くみ泡 第六話「絵美香お姉さんと良二くん その11 」

〇翌日夜

絵美香:
鈴奈ちゃん、後はお姉さんだけでどうにかなるから。

鈴奈:
だったら鈴奈はお風呂を洗って準備してきます!

絵美香:
うんお願いね

麗奈:
久美が言うっていうから黙ってたけどさ…このままだと絵美香お姉さん一緒に寝ると思うわよ? アタシはいいけど…

良二:
無理無理無理! 4人同時に相手にするとか…エッチの時の最近の鈴奈と絵美香お姉さん同レベルなんだから! とてもボク、カラダがモタナイよ!

麗奈:
そっか最近の鈴奈と同レベルなんだ…アノ激しい奉仕がもう一人増えるとかそれは無理かも、二人じゃ先に私達が攻めて受けに回させる作戦はとれない、片方が良二に奉仕するだろうし

久美:
う~ん…でも絵美香さんと一緒に暮らせるってあんなに喜んでる鈴奈ちゃんを前に言えないよ…

鈴奈:
あの~! 皆さん、お風呂あと10分くらいでお湯たまりますので!

久美:
ほらこういう時はご主人様として…良くん、お願い!

良二:
…そうか解った。 あの…その…食事の後片づけやお風呂まで鈴奈と絵美香お姉さんに任してしまって悪いね。

鈴奈:
いえいえ! 鈴奈、絵美香お姉さんと家事すると、本当のお姉さんが出来たみたいでとっても嬉しいので! えへへへっ! 幸せです! ご主人様、絵美香お姉さんと一緒になってくれてありがとうございます!

良二:
そっか…どういたしまして?

鈴奈:
はいっ! あっ! バスタオルとか用意しておかなくちゃ!

麗奈:
…あ~良二…全てを受けいれると…。骨は拾ってあげるわ。

〇お風呂後

絵美香:
お姉さん、鈴奈ちゃんと隣のお部屋で寝るから。 今夜は二人とも良二くんをお願いね。

良二:
えっそうなの? まあいいけど…鈴奈もいいの?

鈴奈:
はい! 絵美香お姉さんが抱っこして寝てくれるそうなので寂しくないから心配ないです。 あの、久美さん、麗奈さん、鈴奈がきてから、ご主人様と三人だけで寝てない事。 鈴奈けっこう気になってたので。 

久美:
えっ…その…

絵美香:
さすがに良二くんが若いって言ってもね~、たまにはやってもいいけど~4人相手とか毎晩は通常業務に差し障りがあります! これでもこのクラブの副メイド秘書です。

鈴奈:
でもでも! ご主人様、久美さん、麗奈さん、絵美香お姉さんの誰かが鈴奈の事を抱っこして寝てくれるのはお願いします。 鈴奈が一人で寝るのはちょっと…イヤです…

絵美香:
この部屋の横にはオーナー専属メイドの為の寝室も準備されているし、とりえあずさっき一部屋は掃除したから。 今日はそこで寝るから。


 良二:
どうする?

久美:
いいのかな…? 

麗奈:
まあ、絵美香さんと鈴奈がそう言ってくれるなら…今夜の所は遅いしそうしよう。 また明日でもゆっくり平等に良二が相手できるように…相談して決めよう。

良二:
うわぁ~! ボクは…未熟だ…痛感したよ。 鈴奈が二人の事を気にしてたと気づけなかった。 他のメイドの事もそうだし…絵美香お姉さんに言われて初めて気づいたし…うわーー!

麗奈:
アタシもダメだ。 他のメイドの夜伽の件も絵美香さんが取りまとめて聞いてくれたみたいで、特にエスコ部のメイド達の事とか本当はわたしがもっと気をつけてあげなくちゃいけなかったのに…自信無くしたわ。 Forestへ行って研修しなおそうかな‥

久美:
二人とも解るけど‥そんなに落ち込まないで

良二:
久美ちゃん、麗奈そうだね! 落ち込んでる場合ではない、ボクも瑠莉さんとフランソア姉さん、紅葉お姉さんにオーナーとして特訓してもらう!

麗奈:
あたしも鈴佳お姉さまと萌香さん、摩衣さん、できれば桃花お姉ちゃんや絵里奈さんに徹底的に鍛えなおしてもらう! 強化研修よ!

良二:
麗奈、明日クリスメイド秘書に相談してみよう。 オーナー代行は律子姉さんに相談すればいいし!

久美:
二人ともちょっと? えっ? これってわたしも詩織さんや里緒奈さんに研修してもらう流れ?

第六話「絵美香お姉さんと良二くん 」終わり