えんぱいあな日々 Prequel 前日譚
〇舞台。 少しだけ平行世界(現代の状態が近未来に近い)
世界情勢。 ロシア・中国の社会主義連合とそれ以外の自由主義連合が中央アジアから南アジアで衝突東ヨーロッパ~中央アジア、南アジアが紛争状態に突入。 このまま行くと非核全面戦争に突入しかねないという予想されている近未来。
〇本編開始より 35年前
Drフランソア・フィッツジェラルドがフランスで人工人類進化計画コンソーシアムを設立。各国の研究者が集う。その中には櫻糀哲也博士や保坂優樹子、ドイツの花路夫妻、日本の西園寺博士、出資は欧州の大財閥連合であるフォーシスターズ総帥のダニエル・ヌヴェールやドイツのローゼンベルグ伯などが名を連ねた。
〇本編開始より 32年前
櫻糀哲也・優樹子(旧姓保坂)のもとに瑠莉・美優の姉妹が生まれるが特異な体質でありそのままでは長く生きられないために当時まだ研究段階であったApo‐Repressor-Neuro-Processor-Chip(ARNPC=アポリレッサー・ニューロ・プロセッサ・チップ=アポリロイドチップ)とAdvanced-Custom-Order-Mide-Human-Processor-Chip(ACOMHP-アドバンスド・カスタムオーダーメイドヒューマンプロセッサチップ=オーダーメイドチップ)による生体改変と維持を決定。 融合化と生体変質に適合順応できた姉の瑠莉とは違い妹の美優は虚弱体質のままであり、生体変化にも順応ができなく何度も生死を彷徨うことになる。
〇本編開始より 28年前
森崎優香、森崎詩織、川島絵里奈、チェコのヴェルコヴァー家の令嬢であるヴェロニカ・ヴェルコヴァーが櫻糀家に引き取られる、当時C国が世界各国へ向け行った生物兵器戦の影響で特異性ディクレーサー症候群=(汎発性血管内凝固症候群=全身の血管に凝固反応がおき血栓が発生する疾患)を発症しいてそのままARNPCを製術。優香・詩織・絵里奈はすぐに回復するが、ヴェロニカ(ヴェル)は生体変化時に異常が発生、フランスのフィッツジェラルド博士のヴァンヌ研究所へ緊急搬送される。
この当時、多くの白森市近郊に集まった資産家の子女の胎児に=オーダーメイドチップが仕込まれた第一世代オーダーメイドの子たちが誕生する。これは生物兵器による特異性DICへの耐性を胎児のうちに付ける為と親たちには説明された。
西園寺剛史、鹿苑寺信久、山科誠二 誕生
〇本編開始より 25年前
成長した櫻糀瑠莉と森崎詩織は資産家月城誠一の屋敷で出会う。 詩織のいとこの優香が今後は櫻糀家のメイドになると瑠莉に紹介される。 瑠莉と詩織は穏やかな夏のひと時を過ごす。 絵里奈はこの時は櫻糀哲也の親友の英国の栗田源蔵の屋敷で過ごしていた
〇本編開始より 24年前
・春 未掲載「月の詩」
月城誠一の屋敷の近くに櫻糀夫妻の屋敷が完成する。森崎詩織、櫻糀家のメイド見習いとなり瑠莉付きのメイドとなる。 同じ年の二人はメイドとご主人様というより友達であった。 月城家の神社「白森神社」の巫女で月城誠一の娘の月城ありさに瑠莉と詩織が出会う。 ありさは「森の声」が聞こえる詩織を自分と同じ白森の巫女として任命する。ありさ、瑠莉、詩織は現地の白森学園初等部へ通うことになる。 普通の子たちと明らかなにちがう3人は浮くことになるが、その中で子供たちに一目おかれてういた番長格の鴻埼明日香が仲に入ることで穏やかな日々を送ることができた。
未掲載「優しき詩」
・夏
櫻糀夫妻と優香は研究の都合でフランスヴァンヌのフィッツジェラルド博士研究所へ渡仏することになる。瑠莉と詩織は通い始めた学園の友達と離れたくないという理由で日本の屋敷に残ることになる。
・秋
櫻糀屋敷が反アポリロイド過激化により襲撃される。襲撃犯の手が瑠莉に触れようとした瞬間、詩織のオーバーメイド能力が覚醒。 バーサーカー化した詩織は襲撃犯34人全員を素手で殺傷して排除。 それでも暴走が止まらない詩織を瑠莉が抱きしめることで暴走は止まることになる。
