えんぱいな日々(本編) 第五百六十六話 Lion 前半 その2

 
幸喜・良二:
と言う感じだがどうかな?

ルゥナ:
と言ってるけど

花恋:
そうよね…

花恋:
あの子達には怪物の本拠地みたいな場所だけじゃ無くちゃんとしたクラブを…家を提供してあげたいわ。

ルゥナ:
メイドでなくなった同時に化け物の巣窟というのを認めるとは…

花恋:
いやオーナーが瑠莉さんからフランソアさんになったので…

愛里栖:
たしかに‥‥あの昨日の演説を聴いてるとそれくらいの場所じゃないと世界にあんなこと言えないわよね…

良二:
それでうちで今研修している新人メイド達も研修が終わりしだいEHDENに配属させるつもりなんだ。

エリシア:
任務や訓練が無い日はEHDENのお仕事をして、メイド宿舎はEHDENにも用意してもらえるからまろん達とトモダチになったメイド達と一緒に仕事したり遊んだりできる

まろん:
すごい!

エミリー:
私も萌奈たちは大好きだし。 と言うことはアタシがEHDEN担当の衛生メイド? 目の前にメディカルセンターもあるし万全な設備ですね

夢結:
エリシアお姉さまありがとうございます!

エリシア:
おっエリシアにまでお姉さまがついた! まあ花恋の半身みたいなものだし、それは嬉しい

梨音:
なぜそんなにルゥナお姉ちゃんがクラブ運営に一日で積極的になったのか…これは家のお屋敷のお兄ちゃんの部屋で同棲する気ですね? たらしこまれたと?

ルゥナ:
ギクっ! そ…そんなこと…

花恋:
あっなるほど、オトコか。 まあ花恋も良二オーナーに逆らえないのはクリスお姉さまがいるからで人の事いえませんし。 やり方は同じですね。

良二:
いや! ボクはそこまでゲスくないから!

向日葵:
いややってることは花恋さんの言うとおりかと

良二:
向日葵ちゃんまで!

郁恵:
トモダチがどうとか言っても所詮オトコが上だよね

愛里栖:
そしてそれをつかってルゥナを吊り上げさせた良二オーナー最低。 久美さんに言いますから

美里:
お姉さまに達には美里がいますから‥

花恋:
クリスお姉さまにも報告させていただきます!

良二:
ちょっと郁恵も愛里栖も花恋まって! それ久美ちゃんに椅子で殴られるから! クリスメイド秘書に言ったらそのまま絵美香お姉さんに…ひぃぃい!

梨音:
たぶんGreenWood'sで研修を今行っている美見達やForestのみるくも梨音のメイドにする気ならたしかに向日葵でメイド長は無理です。もうそれはかなり規模が大きい立派なクラブです。よってマリエットお姉ちゃんがメイド秘書、アリエルさんがメイド長としてクラブとしてメイドを管理するってことですね。

向日葵:
(さすがお嬢様…)

アリエル:
そうですわ。

マリエット:
さすが梨音ちゃん、いやご主人様ね

梨音:
クラブとしてのご主人様は梨音といいたいわけか。

花恋:
それで、フルドライブが使えるようになった、愛里栖と郁恵、フランソアさんなみの戦闘能力を持つ梨音ちゃん、まして歩く大量破壊兵器のルゥナとか民間人にしとくわけにはいかないんだけど、ただ普通の部隊じゃ自由行動権が…

ルゥナ:
なによその歩く大量破壊兵器って!

アリエル:
それは~その為のわたくしの妹分のすみれさんの部隊ですわ

愛里栖:
最初から全て計画して実行づみと

郁恵:
美里、あんた本当にとんでもないクラブに所属してたのね。

美里:
はい…。 でもこれはアリエルさんと優香前保安本部長の企みだとおもいます…まあたしかに先日までは両方ともForest所属でしたが…

アリエル:
でわ皆様、次はすみれさんの所へご挨拶にまいりましょう! もう隊舎の隊長室にいますわ

梨音:
確かにそういう予定だったのよね最初から…

向日葵:
はいそういう予定でしたお嬢様

梨音:
これがエンパイアクラブの世界…

良二:
すみれにも鈴奈にも迷惑かけるな…謝らないと

花恋:
まあいっか

ルゥナ:
うわ花恋が悟った…

その3へつづく