(仕事が終わったあと永遠お姉さまに勉強見てもらってたからそれだけ)

鈴奈:
(永遠さんのお勉強の方が学園より厳しそう…)

心:
(久美メイド長や麗奈さんに勉強まで世話させるわけいかないから、鈴奈の勉強は私がビシバシ教えるから! 私も厳しわよ)

ルフィナ:
(私も手伝うから)

鈴奈:
(久美さん達、忙しいからね…お手柔らかにお願いします)

鈴奈:
(謹慎くらったのは残念だけど、勉強は永遠さんに教えてもらえても、学園は勉強だけじゃなくて、人間関係とか育てる所なわけだし…ずっと仕事で学園これなかったんだからそれを取り戻せると思えばよかったじゃない?)

ルフィナ:
(同じ事をヴェルさんや里穂先輩たちに言われた。 学園は友達と遊ぶためにあるんだ‥って‥まあヴェルさんなんて本当は学園通う必要ないくらいの知識なのに、友達と会いたいから学園にかよってるんだと言ってた)

心:
(そうだ! 今日って学園終わったら鈴奈はForestで装備?だっけを受け取るだよね?
それって時間かかる?)

鈴奈:
(どうかな?)

ぽんっ! 
ヴェルが突然現れる

鈴奈:
うっ!

先生:
高飛騨? どうした? なんか質問あるのか?

鈴奈:
いえ、なんでもありませんしゃっくりがでそうになって! スイマセン!

先生:
そうか、でわつづけるぞ…

ヴェル:
(うーんかかっても一時間くらいだよ)

ルフィナ:
(ヴェルさん突然サイバースペースから出てこられなくても、口頭でも)

心:
(ヴェルさんちゃろです)

鈴奈:
(ちゃろですぅ‥‥)

ヴェル:
(みんなちゃろ~♪)

ルフィナ:
(ヴェルさんお仕事は?)

ヴェル:
(いまねヴェルお留守番なの。だから暇なの~)

ルフィナ:
(そうですか、でもこちらは授業中なので…)

ヴェル:
(授業中ね~…その授業中にここにいる三人はハイパーメイド用の電脳通信が使えるからっておしゃべりしているってね…いいのかな~? 永遠さんに報告するよ?)

ルフィナ:
(えっ! お姉さまに報告するのはヤメテ下さい! お願いします!)

ヴェル:
(まあ、おしゃべりしながらでも授業聞きてるみたいだからいいけど成績落ちたら報告するからね)

ルフィナ:
(はい…)

ヴェル:
(それで心ちゃん、さっきの話だけど鈴奈ちゃんの装備受け渡しと評価テストが終わったら3人でどっかに遊びに行きたいってことでしょ?)

心:
(はいそうです。)

ルフィナ:
(いつから盗み聴きしてたんですか…)

ヴェル:
(だったら心ちゃんなら問題ないから、一緒にForestに来て終わったらそのまま遊びにいけば?)

心:
(いいんですか? わたしは嬉しいですけど。 二人は?)

鈴奈:
(もちろんいいよ、今日は鈴奈もシフト入ってないし)

ルフィナ:
(嬉しいです遊びにいきましょう)

ヴェル:
(だったら放課後に! 三人ともForestで待ってるね~♪)

心:
(ありがとうございます)

〇放課後
ヴェル:
鈴奈ちゃんの要望に出来るだけ応えてみたつもり!

心:
何これ…

ルフィナ:
あははっ…すごいですね

鈴奈:
うわっ! 全部そろってます! ありがとうございます! あの持っていいですか?

ヴェル:
どうぞっていうか、Forestからの貸与品扱いだけど実際は鈴奈ちゃんの専用品だしね

鈴奈:
うわーい♪

ルフィナ:
鈴奈用の個人装備かな…

心:
だから! それどういうこと

フィナ:
良二さんを護る為にも、一回捨てた鈴奈のチカラをちゃんと使う為の装備?

心:
ご主人様を? 鈴奈のチカラ…

SE:カシャ♪

鈴奈:
グリップぴったりです! いいかも! 重心も弾いれたらよさそうです! 扱いやすそう!

ヴェル:
それはヴェルが魂を注いで鈴奈ちゃんの為に作ったからね~♪ うふふ♪

鈴奈:
ありがとうございます! 超嬉しいです! ヴェルさん大好き!

ヴェル:
うへへ♪ 惚れていいよ

鈴奈:
残念♪ 鈴奈はご主人様のモノでーす♪

ヴェル:
う~フラれちゃった♪

心:
あの…なんか普段の大人しい、「恥ずかしいです…」とか言ってる鈴奈と違うだけど…

ルフィナ:
あ~鈴奈は武器もつと性格変わる…わたしも最初は驚いた。 Forestで訓練するときしか見せないだろうから、驚くよね…

鈴奈:
ヴェルさん撃っていいですか?

ヴェル:
もちろん♪ Donnerには通常弾、ゴムスタン弾、徹甲弾、曳光弾、発信機などのカプセル弾、色々あるからといあえず一通り撃って! あとSA36とライフルもお願い! データ取るから!

鈴奈:
はい! 任して下さい!

SE:
タタタタタタッン!

心:
的の六個の丸に一発づつ…全部外さずに…一斉射でスゴ・・・

ルフィナ:
いつもながら鈴奈はスゴイね…

カチ(セーフティーをかけている)

ヴェル:
どう? 使えそう?

鈴奈:
ドイツにいるの時に使っていた36と感触は変わりません。 バレルを交換したらわかりませんが、今のところは使えると思います。 不満はありません。

ヴェル:
この子は彩香が言ってたけど追加オプションが豊富だからね、それで変わっちゃうか

鈴奈:
そうですね汎用性の高さが特徴ですから

心:
カッコイイだけど、でもさ、ねえ、鈴奈って何者なの? 

ルフィナ:
うーん、心にも話しといたほうがいいよね。親友だし。 えっと鈴奈は去年までドイツのGSG-9のカウンターオーバーメイドテロユニットにいたの

解説:
GSG-9(第9国境警備群 Grenzschutzgruppe 9)
連邦警察 (BPOL)内の対テロ特殊部隊。 えんぱいあな日々の世界ではフランスの国家憲兵隊治安介入部隊(フランソアや悠里、優香が所属している部隊)と共に欧州合衆国で主導的な立場にある部隊

心:
えっ! 海外のアクションドラマで見たことあるから私でも知ってる! そんなすごい部隊にいたの? でもなんで‥‥日本にきて普通のメイドさんに?

