えんぱいな日々 第五百六十一話 禁断のパンセ その12

 
Drフィッツジェラルド(以後Dr):
はい♪

久遠:
げっ!

小梅:
白ですね

エリシア・花恋
白だね…

真理愛:
なに…これ…

すみれ:
アーマーメイド。 偏向電離リフレクターリアクターを搭載した機動兵器。 巨人兵器、最大の特徴はリフレクトアーマーというバリアを作動させている間は熱核反応兵器を含むあらゆる他の兵器を無効化する点。 アーマーメイドにはアーマーメイドしか対抗手段がない所。

花恋:
普通はこういう反応だよね

エリシア:
でも花恋すぐ動じなくなったね

花恋:
まあこれでもForest所属のメイドだし、順応性は高くないとここではメイドできないし。

エリシア:
それって昨日のルゥナ…月美との

花恋:
あれは差別!

久遠:
ドクターお客様ですよ!
(パッとチェス盤が消える)

Dr:
久遠酷いですわ、わたくしが勝ってましたのに!

エリシア:
ドクター連れてきたよ

小梅:
あっ!先生だ!

エリシア:
えっ?

花恋:
フランソアさんお疲れさまです!昨日はちょっとびっくりましたけど!

真理愛・すみれ:
フランソアさん?

花恋:
総務部のメイド服?

久遠:
うんドクターが居る間は総務部にもどってドクター付きのただのメイドさんに戻る事になったの! でも久々にこの服きたら身長の伸びた分…丈が短くて…
サイズ大きいの美奈部長に手配してもらってる

花恋:
その服で外行かない方がいいですよ、さっきパンツ見えてました

久遠:
やっぱり? うっ恥ずかしい…

花恋:
それでドクターって?

Dr:
エリシアご苦労さまですわ♪

エリシア:
はい…

小梅:
ねえ先生いつ日本に来たの?

Dr:
今朝よ。小梅元気そうね、うさ子も元気?

うさ子:
ぴょん!

Dr:
そう。剛史は良くしてくれてる?

小梅:
うん! お兄ちゃん優しいしお姉さん達みんな優しいよ

エリシア:
小梅…この人知ってるの?

小梅:
うん! 先生は小梅の保護者? だっけ?

Dr:
そうですわ保護者です♪

エリシア:
そういうことはドクター伝えてくれないと!

Dr:
あれ言いませんでしたっけ?

エリシア:
聞いてません!

すみれ:
…ねえエリシア。
「コレ」Drフィッツジェラルドの「本体」で間違い無いよね?

真理愛:
すみれ…?

エリシア:
そう「今の本体」 まさかすみれまでドクターに会ったことあるとか?
もう勘弁してよドクター!

すみれ:
ありがとう…じゃあ…コロスね… ブラスタースリー!ドライブ!

SE:
どんっ!
(すみれが左手を横に払うと自分より後ろとの間に空気障壁ができる)

エリシア:
えっ?

自分をクッションにしてエリシアをかばうぴよ吉

Dr:
みんな離れて!

Drは右手で小梅を庇っている。同時に空中に半分浮きながらも小梅の顔を庇ううさ子

真理愛:
すみれ!

ポタっと力なく落ちるくま太

花恋:
何よいったい!

無意識のうちにスカートの隠しスリットから太もものホルスターの銃を右手で抜く

久遠:
!!

その12へつづく