えんぱいな日々(本編) 第五百七十話 BLAZE UP 後編 その12
ニケ(ミケーラ):
ナニ?コレ? ニケ・ヴィクトーリア? それが私の本当の名前?
ニケ:
えっ? ニケおめでとうって? お兄ちゃん何で驚かないですか?
テミス:
テミスは驚いてるよ初めて女神の覚醒みたから、良かった良かったちゃんとニケに覚醒して~おめでとう~(棒読み) 女神ニケ! 改めてこれからも親友としてよろしくね!
くま太&にゃん太
はれるや~♪ はれるや~♪ もういっちょ! はれるや~♪
テミス:
なんかオジサン声の合唱って…これバリトンじゃないよね? 酒の席ぽい…
コユニ:
ニケ殿、女神殿の守護獣を命じられたコユニと申します。よろしくお願いします。
テミス:
よろしくコユニ? デザインはお兄ちゃんの末妻の有虹子さんのぬいぐるみから?
これお兄ちゃんが用意したの? 物理空間でもこのカタチになるから? はぁ~良くわからないんですが・・・えっミケーラは幼名で、正式に女神になるとニケになる、ヴィクトリアとは勝利? 勝利の女神? そしてこの杖が…
左の女神:
勝利の導杖 ヴィクトリーロッド! ニケ様ついにやりましたわね! おめでとうございますわ!お迎えに参りました。早速デーメーテール様の神殿へ報告のあと一緒にオリュンポス神殿で就任式を執り行いますので。
精神力も皆様尽きてらっしゃいますでしょうし、私達が転送でお送りいたしますわ。
テミス:
ヘーラー様! わざわざ乙女宮までお祝いに!
ニケ:
後ろの方は戦の女神アーレス様? えっお兄ちゃん気をつけろって? だって上級女神様達ですよ?
にゃん太:
やっかいなのが出てきおったな!
くま太:
ああ、マズイな。
ニケ:
くま太達もなんでそんなに?
ヘーラー?:
剛史達には擬態通じてなく真の姿みえちゃってるわね。 まあ師匠の時も通信越しでごまかしたし直は無理か。 ということでウリエルやっちゃって。
ニケ:
えっ逃げろって?
テミス:
姿がえっ? ヘーラー様達じゃない?
ウリエル:
転送します! 領域内緊急シフト!
魔法陣が描かれて、光が満ちる。
テミス:
ココはドコ?
ニケ:
カラダが重いです…
くま太:
ああ剛史殿、その通りだと思う。電脳位相空間。
にゃん太:
マズイぞ、ここではニケもテミスも自由に動けん。
桃子:
剛史! この私達の電脳位相空間ではその子達は動けないわ! エージェント三匹と剛史だけで私とアルティメイド三人相手には敵わない! 降伏してアヴァロンに投降しなさない。 身体はこちらで後からかならず取り返すわ!
ウリエル:
ニケさん、テミスさん、そのニケさんの杖、ヴィクトリーロッドは支配の杖と言ってとても危険なモノなのです。これ以上の混乱を地上の世界にもたらさないで下さい。無駄な抵抗はやめて私達についてきてください。
ラファエロ:
フランソワーズ姉さま、これって任務を理由にしてるけど、現妻から別れた女が夫を強奪しようというやつだよね?
フランソワーズ
まさに強奪愛かっこ意識プラスのちに物理!
桃子:
そこの二人! 聞こえてるわよ!
ニケ:
電脳位相空間って何ですか? 星界と物理世界の間? 高次元ゲートの中? お兄ちゃん達だけでも逃げて下さい。
くま太:
剛史殿の言う通りだ。逃げるってどうやって? この空間の出入りの鍵はアチラがもっている。 そうだ最後まで諦めるな勝利の女神殿!
ちゅんぴ壱号:
ちゅん!
くま太:
おうちゅんぴ壱号、お疲れ、久々だな!
ちゅんぴ壱号:
ちゅちゅん。
ニケ:
鳥ですか?
テミス:
ずいぶん丸い鳥ですね…
にゃん太:
そうだな物理世界ではまだ一時間ちょっとだな。アップリング施設は両方とも占領終了と! なら…
お兄ちゃん:
(ニヤっ!)
Drフィッツジェラルド:(以後Dr)
あははははっ! この世に光りがある限り!
優樹子:
闇もまた不滅なり‥
Dr:
清く正しく美しく!
優樹子:
この世に正義は栄えない…
Dr:
ポコンツ師匠コンビ只今参上!
桃子:
出たな悪の秘密科学結社ギャラクター! 飛んで火に居るポンコツ師匠!
ウリエル達! やっておしまい!
ウリエル:
また戦わなければならなのでしょうか? 何故人は争なければならないのでしょう…
ラファエロ:
お姉さま、どっちが悪役でどっちが正義の味方?
フランソワーズ:
両方悪だと思う。
テミス:
お兄ちゃんテミス達はどうしたら? ここでじっとしてろ? はあ。 それでニケは股くらいは閉じろと集中できないと
くま太:
ニケは白なんだな。
ちゅんぴ壱号:
ちゅん!
ニケ:
ひぃぃいぃ! お兄ちゃん達のエッチ! 変態! スケベ!
その13へつづく