この時、政府側から調査を任されたのが内閣府特別調査部にいた川島久調査官と休暇を日本で取っていた親友の桑島健司が当たることになる。 世界で起こっていたアポリロイドの強大な力を使った事件に対し日本の世論も過敏になっており、その後政府で予定されている大規模なアポリロイドチップの施術への影響もある事件なので政府は徹底隠蔽を川島達へ指示。 生き残った関係者は殺処分になるところを川島と桑原の活躍もあり英国のMI2のエージェントという身分と国籍を与え英国へ脱出させる。
・冬
英国に渡った後、詩織はMI2の訓練所へ移送される。一人取り残された瑠莉は事件のショックもあり失語症になってしまう。そこに現れたのは詩織の従姉である森崎優香だった。
アポリロイドチップの量産化に成功。 各国で特異性DIC患者の子供にアポリロイドチップの施術が開始される。
〇本編開始より 23年前~20年前
森崎詩織MI2のエージェントとして活動開始。 極東から中央アジアの反アポリロイド武装組織の壊滅やR国とC国共同の軍事作戦ダウンフォース作戦の阻止任務などにあたる
一方、MI2の備品という立場の詩織を取り戻すためには英国戦争省で一定の地位につき自分の権限の及ぶ範囲に詩織を置くしかないということを理解した瑠莉は英国海軍兵学校へ入学。飛び級で少尉にまでなる。
オーバーメイド機能を追加した第二世代オーダーメイドチップが完成 資産家の胎児へ施術開始(ただしこのために女児の胎児にしかチップは定着しない)
花路凛空、新見穏海、山科加奈、栗田楓、栗田紅葉、新田澄、亞栖流有虹子など
〇本編開始より 19年前
アポリロイドの周辺技術の為に世界経済が急激に変化、中央アジア、アフリカを中心に大規模な紛争が度々起こり始める。その度に詩織は各国を回り武装勢力をターゲットした壊滅作戦に従事、このころからコードネーム「angel=エンジェル」をもじった「告死天使=アズライール」の畏名が敵味方に浸透する。
瑠莉も各地の作戦に優香と参加。
日本政府、大規模な量産型アポリロイドチップを国策として当時適正年齢だった女児たちに施術開始。 表的には当時大規模に影響がでていた生物兵器による特異性DICの症状を治療や防疫ということであったがその実態はチップを埋め込んだ子供より一定数発生する高能力者=オーバーメイドの兵器転用が目的だった。 そしてオーバーメイド特性が認められた子女は秘密裏に死亡扱いにされ、各国へ輸出される事案が多数発生することになる。
〇本編開始より 17年前
増えてきたオーバーメイドよる犯罪に対し英国を含む各国情報部は国際犯罪組織機構特殊作戦部を設立。 ここへ詩織は移動され対オーバーメイド犯罪特化工作員となる。
詩織、MI2の栗田源蔵氏の部下なる。瑠莉と再会、絵里奈、ありさとともに学園に初めて通うことになる
〇本編開始より 15年前
DrデルポールとDrフィッツジェラルドの元に双子が生まれる。
フランソア・フィッツジェラルド並びにルゥナ・デルポール 誕生
第一中央アジア大戦勃発
栗田源蔵大佐、オーバーメイド部隊を率いて活躍。瑠莉、優香、七号、春海などが部下で参戦していた。
〇本編開始より 13年前
第一中央アジア大戦終戦
〇本編開始より 11年前
英国ロンドンの栗田屋敷が反アポリロイド派により襲撃される。 このときに美優が死亡したことになっているが、美優は哲也氏がハンガリーの研究所へ秘密裏に移動させていた。((本編) 第二百十一話 「瑠莉お嬢様」エピソード)
ローゼンベル家、ヴァルリエ家の支援のもとハンガリー生命科学研究所でプロジェクト・フォルトゥーナをデルポール博士の元、フィッツジェラルド博士と櫻糀優樹子博士が基礎概論完成、それぞれ生体ユニットの設計に入る。
同時にそのデータプラッフォームになる巨大電脳空間、Advanced-Virtual-Aporepressor-Local-Organization-Network = AVLON = アヴァロン を構築開始
本来はこのアヴァロンは地球規模の大規模グランドAIでありその基部にデルポール博士が意識転送される事になる。
