くみ泡 第八話「RENDEZVOUS 」その3
まろん:
おぉ出た!
クリス:
簡単でしょ?
まろん:
うんっ!
まろん:
…絵美香お姉さん…コーヒーです…どうぞ
絵美香:
ありがとうまろん♪
クリス:
どうまろん、飲めそう?
まろん:
うん…美味しい…けど…さっきの奈々お姉ちゃんが作ってくれたオレンジジュースの方がおいしい…。
絵美香:
それは奈々ちゃんの作るオレンジジュースとファミレスのドリンクバーの味を比べたら奈々ちゃんに失礼よ? このコーヒーだって奈々ちゃんの美味しいわよ?
まろん:
そうか…奈々お姉ちゃん飲み物作るの上手いんだ。
クリス:
うん、そうよ。
ウェートレス:
ご注文は以上でお揃いですか?
クリス:
はい
まろん:
すごい、本当に出てきた!
ウェートレス:
くすす♪ ゆっくりた味わってたべてね♪
それで!
ウェートレス:
本当は食べ終わってからなんだけどお嬢さんもう大きいから、はいっ!
まろん:
えっまろんにくれるの? あの…クリスお姉さん…
クリス:
まろん貰っていいわよ、お礼言ってね
まろん:
お姉さん…ありがとう…
ウェートレス:
どういたしたしまして、可愛い小さなメイドさん。貴女もがんばってね♪
まろん:
うん… がんばる…
まろん:
ふぅ~ふぅ~
クリス:
どう食べれそう?
まろん:
うぅっ!!!!
クリス:
気に入ったみたいねぇ♪ ゆっくり食べていいわよ? それはまろんの分だから
まろん:
うんっ!
まろん:
はむっ!はむっ!はむっ!ゴクっ!
絵美香:()はAURORAの電脳通信
(ねえクリス、気持ちは解るけどクリス一人ではまろんちゃんは手に余るわよ。まず一般生活の知識や最低限の心のケアなど付きっ切りでやらないと…クリスにはメイド秘書としての仕事も…私も今日は仕事が少ないからいいけど毎日は…)
クリス:
(解ってるけど、とりえずはまろんは私と絵美香には恐怖を持ってないし)
絵美香:
(まずはまろんちゃんと同じ歳のあの子たちに、ちょうど研修に来てるあの子いれて合わせてみるとか事情を説明してね。)
クリス:
(うんそうね、どうしても私が目を離すときもあるし…わかったわお屋敷にもどったらまずあの子たちから合わせてみましょう)
その4へつづく