えんぱいな日々(本編) 第五百七十一話 流星 前編

 
 
萌奈:
アンタ本当に頭沸いてるじゃないの? プレイルーム内をカメラで常時監視とかそれ覗き!

夢結:
だって危険でしょ!

夢結:
アリエル姐も萌奈に言って下さい、最近ではプレイ中のメイドに対しての違法薬物をつかって調教し拉致する事件も発生しています、その場合はプレイルームからの逃亡などもできないですし! 警備課としては譲れません!

萌奈:
カメラ付いてるところでサービスなんかできませんし、お客様をつねに疑いの目でみるとか言語道断です! エンパイアクラブは普通のそこらへんの風俗店じゃないのよ?会員になる為には厳正な審査があってこのお店に来るんです! それなのにカメラがプレイルームにあるとかお客様に露見したら信用問題です!  アリエルメイド長もこの石頭に言って下さいよ

アリエル:
たしかに他のエンパイアクラブで夢結が今言ったような事例があったと報告は受けておりますわ。 用心にこしたことはないので、ベッドヘッドやお風呂やルームの壁などに警備課へ非常通報が可能なスイッチなどをお客様に解らないように設置したらどうですか? もしもの為にということで

夢結:
クスリ使われたり、拘束用の器具とか使用するプレイの最中だったら押せないでしょ?

萌奈:
あのねーそういう怪しいお客様は挙動とかでエスコメイドはわかるの! そういうお客様にはそういうプレイはやんわりお断りするし! それに薬をいられそうな飲みものかそういう時は飲まないし! こっちもプロです! バカにしないでくれる!

夢結:
こっちは本気で心配してるのに! 萌奈やる気なわけ?

萌奈:
アタシだってエスコートメイドとしてのプライドがありますから! 受けて立つわよ!

ルシフェル:
二人共~仕事熱心なのは良いけど、喧嘩はいけないなぁ~♪ だったらその拘束した上でクスリつかって調教する「お客様役」を私がやるから、二人まとめて実際に体験して色々検討してみたら~? 性感や痛感が敏感になるクスリとかつかって、鞭と玩具での被虐快楽攻めの調教体験などどうかな?

まあ問題はそれが終わったあと検討できるだけの精神が壊れず残ってればね…ボソ

萌奈:
るぅしぃふぇるしゃん!

夢結:
ひぃぎゃあ! いえぇルシフェルの姉御、これは喧嘩しているわけじゃなくてですね! ねえ萌奈、そのスイッチのやつで検討しようかあっちで!

萌奈:
うん! そうだね!

マリエット:
あのその検討だけど次回にして、とりあえず二人とも本日の報告書を書いて提出してくれない?

萌奈:
はいっ! 只今!

夢結:
YESマム!

ルシフェル:
あら残念、可愛い絶叫が聞けると思ったのに♪

萌奈・夢結:
ひぃぃ!

アリエル:
姉さんたら♪

マリエット:
二人ともありがとうね、なんせやる気がありすぎて困ってるのよね♪ 下手に口挟んでその気力を削ぐのは避けたいし。

アリエル:
予定より20%ほど準備が進んでおります、二月のオープンはよほどの事がない限り予定通り行えます。 これなら明日の午後は皆様をつれてショピングモールで用具などを揃えられそうですわね。

ルフィフェル:
みんな可愛い! 食べちゃいたい! 日本に来てよかった!

アリエル:
姉さん食べたらダメですわよ

ルシフィル:
ねえ私、来たばかりだけどその社員旅行だっけ? 行っていいの?

マリエット:
もちろんです。 予定がないかぎり行って下さい。

ルシフェル:
わーい楽しみ!

マリエット:
日本の古い企業制度だけど…ここのメイド達には実家があるわけでもないし。ここが家族のようなものだしね。

アリエル:
家族旅行というものですわね♪

ルシフェル:
今度の合同社員旅行は、エンパイアクラブ、EHDEN、Forest、GreenWoods、WhityGardenの4クラブ合同でホテル貸し切りのスキー旅行だし! これは出会いのチャンス! 可愛い娘いるといいな!

