くみ泡 第六話「絵美香お姉さんと良二くん その8 」
久美:
そうクリスメイド秘書と話がついてるなら明日はお昼までにもどってくればいいよ。うん…気にしないで絵美香さんとゆっくりしてしてきて。 だから解ったから。 うん、じゃあ切るね。
鈴奈:
あの! 鈴奈とかご主人様に捨てられないですよね?
久美:
大丈夫よ、そんなこと良くんがするわけないじゃない? ここにいる三人は恋人のままだし、他のメイド達も今まで通り、それよりもっとかな? 愛するようにするって言ってた。
麗奈:
そうだとしてもここには良二と絵美香さんが住んで、私達はいったん自分の部屋とかに分かれたほうがいいのかな?
久美:
これは明日、良くんと絵美香さんにお話ししてからだけど私としては絵美香さんには別に住んでもらって私達やメイド達から良くんが別になってゆっくりできる場所を作ってもらいたいかなって…良くんは私達やメイド達の前ではほら気をはりっぱなしだから。絵美香さんの前なら…素の良くんで甘えられるだろうし。
麗奈:
あ~お兄ちゃんの所でいう雪音姐さんの部屋って感じだね。避難施設
鈴奈:
お兄ちゃんって剛史お兄ちゃんのこと?
久美:
そう。私達じゃ良くんを甘えさせることはできないからね。 とりあえず明日二人がもどったら時間もらって5人で話しましょう
良二:
明日のお昼までに戻ればよいそうです。 なんか久美ちゃんに全部見透かされてたみたいで…仕事の調整とか全部終わらせてました
絵美香:
うん久美ちゃんあれでメイド長としても良二くんのメイドとしても優秀だから。
SE:
ぴっ!
良二:
ちょっと! 何買ってるんですか!
絵美香:
大人の玩具♪ 良二くんはこういうの使ったことないでしょ?
良二:
ないですけど!
絵美香:
だと思ったからこういうのもお姉さんが教えた方がいいかなーって思って? さてそろそろお湯たまるから~お風呂入ろう♪
良二:
‥‥はい…
絵美香:
さあこっちにきてお姉さんが洗ってあげるから
良二:
さっとお湯で流したので、湯舟にはいってますので、さきに洗って下さい。
絵美香:
ほう…洗うお姉さんをゆっくりみたいと…意外とエッチだね♪
良二:
それでいいですから。
絵美香:
ふふっふふふぅ~ん♪(鼻歌)
良二:
あの、絵美香お姉さんくらいに美人で優秀な女性ならいくらでも良い男がより取り見取りだろうし、それこそイイ男のご主人様だって欲しがるだろうに、なんでうちに来たんですか?
絵美香:
決まってるじゃない? 良二くんがいるからよ?
良二:
えっ? ボクが目的で?
絵美香:
クリスに「絵美香が好きになりそうな少年がオーナーをやっているクラブにわたし赴任しただけど、絵美香もこない?」と写真を見せられて誘われたから。 それで写真に一目ぼれ。 それで前のクラブをむりやり調整してこっちへ赴任したの。 すっごい大変だったんだから、前のオーナーなんか半分泣いてた
絵美香:
でも! 会ってみたら写真よりずっと可愛いし、性格も良いし、真面目だし…もうお姉さんメロメロになちゃった! だってあまりに可愛いから、最初あったときにもう頭がぱーーと!なちゃって! わからなかったくらいで!
良二:
写真みてても、それで最初はわからなかったと‥‥
絵美香:
あとねーわたしって年下の男の子が好きじゃない? でも基本、エンパイアクラブのオーナーってわたしより年上だし。
良二:
まあそうでしょうね…
絵美香:
本当に無理して移籍して良かった! やっぱり運命は自分でつかみ取るものね! だからたぶん好きになったのはお姉さんが良二くんより先だから!
良二:
あぁ…まあ絵美香お姉さんがなっとくしうちのクラブに来てくださったて、ボクの相手してもらえるなら…いいです。
絵美香:
あの…良二くん? もしかして引いてる?
良二:
そ…そんなこと…ないですから…
絵美香:
だったらさ…お姉さんの事、見よう? ねえ?
良二
‥‥
絵美香:
えぇええええ! なんで黙ってるの?!