えんぱいあな日々 Sacred World

                                       
第二幕後半<衝突>開始
〇えんぱいあな日々 Sacred World 開始
本編開始から 4年6カ月 ~7年3か月まで
                                       
本編開始から4年6か月経過

〇トルコの反政府ゲリラとの紛争に従事しているなか、花恋が突然銃を撃てなくなる。花恋とクリスは帰国。 花恋はクリスがメイド秘書をするWhityGardenへ出向となる。

花恋とペアを組んでいた夢結はいったんオランダの欧州保全機関本部へもどって士官用の訓練に従事することになる。



その翌週に、反政府ゲリラを装った鈴音が率いるアヴァロンの特殊部隊により、トルコ政府軍に参戦していたオーバーメイド部隊は壊滅する。

絵美香お姉さん、ドイツよりWhityGardenに無理やり赴任
良二君喰われる。 新人が加入の前に執行役員を選任し
本格的にWhityGardenが稼働する

優音 GreenWood's へ移籍してくる。 即人気エスコになるが
他のメイドと距離があり、お兄ちゃん(剛史)にも心の中をあまり見せない。


聖理愛・真理愛・すみれ・めぐ・月美・郁恵
愛里栖・まみ・まこ・紗良・みわ・唯愛
メイド学校に入学する
賑やかなメンバー達

看護師ならびに生活全般の先生はクレアが見ることになる。これは月美=ルゥナやすみれなどに異常があってもすぐに診断ができ何かあればヴェル・瑠莉・剛史が判断を仰ぐデータを出せるためである。

英国エディンバラで姉妹でゆっくり学園に通うエリシアとアリエル
今は世界中で別れているトモダチとまた生きて再会する事を強く願うエリシア
                                       
本編開始から年11カ月経過
七夕を祝うフランソア達


良二 結局プレジャーボート買う 白森港のヨットハーバーに
バースを確保


夏を満喫する朋絵と剛史お兄ちゃん


栗田ビルのペントハウスでお風呂を満喫するフランソア達
                                       
本編開始から5年経過

二人で温泉旅行に行く里穂とロッテ



お店の休日にデイキャンプ&温泉家族旅行、良二・久美・麗奈・絵美香・鈴奈
のWhityGarden の面々
お酒が強い鈴奈はガンガンと久美にビールをつぐ
絵美香お姉さんの酒が飲めないと?と良二をいつもの
ように玩具にする麗奈
鈴奈にとっては初めての家族写真

海沿いにあるGreen Wood's の夏はシーカフェで稼ぎ時


凛空・穏海・澄・有虹子がお出迎え
里緒菜も助っ人で!

キッチンはこれも助っ人で美亜が担当。

さすがに仕事だけでは年少組は収まらないので、前の海で
遊ばせるのはお兄ちゃんのつとめ!襲いかかるいくみたち!
監視役の雪音・紅葉・フローレンス
                                       
本編開始から年1カ月経過

萌香の休日に合わせて家族キャンプにきた萌香・鈴佳・麻衣・麗奈



                                       
本編開始から年2カ月経過

WhityGarden の休店日は、久美と麗奈がゲーム三昧でリビングのモニタ
前から動かない。さらに最近では鈴奈と絵美香お姉さんもそれに加わり
全ての洗濯物以外の家事はご主人様の良二がやる事態に…メイドとご主人様の
主従逆転が通常に…


花火に大興奮の鈴奈の笑顔が一番大きく咲いていた夜


白森神社の秋祭り!


衣変えに合わせて里緒菜の制服を着せされて撮影を強要される
詩織さん。
そして里緒菜にその写真を送り付けれてドン引きする
里穂とロッテ


しかし、帰ってきてからForestの温泉プールでスク水での
撮影を強要される二人であった。

Forestへ打ち合わせに行ったまま、桃花お姉さんに誘われるまま
プレイをしてしまい…Clubに戻ってきたら深夜になる良二。
当然、麗奈は鈴佳より聞いており、すべてバレている…
急ぎクルマを飛ばしコンビニでアイスを買いに行かされる良二
                                       
本編開始から年5カ月経過
凛空・穏海・香織・奈緒美 成人式
(白森市記念会館前で撮影お兄ちゃん(西園寺剛史))


メイド学校から、特別コースを取った真理愛以外の
聖理愛・すみれ・めぐ・月美・郁恵
愛里栖・まみ・まこ・紗良・みわ・唯愛
が卒業し各クラブへ配属される。
                                       
本編開始から年8か月経過

4月になり学年が変わり
各メイドが進学・入学

白森女学園短大

情報経済学部 
2年:鈴佳・トリカブト
1年:フランソア・律子・葵・沙織

メイド秘書経営学部
2年:萌香

白森女学園
高等部
3-A:愛理・紅葉・里緒菜
3-B:瑠美・亜美
2-B:希美・瑛美・仁美・美亜
1-A:桃恵・美知留・アシュリー・香澄・いくみ・ナノ・カリン

中等部:
3-A:里穂・ロッテ・陽菜乃・桃美・麗奈・久美・美鈴・千秋・有虹子・リーナ
2-A:鈴奈・朋絵・ルフィナ・心・クレア
2-B:奈々・恵・夏帆
2-C:愛依・苺
1-A:すみれ・めぐ・聖理愛・月美・郁恵・愛里栖
1-B:花恋・まみ・紗良・みわ
1-C:唯愛・まこ

                                       
本編開始から年10か月経過

WhityGarden の特別デー
いつも通ってくれる篠山幸喜は新人ウェートレスメイドの月美を目当て
なのを知ってる愛里栖は「お客様ぁ~月美にボトル入れたら~月美も上と下のシール外すかもよ?」と言ってみる。 喜んでいれると即答する剛史お兄ちゃん

月美:
愛里栖何言ってるの?!  外さないですぅ! 愛里栖酔いすぎだよぉ! 月美はエスコメイドでなくてウェートレスなので…えっつ  えっ? ボトル入れるですか?! えっぇぇ!

これを切っ掛けに月美に猛烈アタックする幸喜お兄ちゃんであった。

                                       
本編開始から年11か月経過

〇イケナイ凛空ちゃん 第五十四話「SACRED WORLD」


救出されたドロシーは日本のForestへ運ばれて治療を受ける。
瑠莉とヴェルの治療により目覚める。ドイツでの作戦から一年が経過していた。

オーナーの良二とメイド長の久美に許可をもらい、特別に
ウェートレスメイドではるが夜伽するところまできた二人

月美:
サービスの…生パンツになります…うっ…(照)。 お客様…本当に私としたいですか?わたしエスコートメイドじゃないし‥サービスとか無理ですよ?エッチするだけですよ?月美ちゃんが好きだから…って(真っ赤)
                                       
本編開始から6年経過


〇イケナイ凛空ちゃん 第四十九話 「お兄ちゃん最大の危機!」 前編 
「すみれの新しいプレイルーム案内」


Empire Club GreenWood's の西園寺剛史(お兄ちゃん)オーナーに恋心を抱くすみれは、ご主人様である良二にお願いし、剛史オーナーを接待できるように計画する
その後、すみれとお兄ちゃんは愛人関係になり、デートを内緒で繰り返すことになる。
                                       
本編開始から年2か月経過

〇イケナイ凛空ちゃん 第四十九話 「お兄ちゃん最大の危機!」中編 「有虹子のワカラセ案件」

お兄ちゃんに凛空達へ話す為に夜伽の時間をつかい諭す有虹子。しかしお兄ちゃんは自分で凛空達に時期がきたら話すと言われる


店外デートを繰り返し、幸喜との恋に溺れていく月美。
ついには週末だけでなく、平日の放課後にも合うようになり
そのままホテルへ行くようになる
                                       
本編開始から年4か月経過
ヴェルナンティなどの功績により萌香は大佐に悠里は特務中佐に昇進する。
萌香は勲章は辞退する
                                       
本編開始から年5か月経過
〇イケナイ凛空ちゃん 第四十九話 「お兄ちゃん最大の危機!」後編

大晦日、すみれに渡し損ねたクリスマスプレゼントと渡す為にデートをするお兄ちゃんとすみれ。

楽しい時間を過ごすがそこに現れる凛空達。
凛空に許しを請うすみれだが、許す条件は凛空の専属メイドになることだった。

認証式の直後に倒れるすみれと凛空


その原因となっているすみれのニューロチップの閉鎖領域に仕掛けたブービートラップ=ブラックボックスを多くのメイドの仲間達の協力を得て撃破する凛空とすみれだった。

〇イケナイ凛空ちゃん 第五十四話「SACRED WORLD」
ブラックボックの痕跡を消し、すべて検査を終えたすみれとドロシーは出会い友達になる。
すみれ正式にEmpire Club Green Wood'sへ移籍

メイド秘書課 凛空奥様付きメイド
                                       
本編開始から年6か月経過

ドロシー長野のメイド学校へ短期講習
里緒菜もその研修の為に長野のメイド学校へ短期出張
自分を救出した人物にまた会いたいと願うドロシーはすみれにドイツのGIG9のケルン
アヴァロン研究所への軍事作戦の資料を頼む。
 
すみれは欧州軍参謀本部のサーバーをハッキング。 それをForestのAURORAの回線から行った為にForestの中央グランドAIのプロセルピナに発見される。 


オランダの欧州統合軍参謀本部に対してのすみれのサイバー攻撃が行われ時に最重要軍事機密の多数が情報漏出される事態が発生したことで急遽3クラブのメイド秘書会議が行われる。この機密の中には欧州エンパイアクラブ保全機関で管理していた、通称プロジェクトFと呼んでいる「プロジェクトフォーチュン」の中核資料も含まれている為である。
緊急対応を決めるメイド秘書と保安部長達。

悠里とヴェルが仕掛けた罠にまんまとかかるすみれ

すみれの能力に対し、このまま民間人にしとくべきではないという意見で一致して保安本部の保護下に入れることが決定される。
                                       
本編開始から年7か月経過

WhityGarden での節分行事 鬼役はご主人様の良二くん



バレンタインデーに 幸喜お兄ちゃん(篠山幸喜)に交際を申し込む月美
しかし幸喜はもともともうとっくに月美と付き合っていたつもりで…
正式(?)に恋人として付き合いを始める二人。

この後、入院している幸喜の妹の篠山梨音に交際の報告をするのであった。

真理愛、メイド学校を卒業


正式なご主人様とメイドとして結ばれる凛空とすみれ。それによりマスター権限により制限をかけられていた、すみれの能力リミッターとVIORETのリミッターが外れる。

すみれはSS(ダブルシグマ)ランクの広域掌握型ネットワークウィーザードとして覚醒する。

SSランクのネットウィーザードはサイバースペースでの戦略核兵器レベルのものでありその報告を受けた欧州エンパイアクラブ本部で緊急議会が開催される。

そこへ乗り込むフランソア達

すみれ悠里のスカウトでエンパイアクラブミリタリアへ入隊を決心

〇イケナイ凛空ちゃん 第五十一話「真理愛と穏海お姉さまだよ♪」
真理愛、Empire Club Green Wood's へ入店 

穏海の専属メイドになる
                                       
本編開始から年8か月経過


すみれ正式にエンパイアクラブミリタリア 極東支部に所属となる

すみれを中心とした対アヴァロン用のハイパーメイド特別機動部隊「ロンゴミニアド」が設立されメンバーが招集され特別訓練にあたることになる。

解説:ロンゴミニアド=Rhongomiant
ロンゴミニアドとは、『アーサー王伝承』に登場する名槍。別名「ロンの槍」。
槍 (rhon)となぎ倒す (gomyniad」の複合語に由来する
後世、ロンギヌスの槍と同一視されることもあるが確証はない。

鈴奈の後輩のしずるがドイツGSG-9よりWhityGarden に移籍、そのままFoestの特別機動部隊「ロンゴミニアド」へ出向となる。


すみれの特殊なニューロチップにより多脚知能戦車は異常な機動を行うことができる。それに驚く隊のメンバー達。
穏海の正式な専属メイドになった真理愛は昔、まだメイド候補生だった時にすみれに告白されていた。その時は穏海の正式なメイドになるまで回答を待ってくれといっていたのだ。その正式なメイドになった真理愛はその時の告白を受け入れ二人はパートナー(恋人)になるのだった。


