えんぱいな日々(本編) 第五百六十三話 禁断のパンセ 後編 その14
小梅:
小梅までご飯ご馳走になってスイマセンです
郁恵:
食べろ食べろ! まあコンビニ弁当だけどね!
アリエル:
ほう!ビーフボウル(牛丼のこと)に生卵と七味唐辛子を入れるのですわね!
今度試してみますわ!
美里:
これが美味しいんですよぉ!カシャカシャ!
小梅:
下にショッピングモール併設のフードコートがあって、牛丼屋からハンバーガーショップ、ピザ屋、とんかつや中華料理、そば屋、スパゲティー屋、スウィーツ関係があってデリバリが全部できて、けっこう遅くまでやってるし、さらに通り渡ったらコンビニがある立地ってヤバイよね。
愛里栖:
その国立人工生命科学研究所の真正面が篠山家のお屋敷で…これが80階建てのツインタワービルとか…色々オカシイヨネ。
郁恵:
お屋敷って何…って感じで常識が破壊される…
美里:
美味しい! 美里は知ってましたよ!
小梅:
美里、本当に吉乃屋の牛丼好きだよね。
美里:
毎週一回は食べる!
ルゥナ:
…うぅ~ん…お腹すいた…ご飯食べたい‥
郁恵:
えっ?
美里:
ご主人様?
ルゥナ:
ねえルゥナの分もあるよね?
美里:
はいご主人様の分もご用意してあります。
ルゥナ:
じゃあ食べる…
郁恵:
第一声が…
愛里栖:
それ?
小梅:
なんか…月美先輩の時よりまとってる雰囲気があきらかなんか違う…明らかにポンコツ‥
アリエル:
ちゃんとルゥナさんになってますわね。
小梅:
えぇ‥‥そうなんですか? あれが…
うさ子:
ぴょん…
アリエル:
クレア、たった今、ルゥナ様がお目覚めになりました。 来てもらえますか? はい、お願いいたします‥‥(涙)
その15へつづく