残される、妻のDrフィッツジェラルドと娘のフランソア。
Drデルポールはその別れの最後に娘のフランソアにデルポールのマスター認証用の
ペンダントを預ける
このAVLONの制御ネットワークをフィッツジェラルドが長年眠り続けていた、ヴェルコヴァー家の令嬢のヴェロニカ(ヴェル)に外部演算ネットワークとして施術することで目覚めさせることに成功。
このアヴァロンを維持する永続的で膨大な電力の供給源として偏向電離電離リフレクターを3博士が共同研究を開始する。
同時にハンガリーは欧州各国のアポリロイド施術の中心地として経済が活発になる。
・イケナイ凛空ちゃん クラブグリーンウッドのえんぱいあな日々
第三十八話「SCARLET LEAP」 過去話の花路博士の地下研究所での凛空、穏海、紅葉、詩織の出会いのシーン
Drフィッツジェラルドの フランソア・デルポール(ver 1,0)と櫻糀優樹子博士の生体ユニット律子 が完成。
〇本編開始より 10年前
〇夏 紅葉葉と穏海の初等科夏季休暇中
ドイツ 花路屋敷 凛空子供部屋 でのお泊り会
・イケナイ凛空ちゃん 第三十八話「SCARLET LEAP」のお泊り会のシーン
〇秋 ドイツベルリン 国際人工生命科学シンポジウム
各国の研究者が集うなか、凛空、鈴佳、フランソア・デルポール(ver1.0)、Drフィッツジェラルド、西園寺剛史(お兄ちゃん)が出会う。
過去話会場でのシーン
〇本編開始より 9年前
過去話会場でのシーン
娘の命を救う条件で白急グループ総裁、篠山誠司の資金的支援をうけハイパーオーダーメイドを超える人類の可能性であるアルティメイドの研究を進める櫻糀博士たちだが、その試験体である誠司の娘で問題が発生していた。 素体に問題があることを伝える助手の加倉桃子。
その問題を解決するために来日するDrフィッツジェラルドと幼い日のフランソア
梨音のアルティメイド化に三人の天才が一同に会して協力する体制に
交流する幼い梨音とフランソア
衰弱する梨音に対しフランソアのレアスキルのオーバーリジェネイトを自ら移植するDrフィッツジェラルドとそれを補佐する桃子
梨音の幹細胞からつくられたアルティメイト生体ユニットに驚愕して櫻糀哲也博士に抗議する若き学生時代の幸喜
最終的に梨音の生命を救う為に納得しどんな梨音になっても妹として守っていくことを誓う幸喜
〇冬
梨音の身体の状態は悪化しついにその機能を停止する。危篤状態になった同時に梨音に搭載されたハイパーオーダーメイドチップの転送機能が起動し用意してあったアルティメイドの素体へ意識が転送される。 脳に意識回路が形成されるまで長期で意識を失う梨音。
季節は夏から秋、そして冬になっていた。
新しい身体になって目覚める梨音。 目は赤色から茶色になっている。 これは第二次成長期までの間に神経が暴走しないためにリミッター回路が稼働しているため。
櫻糀博士夫婦、Drフィッツジェラルドが救ってくれたと伝える幸喜に、先生たちとフランソアお姉さんはどこ?と聞く梨音。海外にもう行った事とフランソアから本を預かっていると伝える幸喜。
イケナイ凛空ちゃん 第三十八話「SCARLET LEAP」 過去話襲撃のシーン
ドイツ フレンスブルク 花路屋敷に久代グループの企業攻撃が発生。 花路博士夫妻と屋敷のメイドが殺傷される事件が発生。
ハンガリーに突如R国の部隊が侵攻。 都市が空爆される。この時に日本領事館が破壊され、川島久と麗子夫妻(萌香の両親)、桑原健司と春江夫妻(鈴佳の両親)は死亡。萌香、鈴佳本人達は重症を負う。
二人はドイツローゼンベルグ研究所へ移送されそこに滞在していた櫻糀哲也博士は彼女達にAVALON用に開発していた次世代型アポリロイドチップを施術、優香に託し北欧へ逃がす。
欧州大戦勃発
空爆で大火災に見舞われる空港内で、幼い真理愛を助ける穏海
この後、真理愛と姉の聖理愛は栗田家と西園寺家の庇護下に入り英国で過ごすことになる
萌香と鈴佳はノルウェーのオーバーメイド特殊部隊でこの後、2年間過ごすことになる。この時に所属していたジャガードロペンにスターシャという偽名でエステル・ヌヴェールが所属していた。
