えんぱいな日々(本編) 第五百六十一話 ALIVE その11 END

 

すみれ:
ハ・ナ・セ!

SE:
プープー!(パッシング&クラクション

クレア:
クマと道の真ん中で喧嘩してる…ぬいぐるみだけど

真理愛:
すみれ?!

すみれ:
真理愛~!

真理愛:
くま太抱きたかったよ! そう! くま太もマリに抱かれたかったと! 嬉しい

すみれ:
えっ‥‥?

郁恵:
うあぁ惨いわ…

愛里栖:
毎日飽きもせずあんだけ電脳通信でずっとしゃべっりぱなしだからね新鮮味無いだろうし

月美:
すみれはつねに会ってるのと同じだけどくま太は物理じゃないと抱けないと

めぐ:
めぐは直接話せるから嬉しいよ、文字とやっぱり違うし!

真理愛:
くま太~♪ くま太~♪ すりすり~♪ お日様とすみれの匂いがする♪

郁恵:
グルチャに駅にみんなで迎えに行くって書いたの
すみれ既読になってたよ?

すみれ:
既読に‥えっ?

めぐ:
行って居ないからみんなビックりした!

愛里栖:
そのあと、書き込んでも既読にもならないし、音声コールも取らない。
さらに真理愛から電脳通信かけても受けてくれないって…

すみれ:

月美:
とりあえずいったん学校へもどってForestの調査部へ連絡して本格的な捜索調査を依頼しようととなってね…そしたら…帰りにくま太と格闘しているすみれを…

すみれ:
…あー既読になってるね…たしかに…
(小声)あっ…これ…AURORAでエロゲやりながら…横目で見流してて無意識で既読が‥?
 
えぇえっ!  未読のメッセージとコールがこんなに! さらに電脳通信のコールもこんなに! これくま太と喧嘩しててぇ‥‥

めぐ:
すみれ…あんたさヴェルさんに頼んで通知を受信すると脳に電流流してもらうように改造してもらったら?

すみれ:
めぐ! それどこの孫悟空!

月美:
とりあえず罰当番何にしようか?

愛里栖:
寮定番のトイレ掃除。

郁恵:
あと大浴場の掃除も足そう!

すみれ:
ひぎぃぃぃ! メイド学校入学初日から?!

すみれ:
クレア先生! こ…これは新入生イビリだと思います!

クレア:
正当な理由があるペナルティーはイビリではない! 課題出さずに散々そういう憂き目にあってる子がいるしねえ~!

郁恵:
すみれ! クレア先生にはそういう効かないから! 滅茶苦茶厳しいから!

真理愛:
マリも、声援は送る。 当番手伝わないけど!

めぐ:
まあ、がんばれすみれ!

すみれ:
二人とも「我ら生まれた日は違えども 死す時は同じ日同じ時を願わん!」と桃園の誓いをした仲じゃなかったの! あの日の誓いは嘘だったの?

真理愛:
イヤ、そんなのしてないし!

めぐ:
アレはアレ、コレはコレ! 三国志とか…まあすみれらしいけどちょっとわかりづらいかな?

月美・愛里栖:
あはははっ!

エリシア:
うふっ!

アリエル:
何か楽しい事があったの?

エリシア:
今、すみれと郁恵の双方バラバラから同時に、
「すみれが初日から大ポカやって寮のトイレと大浴場の掃除当番が決まった」って片方が悲鳴で片方が笑いつきでメッセージが来たの。

アリエル:
すみれさんはあちらの時間で本日からメイド学校の寮にお入りになるのでしたわね

エリシア:
うんそう。

エリシア:
また…すぐに会えるよね…だってエリシア達は生きているから。

アリエル:
そうですわ。 また会えます。

エリシア:

en même temps(同じ時間(とき))

Sous le même ciel(同じ空の下)

Même si je suis de l'autre côté de la mer(海の彼方に居ても)

même au bout du mond(地の果てに居ても)

nous sommes connectés(私達は繋がっている)

Vivons ensemble à nouveau ! cher ami(また生きて合おう! 親愛なる友達よ)


えんぱいな日々(本編) 第五百六十一話 ALIVE END