ルフィナ:
それは…うぅ…

SE:
ガチャン!(ライフルを組み立てている)

鈴奈:
任務中にね、鈴奈…壊れちゃったの‥

心:
鈴奈、壊れたって! どういうこと? ニューロチップがとか? カラダとか?怪我したとか?

鈴奈:
うーん、全部かな? ほら私達ハイパーメイドってアポリロイドの中での特殊じゃない? こう試作品? っていうの? マスターになれるご主人様も基本的にはいないから仮マスター登録だしね。 

鈴奈:
それで任務を沢山こなしてたら…やっぱり負担があっただろうね、ある作戦の途中、もう一歩で囚われたオーバーメイドを救いだせる所で…頭の中で「ボンっ!」と音がして…そのまま意識を失って…

カチカチ(標準器を合わせている)

鈴奈:
そのまま、ニューロンチップが暴走したらしくて、生命活動に支障がでたらしい。でもハイパーメイドなんて直せるマイストロ(高度な技術者や職人のこと)なんかドイツにいなかったらしく、日本に搬送されて‥‥このForest の瑠莉オーナーやヴェルさん、Club GreenWood の西園寺オーナーが手を尽くしてくれて‥鈴奈は命は助かったんだけど

鈴奈:
ふぅ~…
それで直す過程でどうしてもアポリロイドを安定させる一番はマスター設定だから管理者権限だし‥‥それでいまのご主人様が本マスターになってくれたらしく…目をあけたらご主人様がいた。

鈴奈:
でも、本マスター登録したらさ、いままの仕事は…マスターと長期では遠くにいられないからね…部隊の隊長も困っちゃて、実際的には戻れないよね…

鈴奈:
それで…元の部隊に戻れない鈴奈は泣いちゃって…一応仕事に「自負心」とか…「使命」とか…そういうのを感じてたの。 それを全部失ったような感じがしてさ…。

そのときにご主人様から言われたの。 鈴奈はどうしたいって? もしどうしてもドイツに戻りたいっていうなら、ボクはドイツでクラブをするからって。 

笑っちゃうよね…そんなたった今、メイドにしたメイドの為に…自分のクラブを移動しようとするご主人さまなんて…それも海外(苦笑)

鈴奈:
そんな風に言われたらマスターでわたしはメイドで…好きになっちゃうの当然だよ。 だから‥わたし咄嗟に…ご主人様のところで普通のメイドとして雇って下さいって…言っちゃった。 一般メイドで片隅でいいですから置いて下さいって‥。 今までお屋敷のメイドなんかしたことないのにね

鈴奈:
いまでも、なんて無茶なこと言ったんだろうって思うけど。 そしたらご主人様と瑠莉オーナーとフランソア奥様と色々お話して…かなり強引な事したんだろうけどエンパイアクラブミリタリアのForest駐屯地へのGSG-9からの派遣隊員になってご主人様の護衛メイドとして日本にいられることになった。 まあその後、エンパイアクラブのメイド学校で、里緒奈先生に世話になりっぱなしのダメメイド候補生だったんだけど♪ でも正規なメイドになって、ご主人様の専属メイドを拝命して…そして恋人にもなった! 新しい鈴奈の人生!

鈴奈:
だから鈴奈はご主人様を心の底から護りたい。 みんなのエンパアクラブ・ホワイティーガーデンを護りたい。 
それとお世話になった瑠莉オーナーやヴェルさんや西園寺オーナーのお手伝いをして鈴奈の命を救ってくれたことと新しい人生をくれた事の恩返しをしたい。

それが「鈴奈のしたい事」だから!

鈴奈:
そのために鈴奈のチカラを使う!

SE:
ダンっ!

心:
それもって遊ぶの?

鈴奈:
軽いから大丈夫

ルフィナ:
それ2つで70kg以上あるから

ヴェル:
お姉さんは考えてあるよ

優香:
来た来た!

ルフィナ:
優香部長お疲れさまです

心:
お邪魔しております

鈴奈:
あっ! それは! あっその前にお邪魔してます

優香:
気づいたね♪ ほら鈴奈ちゃんの特殊ライセンス、日本国内用よ装備の配給とともにこれも配給。 これで鈴奈もドイツにいたときみたいに戦車から戦闘ヘリから戦闘ボートまで、まあふつうの乗り物でもいいだけど、乗れるわよ

鈴奈:
ありがとうございます! 

優香:
それで後、もう一つ支給があるの

優香:
これ鈴奈ちゃんに「Forestの車両」で貸与しとくけど自由に使っていいから。
英奈さんがちゃんとフル整備&フルチューンしてるからはいパワー&安心よ?

整備とか修理とかForestへ入れてね。 それと軍のカードで燃料入れてねうちで払うから。あくまでうちのクルマという扱いだからね♪

鈴奈:
クルマ貸していただけるのは大変助かるんですが…えぇ…なんですかこれ‥‥

心:
これって高いクルマだよね? スポーツカーの…

ルフィナ:
フェラーリスカルエティー フェラーリには珍しい4シータースポーツよ。 優香部長、今さらっとForestの車両って…

ヴェル:
鈴奈への貸与をダシにして瑠莉お姉ちゃんに買い取らしてForestへ寄付させた。 だから鈴奈は遠慮せずに使い倒すと良い。 かなりのハイチューンだけど鈴奈なら乗りこなせるはず。 まあ値段というか費用はチューンの部品の方が高かったっていってた。

鈴奈:
鈴奈はダシですか…

優香:
いやぁ~やっと売れたのよ♪ これで新しいクルマ買える♪ 

ルフィナ:
ダメな大人だ…

心:
いつも思いますが…すごいクラブですね…

鈴奈:
けっこうトランクしっかりしてる、これってクラブの用事でも使っていいですね?

ヴェル:
仕事だけじゃなくて、遊びにも使っていい。実際は鈴奈のクルマと同じだから自由につかって。 スペックや注意点などはAURORAにファイル置いたから見てね

鈴奈:
はい!

ルフィナ:
あの謹慎中なのにわたし、遊びになんか行っていいですか?