良二は昨年から久美へプロポーズをするように関係者を巻き込み準備していたが、肝心のデートを仕事に超真面目な久美に仕事を理由に断れ続けられていた。 そこでForestの総務部で久美の親友の陽菜乃が白森観光協会の視察ということで提案をし良二と二人で短い温泉旅行に連れ出すことにする。

旅行に出たが良いが他のメイドが仕事をしていることに罪悪感を持つ久美

そこで最初はわざと久美が怖がる海の上に架かるココロの架け橋を視察することにする。

とても怖がる久美だがそれで罪悪感などは吹き飛びこの旅行を楽しむ事ができるようになる。

その同じ展望台には、休日を使って白森市の観光スポットをすみれの案内で回る真理愛と由奈の姿が。

仲良く歩く二人(久美が足に力が入らなかっただけだが)を写真に撮影され悪名高き関連企業向けメイドゴシップWEBサイト誌、週刊Forestへの投稿を脅される。 仕方なく海鮮料理の昼食で手をうつ良二と久美。

二人きりの昼食では無くなったが、すみれ達との楽しい会話で逆にリラックスして思い出し笑いまでする久美。 その後の観光も楽しむ事ができるようになる。

ついた旅館はClubGreenWood'sの西園寺剛史(お兄ちゃん)と穏海の幼馴染である、このみが女将を務める老舗温泉であった。メイド長である久美は女将このみとの力量差にうちのめさらるがそれさえ考慮した接待に機嫌を取り戻す。

久々の二人きりの風呂にはしゃぐ年相応の二人

夕方から激しく愛し合うも、どうしてもメイドとご主人様の「分」の線を壊さない久美にココロを固める良二

豪華な旅館の夕食に満足

夕食後、ココロを固めた良二は久美を展望台へ。 そこで婚約指輪を取り出しプロポーズするが、それを断る久美…。

まあ色々説明を受け良二の固い決意をしった久美は結婚を最終的には受け入れる

プロポーズと婚約の報告を麗奈にする久美。そのころ麗奈は鈴奈やしずる朋絵をともないForestの新部隊の隊舎兼寮にいた。 しずるがきたことで麗奈の前でも地が出てる鈴奈
その後、鈴奈はクラブ内でも地を出せるようになっていく

報告の義務をすませた同時に良二に押したされる久美。 めずらしく積極的な良二に愛に溺れる久美だった…


ドロシーが長野のメイド学校の短期講習から白森市に戻ってくる。

講習の間もAURORAやライムチャットを使ってすみれの仲間たちと
すでに仲良くなっている。リアル空間で会える事に喜びあう友人達。


姉のクレアは重度のシスコンであり、戻ってきたドロシーをモフリまくる。
それを苦笑するドロシーの友人たち


ドロシーが向かったのは、自分を助けてくれた人々にお礼を言うためであり
WhityGardenで時間を取ってもらっていたのだ。

そのお礼をメイドである久美にいうついでに婚約をサプライズでお祝いを言う
ドロシー。照れて放心状態になる久美

いままでドイツのエージェントであったことを明かす絵美香お姉さんだったが…
全員承知づみだったので…問題なく終わる。

真面目一辺倒だった鈴奈が良二・久美・麗奈のオタク三人と暮らしたことで完全に
汚染され別人になっていることに衝撃を受けるしずる。

念願の自分を命がけで助けてくれた恩人たちにお礼を言う事ができる機会を得たドロシー

ひとりづつ丁寧に想いを伝えていく。


逆に鈴奈の命を救ってくれたことをお礼をいうしずると鈴奈。 そして助かった命を大切に使ってほしいという絵美香


ドロシーはエンパイアクラブのオーナーの一人となった良二に衛生メイドとして尽力すると改めて決意を述べるのだった。
                                       
本編開始から年8か月経過

4月になり学年が変わり
各メイドが進学・入学
白森女学園短大

情報経済学部 
2年:フランソア・律子・葵・沙織
1年:紅葉・里緒菜

メイド秘書経営学部
瑠美・亜美

政治学部
愛理

白森女学園
高等部
3-B:希美・瑛美・仁美・美亜
2-A:桃恵・美知留・アシュリー・香澄・いくみ・ナノ・カリン
1-A:里穂・ロッテ・陽菜乃・桃美・麗奈・久美・美鈴・千秋・有虹子・リーナ

中等部
3-A:鈴奈・朋絵・ルフィナ・心・クレア
3-B:奈々・恵・夏帆
3-C:愛依・苺
2-A:すみれ・真理愛・ドロシー・めぐ・聖理愛・月美・郁恵・愛里栖
2-B:花恋・まみ・紗良・みわ
2-C:唯愛・まこ・レイラ・由奈・しずる
1-A:梨音(通信教育)・向日葵・テレーサ・ひな子・エミリー
1-B:シャロン・美里・美見・アニッタ
1-C:小梅・美紗季・まろん

                                       
本編開始から7年4か月経過

〇イケナイ凛空ちゃん 第五十五話「SCARLET BALLET(前半)



花恋は、トルコでの軍事作戦中にスポッターエージェントのぴよ吉がいない状態で作戦に参加し、狙撃でミスショットをしてしまい、人質達を敵に射殺されたという悪夢を見るようになった。 

このことが原因で現在ではライフルはおろか拳銃であっても銃をもつとてが震えるような状態になり中央アジア戦線から離脱、当時の上官でシスターの関係であるクリスについて日本にきていた。


花恋は日本にいてもその悪夢をみたことで、その状態を脱したいと思い、すみれ達が行っている特別訓練に参加する為にForestへ一度戻りたいとお姉さまのクリスメイド秘書に頼む。


その夜、すみれは、凛空とお兄ちゃんに夫婦の寝室に二人と夜伽する為に呼ばれる。 


形なりに抵抗するすみれだったが、誘惑には勝てず。

徹底的に二人に気絶するまでイかされるのだった。


ちょうどそのころ真理愛もお姉さまの穏海に地下室に連れていかれる


真理愛のマゾ属性に気づいていた穏海は、真理愛に対しすみれとの行為を告白攻めを行い、真理愛を調教するのだった…


翌日、クリスにつれられて久々にForestにもどってくる花恋。 しかしクリスは花恋が寮にはいることを最後まで抵抗する

普段は凛々しく頼もしいクリスメイド秘書が花恋の前ではまるで駄々っ子になってしまうことにドンビキする隊の仲間たち

普段は早めに到着するすみれと真理愛が訓練開始の時間ちかくなっても到着しないことを心配する朋絵

連絡がすみれと真理愛にとれない為に年少組のまとめ役である有虹子に電話をかけるが、すみれと真理愛は昨晩の凛空達と穏海の夜伽によりダウン。いまだに起きないので逆にヴェルかクレア、夏帆の誰かい来てもらえるように頼む。しかし三人とオーナーの瑠莉は東京で行われる国際学会のシンポジウムに行っていることをつたられる。


昨日の行いに対し、千穂メイド秘書、雪音、澄より滅茶苦茶怒られるお兄ちゃん、凛空、穏海

衛生メイドと先輩達の代理として愛理のクルマで救急で向かうドロシー

ドロシーはマイクロマシンを調整しすみれ、真理愛を治療、夕方までには目をさまし明日には完全に回復することを伝える

身体がどのような事でそうなったのかはアポリロイドであるすみれも真理愛もチップに記録されており衛生ドロシーにはわかってしまう。 それを知っている千穂は説明をドロシーに求む。 その結果、その原因になった三人は当分の間二人への夜伽禁止の命令がメイド秘書権限でると同時に冷却期間としてForestの寮へ二人を行かせる命令を下す


装備を取りに地下の射撃演習場へ向かうとそこには謎の少女がいた。
エリシアと名乗る。彼女は花恋しかリンクできないぴよ吉とリンク
することができ、ぴよ吉を通じ花恋に電脳通信を行ってくる。

彼女が言うとおり拳銃をとると震えるはずの手が震えない。
彼女は自分はアーマーメイド制御用のメイドでありその為に「作られた」という。

アーマーメイドとは何か? 作られたとは何か? それを質問する花恋だが、もし
目標に1mm以内で命中させたら教えると賭けをもちかけてくる。

花恋は目標を狙う。するとまるでニューロリンクスコープのように目標が拡大され
見事1mm以内の誤差で命中させるのだった。

驚く花恋に、ぴよ吉とエリシアの合わせ技でサポートしたというエリシア。そして
先ほどの質問に対し回答するので自分についてくるように伝える。

他のメンバーはそのころ射撃演習場でツーマンセル対戦形式の演習を行っていた。

指揮をする鈴奈とルフィナ。そしてそれを見守る優香の所に謎の少女が訪ねてくる

彼女は鈴奈の事をみると駈け寄り、鈴奈のことを鈴音お姉さまと呼ぶのだった。

保安本部に迎えにくる萌香

萌香につられてお屋敷に向かう花恋。そしてエレベーターに乗ると本来は地下4階までのはずが20階まで降りるエレベーター。

そこにあったのは巨大な機動兵器がならぶハンガーだった。

先ほどの少女はエリシアの姉のアリエルであり鈴奈達と同じクラスになると伝える。
そして鈴音というのは昔お世話になった女性で鈴奈に似ているという。そこへ演習を
終えたしずるとドロシーが合流、いつも騒がしい時間になる。

鈴奈はアリエルに一緒にお昼をとろうと伝える。鈴奈にちょっかいを出し気絶するしずるを看病するドロシー。

その看病中に意識がないと思っているドロシーはしずるに自分の気持ちを漏らしてします。しかししずるはすでに意識を取り戻しており、ドロシーの自分への気持ちを知ってしまう。

奥のハンガーにある機動兵器を整備している悠里
これは何という花恋に対し、エリシアはセレーネという名前の兵器であると伝える。


そしてこのパイロットは自分と花恋であると伝える。無理という花恋に対してエリシアはこのセレーネこそがぴよ吉の本体だと伝えるのだった。

とりあえずお昼にしようとなりピザパーティーになる。そのピザを運んできたアリエルのエージェントドローンのにゃん太に心を奪われる花恋

そのころWhityGardenではメイド秘書のクリスが昼間からやけ酒をのんでいた。理由は花恋がエリシアとであったらパートナーになり自分は捨てられるというものだった。

そこに本日入ったメイドのまろんを連れて現れる久美と麗奈

初めて飲んだオレンジジュースの美味しさに驚くまろん

〇くみ泡 第八話「RENDEZVOUS 」前半

まろんは先ほど摘発され解散したクラブから移籍してきたメイドであるので、そのクラブについて摘発に関わったForestの調査部のメンバーとAURORAで緊急会議を行う絵美香

どうやら、極東部本部の保全機関の職員の怠慢により心のケアをしないで直接配属されたことが発覚する。

いっかい今回の配属は無しにしてココロのケアを優先しようと提案する永遠に対し
「うちで引き取る」と勝手にきめてしまうクリス。

呆れる絵美香と心配する麗奈

お昼を食べに連れて行こうとして、何が好きか嫌いかをきくクリス達に「わからない」と答えるまろん

まろんは前のクラブでは人工オートミールと塩の錠剤しか食したことがなかった。
その凄惨な過去に思わず抱きしめるクリスに「もう痛い事をする時間」なのかと
怯えるまろん