マリエット:
そうよね! これは機会よね! うん! 出会って、バレンタインで告白そして!

ルシフェル:
うちのクラブへ移籍させて…そのまま同じ部屋で暮らす!

マリエット:
オーナー達もメイド長達もあるいみどうにかなる! 移籍などはスムーズ!なんせ私ここのメイド秘書だし、ここにメイド長いるし!

アリエル:
あのお二人共、合コンじゃないんですわよ? わかっておりますか?

ルシフェル:
アンタはいいわよね~あんな可愛いみるくが居るんだし。本当に礼儀正しいし、健気だし。明るいし。アンタのようなポンコツ堕天使でも優しく包み込んでくれる寛容性と包容力があるし!

マリエット:
移籍云々についてはアリエルに言う資格はないわよね? みるくのこと問答無用で移籍させたし同じ部屋に最初から住んでるし。

アリエル:
ひぃ…お二人とも良い出会いがあると良いですわねぇ!

向日葵:
失礼いたします。 店長、ルゥナ様、花恋様、エリシア副メイド秘書がオーナー執務室にお揃いになっております。 そろそろ会議のお時間なのでご移動お願いいたします。

マリエット:
わかったわ。ありがとう。

ルシフェル:
おし行こう!

アリエル:
本当にここに来てから姉さんは楽しそうですわね。

ルシフェル:
だって実際に毎日楽しいし、みんな可愛いし! 幸せ!
 
ルゥナ:
と言われたんだけど…解る?

梨音:
今まで使っていた供給チップの仕分け物流拠点が使えないからこちらで用意しろと…

梨音:
ケニアのリフレクター軌道エレベータで送られてくるリアルタイムのニューロチップの輸送量と現在確保しているマダガスカルの物流倉庫の容積とそこの入出量管理をリアルタイムで表示して。

向日葵:
はいっ! えっとこれと…あれ

エシリア:
こっちで呼び出せる。

向日葵:
そうでした! はい! これで?

梨音:
一週間あたりの変動も確認したいからそれもお願い。

向日葵:
はい…って日付の幅を…

エリシア:
これを、こっちにすると、動かせるようになる。

向日葵:
そうでした!

花恋:
さっぱりわからん!

ルゥナ:
ルゥナだって解らないけど優樹子ママから大至急どうにかしないといけないから頼んでって言われて…。

アリエル:
ヴィクトリア湖のアップリンクセンターは地上とオリュンポスをデータで結ぶだけではなく、偏向電離リフレクターフィールドを利用した軌道エレベーターでもあり重要な輸送路にもなっておりますの。 今回そのリンクセンターを占拠したということはこちらで膨大なロジテックスを引き直すことになりますのよ。まあうちに関係しているのはニューロチップの供給路と高級原材料の一部ですわね。

花恋:
こないだの詩織さん達の作戦の影響か。

梨音:
ルシフェルお姉ちゃん、インド洋西部に隠ぺい型の海上プラットフォームとかもってない? それを箱にして中に自動ドローンなどで仕分け工場をつくりそこから船で運びだすみたいな感じにしたい。

ルシフェル:
うん、いくつかあるし。倉庫と工場ね? 輸送機はVTOLしか無理だけど。船はドックがある。潜水艦ドックもついてる。もとは弾道ミサイル用の貯蔵庫にする予定だったんだけどヤメタから。 つかっていいよ

容積と位置はここ、好きなの指定していいよ

SE:
ピロン♪

エリシア:
弾道ミサイル用貯蔵庫、潜水艦ドック‥‥このお姉ちゃん何しようとしてたのかな…

ルシフェル:
フヒっ♪

向日葵:
座標きたので出しましますね。

梨音:
これなら大丈夫、費用はどうせ栗田閣下に請求するからふっかけてもいいよ

ルシフェル:
ちゃんと梨音ちゃんには良心価格で提供するから、クラブで儲けをだして。

梨音:
わかりました。お言葉に甘えます

マリエット:
コーヒー牛乳が美味しいわ…。

梨音:
明日の午前中まで書類と見積もりをまとめて優樹子ママと栗田元帥に送っとく

ルゥナ:
お願いいたします!