優香:
遊んできなさい。 謹慎期間中は学業と友達と遊ぶ事を最優先にそれが任務。

ルフィナ:
はい部長、了解です。

優香:
それと今日はClubWhityGarfenに永遠が終わったら迎えにいくっていってたから、遊び終わったら連絡してあげて。
心:
見た目より乗り心地が良い? お店のリムジンみたい

鈴奈:
今はそういうモードにしてる

ルフィナ:
良二さんでも安心して乗せれるね

鈴奈:
ご主人様とドライブ……うぅ‥‥ゴクっ

心:
これは~想像しちゃってますね‥‥

ルフィナ:
ドライブそのものより、帰りにラブホテルに入る事を想像してると見た。


鈴奈:
ひぃぃぐっ! そんなこと! ないから! ドイツとかとちがって日本にはそういう専門のえっとクラブのプレイルームみたいなホテルがあるって聞いて興味があるとか…そんな事ないから!

ルフィナ:
あーまああってモーテル(モーターホテル)だもんね

心:
欧州ってラブホテルないんだ? へぇ~。 それでラブホテルにご主人様と行く所を想像したと…どこまで想像したの?


鈴奈:
‼? そんなこと…言えないよ!

心:
どうせ鈴奈のことだから、ベッドかソファーに押し倒されるところまで想像したんでしょ? それとも最後まで? ほらほら~♪

鈴奈:
ひぃぃぃ!

ルフィナ:
ちょっと鈴奈! いくらドライブアシストが効いてるからって目つぶらないの! 心もからかいすぎよ

心:
さっきの鈴奈、いつもとちがったから‥‥うんっ! ちゃんといつも鈴奈。 安心した。

鈴奈:
うぅ~鈴奈は鈴奈だよ…。

ルフィナ:
それで、どこで遊ぶ?

鈴奈:
あの…買いたいものがあるだけど…その…あのよかったら。 えっとその一緒に見てほしいというか…

心:
じゃあショピングモールに行く?

ルフィナ:
そうだね。 だったらクレープもその買い物が終わったら食べようか?

心:
きまり!


ルフィナ:
さて鈴奈の買い物から行こう。 それで何を? 買いたいの? 

鈴奈:
あの…その…ランジェリー…を…見たいんだけど…

心:
下着? 


鈴奈:
あのね、いつも奈々と買っている所だと…大人ぽい下着がなくて…麗奈さんと久美さんはとても大人ぽい下着を着けてるんだよ。 それで鈴奈はその…なんていうか子供ぽいというか…それで心とルフィナはけっこう大人ぽい下着つけてるからお店教えてもらおうかなっと…思って

あー・・久美さんと麗奈さんに対抗したいと‥‥

ルフィナ:
ようは勝負下着が欲しい! そうこと?


鈴奈:
ひぃぐぅぅ! そ…そういう事じゃなくて…その…あまりにも子供ぽいというか地味というかだから…ちょっとだけ大人ぽいほうがいいかなっとか…鈴奈は思って…その…

心:
でも見せたいのはご主人様だよね?

鈴奈:
ひぃぐっ!

ルフィナ:
それも「いたす」ときに

鈴奈:
うぐぅぅ!

鈴奈:
うぅ…そうです…ううぅ…(涙) 

心:
「魅せる」下着を鈴奈が着けたいという日がきて私は嬉しい!

ルフィナ:
私が行ってるお店、試着もできるからそこ行こう。

鈴奈:
はいお願します…

鈴奈:
ひぐっ! ねえこれっ透けてる! 透けてるよ?これって見えちゃう…それにこのガーターベルトって…これ取らないとパンツ脱げないから…その…色々逆に手間がかかるじゃないのぉ?

心:
あのね、透けてるのは透けさせて「見せてる」の! どうせ脱がされたら見せるだから、ランジェリーというのは、脱がして貰うまでにどれだけ喜んで貰うか? そのために着るんだからね。 ご主人様に喜んでもらいたいでしょ?

鈴奈:
そうだけど…うぅ…恥ずかしいよ…

ルフィナ:
あとそのガーダーベルトは本来はそれを付けてからショーツをはくの。 順番逆ね? まあ今回は試着だからいいけど。 それとそれくらいなら大胆というより綺麗よ自信もって。

鈴奈:
うぅ~鈴奈、逆なんだわかった。 綺麗…ルフィナがそう言ってくれる言うなら…これ買う。

心:
はいっ! 次着替えて!

鈴奈:
うぅ…はい…

鈴奈:
なにっこれぇぇ! おっぱい丸出しに…アソコ…の前にリボンがあって・・・うぅぅ!!
スットキングも網だし…このリボンのキッツガーターもエロイし…

心:
おぉ~これは・・・なかなか♪

ルフィナ:
うん、普段おとなしい鈴奈がこれで迫ったら…破壊力ありますね。 さすがエロ下着

鈴奈:
ひぃぃぃぃ!

鈴奈:
まずね! このブラおかしいよ! おっぱい丸出しだよ? ブラの意味が無いでしょ?

心:
甘いわね! 自分の胸を見てごらんなさい鈴奈!

鈴奈:
えっ?


心:
そのブラが押上げ、寄せて、いつもより大きく見えない? 

鈴奈:
あっ‥‥ほんとうだ‥‥

心:
それくらいあればご主人様にその胸で色々とご奉仕できない? とても喜ぶと思うわよ? 普通じゃ鈴奈の胸では挟めないけど‥‥それなら?

鈴奈:
‥‥‥‥‥‥ゴクっ

鈴奈:
‥‥ご主人様にそういうご奉仕したら…喜ぶかな? あとこういう格好で…迫ったら…喜んでくれるかな?

心:
もう絶対~喜ぶって! ご主人様だって男の子だもんね~おっぱい大好きだし。ほらご主人様が自然に愛依とか恵とかの胸を追ってる時あるの鈴奈も知ってるでしょ? それにセクシーな下着を久美さんや麗奈さんが着けているってことは、ご主人様はそういうのが好み。 だから鈴奈だって買いにきたんでしょ?

鈴奈:
うぐっ‥‥そうだけど…うーん。。

ルフィナ:
あーご奉仕って‥‥挟むってあぁ~男の子のアソコを‥なるほど。勉強になる。そういうことを男女だとするんだね。 まあ女性同士でいえば胸で愛撫するようなモノね良くやるわ

注:ルフィナは完全に百合ですので男女の営みは基礎知識しかありません。


心:
一着くらいは持ってても良いと思うわよ?