とりえず色々な種類の食事があるファミレスにつれて行く。

見るもの全てがめずらしいまろん
オマケのクマのぬいぐるみを貰ってよろこぶまろん
とりあえず色々なものがのっているお子様ランチで味をおぼえさせる。

まったく普通の生活をしたことが無いまろんに対し、クリスだけでは手にあまると
説得する絵美香


アリエルのクラス加入のカフェ前祝をするのだったが、アリエルがソシャゲの刀剣バトラーの大ファンというか超オタなのでドンビキする他の三人

みんなから少しおくれて昼食にでるしずるとドロシー、今日はどこに食べに行きたいかドロシーを誘うしずるに、自分はお弁当だから一人で行ってくれと言うドロシー

今まで独りぼっちで食べていた事に怒るしずる。今度から自分も一緒に食べると宣言する

ただしずるはまったく料理ができないので、基本出掛けないと本部前の自販機になる。
そういう食生活をきいて、勇気をふりしぼってしずるの昼食はお弁当を自分が作ると
強引に宣言するドロシー。ドロシーの自分への恋心を知ってしまっているしずるは動揺
する。

サイバースペースより、東京へ学会の発表へ行っているヴェルとクラスメイトになる鈴奈達と一緒にすごしているアリエルが説明に現れる。

アリエル達の質問に自分なりの考えをてきぱき答るする花恋をほめる先輩達

エリシア達から、表的にアポリロイド手術の理由とされていた病気が存在しないこと。

それに疑問を持たない事を条件付け(科学的な洗脳)されていたことを説明され衝撃を
受ける花恋

そのような仕打ちをした普通の人達を逆にオーバーメイドは支配するべきか?という問いにきっぱり否定する花恋。 これは花恋のオーダーメイド=エンパイアクラブのオーナーとして特性をみるテストだった。
花恋は自分の苗字が本当は加倉であることを伝えられる。


そして加倉家の前当主である加倉博士、本当の花恋の父はアーマーメイドなどに搭載されている偏向電離リフレクターの理論を一人で開発した博士であり、そのリフレクターのパテントによって莫大な財産がある資産家であることを伝えられる。その当主として花恋が先月が財産を引き継いだことを伝えられる。

詩織が遅れてハンガーに来る


詩織より花恋には桃子という姉とそのクローンである桃恵と桃美という二人の姉妹がいることを告げられる。

一方、アヴァロンの秘密本部ではその桃子とラフェロの姿があった。

訓練をさぼっているラファエロを捕まえるフランソワーズ。そして鈴音が緊急事態であると桃子に伝える

花恋がセレーネ本体と接触したことで稼働したことをウリエルが察知したことで緊急会議をグランドマスターである櫻糀哲也が招集したことを伝えれる。この櫻糀哲也とはForestのご主人様でありオーナーの櫻糀瑠莉の実の父であり、アポリロイドチップを開発した三人の博士の一人でその人である。
哲也に幹部が到着したことを伝えるアルティメイドのウリエル。その姿は髪の色と目の色こそ違うが詩織そのものであった。

午後は武器をつかった前衛の格闘訓練である。最初はしずると由奈

由奈が放ったセリフが自分の大好きな刀バトのセリフであることに興奮するアリエル


大得物を使う由奈に機動力で対抗しようとするしずるだが、その攻撃ポイントを予測されており、大斧の柄で簡単に撃墜されはたき落される

慌てて怪我はないかしずるに駈け寄るドロシー

格闘技能の差にこれでは訓練にならないので、対戦は中止ししずるとめぐは鈴奈が特訓を、由奈の相手は朋絵が行うことになる


懸命に鈴奈に挑む二人だったが、どうしても攻撃が当たらずカウンターでやられる
鈴奈の攻撃に気絶するしずるに、駈け寄るドロシー。鈴奈は訓練に支障がないかドロシーに聞くが…

あまりにも厳しい訓練に鈴奈に食ってかかるドロシー

鈴奈はドロシーにしずるやめぐのポジションとこの訓練の本当の意味をやさしく説明する

その説明が終わるころ、しずるが意識をとりもどし、すぐに鈴奈に再戦を望む。

そんなしずるにどんだけ自分が心配してるのかとボヤクドロシー。しかしそれをルフィナに聞かれてしまい、からかわれる。ルフィナにはドロシーがしずるの事を好きなことをとっくにバレている

学園の午後の授業が終わり下駄箱にでてくる桃恵・美知留・アシュリー・舞優の4人組

合流した後輩の陽菜乃と桃美。すぐに舞優にしがみつく陽菜乃

桃恵と桃美は優香にForestに呼ばれており桃恵のクルマで屋敷に向かうのであった。

〇くみ泡 第八話「RENDEZVOUS 」前半

中等部も授業が終わっており、月美・愛里栖・郁恵は近くのコンビニにきていた。

お目当てはこの時期なのに売っている中華まん。

これから向かう病院に入院している患者へのお見舞いのお土産に大好物を持っていこうする月美であった。 向かうバスの途中にライムチャットをする月美

過去に重症を負った月美は本当は病院に恐怖をもっているのに、同じく苦手にしている友人の二人を気遣っていままでお見舞いに通ってることを隠していたこと心配する二人

入院していたのは、月美の彼氏の幸喜の妹である梨音であった。親友の郁恵・愛里栖を梨音に紹介する月美

梨音はある理由で下半身が麻痺しており入院している。大きな手術前に月美は友人達を紹介したいと今日は連れてきた

中庭で大好物の肉まんを食べる梨音。それをまるで本当の妹のように面倒みる月美と
ほほえましくみる親友の二人
後輩で梨音の同期である美里、篠山家の梨音付きのメイドである向日葵も入れて昼間のお茶会みたいになる月美達。 仲良くなった六人。楽しい時が流れる。
そこに明日の梨音の手術の手続きにきた幸喜も合流するが、女の子たちへの態度とはちがって兄には冷たい梨音。幸喜は月美にこの後ついてくるように伝える。
幸喜は月美にForestへ向かう車中、梨音の過去を語るのであった。


目を覚ますすみれ、そこには新人メイドで一つしたの小梅と小梅のエージェントドローンのうさ子、そしてすみれのエージェントドローンのくま太の姿があった。

小梅から、メイド秘書よりすみれと真理愛のお付のメイドを命じられForestでの訓練にも参加することになったと伝えらえる。

実際の所は小梅のメイドとしての資質や学園での成績が悪いので厄介払いとすみれと真理愛がめんどうをみてどうにかしてくれというものだった。


WhityGaerdenで新人研修をうける新人メイドの
テレーサ・ひな子・エミリー・萌奈・シャロン
エミリーの電脳通信に絵美香から連絡があり、その内容はまろんがエンパイアクラブに
なじめるように同じ歳の新人たちに協力してほしいと依頼されるのであった。
千穂メイド秘書から真理愛とすみれは休日はもどってきて
夜伽を行ってよいと許可をとったと伝える澄
すみれはMP4Xが気に入ったらしくForestでの研修中もそれを乗る事になる
落ち込んでる、剛史お兄ちゃん、凛空、穏海を手分けして慰める打ち合わせをする
澄と有虹子
白森高原スカイラインの上りで、すみれと真理愛ののったMP4XとフェアレディーZにぶち抜かれる幸喜お兄ちゃんのAUDI-R8
極東本部に寄ってきたので遅れて研修に到着する夢結(むゆ)。夢結はドイツ国境警備隊特務隊での鈴奈・朋絵・しずるの後輩であり、特にしずるとは突貫仲間。
エンパイアクラブミリタリアでは一時的にWhityGardenのメイド秘書のクリスの部隊にもいたことがもあり、花恋とも顔見知り(?)のメイドである。
さらにドイツ時代の良二の「天敵」、到着直後からすぐに夢結に一波乱ぶちかまされて久美にシバかれる良二

実は極東本部で研修の予定だったが絵美香・優香・悠美・永遠がむりやりWhityGardenでの研修に切り替えた、絵美香への援軍である。
絵美香は可哀そうな女の子への保護欲が強い夢結にまろんを引き合わせて「いつでも守ってもらえる」安心感をもたせる作戦をとったのである。


エリシアから自分は当主である花恋の「財産」であると伝えられ驚く花恋。そして姉のクローンである桃恵と桃美にはあくまで「親戚」であるという設定にしてこれから会談が設定されていることを伝えられる

保安本部で会談が行われる。 自分たちに親戚ができたことに驚くふたり

まだ自分でも混乱しているが、どうにか義務をはたそうとがんばる花恋と花恋の専属メイドとして立派なエリシア

自分たちに親戚ができたこと、それが花恋やエリシアであることに大喜びな桃恵と桃美
桃恵はぜひチーズオーナーにも紹介したいと申しでる。喜んで行くとかえす花恋


その頃、学会での発表を終えた瑠莉たちは東京湾上空にいた。

初めての学会での発表でくたくたなクレアと余裕がある夏帆

そのときヴェルは飛行ドローンに気づく。 一般機の飛行禁止高度なので自分が高度を間違えたかと思うパイロットの愛花

瑠莉はすぐに敵の攻撃あると判断し、回避行動をとるように指示


しかし遅くステルスドローンの攻撃に被弾してしまう

VTOLからの緊急の要請にスクランブルになるForest
クラブ全体に緊急事態をつげるサイレンが鳴り響く。何事かと怯える桃美に落ち着くようにいう姉の桃恵


状況を把握した優香は敵の攻撃を想定して桃恵達を地下シェルターへ避難させるように指示するが、花恋とエリシアは優香と行くと伝える。 当主の権限なのでそれを認める優香と詩織  にゃん太を桃美に預けることで安心させる花恋

Forest へ到着した月美と幸喜だが、同時に空襲警戒の為のサイレンが鳴り響く
すぐにシェルターへ避難することに
シェルターにはフランソア・楓・沙織とお付の千秋。そしてマリエットがいた。
夢結のお茶会作戦で新人メイド達とトモダチとなり心をほどいたまのん。
しかしいきなり夢結がまのんに早々に告白、まのんも受け入れ恋人宣言になる。
まのんを狙っていた萌奈は「トンビに目の前で油揚げを掻っ攫われる」悲嘆にくれる萌奈


瑠莉の指示でどうにか持ちこたえるVTOL

死ぬときは一緒と覚悟を決めるクレアと夏帆

ヴェルはあかりのF35XとF15Xとリンクし電脳誘導によるミサイル飽和攻撃を行う

ヴェルにリンクしたF15Xからハードポイントに満載された空対空ミサイルが発射される


ミサイル16発のよる飽和攻撃により一瞬で殲滅される敵ドローン

要撃機が合流。

滑走路に到着した三人をまっていたのは本来は司令部にいるはずの永遠であった。

着陸しようとするVTOLだが、被弾したダメージにより前ギアが下りない

瑠莉は状態を把握し、自分だけで胴体着陸するのでその前に、愛理に他全員を乗せクルマによる先に脱出するように命令する。

状況を管制から伝えられ驚くメンバーたち

滑走路ぎりぎりに飛行し、後部ハッチを下ろし脱出するリムジン。 愛理の操縦でスピンしながらも無事脱出はできるが…

状況を情報で把握しているヴェルは一人残った瑠莉を思い…

滑走路でVTOLを見たエリシアは機体のダメージが胴体着陸に耐えられないことを伝える

どうにかならないかという花恋に作戦があると言うエリシア


その作戦というのは滑走路上に軽装甲車を待機させ、対物ライフルでカバーを破壊してギアを下ろすというものだった


しかしVTOLは現在ダメージで対流リフレクターでどうにか飛行している状態であり、その影響がない前方の直径30cmの空間から決まった角度で弾丸をカバーに機体にダメージを与えないように充てるというピンホールショットである。