梨音:
後はない? ないねー

アリエル:
でわ明日は午後からみんなでスキーの用具やお泊りの用具とか買いにいきますので、予定あけといて下さいませ、お願します! 

マリエット:
でわ解散でーす。 おつかれさまでーす

梨花:
えっ? 家建てるの? 絶対に材木足りなくなるって。

リナ:
ピガっ!

梨花:
梨花知らないからね、これリナのセーブデータだからね!

リナ:
ピガ‥‥

梨花:
そうだよ、ここは慎重にした方がいいって。うん

SE:
ガチャ♪

梨花:
ディナーミーティングというよりお弁当つき会議、本当にお疲れ様でした! ちゃんと食べましたよね? 会議はどうでした?

リナ:
ピガっ!

梨音:
うん、美亜さんと乃愛さんの仕出し弁当美味しかったよ! 完食しちゃったからお腹いっぱい! 会議も無事済んだしこれで今年分はどうにかのりきれたかな。 資料一個あるけど明日の午前中ですむし

梨花:
そうですか…それで向日葵はどうしたの?

向日葵:
うわぁ~ん(号泣) 梨花~リナ~向日葵は…向日葵は無能者です!

リナ:
ピガァ!!

梨花:
どうしたんですか? 何があったんですか?

向日葵:
エリシアさんの足ひっぱってばかりで…本当は副メイド長だってルシフェルさんがやるべきなんです…向日葵なんかいらない子なんです・・

梨音:
いや、向日葵は良くやってるよ? がんばってるじゃない?

向日葵:
がんばってるダケじゃだめなんです!
お嬢様や皆様のお役に立つには結果がともなわないと。

向日葵:
AURORAの操作だって、てエリシアさんに一個一個聞かないとできないし…経営的な所はアリエルメイド長に一個一個説明されてやっとだし…直接みんながやればすぐなのに、全部いっかい向日葵を通して…あれじゃ会議を邪魔してるだけです。

梨音:
今は準備期間で馴れる為にそれをしてるのだから。最初から出来る人はいないよ…それができたらそれを怪物とか化け物とかいうから…。 

梨花:
そうです! 向日葵は一生懸命やってるからみんなが一個一個教えてるんです。 メンドクサイとかイヤそうな顔した人います?

向日葵:
そんな人いません、それはみんな優しいから…

梨花:
こういう時は、お風呂は入ってさっぱりしましょう! 今夜は特別に泡のお風呂にしましょう! 入れてきますので、梨花のお膝からお嬢さまのお膝にほら移って下さい。

梨音:
向日葵、ほらこっち、お風呂準備してもらう間、梨音に甘えていいから。

向日葵:
…はい…。

SE:
しゅん!

小梅:
あっアブナぁ!

しずる:
おっ避けたぁ!

しずる:
ほう~随分と姿勢が良くなったねぇ♪ まだまだだけど。 あとしずるの間合いの中で攻防の切り替えの境界線は覚えたと。

小梅:
今日こそは一線でもしずる姐に当てます!

しずる:
口だけはいっちょ前になったね! さて動きはどうかな?

真理愛:
ドロシーごめんね、毎夜二人の時間を削ちゃって…

うさ子:
本当にスマン…ドロシー殿。

くま太:
オレからも謝罪する

ドロシー:
いえいえ、私もしずるも小梅の事を好きだし、ゴム製の練習用ナイフとはいえ、何かあったとき私がいれば心配無いし…それに…

しずる:
おっとっ!