鈴奈:
うぅ…ご主人様にドン引きされないかな?

ルフィナ:
普段の鈴奈から想像できないだろうから、驚くだろうけど、それだけ頑張っているってのは伝わるとおもうし、驚いた後は喜ぶ思うわよ?

鈴奈:
‥‥これも買う!

カチャ♪

心:
楽器店で初めて来たけど…想像したイメージと違う

ルフィナ:
ここは咲さんの特定顧客の為の個人店舗だからね

鈴奈:
ドキドキする!

咲:
いらしゃいませ♪

鈴奈:
本日はお世話になります。高飛騨鈴奈です。

心:
お邪魔いたします。

ルフィナ:
咲さんスイマセンね講演の合間の貴重な休暇のお時間を

咲:
いえいえ、フランソアさんとルフィナちゃんのご紹介ならこの咲、講演直前の激ヤバな時だって喜んでお世話しますって♪

咲:
すぐ持ってくるから鈴奈ちゃんちょっとまっててね♪

鈴奈:
はいっ!お願いいたします。

心:
えっと講演っていってたけど…

ルフィナ:
咲さんの本業は世界でも演奏している有名なヴァイオニストなの。それにエンパイアクラブでも時々、講演をして下さってる。

心:
へぇ~心はクラシックとか聴かないから。

ルフィナ:
うちのクラブのフランソアさんとか、そちらのクラブのオーナーの良二さんのお姉さまの律子様とかの楽器は咲さんがチューニングしてるのでここを利用してるの。わたしもお世話になっているけど。

鈴奈:
うわー緊張したぁ…

心:
咲さんってクラシックだよね? でもドラムとかエレキギターとかもあるよ?

ルフィナ:
咲さんはマルチプレイヤーで個人ではロックとかジャズとか演奏好きだし歌も歌うのよ

心:
すごい人なんだね

鈴奈:
そうなの…そんな人に楽器見てもらえるとか…光栄すぎて気絶しそう

鈴奈:
これが鈴奈の新しいバイオリン…

咲:
ケースも頼まれていたものを用意したよ。 そこのと同じね。 フランソアさんの時も同じような事したからなーんとなくわかるけど聞かないでおくね。

鈴奈:
お気遣い…ありがとうございます。 とっても嬉しいです! 久々のわたしの楽器…

心:
よかったね鈴奈

ルフィナ:
鈴奈は音楽好きだからね

鈴奈:
うんありがとう…

鈴奈:
うわー幸せ…♪

咲:
ねえ鈴奈ちゃんなんか弾いてみる?

鈴奈:
えぇ…その久々で弾けるかな?

咲:
せっかくだしさお姉さんとルフィナちゃんと一緒に演奏しよ? 弾ける曲で!

鈴奈:
えぇぇえ! 咲さんとご一緒に演奏!! そんな‥‥め…滅相も…無い…鈴奈なんかにもったないです!

ルフィナ:
こんな機会なんて無いわよ? 断ったらもっと失礼よ? 私も一緒に演奏するから、あのわたしのバイオリン出してきますね♪

心:
私、音楽は詳しくないけど聴いてみたいです!

咲:
nonnon(ノンノン)! 心ちゃん音楽は知識ではなくてココロで感じるものなのよ? 詳しい詳しくないなんてのは関係ない♪

鈴奈:
お…お願い…いたします。

咲:
はいっ! がんろうね♪

心:
うわー‥‥

J.S. Bach: Orchestral Suite No.3 in D Major, BWV 1068
(日本だとG線上のアリアとして有名)

注:
これをチェンバロを抜いて、バイオリン3つで弾いている感じでちなみに作者の瑠花はバッハが大好きです。よって今回は趣味。最初はドイツ舞曲にしようと思ったけど、こっちの方が皆様には有名なのでイメージがしやすいと思うので。



パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!パチ!

心:
うわぁああ!! 感動したぁあ!! 言葉がないよ! 心にじーんときた! もうそれしかない! ココロが揺すぶられたぁ!!

咲:
お客様、スタンディングオベーションありがとう! 鈴奈ちゃん、ルフィナちゃんやったね! ほらお礼!

鈴奈:
うぅ‥‥ありがとうございます…(照)

ルフィナ:
ありがとうございます! ありがとう心

心:
お礼言うのはわたし! すばらしい音楽だった! 生でクラシック聞いたの初めて! こんなに素晴らしいんだ!


鈴奈:
クレープ幸せ、おいちぃい♪ うひょひょひょ♪

心:
鈴奈は本当に幸せそうに甘い物食べるわよね

ルフィナ:
幸せそうだけどちょっと不気味よね…声が‥

鈴奈:
あむあむぅぅぅう! うぅぅう~うひょおぉ!

心:
あの…鈴奈…かぶりつくのは…そのもうちょっとお淑やかに食べない? 聞こえてないね…

鈴奈:
あむあむあむあむあむあむあむあむ!

ルフィナ:
そして口が小さいから・・・小動物のアレだよね…可愛いっていえば
可愛いけど…でも‥ちょっと…

鈴奈:
あむあむあむあむあむあむあむあむ!

心:
うん完全にハムスターとかリスとかそういう感じだよね
ご主人様の前でやってなければいいけど…

鈴奈:
ごちしょうしゃま♪ おいしかった幸せ…♪ えへっ♪ ずぅぅ~♪(アイスコーヒーを吸ってる)

心:
くすす♪ 飲み物も飲まずに一気に食べたわね(苦笑)

ルフィナ:
私達はゆっくり食べるわよ?

鈴奈:
ゆっくり食べて…うぅ…もう一個食べようかな…

心:
太るわよ? まあ鈴奈の場合は少し太った方がいいかも…?


鈴奈:
うぅ…でも一番膨らんで欲しい部分に脂肪が付けばいいけど…その下のお腹に付きそうだし・・・でも…いちご食べようかな…

心:
まあもう一個くらいなら? 夕食遅いんでしょ? 食べたら?

