くみ泡 第五話「奈々とご主人様と癒しの夜 その3」 修正版
奈々:
ご主人様、お飲み物です…
良二:
ありがとう
良二:
あの奈々さん? 椅子に座ったら?
奈々:
ここがいいです…今、離れたくないので…
良二:
そうか、奈々がそういうなら、あとその…ボクの胸をじっと…ゴメンねさすがに蒸し暑くて‥だらしないよね?
奈々:
いえ! とてもカッコイイです。 ご主人様華奢なんですけど、こういうみるとけっこう筋肉とかついてて…魅力的です…
良二:
ありがとう。
良二:
どう奈々、少し落ち着いた?
奈々:
はい。 少しは…でもその…あの…わがまま言っていいですか?
良二:
いいよ言ってごらん。
奈々:
できれば…もうちょっとおちつくまで…抱っこ…してもらいたいっていったら…引きますよね?
良二:
引かないよ。 ほらおいで。
奈々:
はい‥失礼します。
良二:
まだ少し震えてるね…大丈夫だよ? 奈々にはボクがいるから
奈々:
ありがとうございます。すごく落ち着くんですが…鈴奈や久美メイド長や麗奈さんに悪いみたいで‥この時間本当は…。 ご主人様だって久美さん達の方がよろしいでしょうに…それなのに奈々のお相手とか…
良二:
ボクもまだまだだな。自分のメイドを胸であやしているのに夢中にさせられず他のメイドの心配をさせてしまうなんて
奈々:
!? ご主人様! そういう事ではなくて! とても幸せなんですが!
良二:
久美ちゃんと麗奈はともかく、鈴奈にはすぐに電脳通信で連絡とれるから聞いてみようか? 奈々が泣いていてそれをボクは慰めようとしているのは悪いことなのか? 鈴奈ならたぶん「ご主人様、奈々のことよろしくお願いします」と言うとおもうけど?
奈々:
!! 止めて下さいよ! 鈴奈に合わせる顔なんてないですよ…
良二:
奈々、あのね…普通の男女ならともかくボクはエンパイアクラブのご主人様でメイドみんなのマスターなの。 しいていえばメイドみんなの共有物。 それを承知で鈴奈はボクと恋人になってくれたんだから心配しない。
だからそのメイドの中には奈々も入るのだからボクを奈々が独占しようとしないかぎりは問題ないよ? それとも奈々はボクを独占したいとか?
奈々:
そんな滅相もないです…
良二:
でも今夜だけならボクは奈々専用のご主人様になってあげるから…まずはほら少し落ち着くまで髪をなでてあげるからボクの胸でくつろいで
奈々:
ふへっ!? うぅ…ご主人様…ありがとうございます…