えんぱいな日々(本編) 第五百六十九話 BLAZE UP 中編 その3

 
みるく:()はAURORA
(にゃん太、今何時?)

にゃん太:
(現在5:30です、みるく様)

アリエル:
くぴぃ~♪

みるく:
うっ…。たしか…お風呂を出たあと、刀バトで新規のSSRが実装されとお姉さまが騒いで…それでガチャを引いたらその1セット目でお目当てのバトラーが引けたって、お姉さまがハイテッションになって…何故かみるくがそのまま押し倒されて…その後記憶が無い…

のどがカラカラ…水分を…ひぃっ!

みしっ! 肩をぐいを掴まれる。

アリエル:
うぅ~ん…みるく~…今回の働き見事ですわ…ご褒美のキス…

みるく:
どんな夢をみてるんですか…この堕天使お姉さまは…とにかくそっと…そっと脱出…

みるく:
やっぱりお姉さまの肌から離れると寒い…まずはどてらと暖かいコーヒー。 

SE:
こぽぽっ♪

SE:
良く考えなくても部屋の中に給茶機があるってオカシイ。
まあ給茶機中毒のお姉さまならでわだけど…でもこれクラブの運営経費から出てるんだよね? まあ「これくらいはいいでしょう♪」とかマリエットメイド秘書も言ってたけど。お姉さまもマリエットさんもお二人ともフリーダムすぎるよ‥‥Forestなら絶対、萌香さんと悠里さんが認めないと思う。

みるく:
フリーダムといえば、メイド長執務室もそうだけど、なぜに英国暮らしが長いお姉さまが和室に改装するかな…畳敷だし。まあ炬燵に入れるのはいいけど。

みるく:
猫グッツ沢山買ってくれたら許すけど。お風呂とお手洗いと脱衣場は洋式にしてくれたし。 布団も畳ベッドという妥協線を見出したし。 しかしどう考えても地上70階にある部屋とは思えないよね。アパートの部屋みたい

みるく:
あれ? DMが入ってる。エミリーから? ほぉ~小梅上手くいったんだ、良かった。あれで上手くいかなかったら三年の先輩に出張ってもらうことになるから。 良かった良かった。

それと…

みるく:
えっ? 梨花からもDMが入ってる。 「みるく様へ えー内密にお話をしたいのですが、放課後お時間をいただけますでしょうか? お返事お待ちしております。」

内密? それよりみるく様って何? これって呼び出し? 梨花もなんか掴めない子だな…とりあえず会ってみよう。 まあ告白ってことはないよね専属メイドになったわけだし何かな?まあ他のメイドと仲良くなりたいとか…そういうのかもだし…まさかうちのトモダチでイジメとかはないだろうし‥内密…うーん聞いてから考えよう。

アリエル:
う~ん…寒いと思いましたら…みるくがいないじゃありませんか…何そこでお茶飲んでおりますの…早くこっちに戻ってください。 まだ一時間半くらいは寝れます…わ

みるく:
みるくは湯たんぽですか…もしくは猫…

アリエル:
ストーブと炬燵は消してくださいね…

みるく:
そしてポンコツなのかしっかりしてるのかどっちかにして下さいお姉さま。

みるく:
はいお待たせしましたお姉さ…まっ…!

くちゅ♪

みるく:
寝るんじゃ…無かったですかぁ?

アリエル:
寝ますよ…「こういう意味」で…

みるく:
何発情してるんですかぁ~! 寝る前もしたのにカラダもちませんって! すでに腰重いんですから!

アリエル:
はうつぅ~今、わたくし…エッチな期間なのです♪

みるく:
ひぃぃ! やっぱり! 

アリエル:
今の時間からなら三、四回はお互いイケますわ…

みるく:
ちょっと待ってくださいお姉さま! そんなことしたら疲れてお互い学園行けなくなっちゃいますよ! せめて一回! 一回に!

アリエル:
欲情に溺れるときは‥徹底的な方が…

みるく:
冷静に冷静になりましょう!

アリエル:
冷静に情欲に溺れるなんてデキマセンでしょ?

みるく:
どうにかして! この堕天使姉さま!

アリエル:
堕天使はヒトの女との情欲に溺れて天界を捨てたのです♪ 

みるく:
そういう解説いりませんから! どこの旧約聖書ですか!

アリエル:
さあ、お互いの陰核を指でしなからこすりつけて‥

みるく:
いやぁ~! あんっ! 朝からこんな…激しいの無理でしゅぅ~! 助けてぇ…


その4へつづく