鈴奈:
うん…そうだね…

えっ! なんで・・・? なんで・・・ここに朋絵が…

SE:
カラン♪(ドアが閉まる)

朋絵:
・・・・・・

鈴奈:
間違えない朋絵だ! 朋絵!

心:
えっ? 鈴奈突然どうしたの?!

ルフィナ:
えっ? 朋絵って…えっ?

朋絵:
鈴奈? 貴女死んだんじゃ…それとなんで日本に…

鈴奈:
やっぱり朋絵だ! 

鈴奈:
良かった…良かったよ‥‥

鈴奈:
良かった、鈴奈、朋絵を救い出す寸前で・・・壊れちゃって‥朋絵は行方不明って聞いてて

朋絵:
鈴奈、何を言ってるの?

心:
あの子だれ? 鈴奈泣いてたけど…

ルフィナ:
朋絵って言ってたけど、もしかしてドイツにいたときの知り合い? ちょっとAURORA(アウロラ)で永遠お姉さまに連絡してみる。

朋絵:
朋絵を助ける? うっ‥頭が…痛い・・・

鈴奈:
ねえ朋絵大丈夫

朋絵:
ちゃんとしないと剛史お兄ちゃんを助けるのに・・・

鈴奈:
剛史お兄ちゃんって…西園寺剛史お兄さんの事? 助ける? 何があったの?

朋絵:
剛史お兄ちゃんは悪い人に脅されて無理やり悪事に加担させられているの! だから朋絵が救いにきた・・・

鈴奈:
何それ? 剛史お兄さんは今、エンパイアクラブGreenWood'sでオーナーをしてて悪い事なんかしてないよ

朋絵:
鈴奈はお兄ちゃんと日本で会ってるの?

鈴奈:
うん! 鈴奈は時々、お兄ちゃんのクラブに遊びに行くよ? 奥さんの凛空さんとか良くしてくれるし。穏海さんとか澄さんとか沢山メイドがいてみんな優しいのよ? 朋絵もいけばすごく喜ぶと思う!

朋絵:
うっ‥‥!?

鈴奈:
朋絵? 朋絵大丈夫?

朋絵:
近寄らないで!

鈴奈:
えっ!?

ルフィナ:
アウロラが使えない! (ルフィナの腕時計は小型の端末です。AURORAとは別の分析端末となります) これは軍用ジャミング(通信電波妨害装置)‥ もしあの朋絵って子がが鈴奈が救い出せなかったっていう誘拐されたオーダーメイドなら…心!

心:
わかった・・・(スカートのポケットに手を入れる)

朋絵:
作戦変更・・・待ち伏せではなく強襲。 遂行に障害になるものを…排除

鈴奈:
朋絵・・・?

SE:
ガシャっ!

鈴奈:
!? !!!!!


SE:
パンっ!

ひゅるん!(機器から伸びたワイヤーがひらひらと舞う)

SE:
シャキーン!(撃ってきた弾が寸前で単分子ワイヤーに真っ二つにされる)

心:
私の親友になにするするつもりかしら!

鈴奈:
心!!

ショッピングモールの他のお客:
きゃあああああああああああああ!(悲鳴)


心:
こんな人が多い所で銃を撃つなんて!切り刻まれても文句言えないわよ!

鈴奈:
心待って!朋絵を傷つけないで!

朋絵:
単分子ワイヤー、接敵は不利

SE:ひゅん!

心:
飛んだ!

鈴奈:
朋絵待って!

ひゅん!(朋絵を追って飛び上がってる)

ルフィナ:
あのおっちょこちょい! あんな高レベルのオーダーメイド相手に丸腰でどうやって止めるつもりなのよ! 私は鈴奈を追いながらジャミングが外れた所でForestへ連絡するから貴女は一般人の避難誘導!

心:
えっ追うって? どうやって?

SE:ぷしゅーーーー!

ルフィナ:
ジェットユニットわたし下手なのに! 心!  あの子だけじゃなくてバックアップの部隊もいるはず! 一般人の安全確保を最優先!

心:
うんわかった!

〇同時刻 白森海岸道路

雪音:
それで商工会の会合にアタシも同席していいわけ? 雪音はオジサンたち受けが良いから同席してくれって…。 まああのオッサンたち意外と紳士だから好きだけど。 お茶入れるだけでいいなら。 会議の内容なんかわからないからアドバイスはできないわよ?

雪音:
それは今年の白森桜まつりはアタシの案が通ったけど…あれはただの思い付きだし…頼りにしてるって…誇らしいとか言わないでよ…うぅ・・・コイツ…わたしが褒められる苦手なの知ってて…笑うな! 

わかったから! できるだけ会議で意見するから…

SE:
ババッババッババッババッババッ

SE:
ぐうぉーん!

雪音:
お兄たま! 逃げて!

SE:
きゅわぁぁぁあぁああ!(スピンターンしている)

SE:
タンッ! ライフル音

SE:
きゅるるぃぃぃ! ぐわーーーー! パシュ!(フルチューンのF40はうるさい)

バッバッバッバッバッ!(ヘリの音)

タンっ(ライフル音)

カシャン(ボディーにライフルが当たる音)

雪音:
「ご主人様」飛ばして! あとAURORAでFORESTに連絡! こんな直線道路でヘリ相手じゃアタシだけじゃ無理! えっAURORAが使えない? 軍用レベルの大規模電波妨害されてるの?

 SE:
タタタッ!(撃ち返している)

雪音:
じゃあどうするのさご主人様! えっ俺に考えがあるから、アタシはできるだけそのまま牽制して相手に撃たせるな? 本当に考えがあるんでしょうね?! 無かったら化けてでるわよ!

タタタッ!(撃ち返している)


〇同時刻 白森市中心部 商業区画

SE:ゲシン!(朋絵のSMGを持った右手を左肘ではじいてズラス鈴奈)

朋絵:
くっ!

鈴奈:
はっ!

SE:ひゅん! (ブレードの斬撃を後ろ回転で避ける鈴奈)

鈴奈:
(やっぱり朋絵は強い! 武器を落とせない!でも…)

鈴奈:
nein! (ネイン=ドイツでまだまだ!)

(後ろ着地から体勢をかえてそのまま回し蹴りを朋絵の右手へ入れて武器を落とすのを狙うが左手のブレードをつかって銃を固定しその蹴りを受ける朋絵)

鈴奈
くっ!(やっぱりオーバードライブ無しで戦うのは無理があるかな…でもつかったら朋絵を傷つけちゃうし…マズイ! 撃たれる!)