小梅:
うそっ! 止めた?!

くるぅん! とひっくりかえされてる。

小梅:
ひぎゃぁ!

ひゅん!

しずる:
ほいっ!

小梅:
痛ぁっ…ひぃ! 参りました!

しずる:
しずるの勝ち! と言いたい所だけど、引き分け。 さっきのフェイクの後の蹴り、ちょっとだけしずるのここにかすった。 

小梅:
えっ?

しずる:
初ヒット、おめでとう! (手を差し出す)

小梅:
ありがとうございます! しずる姐!

しずる:
これからもがんばろうね! 相手の運動量をいかに削って、攻撃と防御のポイントを絞らせるか? さっきの感覚を忘れないでね!

小梅:
はい! わかりました! これからも個人練習お願いします!

しずる:
でも今夜の練習はこれまでにしよう!

小梅:
はい! ありがとうございました!

ドロシー:
あれだけ楽しそうにやってるのを見れるのだから、こっちも楽しいので。

真理愛:
うん、それはわかる! さてお風呂でもみんなで入ろうか! それともしずると二人だけが良い?

くま太:
邪魔したら悪いな。

ドロシー:
そういう気遣いはいりませんから!

真理愛:
あ~ら照れちゃって♪

ドロシー:
しずるぅ! 小梅! 着替えの準備して大浴場いきますよーー! いちおう傷がないか見るからね!

しずる・小梅:
は~い!

向日葵:
えいっ!

梨音:
あはははっ!

梨花:
シャボン玉がいっぱいです!

リナ:
ピガっ!

梨音:
向日葵は小さい時からシャボン玉を大量生産するの得意なの! 梨音は苦手!

梨花:
お嬢様にも苦手なモノあるんですね~

梨音:
梨音は苦手なモノ多いよ、向日葵の方が何でもできる!

向日葵:
いえそんな事はないですけど、シャボン玉作りはたしかに得意ですね! 大きいのに小さいのを中にいくつもいれたり

梨音:
アレすごいよね! 「おおーーー」ってなる、TVでみたジャグラーみたい!

向日葵:
液の分量や混ぜるもに工夫があるですけど、お嬢様が喜ぶので研究してできるようになりました!

梨音:
うん! 梨音すっごい喜ぶからね! 今度さクラブでやろうよ!

向日葵:
あれ後の掃除が大変なんですから♪

梨花:
ねえ向日葵、仕事ができるのは大事かもしれませんが、向日葵には向日葵にしか出来ない一番大事な事がありませんか? このお嬢様を一番近くでその心を支える。 もちろん梨花も支えはしますが、梨花では向日葵ほどうまくは出来ません。

向日葵:
あっ!

梨音:
うん、仕事はみんなでやればいいけど…梨音のココロは向日葵がいないとすぐに壊れちゃうよ? まあ梨花もいるけど‥‥でも向日葵がいないとダメ。 だから仕事はみんなに教わってゆっくりでいい。 向日葵は無能者なんかじゃなくて逆に梨音にとっては替わりがいない向日葵がいればすぐに梨音は笑顔になる超有能者だよ。

向日葵:
お嬢様!(梨音に抱き着いてそのまま滑って二人とも湯舟に沈む)

梨音:
うぁぶくぅぅぅ! 死ぬ! 口が泡がぁあああ!

向日葵:
ぶくぅぅぅう!

梨花:
お嬢様! 向日葵!

