えんぱいな日々(本編) 第五百七十一話 流星 前編 その13

 
梨音:
優樹子ママ! 年末の挨拶に…ほぉ~!

優樹子:
いらっしゃいませ!

向日葵・梨音:
おおお~ぉ!

梨音:
内容は毎年と同じですが、今年は向日葵ではなく、梨音が自分の手でお渡しできます!
巴裡 小川軒 目黒店の レイズン・ウィッチです! 当然、お兄ちゃんとルゥナお姉ちゃんが買ってきました!

どうぞ!

優樹子:
うんありがとう。この味は私がまだあそこの研究所の副所長の時からかわらない味なの。洋菓子としては日本でも最古の部類ね♪ そこのフランソアも好きだからあとでコーヒー一緒に食べるわありがとう。

律子:
楽しみですわ。

梨音:
あのそれで…着物が綺麗なんですが、なぜにどうしてこなってるんですか?


解説:作者
以下のです! サイトも紹介しときます! 作者のモンブラン(自由が丘)とこの小川軒 目黒店のレイズンウィッチ、そして亀谷万年堂(自由が丘)のナボナは子供の時からの大好物です。


小川軒 WEBサイト

優樹子:
着物はフランソア…この場合は一世ねとデメテルが「日本の文化の着物がきたい!」という要望のもと律子が着付けしました! これで年末年始はうちは営業します! 

理沙:
ママさん、ボク達がこのクラブを必ず日本一にしてみせます。

Dr:
理沙、ここは世界一を目指しますのが使命ですわ。 当然手段は択ばず!

デメテル:
フィッツジェラルド殿、ここは地球圏一であろう!

律子:
今一瞬世界の終末が鮮明に頭に‥全ての生物が滅ぶ姿が‥うっ…
デメテル様だけでも大変なのにDrも理沙さんもうちの店に

Dr:
お屋敷が神社だ旅行だって騒がしいのですわよ。 そしたら優樹子がバイトしないって

優樹子:
忙しいからバイトを雇ったのよ!

律子:
バイト…幾らでですか?

優樹子:
ふふっ! 律子のお節料理!

デメテル:
楽しみじゃな!

Dr:
ですわね~!

理沙:
明日からは花梨も手伝いにくるので! お節料理も手伝いますから律子さん

律子:
はぁ…。 わたしも白杜の巫女の手伝いにいけばよかったですわ。論文の執筆がなければ…。

梨花:
はい? 小梅? えっうん…ちょっとまって。 店長ちょとよろしいですか?

梨花:
あの例の件で小梅と剛史オーナーが迎えに来てくれるので、行ってきます。

梨音:
わかった、ケルブを、るーお姉ちゃんから付けてもらって連れって。 梨音達はまだ、商会長さんの事務所に挨拶に行かないといけないんで。

梨花:
了解しました。

向日葵:
あの例の件?

梨花:
コンビニで買い物して待つっていうから来たけど。
駐車場にロールスロイスとか。 まあこれでも可愛い方か‥‥すみれ先輩のMP4Xが止まってる時もあるし…絶対に回りから「このコンビニは異常だ」って言われているよね? 
まあ主にうちの関係者か…

ケルブ:
ピガぁ!

梨花:
正常異常などその者のいる環境によって変わる? 正義と悪みたいなモノだ。絶対的なモノなどではない。 
まあそうだけどさ。

SE:
ピンポン♪ピンポン♪

梨花:
碧お姉さんお疲れ様でーす

ケルブ:
ピガぁ~!

碧:(バイトのお姉さん)
あっ梨花ちゃんとケルブ、お疲れ様。そっか今日仕事納めだったんだよね。メイド服きてない。

梨花:
おかげ様でクラブは年末は締めました。 今店長、いや、ここだとオーナーか。 は年末の挨拶周りを向日葵としてます。

碧:
オーナーも大変だね

梨花:
碧お姉さんは大晦日とお正月もバイトですか?

碧:
うん、けっこう周りのビルのオフィスも出るみたいよ? 今年は。だから、うちが空いて無いとみんな大変だし。 あと私も予定ないからシフト入れた!

梨花:
それなのにオーナーと私たちは旅行と・・・本当に申し訳ないです。

碧:
もう! オーナーも貴女達は学園も仕事もしてるだからちょっとは遊んできなさい!
本当にその歳から仕事しすぎ、毎日みてるから知ってるのよ? 店長もバイト仲間もみんな貴女達のこと心配してるんだからね。

梨花:
あははっ! はいわかりました! オーナーにも伝えておきます!

小梅:
梨花、お疲れさま。 さっき店長と言ってから、オーナーって言い直してたけど。 それ梨音のこと? このコンビニも梨音がオーナー?

梨花:
お疲れ様。

碧:
そうここのお店のオーナーは梨音ちゃんよ、ちゃんづけしていいのかな? まあ本人がそれで良いって言ってるしいいか!

小梅:
お姉さんって白森女学園の近くにある同じ系列のコンビニに、あの真夏でもなぜか中華まんが売ってるオカシイコンビニ‥‥そこでバイトしてませんでした?

碧:
そう! そっちも同じ梨音ちゃんがオーナーするお店よ。私が白山に引っ越したのでここが同じオーナーのお店だし安心だから務めさせてもらった。 

小梅:
なるほど…真夏に中華まんが置いてある謎がとけた…梨音がオーナーなら店長に強制するよね…。 それですいません、Lチキのレギュラーを二つと、カリアゲ君の普通を1つ。 あと折角だし特製肉まん一個お願いします。

碧:
はい!

梨花:
毎度ありです!


その14へつづく