ルフィナ:
鈴奈! 後ろへ飛んで!

鈴奈&朋絵:
えっ?

SE:
ぷしゅーーー!(スモークがスモーク弾から噴き出す音)


SE:
うぉ~~ん! タタンっ!

相手兵士A:
うぅわぁっ!

SE:ドンドン♪ 銃底でルーフを叩いている

雪音:
ご主人様! 距離を取り始めた! ロケット弾くるよ!


雪音:
えっ? ルーフが凹むから叩くな? いや…お兄たま?
そんな事言ってる場合では無いでしょ? 
もう牽制はいいから中に入ってしっかりつかまれ…はい。


SE:
しゅばぁーーーー!

雪音:
ひぃぎぃぃ! 撃ってきたぁ!!

SE:
しゅぱぁああああああああああああ!

雪音:
凛空さん達ゴメンナサイ…みんなのお兄ちゃんを護り切れなかった…


 SE:
ぱぁあ‥‥ひゅん!

SE:
ぼかぁ~~ん!

雪音:
ひぃぐぅぅぅうぅぅ!

SE:
きゅっ♪ ゴンっ! (縁石から歩道へ片輪を乗っけている!)


雪音:
うぉぉぉ! 避けた!!!

SE:
きゅっ♪ ゴンっ! (そしてすぐに車道へ戻っている)

注:
このF40はForestで英奈さんとヴェルがフルチューンしています。サスペンションとかシャーシとか特別製です。窓も防弾ガラスです。

SE:
ぶわぁああああ! ぱしゅうぅううううんん!

カチ♪(ライトがつく)

雪音:
オレの捕獲目的だから直接は当ててこないから安心しろ? 道路を破壊して止めるつもりだ? 

なるほど。 えっ? 残りマガジンですか? えっと新品が1つだけです! 

勝負をしかけるするから準備しろ? はいっ! ご主人様!


雪音:
トンネル!?


ルフィナ:
鈴奈~! 貴女ね何も考えず飛び出していくんじゃないわよ! バックス役の私の…

鈴奈:
あのルフィナ、お説教は後でちゃんと聴くから今は朋絵の確保をねっ?

SE:
カチン!(リボルバーが閉まる)

ルフィナ:
このケースに入っていた特殊スモークグレード5つ全部投げ込んだから。 朋絵さんも今はうかつに動けないはず。 熱源を今探知。 ここから前方40mの物陰にいるわ。 

私が動きを予測演算アシストするからスモークが切れた瞬間、電磁パルススタン弾を撃ち込んで。

あと私のマイクロ波通信装置は直線で30mしか届かないから私を置いていかないでよ!

鈴奈:
了解! 一発で決める!


ルフィナ:
スモークが晴れるわ! いくわよ!

GO!


14のプラス5  shoot!

SE:
タン!

注:
方向が14=正面を0度度に時計回り。次が上下角この場合はプラス5度

SE:
ブンっ!

カンッ!

ルフィナ:
スパイラル・ソニック・ブレードで弾丸の軌道を変えた!? あの子何者なの!

注:
高速でブレードを振るうことで空気の衝撃波を作りだしさらにそれを渦状に形成する技。防御にも攻撃にも使える。ルフィナが知っているのはフランソアと鈴奈の訓練の模擬戦で二人が多用するから

SE:
タタタンッ!

鈴奈:
ルフィナ!

SE:ドンっ!(突き倒している)

SE:ヒュンヒュン!(銃弾が今までルフィナがいたところを通過している

ルフィナ:
ひぃぎぃぃぃい!

SE:ヒュンヒュン!(首をちょっとかしげるだけで 弾をよけている)

鈴奈:
朋絵! よくもルフィナを狙ったわね!

鈴奈:
オーバードライブ! ダブルアクセル!

グウォ!

SE:
ひゅぅぅうん!
(猛烈なスピードで鈴奈が朋絵に接敵している)


パシン! パシン!(鈴奈が猛烈な勢いで左手を振るい朋絵ブレードとSMGをはたいて防御を崩している)

ぐいぃ!(鈴奈が朋絵の腰へ手を回し動けないように固定している)

鈴奈:
鈴奈を怒らせないで!!

SE:
タンっ!ビリュン!(パルス電流が流れている)

朋絵:
!!!!!!!

トンっ! ズサっ!

鈴奈:
ふぅ‥‥

ルフィナ:
あぁ…やちゃったよ…。鈴奈怒ると怖いからな…。 パルススタン弾とはいえ、腹部に0距離射撃とか…朋絵さん無事かな?

雪音:
ご主人様! ヘリ追って入ってきたわよ! どうするの?!

雪音:
風坊へ全弾叩きこめ? 
了解!(ラジャー!) おらぁおらぁ!おらぁ!おらぁ!

SE:
ダダダダダダダダダダッ!

SE:
ぼぉかぁあっぁああ!

雪音:
おっしゃ!! やったよお兄たまぁ! 

えっ? バカ急いで座れって? えっ!
(ぐいっと車内へ引っ張られる)


SE:
どかあぁああああ!

雪音:
ひぃぃぃぎぃぃぃぃぃぃぃい! 

SE:
うぅわぁああああああああん!
(フルチューンのV8ツインターボ700psの咆哮!)

SE:
ウォン!(トンネルを出た音)

SE:
バババババッ(ヘリの音)

雪音:
お兄たまぁ、もう一機いたよ? トンネル出口での待ち伏せ。 定番だよね? どうするの? まさか考えてないとか? お兄たまないよね? 


雪音:
そこっ! 黙るな! 弾丸もう無いからね! スタンヌンチャクだけでアタシに戦えとか言わないでしょうね!!


SE:
ぐうぉん!

ぴぃーーーーーー!(ロックオンの音)

里緒奈:
ヤっちゃえ愛理!

愛理:
OK!!

SE:
ウィーーン!(M230 30mmチェーンガンの発射音)



雪音:
Forestのアパッチ! 愛理ちゃん! 里緒奈ちゃん!

SE:
ボンっ!(ヘリのエンジンが火を噴く音)

鈴奈:
鈴奈が我を忘れて接射なんかしなければ…

ルフィナ:
鈴奈泣かないの

鈴奈:
朋絵のことやっぱり動かしたらマズイよね?