ぴよ吉だけではなくエリシアという新たなスポッターを得た花恋は「外すわけない」と自信をもった声で言い切る


その弾丸は正確にカバーをかすりカバーは衝撃で開く。 急発進した装甲車はぎりぎ着陸する機体の下を走り抜ける

射撃直後、VTOLは射撃を行った装甲車の上空を通過したあと着陸するために制動距離が足りずオーバーランすることを見抜いたすみれが運転するMP4Xが滑走路に侵入してくる。
リニアブーストをつかって加速し着陸するVTOLの前に出るすみれ
後方対流リフレクター最大にさせ空気のクッションを作りだし静止させるが
当然超高速で大スピンするすみれ。
停止させたすみれに駈け寄る瑠莉
無茶な行動をしたすみれを叱る瑠莉だったが・・
すみれに対し、特務中尉に特進させ今の訓練生で構成される新部隊「ロンゴミニアド」の隊長を命じるのだった。 驚嘆し叫び声をあけるすみれ
緊急事態が解除されたので、ブラックホークで剛史お兄ちゃんと穏海を迎えにいく里緒菜と愛理。
シェルターから解放されるフランソア達
マリエットが幸喜の学生時代の同期で同じ歳であり新クラブのメイド秘書だとつげられ驚く月美
一行を出迎えたのは新しく設立された国立人工生命研究所の副所長に就任し結婚して鹿苑寺の苗字になった律子達だった。
そこで月美に告げられるのは律子が月美を呼んだことと多くの人があつまっているのは月美の為だということだった。


梨音の手術は、オーバーアクセレイトニューロチップ、新型のドラックスタビライザー、そして衛星デバイスのインストールを瑠莉・剛史・ヴェルにより行うものであることが説明される。 術後は、国立国際人工生命科学研究所内のメディカルセンターでリハビリを行うとのこと。




瑠莉により、花恋と月美は自分がオーバーメイドでないことを気づかされる。
それに関連して、フランソアはずっと疑問に思っていた「デルポール」という苗字の秘密を瑠莉に問い詰める。

瑠莉は月美に、真名が「ルゥナ・デルポール」であることをつげる。

郁恵と愛里栖は、実は影から梨音と月美を警護していた美里に対して自分たちの過去の過去の話を暴露し、美里にも正体をあかすように諭す
さらに美里をルゥナのメイドと自分たちのシスターとしてスカウトする。

ルゥナというキワードにより、封印されていた「オーバーメイド・フランソア・デルポール」が起動。 これはフランソアの自我が成長するまでの「保護プログラム」であり、時には「Drフィッツジェラルド」として時には「フランソア・デルポール」としてフランソアの周囲の環境を構築、整えていたプログラムである。
その最後の役目であるルゥナ・デルポールへマスター認証ユニットであるペンダントを返却することでフランソア・デルポールプログラムは消滅する。
瑠莉より桃恵が身に着けていた加倉家のマスター認証デバイスが返却される
月美の家であるデルポール家にはエンパイアクラブ評議会の設立にまつわる陰謀があることが説明されるが、続きは記憶がもどってからということでいったん会議は終了する。
明日の手術に不安を持っている梨音に対して全身をつかって精一杯慰めるメイドであり恋人である向日葵。
瑠莉がお礼に主催した晩餐のあと、お風呂に入る二人と二匹

ぴよ吉はお風呂などが苦手

クリスメイド秘書に連絡したかときくエリシアに、お姉さまは浮気を絶対にしているといいはなつ花恋。 

クリスメイド秘書に連絡したかときくエリシアに、お姉さまは浮気を絶対にしているといいはなつ花恋。
まろんをお風呂いれようと服をぬがそうとすると抵抗するまろん。 
彼女は前のクラブで虐待をうけており、未調整のチップによる生体再生が繰り返したために全身に火傷とあざ傷がおおっておりそれを見られることを極度に恐れていたのだ。
ハイパードライブをつかってクラブ内を逃走するまろん
まろんに恐怖心を受け付けないために、銃で麻痺などさせず、活動限界まで追いかけっこすることにした、クリス・絵美香・そして仲良くなったエミリーと夢結
自分もオーバードライブを使用しまろんを捕まえるクリス。 傷は治るとさとし落ち着きを取り戻すまろん。
しかしそこにはクリスの様子をみにきた花恋とエリシアの姿が‥‥
夕食後の楽しい時間をそれぞれすごす新部隊のメンバーの中にまじる小梅
実は先輩達の中にまじって一人だけ後輩の自分が馴染めるが不安に思っていたが
それが杞憂におわったことにほっとしていた。
外でアイスを食べていると、ハンガーの前にすみれと鈴奈の姿を見つける。何をしているか気になる小梅
                                       

すみれは新機動部隊「ロンゴミニアド」の隊長について
他の隊員よ能力に劣る自分は向いてないと
先輩で教官の代表である鈴奈へ食って掛かる。
しかし本当の実力を見抜いている鈴奈はすみれに対し
訓練に入ってからたった一度もアポリロイドドライブ
を使用してないではないか? 
いつまで「出来ないフリ」をしてみんなを馬鹿にし続けるつもりなの?
と徴発する。
鈴奈は剣をすみれに取らせようと鈴奈の技である紫電一閃をすみれに放つが
それでも眉一つ動かさいすみれ
「自分の為には絶対に戦わない争わない」しかしそれは同時に自分を失って悲しむ
モノの心を蔑ろにする行為であると言う鈴奈に対しても頑な態度を崩さないすみれ
に鈴奈は仕方なく遠くで聞いていた小梅へ向けてナイフを放つ
護るべき対象が攻撃にされされたことですみれのリミッターが外れ
すみれのアルティメイドレアスキルのブラスターシステムLV1を発動
ナイフに追いつき空中で身体を捻ってそのままブレードを振り落とし真空衝撃波をつかってナイフを「叩き割る」
ブラスターシステムをドライブしたすみれに対し、通常モードでは対応できないと
鈴奈もハイパードライブを発動
両者が本格的にぶつかる前に、穏海が両者の間に入り二人の剣を受け動きを封じた上に急所に刃を置く穏海の実力に驚愕する鈴奈
鈴奈には指導方法の強引さを、すみれには保護義務がある小梅を泣かした事を攻め
両成敗に持ち込む穏海
穏海は二人への罰は久美に任すと立ち去る。喧嘩は止めて下さいという小梅やくま太の異常を伝える真理愛の言葉もすみれと鈴奈は恐怖で聞こえていない。
すみれの苦しい言い訳も効果がなく久美の「ルナティックイリュージョンドライブ」が炸裂二人は狂気体験の中失禁して気絶するのであった。
栗田源三・春海夫婦が戦闘機と輸送機で到着
出迎える栗田家関係者たち
F18X8に興味津々の里穂に対し
里穂の特務中尉、ロッテの中尉への昇進と
この機体を昇進祝で持ってきたことを伝える源三
輸送機のタラップを降りるDrフィッツジェラルド
新しい身体が安定し普通の女性なみに動けるようになっていた。
それに驚く面々
白森市総合病院で月美を出迎える、郁恵・愛里栖・美里・アリエル
幸喜は月美に自分のメイドと相談しこれらかどうするかを決めるように告げるのであった
クラブの中では超猫をかぶって「大人しい内気な可弱い女の子」を演じている鈴奈。
久美の前では当然そのモードで話す。
それを見てドンビキするしずるとドロシー。花恋もかなりの猫かぶりだと指摘するエリシア
うさ子・くま太・ぴよ吉・にゃん太のエージェントAI四匹が朝の食堂で会議を行っておりその内容をエリシアに聞いためぐが「めっちゃ組織化している!」と驚く。
失禁した後始末を小梅がやったことを朝知り、先輩としてのメンツが丸つぶれになり呆然自失のすみれ。
元気にすみれと真理愛の小侍従を務める小梅
執務室へ出頭すると、そこには栗田元帥がまっており兵隊のおじさん扱いするすみれ。
すみれを保護したのは源三であり、横須賀病院にも何回も通い全てを失った当時のすみれをを支えそして可愛がっておりすみれも兵隊のおじさんとても慕っていた。
自分を助けた源三が元帥と知り、今回すみれが隊長に就任する部隊の後見人だと瑠莉に伝えられ、さすがにすみれは壊れる。

解説:
この場合の部隊後見人とは部隊長の階級や経験が低い場合に軍全体の配慮や上層部への代理的な報告、責任などを行う義務を負うものであり、これが軍特殊群全体の総責任者であるということはその部隊は「まあなんでもありな自由権」を持つということであり、それはすみれで無くても壊れるわなって感じです。

すみれは真理愛に対し、隊長は引き受けるが今回の昇進について功績が無いから昇進は辞退すると直談判を瑠莉司令官にすると息巻いていたが、源三から次々に並べられるすみれの半年の訓練期間中の電脳空間と悠里が手配した国際刑事機関(インターポール)との協力捜査作戦での功績に対し、その派手すぎる活躍に呆れる真理愛。 これは悠里がすみれの実力に見合う捜査を任せ実績を積まさせるために手配したものだが予想を遥かに上回る結果をすみれは叩きだしたことが原因である。
すみれの活躍に対し鼻高々な瑠莉。 すみれとしては先日の瑠莉のVTOL機の着陸補佐への勲章授与を断るのが精いっぱいだった。ちなみにこの時の花恋とエリシアも勲章授与は辞退している。

すみれの半年の特別訓練終了
                                       
すみれ 訓練生から特務中尉へ昇進(訓練期間中の昇進は保留されていたための特進)

エンパイアクラブミリタリア本部
特殊作戦群元帥府直轄特務隊
特別機動部隊ロンゴミニアド 正式に成立

〇本部隊
隊長:すみみ特務中尉 
副隊長:真理愛少尉 
前線指揮官:花恋特務少尉 
隊員:めぐ少尉・しずる少尉・ルフィナ少尉・レイラ少尉・エリシア少尉
衛生隊員:ドロシー准尉
隊長小侍従:小梅(軍属扱い 伍長待遇)

〇補佐部隊
補佐部隊長:鈴奈特務中尉
隊員:里穂特務中尉・ルフィナ特務中尉・朋絵中尉・ロッテ中尉
医療班:クレア特務中尉
隊舎寮長:瑠奈(中佐:すみれ達に明かしてない)
隊員栄養士:カチューシャ(中佐:すみれ達に明かしてない)
整備班長:英奈

支援部隊:Forest駐屯地憲兵隊調査部

部隊後見人:
統合特殊作戦群元帥:栗田源三
極東方面軍中将:櫻糀瑠莉

部隊活動資金並びに技術後見人
欧州エンパイアクラブグループ会議フォーシスターズ総裁:エステル・ヌベール
国立国際人工生命科学研究所所長:ヴェロニカ・ヴェルコーヴァ
国際人工生命科学会評議会議長:フランソア・フィッツジェラルド一世
白急グループ総裁:篠山幸喜
Forestグループ盟主:月城ありさ
Woodsグループ盟主:西園寺剛史

