くみ泡 第五話「奈々とご主人様と癒しの夜 その2」
良二:
奈々さん、久美ちゃんが言ったからって嫌なら断ってもいいんだよ?
奈々:
…嫌じゃないです。
(袖をつまんでいる)
奈々:
少し鈴奈に悪い気がしますけど。でも私もご主人様のメイドだからご主人様と夜伽はしたいし…。それに恋人になるわけじゃないし…あくまでメイドとご主人様。 それに今夜は一人でいるのは不安で怖くて…だから…
良二:
…そうか…。
〇5分前
久美:
奈々ちゃん今日はご主人様を預けるから夜伽してもらいなさい。
奈々:
えっ夜伽ですか?!
良二:
ちょと久美ちゃん‥
(やっぱり…)
久美:
奈々ちゃんは今は一般メイドだけど前のクラブではエスコとしてお客さま取ってたんでしょ? だったら初めてじゃないしね?
奈々:
でもわたし…あまり夜伽上手くないし…ご主人様に満足していただけるか…でもメイド長がそうおっしゃるなら…メイドとしてはやぶさかでないというか…ご奉仕は全力でやらせていただきますけど…でも
良二:
ちょっと久美ちゃん!
久美:
ペントハウスルーム、今夜は空いてたからこの時間からはお客様こないし、そこでお願い。
良二:
何勝手にきめてるの!
久美:
良くんあのね、漠然とした不安とか寂しさとかならS〇Xが一番効果あるの。 ご主人さまの良くんにいっぱい抱かれて幸せを味わって胸で抱きしめられて一晩寝れれば、安心して解消できるって。 これは女だけじゃなくて男だって同じよ? 良くんだってそう思うでしょ?
良二:
そうなのかな…? なんか…釈然としないな。
奈々:
あのご主人様はわたしとなんかじゃ夜伽したくないですか?
良二:
いや奈々みたいな可愛い子と夜伽したくないなんて男なんかいないじゃないかな? ボクだってできるならそれは夜伽したいよ? でも・・・無理にはしたくないかな? とか?
久美:
決まりね♪ 二人には適当にいっとくから。朝食の時間に合わせてもどってきてね。 後は奈々ちゃんに任せるわ
奈々:
はい…
良二:
‥‥‥(うぅ…)
奈々:
お掃除はするんですけど…まさか自分で使うことになるとは…いつみても豪華なお部屋ですね。
良二:
まあVIPルームだしね。
良二:
なんか飲み物でも飲んでいったん落ち着こうか?
奈々:
はい、ご用意しますね。