同時にこの時にハンガリーの研究所では櫻糀優樹子の電脳意識化実験中が行われていたが空爆によりネットワークが混乱、事故が発生。優樹子の脳は破壊され帰らぬ人になる。
残された優樹子の生体ユニットは助かり優樹子の兄の保坂健司引き取り実の娘として引き取り育る事になる。
えんぱいな日々(本編) 第五百六話「フランソア学園に行く! その9」の律子のエピソード
そして、英国での葬式の後、突然櫻糀哲也は失踪しその後行方不明になる。
このハンガリーへのR国の侵攻により欧州紛争が勃発、東欧と中央アジアで各地で極地戦が行われる。
そのゲリラ戦力の中心はオーバーメイド施術をほどこされた少女たちだった。
英国軍の紛争へ介入。栗田源蔵配下の瑠莉大尉は激戦の東ヨーロッパ戦線で全滅した共和国義勇軍の部隊の中から和泉理沙を保護。栗田源蔵氏の許可を得てマスター契約を行いメイドにする。
・えんぱいな日々(本編) 第百七十四、五 「LOVE A RIFFLE 」ので理沙が花梨に語った自分の過去の話の中の理沙とご主人様との出会いの部分。この時に理沙は語ってないが栗田源蔵氏が指揮した七号の地上部隊が理沙を救出している。
〇春
チェコの駐屯地で後方へ送られてきたアポリロイドのメンテナスに従事していたヴェルと瑠莉は再会する。瑠莉と理沙とヴェルでつかの間の楽しい時間を過ごすが他の任地へ移動するために瑠莉達が去ることになりヴェルが大泣き、しかたなく成り行きで結婚の約束をしてしまう。
〇本編開始より 8年前
欧州紛争終結。 今回の紛争で極東地域から大量のアポリロイドが戦線に送らていたことが戦線拡大の要因になったことから国連の下部機関として国際アポリロイド機関(IARA:International Apri-Roid Agency)を設置。これを直接管理する機関として「マスター」権限をもつ者のクラブとして国際エンパイアクラブグループが成立する。本部は欧州のフランスに置かれる。全てのアポリロイド=メイドはエンパイアクラブグループに所属し管理されることになる。 それ以外は違法として摘発の対象となる。 摘発は各国の情報機関が協力して行うとなる。
同時にメイドの権利などは「アポリロイド国際条約」として一定の人権らしきものを認めるとなった。 というのも大多数のアポリロイドはチップの施術時に人権を保障するための国籍を失っているために別途で保護する必要があった為である。国籍を持たない多くのアポリロイド施術された少女達はエンパイアクラブという国際組織に籍を置くことになった。
〇本編開始より 7年前
瑠莉・詩織・絵里奈・理沙は帰国し、一足先に亡くなった月城誠一の月城家を相続するために帰国していた月城あすかと合流。 白森市街地内の櫻糀家の別荘を一号店としてエンパイアクラブFORESTを設立(これが一号店)。 自分の活動拠点とする。
同時に母の実家である保坂家は瑠莉に協力し、母の兄である保坂健司がエンパイアクラブ「Whity Garden」をオープン、日本の経済界とのパイプをFORESTにつなぐことになる。
同時に設立が決まったエンパイアクラブの独自の軍事力であるエンパイアクラブミリタリアの極東地域の駐屯地として月城ありさから拠出してもらった月城山周辺を大規模開発し整備することにする(これが二号店 今のエンパイアクラブFOREST)
表向きは「資本家為のラグジュアリーサロン」として運営するためにスタッフを増強、資本家の為の色々な投資の相談や、エンパイアクラブグループの人脈を生かした各国軍部との取引など多様にビジネスを展開しながら失踪した父である櫻糀哲也の行方を捜すことになる。
まず瑠莉と栗田源蔵は日本の生命科学研究所を閉鎖しそこから各地にちったアポリロイドを各国情報機関に保護してもらうための「保全機関」を設立する。
そして行方がつかめた萌香鈴佳をノルウェーのジャガードロペンよりみつける、しかし萌香も鈴佳もその有能さから中央アジアの紛争地域の最前線におりその紛争終結後の除隊となることが通達される。