そのころ総合病院では…
ご主人様とメイドになっても辛辣さを変えない郁恵と愛里栖
第一回新デルポール家メイド長会議が梨音の検査を待つ間に開催される
まだご主人様として、ルゥナとして自覚が無い月美に「夢」という今いる現実が表現を使って説明するアリエル
メイドの運命はご主人様が決めるという事に反対する月美。そしてルゥナの記憶が戻っても月美の記憶が消えるわけではなく、今後はルゥナ=月美として共にやっていくことを宣言する。
その言葉にメイド達は賛同すると同時に「記憶もどったら土下座決定」と盛り上がる
執務室を出ると
エリシア・花恋・小梅と
ぴよ吉・くま太・にゃん太・うさ子の四匹のAIがまっていて…
思わぬぴよ吉とエリシアとの再会に盛り上がるすみれと真理愛
そしてぴよ吉のマスターが花恋と聞かされ驚愕する。
エリシアはくま吉の本体へつれて行くといわれ5人と4匹は地下秘密ハンガーへ
そこにまっていたのは、チェスをする久遠とDrフィッツジェラルドだった
初めてみるくま吉の本体であるウーラノス、アーマーメイドに驚愕する真理愛。
久々に会った保護者であるDrに駈け寄る小梅。 エリシアは小梅とDrの関係を知らないので当惑する。エリシアはエディンバラで静養中だったDrに時々講義をうけいた生徒でもある。
すみれがエリシアに近づき、Drが「本体」であることを確認する
突然すみれのリミッターが外れ、最大出力のブラスターlv3が発動、Drを狙って攻撃をしかける
Drの首がすみれに握りつぶれる寸前
白銀のコンバットスーツに身をまとった律子が間一髪Drとすみれに間に入り攻撃を阻止
回りこみ再度攻撃をしようとした背後からエステルがすみを捕獲、ブラスター3は出力は大きいが稼働限界時間が極端に短いため、すみれはすぐに+動けなくなる
そこへ待機していた、里緒菜が現れすみれの脳とリンクし、ダイブラインを確保
すみれ経由で侵入していた監視介入システムの場所を悠里・紅葉・凛空が特定・解除・今後の侵入ロックをおこなう。
しかしすみれは監視介入システムが切れた同時に意識を失ったばかりか呼吸や脈拍・血圧まで低下、通常は作動するべきドラックスタビライザーの心肺強制覚醒薬まで作動しない状態に
クロトの子が使用していたマスターが失われた時のメイド処分プラグラムがウィルスとして混入したと即時に判断したDrはクロトの子襲撃を予測し各自にすみれの緊急手術の準備とクロトの子の襲撃に備えて各所に指示を飛ばしながら各人に指示を与えるそれぞれの場所へ散っていくメンバー達
その中、花恋とエリシア、真理愛だけになったときに電脳通信でDrが話していたのは
死んだ筈の瑠莉の母でDrの親友である櫻糀優樹子であった。
花恋とエリシアはフランソアのサンルームへ向かいフランソアを警護するように指示される。
Drに指示され急遽、瑠莉達がいる総合病院に行こうと駐車場に小梅と向かうがそこで待っていたのは美奈総務部長、ジャンヌグリーンサヴァント隊長、血盟主のありさだった。
久々に着た総務部のメイド服の丈が成長してあってなくなってミニスカート状になっていることを攻められる久遠。急いで現場へ向かおうするがありさにまで止められ新しいメイド服を緊急でジャンヌの協力のもと丈直しをしてそれを着ていけ押し切られる。
短い間、小梅と二人になったありさはForestの血盟主や女王様の顔はなく優しい先輩としてのありさとして新人メイドの小梅に接するのだった。

その中、小梅に「エンパイアクラブは好きか」と聞く。
小梅は正直に
「エンパイアクラブについては良くまだわからないし…好きか嫌いかってわからない」
しかし
クラブのメイドの先輩達やオーナーのご主人様達が作り出す「この場所」は大好きです!と元気よくはっきりと答えるのだった。
自分の話していたのがフィッツジェラルド家が加盟する血盟Forestの血盟主その人であるありさ盟主であった事に驚く小梅。
ありさは、今回、瑠莉達が進めるデルポール家の復活によるエンパイアクラブ評議会の没落と対アヴァロンの為の血盟を超えたCamelot=キャメロット同盟がエンパイクラブという支配体制を壊すものでありそれがきっかけに世界中に戦乱が広がることを危惧し立場を決めかてねいた。

しかし小梅が観ている「小梅が見る場所、その世界」を護る為に力を貸す事に立場を固める。全てを護ることは人にはできない。守れるのは自分が所属し力を貸す勢力だけである。
そして人は最後は「誰を守りたいか?」で行動をきめる。ありさは新人メイドでありながら、小梅は知らぬであろう瑠莉とルゥナを必死に救援に向かう小梅を護る事を決めたのだった。

そんな主人をみて小梅にお礼を言う美奈。
同時刻メディカアルセンターではまろんの皮膚の傷の治療が行われていた。治療機械をセットし40時間後には身体は治ると伝えるエミリーに、ココロは私が必ず治すと言い放つ夢結。
そう言った同時にエミリーに胸倉を掴まれて中ぶらりにされたばかりか、身体の自由と声が出せなくされる夢結。夢結はSランクのアサルトメイドであり本来であれば衛生メイドであるエミリーが勝てる相手ではないのにそれをされて驚く夢結。エミリーははっきりまろんは私の患者で最後まで面倒をみるし一緒に癒すのが当然だ夢結が独占するなと言い放つ
そんな夢結にエミリーはまろんが私達の前からいらなくならないように手伝って欲しいとメモリカードを渡すのであった。
そのカード内のデータにはまろんが試作型のアサルトバイオメイドであり不安定ながらSSSランクの攻撃能力がある人工生命体であることが示されていた。
手術前の全検査が終わったのでそこへ訪れる新デルポール家のルゥナとメイド達。
色々な説明をうけた梨音はすぐに篠山家のメイド長としてアリエルを引き抜こうとする

戸惑うルゥナに対し今がチャンスと畳みかけれる梨音。郁恵達はアリエルが引き抜かれたら自分達だけなく花恋達加倉家も終わりだとルゥナに対抗を迫る。
防御するために賃金を上げようという提案にまだ資産もしらないというルゥナにアリエルが報告したルゥナのリアルタイムの資産合計は途方もない金額だった。

すごい金額としか理解できない梨音以外のメンバーに対し梨音は正確に資産の内訳をアリエルに問いただす。 
経営自分ができる梨音に対し、デルポール家と加倉家は自分がどうしても必要だとアリエルが梨音に伝え、メイド長のお話はお断わることを伝える。
しかし別のメイド長の話なら考えられるというものだった。
無事に話が終わったと思った瞬間に、気配を消していた幸喜に対し、ルゥナと付き合ったのは莫大な財産の為じゃないのかと問いただす梨音。もしその場合は「物理的に兄は(梨音により)消される」と宣言され、梨音の友人達が幸喜を包囲する。
ルゥナ達に助けを求めるも…逆に状態が悪化する
絶対絶命の危機を救ったのは瑠莉が提示した国際軍事機密の部分解除証明だった。
幸喜の文字通り存在の危機がさったあと、下ネタを躊躇なくいう梨音とそれに追い打ちの下ネタをいうアリエル。 ふだんからは想像できない発言に困惑するルゥナと愛里栖。
フランソアのサンルームに警護の増援として到着した
花恋・エリシア・くま太・ぴよ吉
そこに待っていたのは、理沙と鈴佳と二人のフランソアであった。
エリシアと理沙と鈴佳からの説明をきき、ポッド内のフランソアは現在デルポール機能が失われた身体であり、ベッドに横たわっているのがDrフィッツジェラルドが運んできた新しいフランソア  アストライアーVER(ver4.0)とい身体であると聞かされる。

フランソアとは意識と電脳処理系と身体を合わせた「統合システム」でありそれをスマートフォンを例にして解釈する花恋に、ドンビキするエリシアと、自分は奥様のスマホの無料付属品レベルなのかと落ち込む理沙

解説:アストライアー
アストライアー (古希: Ἀστραία, Astraiā)は、ギリシア神話に登場する女神である。一説ではゼウスとテミスの娘。他説では星空の神アストライオスと暁の女神エーオースの娘。アストライアーの名は「星のごとく輝く者」「星乙女」の意味である。ホーライ三女神一柱で、正義の神格化であるディケー女神と同一視された。有翼の女性として表されることもある。
フランソアの今のデルポールVER(ver3.0)の身体の寿命は残り三か月であったことを理沙より聞かされる花恋
特殊なメイドでさらに不安定な試作品のまろん。世界各地のメイド部隊で持て余される自分。どう考えてもマトモなじゃない衛生メイドのエミリー。この三人をまとめて居させるにはどうしたらいいかを悩みながら歩いていると複雑な構造をしたForestの地下のメディカルセンター内で迷子になる夢結。

夢結は重度の方向音痴でありつねにAURORAで位置確認をしながら行動するのが普通なのだが、メディカルセンタ―自体が電波暗室であり通信機器が使えない=内部地図が閲覧できず詰む夢結
そこへ聞こえるしずるの声。どうにか遭難の危機を脱する夢結。 期せずして合流することができる。
すみれの危篤に落ち込んでいた真理愛とめぐだったが、軍の後輩である夢結が来たことで先輩として気を張りカラ元気を出す事になる。夢結がエミリーとまろんのこと(名前は出さずに)を話すとすみれに話してみると受ける真理愛。真理愛は剛史お兄ちゃんにいえばメイドの所属クラブくらいはどうにかなる(強制する)こともできる立場である
Forestではそのころアジア・オセアニア・エンパイアクラブオーナー会議が行われていたこれは表向きであり、イタリアにあるエンパイアクラブ評議会の今までの悪事を暴露し欧州をとりまとめたエステル総裁とアジアとオセニアのクラブオーナー達で大同団結し新しいエンパイアクラブ評議会を作るのとそれによるアヴァロンという驚異に対し対抗する同盟を締結する話し合いが行われていた。

それと同時に参加しているオーナー達の奥方達による社交会も開かれていた。

その中には桃恵や沙織、春海、詩織、穏海、久美などの姿もあった
社交会にむいていない麗奈と桃美は抜け出すが有虹子に見つかり、紹介された麗奈曰く「純粋培養のお嬢様型殺人機械(キリングマシーン)」のクリスティーナにより会場へ引き戻されるのであった。
                                      

手術中のすみれは、その意識を霧散させないために、VIOLETと里緒菜が協力して作り出した疑似記憶の檻の中でVIOLETが記憶していた過去記憶を再体験していた。

それはアヴァロン時代のすみれの幸せな記憶であり、尊敬できる先輩の鈴音、お姉さん役のアリエル、そして優しい桃子先生との幸せな記憶であった。
アヴァロンとForestを中心とした新勢力との微妙なバランスの上い成り立つ今の現状について説明するエリシア。その最中にキレてエリシアに対しても銃ぬく花恋に、「撃ちたければ撃てば、花恋唯一のメイドがいなくなるけど」とご主人様とメイドの違い、背負う責任の違いにより敗北する花恋。 ここにこれからの花恋とエリシアの人生の雌雄は決された。
そんな中、くま太のすみれが学園に行ってる間の裏の顔。グリーンウッドエスコート部のマスコットでマネージャという事実を知ることになる花恋
エリシアの判断としてはForestが直接襲われることは少なく、クロトの子の残党が襲うとすれば心配なのはルゥナや梨音がいる総合病院とのことだった。
その頃、その総合病院ではForest調査部、グリーンサーヴァント、新デルポール家、篠山家の連合部隊が襲撃への防衛の準備を整えつつあった。
テキパキと指示を出す久遠とヤル気満々のアリエル。 そしてドンビキするルゥナと小梅
クロトの子は退路を考えず捨て身での突入を決行。美見を狙った銃弾を身を挺して防ぐジャンヌ。 攻撃を行うメイド達の服は防弾メイド服であり通常の弾頭であれ怪我をする事は無い。
初期部隊の25%は損耗させることにするが‥多くの侵入を許してしまう。
病院内に潜入した敵勢力を殲滅に向かう久遠と新デルポール家だが…実戦経験は豊富なので緊張感はまるでなし。それに呆れるジャンヌ
一番の防衛要所である手術室前に最大の火力集中させ重厚な陣地を築き侵入者を火力で圧倒していくForest調査部。 作戦としてはここに敵を足止めさせた上で久遠とジャンヌ率いる新デルポール家の部隊が殲滅する作戦である。これは新デルポール家へ武力で害をなすものがどうなるか?を周囲に示し今後の抑止力を得る為でもある。作戦通りクロトの子の残党を殲滅する合同部隊であった。
ルゥナの疑問に対しパスカルのパンセから引用し説明する小梅
真理愛を呼びにきたエミリー。エミリーに対し先ほどのお返しとばかりに胸倉をつかもうとするが即座に手を押さえられる夢結。
その動きに夢結の言う通りエミリーが只の衛生メイドでは無いことを見抜く、めぐとしずる
衛兵をラファエラのレアスキルで眠らせ、正面玄関から堂々と乗り込んでくるアヴァロンの機動部隊隊長の鈴音。すみれの遠隔監視システムが切断されたときの最後の通信により昔の弟子で後輩のすみれが機動部隊の隊長になったことを把握し挨拶にきたのだ。
屋敷エントランスと正面門の中間で警護についていた鈴奈達に止められる
鈴音はすみれへの隊長就任への祝の言葉と自分が使っていたブレードをすみれへの祝の品として渡し、本日は敵対の意思はないとも伝える
危険物ではないか?と由奈に対し、堂々それを受け取る鈴奈。そしてすみれに必ず伝えて品を渡すと答える。そのまま用は済んだと帰る鈴音達。去り際に鈴奈に「すみれを頼む、今の先輩」とすみれを鈴奈に託すのであった。
全ての手術が無事終了し人工衛生アテーナと融合する梨音。その生体再生能力と意思強化能力は手術中に意識が戻るほどの脅威的なモノであった。
アテーナが機動したことでアルテミスの格子システムとXシステムも再稼働が開始され、生体電脳システムの最修復が開始され呆然自失状態になる花恋とルゥナ。これにより花恋もルゥナも失われていた記憶や能力が各衛星のバックアップをつかって修復されることになる
一方すみれの手術は終了しカラダとしての機能は取り戻せたが、すみれは過去の記憶の中を再体験することで、今の自分として生きる事を拒絶し自分の意思で自分の意識を消そとしていると伝えられる真理愛
真理愛は里緒菜とすみれのエージェントVIOLETの力を借りてすみれの意識を維持している「記憶の檻」の中へブレインダイブを行う
今のすみれの原点記憶である横須賀軍港病院の中庭ですみれと話し合う真理愛
すみれは、アヴァロンに捨てられ、さらにエンパイアクラブでも自分のアーマーメイド
のパイロットとしての希少性から保護されたと思っておりそれが原因でもう生きて行きたくない思っていた。そのココロを同情せず、対等の親友としてパートナーとして解きほぐしていく真理愛。すみれは最後は生きることへの執着心を取り戻し記憶情報と電気信号で出来た「あの世」から物質が支配する「この世」へ帰還を果たすのであった。
花恋の外部デバイスである地球軌道上に浮くアルテミスの格子との融合が無事終了し過去記憶が修繕される花恋。もともと外部処理デバイスとしてあったアリエルはすでに接続がきれており、自分の一部ではなくなっている事を確認する花恋。しかしエリシアとセレーネのAIであるぴよ吉はいまだ共にあり新にクリスメイド秘書をお姉さまとして改めて絆を確認しあうのだった。

