えんぱいな日々(本編) 第五百六十四話 Bull's Eye 前半 その3
エリシア:
すぅ~♪
花恋:
うぅ~ん…
花恋:
お姉さまの香水の匂いじゃない…もっと甘酸っぱい…匂い…蜂蜜とレモンを煮詰めたような‥
エリシア:
うぅ~ん‥♪
エリシア:
うぅ~ん…ちゅうちゅう~♪
花恋:
エリシア…あの…その…それは花恋だって時々お姉さまの乳首に無意識で吸い付くけど…えぇ…あまりヤラレタことはないから…というか‥なんでこんなことに…?
花恋:
たしかフランソアさんの目覚める準備がおわって…花恋達はお役目がおわったから、すみれの所へいって…その後、寮に戻ってきて…ご飯食べて?
瑠奈:
この白急グループの工数見積もり…寮増築にかかる日数が1週間とか本当なの? 出来たとしてもプレハブとかだったら耐震性とか心配なんだけど。
カチューシャ:
それ総裁自ら持ってきた見積もりでしょ? 幸喜総裁から説明受けたけど地盤部分を掘ってそこに耐震ダンパー付き土台をシャフトを打ち込だうえに並べてその上にこれもブロック状の建物を並べていく。最新式の前哨基地の部材で製作する対防弾対火災対地震の建築らしいわよ
瑠奈:
前哨基地用の部材で建設するのね…それなら速さと強度が求めるから納得はできるか…
なら依頼しちゃおうかな。実際多分に隊員が増えるは確実だから、今の三倍は寮の部屋が欲しいしそれだけじゃなくて食堂や炊事場なども増やしたいし・・・
カチューシャ:
それを見越して横の敷地は開けてあるわけだしいいんじゃない? 正式に部隊が発足したから予算は今までと違ってあるんだし。
瑠奈:
そうだね、白山市の本社に直接行って担当さんと相談してくるわ。
カチューシャ:
食堂は任せるけど、人数が増えるならここで作りたいからちゃんとした炊事場をよろしくね、わたしの好みでお願いね♪ 寮長さん
瑠奈:
はいはい。今まではご主人様のポケットマネーでやりくりしてたから。しかしすごい部隊運営資金だよね。寮長の自由決済権の予備費とかまであるし…。大抵の設備投資とかは美奈総務部長と詩織メイド長の最終決済で降りるし。戦略爆撃機とか買わなければだけど。
カチューシャ:
元帥府直轄の特務特別機動部隊で、予算は欧州フォーシスターズ、日本は白急グループ、Woodsグループ、そしてうちのForestグループが共同で運営資金は拠出してるんだから。ういのご主人様のポケットマネーと比べたら失礼よ。
瑠奈:
可愛いあの娘(こ)達の為とはいえ、良く考えると今までの部隊試験運用期間の半年間、閣下のポケットマネーだけで良くヤリクリしてたよね。自分で自分を誉めたいわ
カシューシャ:
わたしも誉めてあげるわよ♪ 瑠奈偉い偉い♪
花恋:
お腹…すいたぁ…
小梅:
おおぉ瑠奈さんとカチューシャさんが水羊羹食べてる!
くま太:
ピガァ!
エリシア:
真理愛がオレの正妻だから、あの事は言うなって…すみれはどうなのさ? あれは親友‥ふぅーん
真理愛:
マリがくま太の正妻?
ぴよ吉:
ピヨォォ!
エリシア:
うんそうらしいよ。 えーぴよ吉はエリシアと花恋が正妻? 二人いる段階でどうなのさ。第一夫人は?
ぴよ吉:
ぴよ!
エリシア:
両方を等しく愛してこそのエンパイアクラブだ? エリシアはぴよ吉のメイドではない
カチューシャ:
みんな任務ご苦労さま!
くま太・ぴよ吉
ぴがぁ~、ぴよ!
瑠奈:
おう、お仕事様ってありがとう! キミ達もね♪
にゃん太・うさ子
にゃん! ぴょぴょん!
カチューシャ:
ちゃんと、キミ達のマスターの食事は残してあるわよ、小梅ちゃんはデザートだけで?
水羊羹出すわね。すぐ用意するわ。
小梅ちゃんわるいけど「給茶器」からお茶を先輩たちに出して
花恋:
ご飯! ありがとうございます!
小梅:
水羊羹! その前にお茶了解しました!
瑠奈:
そうなの、予算の計算がめんどくさくて、えっ?くま太が手伝ってくれるの? それはありがたいけど…あと寮拡張部分については要望をぴよ吉がまとめてくれる? その上で白急との打ち合わせにも一緒に参加してくれるの? うわー嬉しい! くま太も? ありがとう!ワタシ一人だと不安だったからとても嬉しい!
エリシア:
あのエロクマとエロひよこ、自分達の能力を生かして瑠奈さんにあからさまに取り入ろうとしてるよね?
真理愛:
瑠奈さんこの寮では最大の権力者だし? 備品とか権限があるし…? 寮長さんだし…
エリシア:
にゃん太とうさ子はそれでも、花恋とか小梅のために動いてるよね? あの二匹は? 差は?
真理愛:
マリが思うにすみれのボディの設計とか? もしくはAIとして育て方が悪かったとか?
エリシア:
何が正妻だよ、自らの欲望のままに行動してるだけじゃない。 これはすみれが復帰したら緊急会議が必要
真理愛:
えぇぇ…
その4へつづく