えんぱいな日々(本編) 第五百六十話 GIANTSTEP その16
瑠奈:
上部プラットフォームに対空人型攻撃ドローン4!
源三:
ハンガーへの強行着陸を待ち伏せしていたか!
エステル:
今回の勝負の基準となるどのようなご主人様がよりヴェルさんにとってカッコよいご主人様なのか?をどう決めますの?
フランソア:
ヴェルはフランソアと同じで無駄な殺生は好まない! よって敵兵であっても銃をもっていてもすべて非殺傷での鎮圧を遂行しどちらがより活躍できたか決める事にしよう。
エステル:
わたくしも当然、無駄な殺生はいたさないことにしております。 機械はどうします?
フランソア:
ドローンなどは残っていると萌香さん達があとが大変になので壊してよしで!
瑠奈:
閣下! わたしがここから狙撃しますのでいちど機体を横にして安定を…
源三:
ダメだ! 機体の機動が変わり狙いやすくなるのをアレは狙っている!
ヴェル:
ちょっと二人とも! 敵がもういるの! このままじゃ着陸できないの!
フランソア:
えっ? そんなの
エステル:
すぐに片づけますので、機体はハンガーではなく先ほどの光がした裏側へつけてくださいませ、すぐにむかいますで
瑠奈:
えっ?
SE:
ひゅん!
瑠奈:
まだ距離が!
えぇええええええええええええええええええ!
フランソア:
勝負開始!
エステル:
ですわぁ!
SE:
しゅばああああああああああああああああ!
瑠奈:
この高さからコンバットスーツの太もものアタッチメントポイントにジェットユニットつけてそれを生身で制御して超高速空挺降下強襲とか絶対に私は無理!
どうしよう…ついていかないと援護できないけど…あんなの普通のメイドじゃ無理!
いや普通のメイドじゃなくても無理無理!!
私どうしたらいいの!? 萌香せんぱーーーい!
ヴェル:
瑠奈お姉ちゃんが恐慌状態になってる…まあ初めてみたら普通はそうなるよね…
太もものアタッチメントからジェットユニットを切り離しそのまま急降下
SE:
ヒュン!
SE:
シャキン!
ザクっ!
フランソア:
エステル腕を上げた
エステル:
ふふ貴女もねフランソア。 ヴェルさん! プラットフォーム制圧完了ですわよ。
解説:
VTOLからの降下からここまで僅か3秒!
SE:
キュゥゥゥゥン!
シュタッ!
瑠奈:
えぇええぇぇ!
瑠奈:
この洋上プラットホームの地上部、10階建て以上の高さあるのに、今はジェットユニットも廃棄してるのにそのまま飛び降りるの!?
ヴェル:
それはフランソアとエステルお姉ちゃんだし…
瑠奈:
それにさっきの攻撃とか「まったく」見えなかったよ!
ヴェル:
それはトリプルアクセルでの攻撃だし、あの速度を超えるのは穏海お姉ちゃんクラスだけし?
瑠奈:
無理無理! アレについていくのなんて絶対に無理!
ヴェル:
まあ瑠奈お姉ちゃんはヴェルの護衛に集中ってことで
瑠奈:
はい…役立たずでスイマセン…グス(涙)
源三:
おい瑠奈、それいったらオレなんか運転手しかデキン! ヴェルちゃんの護衛の方が役にたつ自信をもて! ちなみにバックミラーでパンツ見えてるけどいいのか? 可愛いおしりが丸出しでけっこうエロイぞ?
瑠奈:
コンバットスーツなので下にちゃんとパンツはいてますし透明な部分も透明に見えるだけでちゃんとスーツは覆ってますから素肌じゃないですから! しかしエロイ目で見ないで下さい!
ヴェル:
大将閣下が運転手…そしてそういうところはちゃんと見てる紅葉お姉ちゃんのパパさん。
源三:
あはははっ! エロはオレの人生のエネルギー源だからな! さあ着陸するぞ!
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