同じくXシステムと融合とルゥナのシステム修繕が終了し記憶を取り戻したルゥナの最初の仕事は…自分を支え共に歩んでいく仲間への土下座であった。 改めてお姉さん役のアリエルに対し今後は話を聞き独断行為はしないと誓うのであった。
目を覚ましたすみれは命を救ってくれたDrに「実験や改造で身体を提供する以外」で自分ができることでDrフィッツジェラルドへお礼をしたいという。 そこでDrが提示したのはある歌をすみれ歌いのトモダチが演奏し生で聴きたいというものだったのだが…
梨音も手術が終了し無事に目を覚ますが…空腹が限界な梨音
良二と幸喜に自分がオーナーのエンパイアクラブを紹介されるルゥナ
今回、マリエットを欧州エンパイアクラブ本部より呼びつけたのは鹿苑寺信久と保坂良二であった。何を企んでいるのかと?マリエットは問い詰めるが狸を決め込む良二
マリエットは良二が幼い時に慕っていたお姉さんでもある。
そんな中、郁恵達は80階の展望サロンの夜景をバックに撮影会
                                       


その頃、機動部隊ロンゴミリアドの隊舎兼寮では部隊の試験運用期間の半年が無事終わり、これからの部隊の本格稼働を前提とした備品や隊員の衣食住について会議が行わていた寮長の瑠奈とカチューシャは規模は小さいし若手のみの小隊規模の組織であるロンゴミリアドがエンパイアクラブの最大の秘匿戦力であることを理解しており、ともに本当は歴戦の士官であるが地味なであるが最も重要な兵站の仕事を可愛い後輩の為に自ら引き受けていた。二人の強力なバックアップがあってこそ、若い経験の少ないすみれや鈴奈達が活躍できる仕組みである。今後予想される部隊員の増加どや並走備品などの調達などを話し合っていた。

そこにお腹を空かせてかえってくる花恋達とお付のAIドローン隊、ドローンのAIもロンゴミリアドでは隊員の一人として分け隔てなく扱われている

少し温めの温度に設定して大きいお風呂を満喫するくま太達と真理愛。 洗われるのが嫌いなぴよ吉と格闘するエリシアと小梅

エリシアは花恋と同じ部屋に住む手はずをすでにすませており…

記憶の戻った花恋に対しエリシアが花恋に仕える「見返り」である夜伽を要求する

同時刻、フランソアもやっと目覚めていた。
フランソア・デルポールとして過ごして期間を「長い夢」として不確定に認識している
フランソアに対しDrはそこへ戻りたいか? と聞く
フランソアははっきり「あの場所を護るために居た、だからもどる」と答える。
するとまた眠りに落ちるフランソアだった。これによりフランソア・デルポールの記憶はフランソア二世の記憶の一部として定着し一人のフランソアの人生の記憶に統合されたことになった
                                       
〇3nd ターニングポイント フランソア ver 4.0 アストライアー覚醒

                                       


館主(やかたぬし)は月城ありさから、栗田紅葉に
館も「月城庵」改め、「紅森庵(べにもりあん)」となり
その館主に代々受け継がれてきた神器「白杜太刀(しらもりのたち)」
が引き継がれた。
里緒菜の年下女遊びを咎める詩織と白を切ろうとする里緒菜

同時刻、Forest 敷地内の白杜神社では白杜の巫女としら詩織から里緒菜へ
引継ぎが「色々あったが」おこなた。


白杜の巫女になった紅葉と里緒菜は「巫女供(みことも)」の美知留をともなって
Forestの白杜の森に奥にある普段は人が入る事をゆるされてない「聖域」の奥にあるご神木である「大樹様」へ白杜太刀(しらもりのたち)、白玉鏡(しらたまの鏡)、白神楽鈴(しろかぐらのすず)の三つの神器をもち挨拶と祝詞をあげに向かう。その道中、Forestを構成する家についての逸話について里緒菜に語る美知留

朝があけ、今回の色々なお屋敷の変更でフィッツジェルド家の区画が屋敷の中に設けられリビングなどもある大きな区画になったフランソアと紅葉の部屋の寝室で眠るフランソアを起こす紅葉と美知留。 しかし起きないフランソアにDrが久遠に「フィッツジェラルド家式で起こせ」言う
区画室内にあるプールにそのまま久遠に叩き込まられるフランソアとそれみて懐かしむ悠里とソフィー
娘に対し容赦の無いDrにドンビキする紅葉・美知留・理沙
フランソアは新しい身体になりまた多くの仲間達との「騒がしい日々」が再開されたのだった。

激しく愛し合ったあとそのまま眠りついた二人だったが、朝目覚めた花恋が見たものは「昨晩の騒音について」という寮長の瑠奈からのメッセージであった。
                                       


                                       
本編開始から7年3か月経過
早朝にご主人様出務室に呼ばれるフランソア達

瑠莉達はオーナーとメイド長とメイド秘書を
引き継がせたい言うが断固拒否と即答する三人

詩織の必殺技(ただし効果が高いのは里緒菜だけ)の「泣き落とし」
により、里緒菜から説得させ、萌香にはメイド秘書を、フランソアと里緒菜にはオーナー「代理」とメイド長「代理」をどうにか受けさせることに成功する

すでに、新オーナー服や新メイド服が用意されており里緒菜に嵌められたと
いう二人に里緒菜も知らなかったと反論、さらには萌香の副官の悠里は保安本部長を受けざるえなくなったと萌香を攻めたてる。

さらには副メイド秘書には萌香により総務部の瑠美が指名される

萌香と悠里によりこの体制にするには七年間の企みが裏にあると説明されるフランソアと里緒菜

その首謀者を教えろと迫る二人。優香前保安本部長はどこにいるきく萌香に「宿敵と朝の決闘中ですわ♪」と涼しい顔で答える悠里

優香が行った七年間の「企み」についての説明の為、総務部で美奈本部長のコーヒーブレイクが開かれるのであった

Forestの権謀術数の中心でまさに互いの宿敵であるDrフィッツジェラルドと森崎優香はフランソアのサンルームでお互いの「お願い」をかけてのチェスの勝負の真っ最中であった。

陣地を構え着実に攻め上がる優香に対して、その陣を逆に利用し自分では守りの陣を敷かずキング単独で頭を押さえ最大の戦力であるルークで速攻戦をかけるDrに敗北する優香 この勝負はまさに二人の権謀術の違いとお互いの現状が現れた勝負だと言えた

ゲーム後に暴露される権謀の数々と二人のやり取りにドンビキする理沙と久遠
Drのお願いは「あるもの」を代金は払うので自分の代わりに買ってきて欲しいといものだった。

すぐにその為に欧州に立つ優香に自分付きに戻ったフィッツジェラルド家メイドの久遠を護衛としてつけるDrだった。
フランソアと里緒菜、そして瑠美への優香の7年の企みを説明する為に
久々に開かれる緊急対策班会議、班長は萌香、副官は悠里。本部は昔と
同じ総務部の会議テーブル

七年半前にForestへ入店したその日に里緒菜が詩織を誘惑したことでメイド長の詩織が「活動不能」になり、同じように緊急対策会議を同じテーブルで行われたことを美奈部長に言われそれを思い出しバツが悪い里緒菜
そこへGreenWood'sのメイド秘書の千穂が鈴佳につられて到着。
一部の特殊なメイド(ドロシーなど)を除くForestに正規メイドはとメイド学校を卒業し加入した新規メイドはいっかい総務部で新人研修を受け、千穂が姉妹クラブであるGreenWood'sでの新人派遣研修を行うので、美奈と千穂に全てのメイドはお世話になる仕組みである。 よって今のForestのメイドは一度はお世話になる全てのお姉さん的なポジションが二人なのである。
さっそく千穂から「オーナーとメイド長は責任者なので代理は無い」と指摘され、
まんまと瑠莉と詩織に嵌められたことに気づくフランソア
千穂は丁寧に新執行部のメンバーのそれぞれの関係性を本人に確認させていく。
そこから見えてきたのはすでにForestやその周囲のクラブの大きな連合はフランソアを中心とした大きな組織であり、その中心の執行部がこのメンバーであることを理解させる
あるいみこのメンバーたちへの最後の千穂の研修であった。それが優香が七年前に企んだ「フランソア達を中心とした新しい森をつくり、Forestを受け継がせること」という言葉が最後の締めになった。

櫻糀瑠莉と詩織の究極的な目的の為とはいえ、その二人が作ったEmpire Club Forestからその二人をある意味追放することは、フランソアを初め全てのFoestのメイドからご主人様とメイド長を強制的に奪う行為である。特にこの二人に育てられたと言ってよい現執行部はやりきれないものであるだろうと予想した首謀者の森崎優香はこれを最後にForestにも日本は戻ってこない覚悟でエントランスへ向かう。

長年苦楽をともにしてきたフェラーリスカルエッティーは現在WhityGardenの保安課長になったに鈴奈の「社用車」として渡してある。 最後の最後にそれに乗ることにした優香は鈴奈に無理をいってエントランスに乗ってこさせる。

去り際に鈴奈に対して目付を命じられたすみれの部隊のロンゴイニアドとWhityGarden以外にもForestとGreenWoodsそして新しくできるEHDENをもできれば守ってほしいと伝える優香。


荷物はすでに転勤を名目に悠美と美亜の新しい家に送ってあり万全の体制。 何もしらない美亜は「帰って来たら引っ越し祝いしましょう」と無邪気に笑う、それにこたえる優香

美亜が去ったあと、エントランス前からクルマをださずそれでも迷っている優香。本心はサヨナラだけでも言いたい優香であるが…それはある意味、またもう一度ここに戻ってくることを意味する。 そんな煮え切らない態度のめずらしい優香に対し、本当にフランソア達に何も言わず行くのかと追い打ちをかける親友の悠美。 悠美にとって優香は掛け替えのない頼りになる副官であり親友なのだった。 さすがの優香も限界を超え錯乱しこうなったら逃亡すると言い出す優香に、どこに逃げるの不可能だとバカ話で時間かせぎをする久遠。