リナ:
ピガぁ~…(呆れている声)

ニケ:
なんなんだろう…裸よりも恥ずかしいです…。 布?の部分も多いのに…

すみれ:
恥ずかしいと思うよ…だって…

すみれ:
こんな…変態お兄ちゃんにガン見される中、プールにスク水で入るだから。

ニケ:
スクール水着、これを学園にいったら夏はプール? 泳ぐ練習とかの授業で着るんですね

すみれ:
うん…本当はそうなんだけど…なんか一年ちゅうけっこう着てるから夏専用って感じもうすみれは…ってそこ、本当に涙流して号泣してるし。 よかったよ…こんなお兄ちゃんの姿を凛空様達には見せられない。 すみれでさえけっこうドン引きしてますからね? うっつ! すみれもド変態だから人のこといえませんが…


ニケ:
このプールってのも暖かいお湯で気持ちいです。

すみれ:
寒いしお湯にしてお風呂ぽくしてみました。 本当は水なんだけど、ここは温水プールで温度は自由自在で、通年でプールは入れるから。

ニケ:
そんなにお兄ちゃん嬉しいんですか? はいっ! クリスマスプレゼント…のお返しです。お互いがプレゼントをあげる制度だって聞きましたので。 お兄ちゃんがしてみたいなーって言っていたことを…。

すみれ:
本当にこんなお兄ちゃんでゴメンね…。凛空様たちとか、澄お姉ちゃんたちとかおわったし、雪音さんもデートいったし。 あとはすみれとニケの番だから今日はお兄ちゃんと夜遊んで良いみたいな。 だから丁度良かったし…

すみれ:
ねえお兄ちゃん…そこですみれとニケがプールで遊んでるのをビール飲みながら眺めてるいるだけでいいのぉ~? あっちのマットで今年のお仕事の疲れをとる為に~マッサージしてあげようかぁ~スク水で♪ トロっとしたローションつけて♪

ニケ:
あっ香草や花びら入りのオリーブオイルを全身にぬってのギリシャ式マッサージ‥‥お兄ちゃん好きだったですよね? ニケがお風呂でしてあげた。 アレをこのスク水と今いったローション? というもので…たしかにヌルっとしたらこの肌触りなら良いかもですね…♪

すみれ・ニケ
お兄ちゃん…しようぅ♪
 
ニケ:
やっぱり机でのお仕事多いから肩から背中はこってますね‥よいしょっと…どうです? このローションっていうのもオイルよりも粘性が高くて良いかもです。

ニケ:
次は…前を胸から…下へ…もっと…

すみれ:
何逃れようとしてるんですか? お兄ちゃんはすみれの股の間に顔うずめとくしかできないんです、ほらニケ続きやっちゃって

ニケ:
はい…はぁ…指で…そっと握って…

すみれ:
びくびくはねようとしない…お口でしてほしい? どうしようかなぁ~ニケどうする?

ニケ:
ニケも…お兄ちゃんの…舐めたいです…♪

すみれ:
じゃあ二人でしようかぁ♪

ニケ:
はぁい♪

すみれ:
じゃあしてあげるけど…すみれ達が「イって良い」って言うまでイちゃダメだからね。
イったら「ザコお兄ちゃんの刑」だからね。

ニケ:
ザコお兄ちゃんの刑って?

すみれ:
お兄ちゃんを押さえつけて、ザーコーザーコーって詰りながら、イっても手でそのままお兄ちゃんに刺激を続けるの!すると、お兄ちゃんは絶叫をあげながら最後は噴水のように潮をふく!

ニケ:
ごくっ…イっても止めないで手で…最後は潮を…お兄ちゃん…負けてもいいからね…ニケもしたいのかって? それはだって…えへへしてみたいです♪

すみれ:
ニケもお兄ちゃんを攻めるの好きなタイプで…これはすみれと相性がいいかも♪ さあ、がんばってね!お兄ちゃん♪

ニケ:
すみれさんの指がお兄ちゃんのタマタマを…動きがエッチです…

すみれ:
そうカリとの境界線から…先にむかって舐めてあげて、すみれは裏をこう…ペロン!
何叫んで、もうイくって、ダメだよ、まだ始まったばかり…

すみれ:
ニケは指でそう…しごきながら…歯もひかっけて‥そう舌はチュロチュロするみたいな…

ニケ:
こうですか?

