イケナイ凛空ちゃん 第五十三話「DAYBREAKERS」その11

 
真理愛:
ほら手をあげて!洗えないじゃない? しっかり綺麗にしないとねマリの為に♪

すみれ:
だから自分で洗う…

真理愛:
すみれの部屋お風呂って豪華だよね大理石貼りとか思わなかった

すみれ:
もともとはプレイルームにする予定だったらしいだけどオーナー居住区画に隣接しているからってすみれの部屋になったみたい。

真理愛:
そうなんだ。ベッドだから大きいんだ

すみれ:
うぅ…すみれ流されすぎ…良く無いよね

すみれ:
あのさ真理愛、こういうものは段階を入れてね…

真理愛:
どうせ最後はスルことはスルだし、今さら何言ってるの?

すみれ:
だから! その中間ってのがね…うぅ…なんでマリは決めると即行動に直結するわけ

真理愛:
それは穏海お姉さまがそうだから! マリもそうなった!

すみれ:
そうだよね…穏海お姉さんもそうだった。

真理愛:
ねえこういうのって「ネコとタチ」てあるじゃない? 「受け」と「攻め」ってやつ? 
すみれはどっちなの? 

すみれ:
…それを聞いてどうするの? 

すみれ:
う~ん。。お兄ちゃんにはすみれがスル方が好きだけど…凛空様にはされる方が好きだし…うぅ…どっちなのかな。

真理愛:
なるほど…

真理愛:
まあシテみたいこと沢山あるし、とりあえずすみれはネコということでベッド行こうか!

すみれ:
どうせマリはすみれの事をしたいようにするわけだから、なら聞く必要ないよね? あとムードとか…考えようよ…うぅ…

真理愛:
どうせスルものはスルだし、だってマリもうガマンできないし! すりすり~♪(すみれにすりすりするマリ)

すみれ:
だから~…すみれの気持ちとか都合とか…マリが考えてくれるわけないか…

すみれ:
真理愛ちょっと待って! 凛空様に電脳通信つながったから、さっきまでメイド長会議の時間だったし、やっと執務室にもどってる時間になったから! まずは直接話して!

真理愛:
まだそんな事いってるの?

すみれ:
直接話してみるから! まって何乳首弄ってるの!

〇同時刻 メイド秘書課 メイド長執務室

SE:
くちゅくちゅ♪

凛空:
はぁっ…はぁっ あんっ…♪ 穏海‥ちょっとまってっ! すみれから緊急電脳通信! ちょっとっ!

穏海:
別に取っていいですわよ。

凛空:
だから凛空のアソコ弄らないで!

穏海:
お兄様といたすまでは凛空を好きなように今日はして良いって言われてますので穏海は好きなようにします。文句は仕事が終わらないお兄様に言ってください♪

凛空:
だからそれは…あとから! 好きにしていいから! 今は‥

凛空:
しゅみれ? うん…うん…それは…真理愛…ちゃんと…穏海から聴いたし。お兄ちゃん…にもちゃんと許可…とったよ…すみれが真理愛ちゃんのことを好きなら…真理愛ちゃんが受け入れて…くれたなら…凛空は…お祝いするよ…? えっ…なんかノイズがのってる? 苦しそう? …うん…その…じつは…穏海が来てて…うん…一緒にいるの…真理愛ちゃんも参加する? 電脳通信に? いや…ちょっとまって…違うのしゅみれに言ったわけ…じゃなくて…真理愛ちゃん…しゅみれの事…よろしく…うん…しずかぁ? ここに…あんっ! いやぁ~! ダメぇえ!

SE:
くちゅくちゅ♪くちゅくちゅ♪

SE:
くちゅくちゅ♪くちゅくちゅ♪
 
凛空 
しずかぁ~! ダメぇイッチャうから! キスもだめぇ・・うちゅうく…

穏海:
イっていいですわよ? ほら妹達に凛空の嬌声を聴かせてあげなさい! メイド長の執務室でイってしまうハシタナイお姉さまだってすみれさんにもマリにも教えてあげないと!

凛空:
いやぁ‥イヤっぁ! ダメだよそんなのぉ~! しずかぁ~やめてぇ! あんっ!あんっ!あんっ! あああぁあああxxxx!

SE:
くちゅくちゅ♪くちゅくちゅ♪

穏海:
ほらイって凛空!

凛空:
イくぅぅぅうxxxxxxxxxxxxxx! あぁぁんん!

穏海:
すみれさん、聴こえてますか? 凛空は今夜は穏海とお兄様が満足させますので貴女はマリと気兼ねなく仲良くしてくださいね。 罪悪感など持つ必要はありません、わたくしもお兄様も凛空を平等に愛してますし、凛空にも穏海とお兄様は愛されておりますから。

すみれ:
メイド長執務室で…何をしてるんですか…凛空様と穏海お姉さん

真理愛:
話を聞くと剛史お兄ちゃんが仕事で遅くなって穏海お姉さまがガマンできなくなって…凛空お姉ちゃんをイケニエに剛史お兄ちゃんが差し出して時間稼ぎを…お姉さまって一度スイッチはいると押さえが効かないから…

すみれ:
だからって執務室で…ひぃ…

真理愛:
こ…これがエンパイアクラブの一般的な日常なの?

注:作者:
違います!

その12へつづく