そんな悠美と久遠の努力の結果、優香が育てた現在のフランソア達がエントランスに到着。脱出するにもこの時すでに屋敷の敷地のメインゲートから滑走路管制塔まで警戒態勢が引かれていた。

自分の育てた優秀な後輩と自分の作り上げた保安体制に大人しく投降するがジュネーブ条約(捕虜取り扱い)がうんぬん出すが…親友とシスターに即座に腹を切れと突き放される。

良くて怨嗟の声、悪ければ処刑を覚悟していた優香に対して、最敬礼とフランソアの感謝の言葉、そして「お帰りをお待ちしておいます」という新しくメイド長になった里緒菜が響く。

いつの間にか成長した後輩達に涙を流しながら
戻ってくることを誓う優香だった。

その頃、白山市の白急篠山ビルからは、すみれへのお見舞いの品をもったルゥナとアリエルが検査をしている梨音を付き添ってる幸喜達に先行してアリエルの愛車で出発していた。

その荒々しい運転にドンビキするメンバーでは新入りの美里

大量のお見舞いと剛史お兄ちゃんからとどいたDVDBOXを一気観しながら入院をエンジョイするすみれ

午前中の警護をグリーンサーヴァントのジャンヌ特務大佐に任せすみれのもとに一人くる鈴奈。鈴音のブレード(刀)を渡し昨日の鈴音とのやり取りを伝える。驚くすみれ。 そして鈴奈も鈴音も同じ高飛騨という苗字ですみれは同じく他の人には絶対にいわない「先輩」という呼称をつけるのはなぜか? と問い詰める鈴奈。
いいよどむ、すみれに「それはお姉ちゃんが説明しましょう」とすみれは「死んだと思いこまされていた」アリエルがお見舞いの巨大テディベアをもって到着(郁恵たちとの合同お見舞い)衝撃を受けるすみれ。 これはアヴァロン側にはアリエルの居場所を伝えない為の処置であるがそんな事をしらないすみれにさらに追い打ちで
親友のエリシアと姉妹だという事さえもいままで隠されていたことを知り
さらに衝撃をうける、この辺でなぜアリエルが隠してたいたかは今回の入院のもとになった遠隔介入監視プログラムであることをすみれは理解している。

それらの説明を超イイカゲンな作り話で誤魔化そうとするアリエル
長い時間をアリエルと姉妹同然として育っているすみれはアリエルの弱点を熟知しておりそれをもとにアリエルに捨て身の暴露合戦を仕掛ける。先輩として見守る鈴奈。
それを爆笑するクレアの姿はアリエルにとっては在りし日のアリエルとすみれと鈴音と桃子の姿とダブっており幸せの日々の残滓であった。

そこへ笑いながらヴェルがおとずれる。 鈴奈と鈴音の関係について話すことは現在のアポリロイドと次の世界秩序の覇権の争いの中心であるアルティメイドについて語らなければならないために、秘密保守性が最も高い電脳空間のロビーで行う必要があった。
そのためと今後、ロノゴミリアド本隊とは別に動く可能性がある分遣隊の隊長である鈴奈に疑似ダイブシステム機能とAURORAネットワークへの接続権限のインストールを行う。  
本人たちは改造と言っているがかなりの時間をかけてヴェルとすみれ、クレア、そして隠れてアリアルが鈴奈の為に準備していたものである

ハイパーアクスレーターチップに追加機能がインストールされ絶叫を上げる鈴奈と超悪い顔をする後輩のすみれ

検査の結果、一晩で完全に身体が回復している梨音は、今回のオーナー連合臨時会議に出席するために移動する先行したアリエルとルゥナを抜く篠山・デルポール家一行
「当然無茶だ」と反発したが肉まんを餌にされ参加をきめた梨音。 手術翌日から肉まん8個をパクつく。コンビニで買った日本茶のペッドボトルを片手に肉まんをほうばる、世界各国に多数の鉄道や都市、物流網などを持つ巨大企業グループの筆頭家の篠山家のお嬢様梨音に対し、食生活は贅沢じゃないよねーという郁恵達、篠山家の食生活は基本コンビニ弁当だと言うお付のメイドの向日葵と梨音の親友の美里の説明と批判に
コンビニの特製肉まんだけがあれば良いとドヤ顔で開きなおる梨音お嬢様
篠山家・デルポール家・加倉家の食生活の火急的速やかな抜本的な見直しをしなければ大変なことになることを気づかされる郁恵と愛里栖

そんなまだ幼いオーナーとメイド達のやりとりを笑いながら見守る幸喜とマリエットメイド秘書

幼馴染の妹分である梨音を自ら日傘を差し出し出迎えるフランソア新オーナーとそれに驚く里緒菜

車椅子を用意しようとするお付のメイド向日葵に対し「イラナイ」と言い放つフランソア。驚愕するメイド達に落ち着くようにさとすDrフィッツジェラルド

手術翌日に歩けるわけないとフランソアに抗議する梨音に対し、「普通ならね」という。しかしと言いうところで里緒菜から静止が入るが…フランソアは「フランソアも梨音も普通の人間じゃないから立てる。立ってみせなさい梨音」と言い放つフランソア

Forestの最大の取引相手で巨大グループ企業の令嬢に対するフランソアの態度にさすがの里緒菜もビビルが、紅葉にさとされる

「梨音はバケモノじゃない!」「いやここ=Forestだと普通だから」というフランソアに「いやいや普通じゃないですから、受け入れられる環境があるだけですから」とツッコミ返す里緒菜
女の子なら憧れる結婚指輪に心がひかれたちょっとしたスキに梨音の手をとり自分で立たせて歩かせる。それに驚愕と喜びをあげる向日葵や郁恵のメイド達

「ご主人様はメイドの前を歩かなければならない。その為には自分の足で立って歩かなければならない」と自分と梨音に言い聞かせるフランソア。

そして「エンパイアクラブの世界へようこそ梨音」という言葉

それは梨音がご主人様として「エンパイアクラブの世界」を自分のメイド達と歩き始めた瞬間だった
                                       


フランスからDrフィッツジェラルドの輸送機に本来は乗っていたイリーシャと水菜はメイド学校卒業のお祝いとして千葉にあるネズミーランドで遊ぶために、輸送機をいったん厚木基地で水菜の愛車であるイセッタごと降りて一日たっぷり遊んでお泊りしてからForestへ向かっていた。

しかし超絶広大なForestの敷地に入ったとたんにAUORAで表示されていた地図はただの山になり、地図として機能しなくなり。道に迷うことに(一般には敷地内の道は公開していない為)、頼りの先生へも小梅もうさ子ともAURORAのネットワークが別れていることで連絡がつかない絶望的な事態に陥る。
仕事をしないで楽しんだ罰が下ったと泣き出す水菜を前に、非常事態以外は通信を遮断している自分の身体の一部として管理する人工衛星「テミス」へ連絡をとりForestの警備中の部隊に自分の座標とメッセージを直接送り込むイリーシャ。

三分後に初めての秘書課の後輩に興奮しきった里穂とロッテが到着

遭難はどうにか免れたが「尋常でない出迎え」に恐怖に凍り付く二人

ロッテと里穂の案内でどうにかForestのご主人様執務室にたどりつきご主人様に挨拶するが

そのご主人様の瑠莉は夜の晩餐会の間フランソア達が壇上のレセプションに集中する合間を狙って「逃亡」するために私物整理の真っ最中。この執務室の私物整理も梨音やアリエル達の到着と自分の到着をずらして、フランソアには気付かれないように、フランソア達が梨音をクラブ内を案内している間を狙って行っている。

里緒菜はまさに自分の理想の年下の女の子が結晶具現化されたような存在の水菜を一目見ただけで一目惚れを通り越してショック状態に…

そのまま里緒菜新メイド長に引き渡し面接を進める予定を変更せざる得ない瑠莉だった

初めてのサイバースペースに「改造が失敗して死んだ」と錯覚する鈴奈

そこに現れたのは、水色のくま太である「鈴くま」と、強化されたバイオレットエクセリオンストライカーを纏ったすみれであった(アクセルフィンが14からさらに両足の4枚が増えて18枚になり速度が大幅に強化されたり外見が変更されてます)

ForestのグランドAIプロセルピナ内の電脳ロビー領域にすみれにより転送される鈴奈

初めてのサイバースペースにとまどうが、すみれと話すことで段々普段の調子をとりもどしていく

アリエルとクレア、そしてヴェルから鈴奈自身の素性や鈴音という存在、そしてすみれ、アリエルとの関係を説明される

鈴音と姉妹ように育ったすみれに対し「そんな人と戦えるのか?」という問いに迷いなく理由をつけて「戦う」と覚悟を決めた目ではっきり答える後輩のすみれに鈴奈も覚悟をきめる

そんな重苦しい雰囲気をぶちこわしたのは美知留からヴェルへの緊急診察要請であった。この日の電脳会議はその為にここで終了になる
ヴェルが物理空間(リアルスペース)へ戻り総務部へかけつけるとそこには
昔の里緒菜に出会った時の詩織より重症な活動を完全停止した里緒菜新メイド長の姿があった。 新緊急対策として瑠美、亜美、愛理、里穂、小梅が呼ばれ、会議テーブルならぬ、応接スペースに集合していた。

水菜への一目惚れで意識を失い気絶状態の里緒菜と今夜のレセプションにメイド長がこれでどうするのとパニックになる美知留、恋煩いはどんな名医でも無理!とサジを投げるヴェル
里緒菜と小梅はここで里緒菜復活の為に作戦を展開する
まずは水菜達を里穂とロッテがForest内を案内。
メイド秘書室へ連れてくる。 たまたま居た希美とあいさつをするが
これが副メイド秘書ということに驚愕を隠せない二人
みんなが協力するので「カッコイイお姉さま」が水菜は好きなのでそれ演じ水菜に好かれるようにしろという命令のもと里緒菜はがんばって復活、コーヒーを自ら淹れて新人を出迎える「デキルお姉さまを」披露するが…
ここでいきなり里緒菜を裏切る里穂。詩織さんがいなくなると多分なにもしないダメお姉さまになるので水菜が住み込みで里緒菜を面倒みてくれとなる
すでに里穂をお姉さまとよび完全に懐いている水菜に驚くがもう遅く…
超ごり押しの自分のシスター達に結局は敗退。水菜に告白しシスターとして認めることになる里緒菜

まろんの治療が終わり、本当にカラダ中にあった醜い傷が消えてると驚くまろんと喜ぶ友人達

しかしこういう治療はお金がかかると心配するまろんにヴェルは
「カラダで払ってもらう!」と言い放つ
ドナドナされるまろん!

