第一話「Trust You're Truth」その13


心:
こんな人が多い所で銃を撃つなんて!切り刻まれても文句言えないわよ!

鈴奈:
心待って!朋絵を傷つけないで!

朋絵:
単分子ワイヤー、接敵は不利

SE:ひゅん!

心:
飛んだ!

鈴奈:
朋絵待って!

ひゅん!(朋絵を追って飛び上がってる)

ルフィナ:
あのおっちょこちょい! あんな高レベルのオーダーメイド相手に丸腰でどうやって止めるつもりなのよ! 私は鈴奈を追いながらジャミングが外れた所でForestへ連絡するから貴女は一般人の避難誘導!

心:
えっ追うって? どうやって?

SE:ぷしゅーーーー!

ルフィナ:
ジェットユニットわたし下手なのに! 心!  あの子だけじゃなくてバックアップの部隊もいるはず! 一般人の安全確保を最優先!

心:
うんわかった!

〇同時刻 白森海岸道路

雪音:
それで商工会の会合にアタシも同席していいわけ? 雪音はオジサンたち受けが良いから同席してくれって…。 まああのオッサンたち意外と紳士だから好きだけど。 お茶入れるだけでいいなら。 会議の内容なんかわからないからアドバイスはできないわよ?

雪音:
それは今年の白森桜まつりはアタシの案が通ったけど…あれはただの思い付きだし…頼りにしてるって…誇らしいとか言わないでよ…うぅ・・・コイツ…わたしが褒められる苦手なの知ってて…笑うな! 

わかったから! できるだけ会議で意見するから…

SE:
ババッババッババッババッババッ

SE:
ぐうぉーん!

雪音:
お兄たま! 逃げて!