えんぱいな日々(本編) 第五百六十八話 BLAZE UP 前半 その15
真理愛:
焦らず、ゆっくりでいいから、バスタオルをとって、こっちへおいで…
小梅:
うっ…(涙)
すみれ:
どうしたの小梅?
真理愛:
怖くなちゃった? 無理にマリ達二人に抱かれようなんて思わないようにね?
小梅:
違うんです…あまりにお二人がお綺麗で…その…それで今になって重要な事に気づいたというか…うわーん!(号泣)
小梅:
すみれお姉さまぁ~~! うわぁ~ん!(号泣)
すみれ:
はいはい、大丈夫よすみれの胸で泣くだけないて…まず落ち着こう。
真理愛:
動き速かった…マリが負けた…
すみれ:
どう落ち着いた?
小梅:
はい…取り乱してしまって…すいませんでした。
真理愛:
いいのよ、小梅は初めてのだし、いっぱいいっぱいだよね?
小梅:
それが問題で、小梅にとっては初めての恋で…初恋で…それで自分のことばっかりで一杯いっぱいになってて大事な事を忘れてました。
すみれ:
大事なこと?
小梅:
お姉さま達の裸をみて‥そのあまりに綺麗で‥でも当然なんです。 だってすみれお姉さまは剛史お兄ちゃん、エンパイアクラブ GreenWood'sのオーナーでご主人様の正式な妾で凛空メイド長の専属メイド。 あるいみ花路家のメイド長になるべき人です。
すみれ:
最後のはわからないな。すみれが普通のメイドだったらそうなるだろうけど…そうじゃないし…本当は普通のメイドのままですみれもいたかった‥まあこの話はいいやそれで?
小梅:
真理愛お姉さまは、上原家のご令嬢で、穏海副メイド長、新見家ご当主の正式な妾で専属メイドで。 というかなぜ次女の真理愛お姉さまがご当主でお姉さまが聖理愛先輩がまり先輩とパートナーになってるのか…小梅、謎何ですけど…スイマセン全然関係ない話になちゃって
真理愛:
あー! えっとね二人はお母さんが違うの…。それで真理愛がとっても小さいころ、上原家にお姉ちゃんは引き取られたの。名前はその時につけてもらったから、マリは聖母マリアの真理愛でしょ? だからお姉ちゃんは聖なるで聖理愛とつけたんだって、だから名前はマリの方が先なの。ちなみに、マリがマリというのはセリアとマリアだから似てるから、聖理愛お姉ちゃんは私だし、マリはマリーって周りが呼ばれてたのでマリになった。ちゃんと聖理愛お姉ちゃんは「セリア」ってフルで呼ばれたよ周りに。
だけどあくまでマリが上原の正式な娘で、聖理愛お姉ちゃんは養子だから、上原家は真理愛がついだ…他の家族は戦争の前にスペインで死んじゃったので
小梅:
すいませんです…なんかそんな事、聞ちゃって…
真理愛:
真理愛も説明することあまりないから、これからの事もあるから小梅には知ってほしかったから強引に話した。
小梅:
はい…。それで‥
小梅:
ようは小梅は西園寺家のご当主と花路家当主と新見家の正式な妾と上原当主の二人を同時にNTRしようとしていた…と気づいて驚愕したんです‥それでパニックになって…あまりにも恐れ知らずな自分に恐怖にかられて号泣してしまったんです。 自分は何をしてるだろうと…
真理愛:
くくくくっ!!!!!!!!!!!あはははっダメ!!
すみれ:
くすぅぅぅうぅ!
真理愛:
やばいっ! 涙でてくきた(爆笑)
すみれ:
だめ! 息ができない! 呼吸困難! ちぬぅ! ちんじゃう!(爆笑)
小梅:
ちょっとお姉さま達! 笑うのは失礼じゃないですか! 小梅真剣にちょーーーー真剣に驚愕したんですよ! というか! 本当に涙だしてるし!
真理愛:
だって可愛すぎる!
すみれ:
小梅! 愛してる!
真理愛:
えっとそのネトラレ?だっけ? 浮気? 浮気ってのは本気じゃない場合ね、その時の感情だけで、責任もとらず、交際する。 もしくは不義=内緒で交際しちゃうこと。 無理に他人に抱かせてイヤがるのもみるのとかがネトラセだよね?
小梅:
そうですね? うん
真理愛:
エンパイアクラブというのはメイドという特殊な存在とオーナーご主人様で構成される組織でその組織の一つが我がGreenWoodsだよね?
小梅:
はいそうです。それとNTRとなにが?関係?
真理愛:
では、凛空メイド付きのメイドはすみれで凛空様の専属メイド。 穏海副メイド長付メイドでマリで穏海お姉さまの専属メイドだよね?
小梅:
そうです。
真理愛:
小梅はエンパイアクラブグリーンウッド所属のメイド。だよね? それで正規メイドに研修が終わり配属された所属はメイド秘書課、すみれメイド長補佐並びに真理愛メイド長補佐付メイドですみれとマリの専属メイド
小梅:
そうです。こないだやっとなれました。
真理愛:
小梅は真理愛とすみれの専属メイド。 これはクラブの会議によって正式に決定された。 執行部や小梅の保護者であるDrフィッツジェラルドもいれてね。
もちろん本人の最終的な気持ちが変わってないか?があったから、最後の最後にマリとすみの所で研修の締めをやって、小梅の気持ちは変わってないと確認されたし、私達も小梅にずっと補佐ほしてほしい、まあ…ぶっちゃけ愛してるからそういう関係になりたいから、小梅はマリとすみれの専属メイドに正式になった。 うちのクラブで専属メイドはとても重くて
簡単なことじゃないの? 普通は自由にしていいフリーメイドでしょ? わかった?
小梅:
えっ…ではずっと小梅の気持ちの為に‥みんながご主人様や凛空お姉さんや穏海お姉さんや千穂さんや先生が‥
真理愛:
もちろんそれだけじゃないクラブの執行部のみんなが知ってるし何度も会議をして決めた。だからこれはクラブみんなが許してるからネトラレでもネトラセでもない。どうどうとマリとすみれとエッチしても良い。わかった?
小梅:
たかが一人の新人の準メイドの気持ちの為に…みんなが…
すみれ:
すみれ達の新しい正式専属メイド、エンパイアクラブの世界へようこそ、
小梅:
はい…
その16へつづく