そこはすみれの病室で、会議会場の警護に行っている由奈とレイラを除いたロンゴミリアドの隊員達であり、まろん、エミリー、夢結を大興奮で歓迎するのだった

すみれはヴェルからまろんが南アメリカの紛争地域に投入されていた戦闘バイオメイドでありその記憶処理がされていないことを聴いており、隊員達に「本当に戦うべき相手は誰なのか?」を理解させるためにまろん達を呼んだのである。
まろんの凄惨な証言は士官として十分な経験があるめぐとそれ以上の地獄をみてきた花恋達とは違い内容に受け止めきれず涙するしずかとドロシー

すみれに対してくってかかる真理愛。

事前にまろんがオーバーSランクのバイオメイドだと聞かされている花恋はすみれと相談して加倉家のメイドとして三人を引き取りロンゴミリアドの自分の分隊に入れることを告げる

すみれから、集めた隊員対し、重要な放送が今より会議会場より行われる事が告げられる

フォクシーよりルスラン・デルポール・加倉誠一・アルバーノ・ステンダルディの殺害、フランソア・フィッツジェラルド一世の殺害未遂、ルゥナ・デルポール並びに加倉花恋の誘拐と監禁。デルポール家と加倉家の資産の不正使用、不法バイオメイドの製造と流通販売、国際犯罪組織クロトの子を教唆しての数々の国際重犯罪行為などの容疑などで現エンパイアクラブ評議会議長のセリア・ビクトリア女史と現評議会全メンバー重国際組織犯罪の容疑で国際刑事機構(インターポール)対オーバーメイド犯罪事務局が国際指名手配をしたことがつげられる。 これは今までForestが戦ってきた数々のオーバーメイドが絡む犯罪の大部分を操って利益を得ていたのはエンパイアクラブそのものといえるアポリロイド・バイオメイドを統括管理する評議会でありそれをずっと瑠莉は長年、評議会側にいながら調査しついに立件することに成功し長年の努力が結実した瞬間であった。

「狩りじゃ!」とまさにゲス顔のエステルとDrフィッツジェラルドとそれにドンビキな鹿苑寺卿

現評議会の権限を停止し、暫定評議会の発足をオーナー連合臨時会議で可決。その暫定議長にエステルがなったことが告げられる

エンパイアクラブオーナー連合監査人ソフィー・バルリエの名において現エンパイアクラブ評議会メンバーを「nemico dell'impero(帝国の敵)」と宣言、エンパイアクラブとして現評議会と事実上の戦争に突入することが宣言される。

現職の議長と全評議会議員の重国際組織犯罪行為とエンパイアクラブオーナー連合への敵対行為という事態に抜本的なアポリロイド・バイオメイドの管理体制の改革が必要となったと宣言がだされた。

フランソアがオーナー連合代表として演壇に立ち演説を行う

それは今まで人権を剥奪されていたアポリロイドとそもそもがモノとして生産されるバイオメイドを「ヒト」として扱い、人権を与えるという内容のであり、「アポリロイド・バイオメイド解放宣言」と呼べるモノであった。

これは瑠莉が目指した未来である、普通の人とアポリロイド、そして人工生命体であるバイオロイドが等しくヒトとして人権をもち共存共栄する世界を力づくで作るというものであった。

その瑠莉の意思を受け継いだフランソアが壇上で次に放った言葉は

反対するあらゆる国・組織・個人ともエンパイアクラブとして戦うという宣戦布告とも取れる内容であった。

今回の最大の黒幕の瑠莉はレセプションの上に関係者全員が上がった瞬間を狙ってForestから詩織と長年の直属の部下であるあかりと愛花のみを連れて南アフリカに向けて離陸、フランソアの演説を成層圏を飛ぶ愛機F4X7の中で聴いていた。
フランソアの演説に「無難すぎる」と文句を垂れる瑠莉に、愛理を通じて告げ口すると愛花に言われる味方のいない瑠莉であった。

メイドに人権を与えなければ「世界を敵に回して戦争する」とう宣言に流石にドンビキするロンゴミリアドの隊員達。その中で上機嫌なすみれと花恋。

まろんは意味がわからないがとりあえず夢結の説得で三人とトモダチと一緒にいられれば良いと納得する。「アノ」マスターは自分には格が違いすぎて無理とフランソアから花恋にマスターをそうそうに鞍替えするエミリー
とりえずは目的は達したので明日からがんばろーという隊長のすみれの掛け声とともにこの日は解散になる

レセプションの後、まずは里緒菜の部屋へ水菜の荷物をいれてから、寮へ送ることになり移動中、普段は小梅の頭の上に乗って移動するうさ子が水菜の上に乗っていることに気づき問うが、うさ子は水菜がマスターであることに説明され驚くロッテと里穂。

開きなおる小梅にうさ子キックが炸裂する。いままで水菜のマスター命令で小梅への制裁を控えていたうさ子はそれを解放され小梅の髪をひっぱりまくる
ついでに見学にきた小梅とイリーシャと一緒にメイド長部屋の大きさに「これは部屋じゃなくお屋敷だ」という三人

小梅・イリーシャとついにはうさ子にまで見放されて、このお屋敷なみの部屋は水菜一人に全て託されるのだった。

落ち込む水菜に「家事の機械化」を提案するが、それでは今は家事技能しかない水菜はメイドの価値はなくなるとさらに落ち込む水菜

水菜は里緒菜お姉さまにもう一度会う為にメイドになったそれが達成され、満足しきってしまい。後の事とか全然想像を今までしてこなかったせいで実際にこれからの事をお部屋みたら感じ混乱してしまったという。

正式メイド昇格とForestへの配属決定のお祝いということでお酒を飲ませ、饒舌になった水菜からこれまでの経緯を聞き出す里緒菜

裏に詩織が里緒菜に内緒で水菜ことを4年以上も面倒をみていたことを知り、かなり大きな秘密があると察した里緒菜は悠里にすぐにAURORAで連絡をとるが、膨大な最高レベルの軍事機密資料ファイルを送りつけらる。
丁度その頃、小梅が失礼を働き迷惑を隊員達にかけているのではないかと心配なイリーシャに対しロンゴミリアドの寮ではイリーシャに小梅がどれくらいみんなに可愛がられているかが朋絵により実演されていた。すみれの代わりにされ朋絵にモフられて絶叫を上げる小梅…

逆にうさ子がしずるを別の意味で「可愛がってる」ことで、メイドとAIドローンが同列に仲良く暮らす不思議な環境に驚くイリーシャだった。

悠里からの資料の最初には詩織から里緒菜へのメッセージ映像ファイルが入っており、水菜という存在の特殊性の説明と里緒菜の為の女の子になるために水菜がどれくらいがんばったか? 

そして里緒菜に会う為にForestにくるために全てをかけていたこと。そしてその理由などが説明されていた。そして一年間詩織は水菜のために里緒菜から離れることをもう半年以上前に決めていたことなどが判明する

当然、自分に隠れて全てを決め行っていたことに激怒する里緒菜、しかしもう詩織は地球の裏側へ飛び立った後で、肝心の先輩達も着信拒否、ファイルをみたら最初はヒステリーを起こすことを想定づみで全てが計画実行されていることに気づく里緒菜



水菜の強い要望で最初の夜なので夜伽を行うことになるが…里緒菜の好みを知り尽くしている詩織により、徹底的に容姿も振る舞いも言動も躾られた水菜に、衝撃のあまり一度気絶する里緒菜
どうにか夜伽は行う。しかしエッチになると普段は礼儀正しく大人しい水菜が豹変し一方的に蹂躙される里緒菜。

夜伽の後、里緒菜の胸に抱かれながら、「やっと…ここに来れたんだ…水菜の…約束の地=PROMISED LAND」と言いこれからはずっとここが水菜の居場所だと確認させて二人は仲良く眠りにつく。

朝、里緒菜の胸で目覚め、朝から里緒菜に強烈な魅了攻撃を自然に行う水菜に二日目朝にして完全に水菜に飼いなされ自分の専属メイドのただの下僕と化す里緒菜。 里緒菜から水菜は「対里緒菜専用決戦兵器水菜」という呼称が決定される。後に「メイド長付メイド長補佐メイド水菜(メイド長が付属してくるメイド長補佐メイド)などとForestで言われる始まりであった。

そんな朝、第一回 EmpireClub EHDENメイド長会議が紅森庵で開催される

ルゥナのクラブのメイド長会議になぜ呼ばれるのか訝しむ梨音とまろん達

空席二つと郁恵と愛里栖のドヤ顔に事態を察する美里

会議前に済ます事があるいうアリエル。
そして花恋がお付のエリシアを伴って死に装束で現れ座らされる。
目の前には桐の台にハラキリ用の小刀。

4年前の花恋の行動によるメイド長の一方的な解除を不義(道義・義理に反すること)とし、主である花恋は切腹をもって責任を取れと言う事。

申し開きはあるかアリエルに対し「ありません。だだ自分のメイドをよろしくお願いします」とまさに武人としての潔さ崩さない花恋。

そこへ梨音が花恋の助命をアリエルへ嘆願する

今の主人であるルゥナに意見を求めるアリエルに対し、即座に篠山家のメイド長の依頼を無下にしたことにより梨音は一つ貸りがあるので、嘆願を聞き入れるのが道義であると切り返すルゥナ。

梨音の嘆願を聞き入れ一命を許される花恋。その「御恩」によりその一命をもって盟友となった梨音とルゥナに従うことを誓う花恋。

これにより一命を救った篠山梨音が一位、助言したルゥナ・デルポールが二位、そして救われた加倉花恋が三位となる。これはクラブ内の発言権などでは重要な事なので最初の最初に「花恋の命」を使って決めたというのがアリエルメイド長の意図である。当然、梨音もルゥナも事前にアリエルがメイド長を断るという布石をうっているのを知ってるためにアリエルがそれをするとわかってはいたが…一つ間違えば本当に花恋が切腹させられる寸前だったのは事実である。 その事実に戦慄する梨音

ご主人様に正式になったのでメイド服からオーナー服になった花恋。
花恋のお召し替えを手伝ったので、すでに呆れているエリシア

防弾ベスト三枚と膨大な武器を一瞬で見破る三人。ガチのドンビキ

こっちはこっちでご主人様の装備をみて最前線、それも生存率がほとんどない作戦に参加させられるのではないかと怯えるまろんに、どうなってるんだと夢結に問い質すエミリー

唯一「装備」ではなく「ファッション」の部分を誉める梨音に喜び勇んでお礼を言う花恋…そして梨音お嬢様を汚染させてはいけないと強く心に誓う向日葵

会議が再開されるが、即座に「自分は関係ない!」と異議を申し入れ退席しようとする花恋と梨音に対し、逃がすかと説得?するルゥナ

向日葵が最初からアリエルに命令され企みに関わっていたことを推論され素直に謝罪する向日葵と衝撃を受ける梨音

ルゥナはこの企みの中心がアリエルであることを言い放ちすみれも巻き込まれていると推測するが、アリエルはニコニコ微笑みながらすみれとは一緒に育った妹分でかつエリシアの事はすみれは昨日したっと妹分まで長年に渡りずっと騙し続けていたことを悪びれもなく暴露する。この後、EHDENではメイド長アリエルを裏では「堕天使アリエルさん」とか「あの堕天使」とか言われるようになる。

作者的なイメージだと 悪魔は最初から悪(大悪魔・小悪魔)で 堕天使は神に仕える天使だったのに、神に反逆し悪になった天使なので「悪魔より圧倒的に力も強く質(たち)が悪い」という感じです(諸説は本当に沢山あります)。とくにアリエルは大天使で階級は7大天使中、第五位です、大天使アズーライール(告死天使、まあ詩織さんの畏名ですね、そして堕ちてないし、ようは堅気ですから)が第六位なのでそれより上ですからから…当お話でのアリエルの超やばさがわかると思います。


まさに権謀術数が超弩級ハリケーンのように渦巻き全てを巻き込みそしてなぎ倒してくForest周辺のエンパイアクラブの世界に、ガチでドンビキして「さらばやさしき日々よ」を思わず口ずさむ梨音だった。

丁度そうころ新体制になったForestでもメイド長会議が開催されていた。 今までメイド秘書と打ち合わせをご主人様がしてからメイド長会議を別に行う仕組みだったが、フランソアになり「ギリギリまで寝てたいので」執務室で必要なメンバーだけで行うカタチに変更になった。その記念すべき一回目から何故、ご主人様(瑠莉)の逃亡を許したのと絶叫するフランソアご主人様。 最後のメイド長命令だと詩織にいわれ萌香が離陸許可を出したことを報告する形に。 物騒な事を言い出すフランソアと悠里に回りがどうにか諫めるのが第一回会議。

南米と中央アジアを除く地域では人権を認める方向へ世論が進んでいるが、南米と中央アジアは軍事政権で即時に反対を表明と報告を受ける

基本、メイドに人権を与えるかの議論が世界で行われている間はアヴァロンとエンパイアクラブ両陣営ともに動けない「コウ」の状態に持ち込むというのが瑠莉の戦略だとフランソアも紅葉も同意見であることが示される

メイド長とメイド秘書に命令を飛ばし

新体制のForestの初日が始まったのだった。