イケナイ凛空ちゃん 第五十話「凛空とご主人様の義務だよ」その9
すみれ:
ヘルメット・・・どうしましょう?
凛空:
それなんだけど・・・
凛空:
授業が終わったらここに迎えに来るから買い物に付き合って欲しいの。ついたら電脳通信で知らせる。職員室の先生にはメイド長と帰りに買い物があると伝えれば業務の一環だからそのヘルメットは預かってもらえるから、
すみれ:
それは構いませんが、備品でなにか足りないものありましたっけ?
凛空:
う~ん半分仕事?半分私用かな。 なんか友達と遊ぶ約束とかしてた?
すみれ:
いえ、今は友人には凛空様との仕事を覚える事を優先してもらってるので・・・
凛空:
そっか…だったらよろしくね。
凛空:
でわ学園がんばって! 放課後ね♪
SE:
きゅるるるるる♪
ホイルスピンでターンしている。
ウィリー!
SE:
ぱぁぁぁぁぁあ~ん! カシュ! ぱぁぁぁぁぁあ~ん!
郁恵:
なんて凛空様は麗しくてカッコよくて凛々くて、でもお優しい方なんでしょう! すみれココロの叫び。
愛里栖:
見惚れちゃって~♪ いいな~♪ 剛史オーナーと凛空奥様! まさに両手に花だね!
月美:
剛史オーナー様は男性なので花というのは失礼だとおもいますが…。優しくカッコイイ方です‥
めぐ:
カッコ良さと凛々しさだけなら萌香お姉さまもだけど総合力ではやっぱり凛空メイド長だよね。やっぱりお姉さま達が尊敬する先輩ってことだよね~。
すみれ:
みんな! いつから見てたの?
愛里栖
凛空さんのバイクからすみれが下りる所からよ?
すみれ:
最初から!
愛里栖:
くんくん…う~んこのすみれの髪に沁み込んだすみれ以外の女性の汗とオトナの女性の体液の香り・・凛空さんは香水は使ってないんだ。 まあこれは今さっきまで凛空さんと抱き合ってましたね。それも裸で! そっか剛史オーナーだけじゃくて凛空さんもすみれに食べられちゃったのか…これがバスに乗り遅れて凛空さんに学園まで送ってもらった理由ね。エスコートメイドの鼻はごまかせないよ~
すみれ:
!?
郁恵:
愛里栖~ヤめないさいよ~。 でもすみれ、あまり凛空さんに甘えて迷惑かけちゃダメよ?
クラブのメイド長に遅刻しそうだからって学園に送ってもらう新人メイドとか…聞いたことないわよ。
すみれ:
うん…解ってる。反省してる。
月美:
そろそろ予鈴鳴るわよ、行きましょう。
すみれ:
あっ! すみれこのヘルメット職員室に預けないといけないんだった!
めぐ:
あっわたし今朝プリント当番だから、一緒に行こう。そうすれば少し遅れても問題ないし そのかわりにぃプリント半分もって♪
すみれ:
うん!
郁恵:
寒い~早く校舎入ろう~♪
その10へつづく