ルフィナ:
うん...パルススタン弾がどれだけニューロチップや人工神経ネットワークに影響を与えてるか解らないし、普段ならAURORA経由でForestのプロセルピナに診断を仰げるだけど…今は通信が繋がらないし。 


ルフィナ:
ヴェルさんみたいに自前の衛星があって、体内に衛星通信アンテナがあるようなオーバーメイドのタイプならこういう状態でも問題が無いんだけど…わたしは…バイタルのモニタリングするくらいしか…ごめん

鈴奈:
うんう…命に別状がないってわかるだけでも十分安心できるから…。

SE:
ストンッ! 突然上空から鈴奈達の前に降り立つ

エステル:
あらここにもいましたわ!

SE:
カシャ! 
見えない速さで置いてあったDonnerとケースの隠しからブレードを引き抜き構える鈴奈

鈴奈:
大人しく武器を地面に置いて手を後ろに組んで下さい。
(この人…トンデモなく強い! フランソアさんと同等? 鈴奈で勝てるの? まずルフィナと朋絵が逃げるに時間を確保…)

エステル:
ほうなかなか良い反応のメイドね。 褒めて差し上げますわ。 

ただ貴女は誰に銃を向ているのか? 
それがご自分の主人にどのような影響をもたらすのか? 

それをわきまえて無いのがメイドしてはまだまだですわね

ルフィナ:
あの…もしかして? えぇ…貴女様は…

フランソア:
ちょっとエステル! 何サボってるの! 忙しいんだよ?

エステル:
何をと言われましても、一応、要救助者を発見しまして只今、歓談を始めた所ですわ

鈴奈:
フランソアさん?!

ルフィナ:
やっぱり! そのコンバットスーツでわからなかったけど、欧州フォーシスターズグループのエステル・ヌヴェール総裁?!ええっ!

愛理:
はい、それで…はいっ! あっ! ちょっと待ってください硬貨が切れそうで!

里緒奈:
はい愛理、お兄ちゃんさんがコーヒー買って崩してきてくれた! 私達にも奢ってくれるって愛理いつものスポーツドリンクで良い?

愛理:
ありがとう! うん、なんでもいいよ! 

雪音:
観光用に残されてた公衆電話ね…有線のそれも旧式の電話回線ならジャミングの効果が無いのか…しかしフェラーリと戦闘ヘリでコンビニって…それもメイド服…

里緒奈:
本当におごってくれるんですか嬉しい! なんでもいいですか? うわーい! お兄ちゃんさん優しい! だったらソフトクリーム買おう! はいっ!ここのセルフのソフトクリーム好きなんです!  愛理はスポーツドリンクで! でわ里緒奈は行ってきますね!

雪音:
命の恩人だからなんでも買ってやるって…それでコンビニのソフトクリームとスポーツドリンクか…お兄たまとアタシの命ってその程度の値段ってことなのね…とほほ…


愛理:
お兄ちゃんさん報告します! クラブグリーンウッドへの襲撃は事前に邀撃にでた詩織さんと都によって撃退。 一部の部隊がクラブ内部に侵入したものの穏海さんによって無力化されたそうです。 

里緒奈:
これと、セルフソフトMを一個お願いします! クジ? はいっ! 引きます引きます!

雪音:
クラブに襲撃? 被害は?

愛理:
人的被害、建物施設への被害は共に無しです。  それと現在、ジャミングを行っている施設と船舶への攻撃作戦をあかりさんとアネキ、アシュリーが遂行中です。 お兄ちゃんさん達はその作戦終了後、ジャミングの解除を待って愛理、里緒奈両名の護衛の元、いったんForestへ来てほしいそうです。

雪音:
凛空さん達も心配だけど…お兄たまそうね無事がわかってるなら情報の把握が優先だよね。 作戦が終わるまではここで待機だねわかった。


鈴奈:
うぅ…スイマセンでした

ルフィナ:
とんだご無礼を

エステル:
銃口向けられるのは慣れておりますからお気になさらずに

フランソア:
慣れてるのもどうかと。それでこの子は大丈夫なの?

エステル:
なるほど心さんから報告があった高レベルオーバーメイドの工作員はこの子だと。それで制圧時に電磁パルススタンバレット(弾)を腹部に0距離で受けたとしても、高レベルアサルトメイドだからすぐに回復するはずなのに起きない。 よって何か異常が起こった推察したと

ルフィナ:
はい…そう判断しました。 通信が回復したら連絡をするか、こういう緊急事態なら全オーバーメイドに市民保護の為の緊急出動がかかりますのでここ待っていればと。

Forestに滞在しているのは知っておりましたが。まさかエステル様まで出動しているとは思いませんでしたが。

鈴奈:
鈴奈のせいです…どっか変な場所に当ちゃったんだと…

エステル:
二人とも良い判断ですわ、鈴奈さんも悪くはありませんわ、戦闘中はこのような事も御座いますから

フランソア:
反省その他は後! 

フランソア:
どっちにしろエステルとフランソアじゃ診断できないだから! 専門家呼ぼう!

エステル:
そうですわね♪

SE:
ぽんっ! しゅばーーーー♪

ルフィナ:
えっ?

鈴奈:
信号弾?

フランソア:
すぐに来ると思う

エステル:
ヴェルは総合病院でへルプを行っておりますがクレアはこちらでこの混乱で負傷した市民の応急処置をしておりましたので

ルフィナ:
クレアも来てるんですか!

鈴奈:
クレア?

クレア:
はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁ~! 患者さんはどこですかぁ~! 

クレア:
あぅっ! ひぃっ!
(躓いてダイブしている)

ルフィナ&鈴奈:
えっ!

 シュタッ!(見えない速さでフランソアが移動しクレアを脇に抱える)

フランソア:
クレア、負傷者を救護しにきて貴女が負傷しそうになってどうするの?

クレア:
いぎぃ…すいませんフランソアさん

エステル:
くすす♪ わたくしは萌香達の所へ行きますわね、フランソア、ここはよろしくお願いしますわ。

フランソア:
たしかにクレアにだけ任せるのは心配。 わかった。律子がA-5地区で逃げ遅れた市民がいないか捜索をしてるからそこをサポートお願い。 なんかあったら…

エステル:
信号弾ですわね。 わかりましたわ萌香のところへ報告に行ったら律子のところに行きますわ。 

クレア:
うぅ…スマセンお手数おかけします


鈴奈:
…(小声)ねえあの子に朋絵診てもらって大丈夫なの?