〇本編開始より 5年前
西園寺、鹿苑寺夫妻、ドイツのローゼンベルグ研究所が襲われ殺害される。
フランスにいた西園寺剛史(お兄ちゃん)、鹿苑寺浩二、山科誠二とそこにたまたまきていた山科夫妻は無事。 Drフィッツジェラルドは三人を安全の為解雇しいったん鹿苑寺の本拠がある米国へ身を隠すことを命令する。 自分が研究を続けることで相手の目を逸らせるし、フランス国家憲兵隊の協力も得られることを説明する。最初は抵抗する三人だがまだ幼い山科加奈のことを考え承諾。
〇本編開始より 4年前
このころ、エンパイアクラブメイド学校校をパイロットコース主席卒業した観音寺あかり、川瀬愛花も瑠莉の部下になり、各国を飛びまわる瑠莉の護衛や武力介入時の戦力として活躍しはじめる
〇本編開始より 2年前
エンパイアクラブ孤児院より記憶を失った花路凛空、白土香織、岩崎奈緒美がメイド学校を卒業してFORESTに入店。 見習いとして働き始める。
米国から、西園寺剛史、山科誠二、山科夫妻帰国。 寄宿舎生活だった山科加奈は今後はお屋敷から通うことになる。
〇本編開始より 4カ月前(第一話より4カ月)
瑠莉・あかり・愛理はドイツでの任務のあと少しの休暇を取る予定で英国の栗田屋敷に滞在していた。
その最中にフランス国家憲兵隊よりブリュターニュ地方ヴァンヌの海岸に上陸輸送艦艇が発見され接近しているとの報を得る。 栗田源蔵は休暇中の瑠莉・愛花・あかりをともない情報分析官の河合永遠合流、フランスブルタニューへ向かう。
フランスのレンヌではフランソと悠里にはDrフィッツジェラルドからヴァンヌの研究所へ「おつかい」を頼まれる。 そしてちょうどそのころ、憲兵隊本部からソフィーへ緊急の招集が入り、屋敷にはDrフィッツジェラルドと久遠だけが残されることになるー
レンヌのフィッツジェラルド研究所を襲撃しアルティメイドの試験体を奪取したグリーンサーヴァントから離反した鈴音の部隊と桃子博士の脱出時にフランソアと悠里と交戦となる。
圧倒的な鈴音の攻撃力に撃退されるフランソア
重症を負う悠里
イーリスの覚醒により、フランソアの排除とアリエル、エリシアの確保を断念し脱出する鈴音と桃子
悠里・アリエル・エリシアは現場に駆け付けた雪音の部隊により救出、英国オックスフォードのアポリロイド研究所へ搬送される。
・レンヌ攻防戦
アーマーメイドイーリスのバスターランチャー(着弾地点を中心にして半径百十数キロメートルの範囲で発生する空間歪曲と反応消滅を起こす限定空間縮退砲)により奈々が乗るアーマーメイドスフィーラを倒すことに成功したフランソアだがレンヌの市街地はバスターランチャーの威力で完全に破壊された。 さらに暴走したフランソアを載せたイーリスは人口最過密であるパリへ侵攻を開始する。 Drフィッツジェラルドが機能修復の為に電子の海へ消える前に瑠莉とエステルにフランソアの記憶構造体と異生体のであるフランソア・デルポール2.0 をDrフィッツジェラルドに託される。 そしてエステルが操縦するVTOLから瑠莉は超電磁ライフルでイーリスのコックピットを打ち抜き、フランソア・デルポール1.0のカラダを破壊する。 イーリスの侵攻を止めた瑠莉とエステルはすぐにイーリスに取り次ぎフランソアの脳機能が停止する前に前に記憶領域をFOREST大型データサーバー「冬寂=ウィンターミュート」にサルベージする事に成功する。
負傷した悠里をフランスに残しフランソア体2.0とともに瑠莉は日本へ帰国。 すぐにFORESTのジオメトリックシンサイザーで記憶の移送とDrフィッツジェラルドの電子意識体としての再機動作業開始。
〇本編開始より 3カ月前
再起動から一か月たったフランソアは全てを忘れており反応もほぼ皆無であったがたまたま昼食を届けにきた凛空には反応をしめす。フランソアと接触することで凛空の封印した昔の記憶が蘇る可能性があるが、その兆候が見られないために、凛空とフランソアを見守ることにする。
・本編開始より 2カ月前
萌香・鈴佳が最後の除隊手続きのためにいた英国から日本へ到着
そのまま2号店へ配属される