すみれ:
そう…すみれはたまたまと、逆側をちゅろちゅろ…

ニケ:
お兄ちゃんの液と、すみれさんの唾液と、ニケの唾液が混ざって…とってもえへへ♪

すみれ:
あむぅ‥レロ‥美味しい…これ好き…

ニケ:
ニケも‥お兄ちゃんの…お‥ちんちん…好きです…

すみれ:
何お兄ちゃん、叫んでるの? ダメだよ…まだするのぉ~…暴れてもダメ…れろおお

どぷぅぅぴゅぅううううう!

ニケ・すみれ:
あっ!!!!

どぷぅぅぴゅぅううううう!

すみれ:
何息を切らしてるのかな? これからだよ? ニケ押さえたね。

ニケ:
はいしっかり全身で片側はしがみついてます。

すみれ:
じゃあつづきは手で…やめろ?

すみれ:
やめな~い! お兄ちゃんの! 
ざ~こ~ざ~こぉー♪

ニケ:
ざ~こ~ざ~こぉ~♪

すみれ・ニケ:
ざこお兄ちゃん!

カシャシャカシャ!

指全体を激しく動かし

すみれ:
そう! お兄ちゃん! 叫べぇ~! えへへへっ!

ニケ:
お兄ちゃんかわいいいぃ! いっぱい暴れてる! ニケで暴れてくれてる!

すみれ:
泣いちゃえ! そう泣いちゃえ!ぇ! ざーこー!

ニケ:
ざ~こぉー!

すみれ:
いいよ!漏らしちゃえお兄ちゃん!

ぷしゅぅぅううううう!

ニケ:
おぉおお! すごいぃ!!!

すみれ:
ほららぁ!! もっと! 漏らしてぇ♪ お兄ちゃん!

しゅぅぅううううう!

ニケ
おおぉお~!

ニケ:
うわ~まだお兄ちゃん痙攣してる…これなんか…お兄ちゃんを征服した感じ…

すみれ:
うん! そんな感じだからすみれこれ好きなの! できて満足!

ニケ:
ですね~…

ニケ:
あのそれでお兄ちゃん大丈夫なんですか?

すみれ:
鼓動はしてるし、息もしているし大丈夫だよ。 お兄ちゃん! 今からシャワーでお兄ちゃんとすみれ達両方綺麗にするからそのまま動かないでね、今動いたら危険だからね。 すみれ達、髪も流すから時間かかるからその間は休憩だからね、回復がんばってね。綺麗にしたら次はベッドで続きするから。

ニケ:
‥‥(なるほど…これくらい激しくしないといけないのか‥‥ニケだけじゃ無理です。すみれさん一緒にしてくれて助かります。)
 
向日葵:
本当にしないといけませんか?

梨音:
駄目。だってこれを慣れないと一緒になんてなれないもん。

向日葵:
だからなんでおしりその…穴を…

梨音:
向日葵は一人、そして向日葵のお相手は二人。

向日葵:
それで?

梨花:
向日葵は梨花とお嬢様に「されたい」ですよね? 「受け」ですよね?

向日葵:
はい…そうですけど…あまりする方は上手くないし…好みはしてもらう方が好きなので…

梨音:
梨音も梨花もどっちというと「攻め」の方が好き。というより完全に「攻め」だね。

向日葵:
それで?

梨花:
ガマンできないので…舐めちゃいますね…

向日葵:
うわぁ! おぉおおおおっ! ダメぇえええ! そんな所ダメです! 梨花!

梨花:
さっきちゃんと綺麗に中までしましたよね?

向日葵:
なんで腸内洗浄キッドとかそろえてるえですかぁ! どこからあんなの! それもアレ、業務用ですよね? 機械式の大型の!

梨音:
ふぅ。 梨音はこのエンパイアクラブ WhityGarden の店長だよ? 信頼のある業者さんより購入しました。 梨音のお小遣いでね! 

向日葵:
おぉおぉぉっ! だからなんで! おしりなんです!