ルフィナ:
うぅ~ん(苦笑)…ちょっとおっちょこちょいでトロいけど…アポリロイド医療の腕は確かだから。 一応ヴェルさんのお弟子さんよ

鈴奈:
ヴェルさんのお弟子さん…

鈴奈:
あの!えっと…朋絵はオーバーSランクのアサルトオーバーメイドで、これくらいのパルススタン弾なら痺れて一時的に動けなくなるだけで、こんなに意識失うとか無いはずなのに…でも起きないんです! 

だからたぶんニューロチップとか人工神経ネットワークを壊しちゃたんじゃないかと、あと普通の臓器に異常とか…絶対にオカシイと思うんです…

クレア:
朋絵ちゃんっていうんだ、貴女は?

鈴奈:
わたしは鈴奈です。 この朋絵は鈴奈の幼馴染で親友なんです。だから…助けて下さいお願いします。

クレア:
鈴奈ちゃん、朋絵ちゃんの事はクレアに任せて。 私は「癒しの手」。傷ついたアポリロイド達を救う為に「作られた」んだから。 かならず朋絵ちゃんを治療して見せるから! 安心して。

ルフィナ:
フランソアさん、現在の状況はどうなんですか? アヴァロンの襲撃があった事は解るですが…

フランソア:
うん。。


フランソア:
どうやら、ご主人様と剛史お兄ちゃん、エステルの作戦にアチラが気付いたらしく作戦の中核になる3クラブへの同時襲撃と要人への攻撃に絞ってきた。

鈴奈:
えっ3クラブってことはうちのクラブも? ご主人様やメイド達は…

フランソア:
WhityGaedenへ向かった敵部隊はここに来る前にフランソアと律子、エステルで片づけてきた良二、メイド全員無事。施設にも被害はなし。 いまは理沙と久遠が警護についている。 この朋絵が狙っていたのはショッピングモールにある商工会議所で開催予定だった剛史お兄ちゃんの略取だったんだけど…これはここにいる二人と心の活躍で未然に計画が破綻。 急襲作戦に切り替えたんだけど…お兄ちゃんも無事だよ。いまは里緒奈と愛理が護衛についてる。クラブへの攻撃も詩織さんと都、そして穏海さんが防いだ。全員無事。

ルフィナ:
良かった

鈴奈:
よかったです…

フランソア
ただ、この大規模襲撃を行う為に白森市を中心に大規模な電波妨害とサイバー攻撃がインフラに行われて都市機能がダウン。それによる混乱で市民に被害がでている。電力などはForestの発電所からバイパスを通して供給してどうにかなってるけど…早いところとりもどさないと‥‥夜になるとさすがのForestだけじゃ発電はどうにかなっても変電施設がもたない。 いまもしもために市民はシェルターへ避難してもらってる。

解説:
エンパイアクラブ Forestの地下には研究開発部用の電磁リフレクター発電所があり一定期間なら白森市周辺地域の総電力を賄える(Club Forestのえんぱいな日々(本編) 第四百九十三話 参照)

クレア:
フランソアさん! これマズイです! この子、朋絵さんですが、アヴァロンGRIDへ全ニューロン情報がアップロードされるようにプログラミングされているアジテーターユニットのオーバーメイドみたいです。たぶんパルススタン弾を撃ち込んだときに意識閉鎖をおこなっていまはアップロード準備のアーカイブ圧縮処理シーケンスにはいってます。いま強制コードを送ってアップロードはしないようにカウンター処理しましたが…

フランソア:
詳しい説明はフランソアが聴いても判らないから…どうしたらいいかだけ指示する!

クレア:
動かしても大丈夫なように今、処置をしたので、すぐにForestのメディアルラボで処置を行いたいです。 クレアの今もっている装備では治療は無理です、あとコードの解除にはDrフィッツジェラルドの複合構造体の協力が…

フランソア:
わかった、鈴奈、朋絵ちゃんだっけ?を抱いてついてきて! ルフィナも

ルフィナ&鈴奈:
はい!

クレア:
鈴奈ちゃん協力してくれる? 親友なんだよね? 朋絵は絶対に助けるから手伝ってほしいの

鈴奈:
朋絵なんでもします!クレアさん

クレア:
朋絵のデータみたからわたしと二人は同じ歳だからクレアで呼び捨てで

鈴奈:
だったら鈴奈も呼び捨てでお願い! クレア!

クレア:
まずは朋絵を抱えてForestへいこう!

〇同時刻 太平洋上 相模湾沖 150海里

あかり:
Forest コントロール! 聞こえるか? 聞こえてら返事をしろ! ジャミングを発信していた艦船の破壊は完了した! 

悠美:
あかり! 聞こえてるわ ジャミング電波とサイバー攻撃の停止をこちらでも確認!

あかり:
作戦成功と言いたいところだがForest2、愛花機が被弾した

愛花:
ごめなさーい! 対空砲に近寄りすぎました! 飛行は現在のところ問題ありません! 帰れます!

SE:
ピー!! 警告音

アシュリー:
熱源反応式ミサイル! 愛花さん逃げて! ブレイクブレイク!

愛花:
ブレイク!

あかり:
畜生! あっちもステルス機か!
水面すれすれで接近してきたのか!

SE:
ピーーーーーーーー!

アシュリー:
愛花さんの機体のスピードが上がらない! フレアも無理か! あれじゃエンジンに直撃して爆発する! だったら!!

愛花:
アシュリー何する気なの!


アシュリー:
こっちへ食いつけ!

あかり:
アシュリー! 止めろ馬鹿!


SE:
ドン!!

あかり:
Fox2 !! アシュリーベイルアウトしろ!

アシュリー:
!!!!!!!

SE:
どーーーーん!

しゅぅうぅぅう(脱出している)

解説:
ベイルアウトするときにはシート後部にあるヘルメットが前にきて、自動でかぶることになる。コックピットは抑圧しているけど、脱出すると気圧が減り、いくらオーバーメイドといっても気圧低下による失神はまぬがれないので。