えんぱいな日々 第五百六十一話 禁断のパンセ その6

 
幸喜:
月美さん、お疲れなのは解ってるがそろそろ起きた方が…

月美:
うぅ~んもう退出時間…?

幸喜:
まだ時間はあるが、シャワーとか浴びた方がいいかと思って…起こしたんだ

月美:
はい、月美さんはとてもとても疲れてますし寝不足です。 寝る前に二度もしたはずなのに、朝の4時になんか襲われて、ゴムもなくて月美の身体にかけれてベトベトのまま寝ました。ですからシャワー浴びないといけませんね。 たしかに

幸喜:
…スマン…

月美:
お兄ちゃんなんで早朝になると突然エッチになるの?

幸喜:
うぅ~んなんていうか生理的なリズムと…ふいに目が覚めて月美さんが寝ている姿を見るととても愛おしく見えまして…その…

月美:
熟睡してるところを突然、起こさて激しくされる女の子の気持ちわかるかな?

幸喜:
…あの月美さんコーヒーでも飲みますか?

月美:
ミルクと砂糖たっぷりいれて…

幸喜:
今ご用意いたします。

月美:
なんでラブホテル出た後の太陽の眩しさって後ろめたい気持ちになるの…
それで朝ごはんはいつもも喫茶店でモーニングだよね?

幸喜:
そのつもりだけど?

月美:
ご飯食べてもお昼までには少し時間あるよね? 制服着替えてきたいんだ。さすがにこのまま病院にいくと…お泊りしましたって感じになるから恥ずかしいし…あと郁恵達にもその空いてたらだけど一緒に‥梨音ちゃんの所に

幸喜:
それなんだが、郁恵さんと愛里栖さん美里さんは直接病院に向かってもらっていて、月美の着替えの服をもっていってもらってる。

月美:
だから! 郁恵達に見られるのがそもそも恥ずかしいから…まあもうシテるって解ってはいるだろうだけど…その…あう。 美里ちゃんまで…

幸喜:
郁恵さん達はそんなこと気にしないと思うぞ?

月美:
わたしが気にするの! それに絶対に冷やかされるだから!

幸喜:
お連れしたよ。

郁恵:
幸喜様、ありがとうございます。

愛里栖:
歓談室は個室をご用意してあります。

月美:
ちょっとなんでメイド服なの? それにいつものメイド服じゃないし…えっ?
美里ちゃんもなんでメイド服?

幸喜:
美里さん瑠莉さんから話は聞いている。彼女の事どうか支えてやってくれ

美里:
はい…でもまさかメイド服まで用意されていて…サイズとかもぴったりだし…最初からそのつもりで…Forestって怖すぎです…。

幸喜:
それでメイド長は?

郁恵:
メイド長~♪

月美:
えっ? 久美さんも来るですか?

愛里栖:
うふ♪

美里:
うわ…本当に何も聞いてないんだ…先輩可哀そう…

アリエル:
お久しぶりでございます♪

月美:
本当にお久しぶりですアリエルさん…あれ? 

郁恵:
本当だアリエルさんは覚えてるんだ

愛里栖:
エリシアも覚えてたっていってたし

幸喜:
アリエルメイド長、後は任していいかな? 梨音の所に行ってくる。

アリエル:
わかりましたわ。なにかありましたら電脳通信でお願いいたします。

幸喜:
解った。

美里:
丸投げですか‥‥このメンバーだと美里が突っ込み役…

幸喜:
後はキミのメイド達から話を聞いて。 そしてどうするか相談をして決めるんだいいね?どんな風に決めてもオレはキミの事を支えるから。

月美:
私のメイド達…?

幸喜:
そうだキミのメイドだ。 梨音の所に行ってくる。

月美:
はい…

その7へつづく