イケナイ凛空ちゃん 第五十話「凛空とご主人様の義務だよ」その10
〇白森女学園第3体育館 5時間目 体育 中等部一年二年合同 バレーボール
ワイワイ! キャッキャ!
すみれ:
すみれは戦力外ですから!
愛里栖:
月美、作戦は?
郁恵:
みんな頑張ろうね!
まみ:
わたしもお腹いっぱいで動きたくない…
めぐ:
すみれ、まみ、何言ってるのよ本気でやらないと先輩達にボロ負けするからね
月美:
先輩達は鈴奈先輩と朋絵先輩を攻撃の軸にしてくるだろうからパワープレイになると思うの、だから、めぐと私でなるべくレシーブは取るから、センターはすみれかまみでトスをゆっくりでいいので丁寧にあげて、それを愛里栖と郁美でアタック。でもブロックはあの二人のアタックだと逆に危険なので無しの方向でいきましょう。
鈴奈:
作戦はこう! みんながひろう! それを鈴奈か朋絵がトスしてトスしてない方がアタック!
朋絵:
任せて! ガンガンぶちこむから!
SE:
パシンっ! 手を合わせる
ルフィナ:
それ作戦とは呼ばないから
愛依:
とりあえず拾えるようにできるだけがんばる。
心:
鈴奈と朋絵、その元気の十分の一でも午前中の科学と数学に割きなさいよ
奈々:
元気なことはいいじゃない?(笑)
聖理愛:
みんな準備いいかな?
まこ:
がんばれ~♪
紗良:
先輩に一泡吹かせてね~♪
恵:
夏帆、途中で審判交代するから。
夏帆:
それはクレア達の方を見て来たいので助かります。でわ半分くらいで交代お願いたしますわ。
恵:
解った。
聖理愛:
一年合同チームvs二年合同チーム
夏帆:
試合はじめますわよ! 先行一年チームからサーブお願いいたします
その11へつづく