えんぱいな日々(本編) 第五百六十六話 Lion 前半 その15

 
ひな子:
共同運営?

萌奈:
梨音だけだと厳しいから先輩達と一緒に運営すると、だけどクラブの店長と萌奈達のご主人様は梨音と

愛里栖:
みんなも昨晩のフランソアオーナーの演説は聴いたと思うけどその中心にある意味居るのがこの月美改め、ルゥナと花恋でね。

郁恵:
まあほら花恋は歩く武器庫とか緋色の弾丸、キリングマシーンとか言われてるし、このルゥナは歩く大量破壊兵器だし、そんな家のメイドにか弱い普通のメイドはなるべく避けたいわけ。

ルゥナ:
だから何なのよ!その歩く大量破壊兵器って!

アリエル:
梨音さんはお体の都合で通信制でしたが、同じ白森女学園の同期でご学友ということでご主人様と同じ視点、仲間として支えてあげていただけませんか? このような形態のクラブはエンパイアクラブとしては初めての試みです、よって上下関係ではなく仲間同志支えあって色々な困難を乗り越えていきたいと思うのです。

マリエット:
さっきはゴメンね可愛い女の子っていわれて年下ぽくみられてたから嬉しくなちゃって、幸喜と同じ歳なのに年甲斐もなく…謝ります。

萌奈:
もしかして、萌奈達ってご主人様とメイド秘書に配属の挨拶の面接でトンデモナイ失礼をしたのではないでしょうか?

シャロン:
そうなりますわよね…

テレーサ:
……ですね

ひな子:
これって、大勢のお客様の前で処女喪失ショーとかひな子…させられちゃうパターン?

梨音:
ひながそういうのがやりたいならね!

向日葵:
準備します?

アリエル:
オープンセレモニーでアソコもオープンしちゃいますわ! みたいな?

マリエット:
アリエルお願い…貴女の下ネタはちょっと寒すぎるから…ヤメテ…
(なんでアリエルってこういうのはオジサン臭いの…)

郁恵:
どうせいつかは喪失(なく)すモノだしそういうのでも…無くらないとそれはそれですごく問題だし?

ルゥナ:
良くないでしょ! そういうは大切にしないと!

愛里栖:
幸喜お兄ちゃんとヤリまくってるだけじゃなく、ついに同棲まで始めたルゥナに言われたくない。

ルゥナ:
ナンテ事言ってるのよ!

萌奈:
先輩って幸喜お兄さんとお付き合いというか同棲!?

シャロン:
えっ!

ひな子:
デルポール家って良二オーナーから説明されたけどすごい資産家なんでしょ? 白急グループとどっちが上なの? どっちが玉の輿なの?

テレーサ:
わかりません

梨音:
まあみんな、こんな頼りないご主人様で申し訳ないけど…助けて…お願い。。。

萌奈達:
もちろん! 梨音よろしく、いやご主人様! よろしくお願いします!

梨音:
それでわたし、決めたことあって言って良いかな?

梨音:
初めてのご主人様命令! 梨音のことはご主人様と呼ばない事。 サロン内では店長!これは「だれが代表者かお客様から解る為」です。責任者だから。 でも口調は普通で! 普段は梨音とか、シャロンとかはさんつけしてるからそれはいいけど、いままでと同じ呼び方と口調にして! これはうちの篠山家のスタイルにします。 理由としてはうちの筆頭メイドの向日葵がお嬢様というのを変えさせたくない事。それと梨音はこれから学園にやっと行けるのでそこで梨音と普通に接して呼んで話してほしいから…トモダチと学園生活が…青春?がしたい…から…お願いします!

萌奈達:
うんわかった! 梨音(さん)、

萌奈:
いやは今は梨音店長かな?

梨音:
いいですかね? マリエットメイド秘書、アリエルメイド長

マリエット:
わかりました店長!

アリエル:
わかりましたわ梨音さん。

マリエット:
向日葵、みんなを篠山家のメイド宿舎ブロックの各自の部屋に案内してあげて。これから篠山家のメイドの事は向日葵に任せます。 あなたがリーダーよ。

向日葵:
わかりましたマリエットメイド秘書。 みんなついてきて案内する

萌奈達:
はい! でわ先輩達! メイド長、メイド秘書、梨音店長! 失礼します!

アリエル:
お疲れ様ですわ!

梨音:
みんなよろしくね! お疲れ様~!


その16へつづく