えんぱいな日々(本編) 第五百六十四話 Bull's Eye 前半 その4
小梅:
ぴよ吉さんが蹴った!
エリシア:
ご主人様笑ってないで手伝う!
花恋:
湯舟浸かちゃったし
小梅:
捕まえましたぁ! どうだ!
エリシア:
でかした小梅! 神妙にしろぴよ吉! このまま洗う!
小梅:
はい!
ぴよ吉:
びよぉ!!!!(もがいている)
小梅:
!!!! ぴよ吉さん、それ以上くちばしを入ちゃ…だめ…です…小梅…未経験なんで…ダメです…おねがい…ヤメテ‥‥
エリシア:
えっ? 小梅…まさか…ぴよ吉のくちばしが‥
花恋:
この! エロドリがぁああああああ!
SE:
ばすこぉーーーん!
ぴよ吉:
びぎょぉおおおおおおおおおおおおおお!
小梅:
でも…少し気持ちよかったかも…
エリシア:
ダメよ小梅、そういうのは大切な人の為にとっとかないと。
花恋:
成敗!
真理愛:
アンタ達、意外と丈夫だよね。
くま太:
ビガぁ~
真理愛:
そっか綿の代わりにれたスポンジが普段は柔らかいだけど、強い衝撃を一度にうけると衝撃吸収力と圧力分散性が高く変化する分子構造をしてるわけね。ライフル弾でも防ぐと。入れたアレって防弾チョッキとかにも使用されている素材なんだふ~ん。 たしかに軍用だよね。
身を挺してマスターを護るのがぴよ吉の機能だと。 今はそのマスターに蹴り飛ばされているけど。
小梅:
ほう~メイド野服の下はこうなってるですね。一丁がわきの下で、もう一丁が太ももと、左右の太ももじゃないですねへー! それで替えの弾?マガジンだっけが逆側のふとともと、わきの下と。それで二丁拳銃と! カッコイイです!
花恋:
ありがとう‥‥恥ずかしいな…。 でもちょと嬉しい。 右手の方がスカートの隠しスリットから取り出しやすいし、右を抜き終わった同時に左手でわきの下からぬくみたいな? 色々試したんだけどこれが一番速く抜けるかんじで
小梅:
ほほ~なるほど!
真理愛:
完全にスカーレッドバレットの花恋にもどってるわね。まあ武装は許可されてるし良いのだけど…お風呂上りでそれは‥
花恋:
あはは…まあパンツまるだしね…メイド服のドライクリーニングがあそこに併設されているとは知らなくて。明日からは部屋義用意する。
エリシア:
ち・が・う! そのガンベルドとガーダーホルスターという恰好は女性してどうか? 加倉家のお嬢様でご当主としてどうなのか?
花恋:
いやいや! フランソアさんみたいに、スカートの下にコンバットブレードを折りたたんで二本も装備してないし、詩織メイド長みたいに、あんな口径13mmという大筒を隠してないし! 悠美メイド秘書なんか道路封鎖用のスラッグ弾を装填したショットガンをスカートの下に折りたたんでさらにMブラスターだよ? それに比べたら花恋の武装なんて超大人しいよ?
エリシア:
いや武器の種類とか威力とか、そういう事じゃなくてね…
真理愛:
基準となるメイドがForestはオカシイ。
小梅:
そろそろうさ子たち乾燥が終わるころなので見てきますね!
真理愛:
うん、お願い。
真理愛:
花恋とエリシアは明日は午後からでいいから。隊長代理命令です
花恋:
あーもしかしたら体調の変化があるかもだし今日の明日だもんね。お言葉に甘えます。
真理愛:
でわおやすみ、良い夜を~♪ うふふ♪
小梅:
これが今夜はお楽しみですねってやつですね…
うさ子:
ぴょん♪
エリシア:
!! …おやすみなさい。
花恋:
うん。おやすみ えっ?
花恋:
ねえそういえばこの寮だとエリシアはどこの部屋なの?
エリシア:
…花恋の部屋…
花恋:
えっ?
エリシア:
だから…花恋の部屋。もう荷物も入ってる。
花恋:
……はぁ????
花恋:
机が増えてる! にゃん太のクッション、肉球柄可愛いどぉ!
それに制服が二着! 何時の間に!
エリシア:
えっと瑠奈さんが、今日警護してる間に…用意してくれた。 来週から学園に一緒に通う。 花恋と同じクラス にしてもらったし。
花恋:
そうなんですか…まあ寮長だし鍵あるものね…。そう…それでこれって
エリシア:
花恋の部屋で一緒に暮らす。
花恋:
そういうことだよね…。
その5へつづく