えんぱいな日々 第五百六十一話 禁断のパンセ その11
SE:
ガチャ♪
小梅:
ご苦労様です!
すみれ:
なんでこんな事に…
真理愛:
ほらシャキトする
すみれ:
うわあぁあ!ピヨ吉! エリシア! なんでいるの?
エリシア:
今朝からいたけど? 先月イギリスから日本にもどったの
すみれ:
なんで言わないの…会いたかったのに
ぴよ吉:
ピヨぉぉぉ!
真理愛:
やっぱりぴよ吉だったんだ!
すみれが反応しないから同じボディのドローンだと
ぴよ吉
ピヨぉぉん! ピヨぉ!
真理愛:
ゴメンってだってみんなと真剣な会議してたみたいで話しかけづらかったし
ぴよ吉:
ぴよぉぉ!
花恋:
なんでぴよ吉と真理愛も話せるの? すみれは防壁抜けるだろうけど…でも抜かれてないよね…
真理愛:
ということはピヨ吉のマスターがエリシアさん?
すみれ:
エリシアはぴよ吉のマスターのメイドなの
真理愛:
なるほど! ぴよ吉を渡してもらったすみれのトモダチになった子ね
すみれ:
それでぴよ吉のマスターはどこ?
ぴよ吉:
ピヨぉ!
花恋:
はい…一応ぴよ吉のマスターをやらせていただいてます花恋です
すみれ:
えっ? 花恋が?
真理愛:
really?(本当?・マジ?)
ぴよ吉:
ピヨっ~
エリシア:
マジです
花恋:
それよりなんで、エリシアを知っていてぴよ吉と話せるの?
小梅:
これはぴよ吉さんのN・T・Rの予感!
うさ子:
ぴょん!
花恋:
小梅ちゃん、うさ子、それは絶対ないから。
すみれ:
すみれがボディーの中身の設計・製作者・制御プログラム担当です、ぬいぐるみの部分は購入は剛史お兄ちゃん
真理愛:
マリが名づけ親とぬいぐるみボディーの裁縫ならびにコーティング作業担当、ちなみにコテーティングはめぐも手伝ってるわよ
エリシア:
えっくま太がすみれに依頼を!ぴよ吉に依頼されて…はぁ。同時にボディーは作られた? くま太とぴよ吉は兄弟!
すみれ:
くま太のボディーは剛史お兄ちゃんがもともとは真理愛にあげたぬいぐるみなんだけど、すみれにくれた感じ?
ぴよ吉は完成後、ぴよ吉に頼まれてエリシアからぴよ吉のマスターである花恋に渡してもらったの。
花恋:
‥‥‥あっ! あの病院でのぴよ吉を渡してくれた女の子…エリシアだったんだ。
小梅:
子種がくま太さんとうちのお兄ちゃんで、母親がすみれさんと真理愛さん。生まれたのがぴよ吉さん! 孕ませ?
うさ子:
ぴよおおおんん!
花恋:
小梅ちゃん、うさ子、あってるようであってないからねそれ。
真理愛:
えっとマリとすみれが休みの間に昨日付けでうちの部隊に出向になっているんだ、花恋とエリシア。 それで夜はWhityGardenに戻ったんだね。外出届が出てる、朝こちらのクラブの寮へもどってきたと記録にあるね
すみれ:
まって、エリシアがここに居て花恋がぴよ吉のマスターなら…
まさかと思うけどこのForestにぴよ吉の本体があるとか?
エリシア:
うんある。 そして花恋には昨日見せた。
花恋:
なんで…すみれがアレを知ってるの?
すみれ:
ということはくま太の本体も…
エリシア:
当然あるよ。
真理愛:
それって最初にすみれに説明されたくま太とぴよ吉のAIのこと? カラダが壊れちゃったっていう。
エリシア:
今は完全に治ってるけどね…
真理愛:
そう治ったんだ良かったね
くま太:
ピガァ~!
真理愛:
くま太抱っこ? よしよし! すりすり♪
エリシア:
なるほどすみれ一人では勝てなかったからもう一人乗せることを学習したのか…
すみれ:
くま太、あなた最初から真理愛を制御ユニットにするつもりで…
小梅:
ねえ先輩、小梅、頭良くないから何すみれさんとエリシアさんが話してるのか意味わからないんですけど…
花恋:
うーん花恋も良くわからない。
うさ子:
ぴょん!
小梅:
うさ子、頭悪いなら黙ってろって、それは無いとおもうよ
花恋:
ねえ小梅ちゃん、うさ子って可愛いんだけど変な威圧感ない?
小梅:
そうですか?
すみれ:
まさかこの部隊って…
エリシア:
さあすみれ隊長、くま太の本体に案内するからこのメイド5人と4匹で行こう。許可は貰ってある。
真理愛:
くま太のAIの本体か楽しみ~♪
すみれ:
真理愛…
その12へつづく