梨音:
向日葵にはおまんこは一つしかない。 しかし相手は二人いる。 相手は両方とも攻め。なら方法は一つ。 後ろの穴を使うしかない。

向日葵:
交互で愛していだければよいので!

梨音:
梨音達はやだな…やっぱり三人で一緒にならないと

向日葵:
えっ三人同時…前と後ろ穴を…えっ‥‥

梨音:
ということでやちゃって梨花。

向日葵:
何をさせるおつもりなんですか?

梨音:
見ない方が良いと思うけど…ってみちゃったか♪

向日葵:
何それ! まさかそれをおしりの穴に!

梨花:
大丈夫です。ちゃんとアナルでも膣と同じように感じるようにしてあげます。 この梨花が保証します。 さあ拡張を始めますよ…

向日葵:
イヤっ!! えっカラダが動かない!

梨音:
梨音は、向日葵を愛しても壊してしまわないように必死に努力してどんな状態でも自分の想い通りに力を使えるようにしたの。 今、向日葵はその梨音のチカラで押さえつけられてる。 梨音拘束具は鋼鉄製より強度は高いよ♪ 

向日葵:
ヤメテ下さい!

梨音:
梨音ね他の事はガマンしても梨花と向日葵の事を愛する事は…ガマンしないことにした!梨花おねがい♪

梨花:
はいお嬢様。

ずぶっ! 
ミシミシミシ!(向日葵が暴れようとしている)

梨音:
向日葵‥‥愛してるよ

梨花:
最初はこれくらいで…

向日葵:
おぉおぉおお‥‥!

梨音:
可愛いよ向日葵…梨花、前もしてあげて…

梨花:
はい。

梨音:
ちゅぅぅぅ! ちゅ!

SE:
うぃぃぃんんん♪

向日葵:
うぅぅううぅxxxxxxxxx!うぅぅぅう!
うぅぅううぅxxxxx!うぅぅぅう!

向日葵:
イぃくぅっ!
xxxxxxxxxx!!!! あぁ…

梨花:
可愛いかったですよ…向日葵。

向日葵:
うぅ…
(ズさっと梨音の胸へ倒れこみ意識を失う)

梨音:
約束通り、向日葵のアナルの処女は梨花にあげたよ。これで梨音と同じく、梨花も向日葵のヴァージンを奪った。

梨花:
はい。生涯、向日葵の事をご主人様と一緒に大切にします。

梨音:
お願い。もう二人とも向日葵の前から消えられないから最後まで一緒に向日葵と一緒。

梨花:
はい。 三人で一緒に。約束します。

梨音:
寝る前に、重用なことがあるんだけど…懸念事項っていうの?

梨花:
はい、なんとなく話題を避けているやつですね。

梨音:
うん…あのさ。 二人とも向日葵が起きたら…コロされないかな?

梨花:
うぅ~ん…難しい所ですね。 まずは全裸土下座で謝ってダメなら…腹を切るしか

梨音:
だよね。 わかった全裸土下座をしよう。 できれば動かして起こしたくないから…このまま向日葵のことを抱いて寝ていいかな?

梨花:
もちろんそのままでお願いします。

梨音:
わかった。おやすみ。

梨花:
おやすみなさまいせ。

真理愛:
お姉さま、小梅がとても喜んでいたのであえてスルーしてましたけど、質問があります。

穏海:
何?

真理愛:
なんでロンゴミリアドの寮のマリ達の部屋にお姉さまがいるのですか!
昨日から休みとはいえ一応ここ軍の施設ですからね! それにクラブはどうしたんですか?剛史お兄ちゃんは今夜はすみれとニケと遊んでるのは知ってますけど。凛空さんとか!

穏海:
聞いてマリ。 クラブは一昨日が年内の仕事納めでしたわよね?

真理愛:
そうですね。今年は色々ありすぎたから早めに休みになったんですよね。剛史お兄ちゃんにとっては体感では二年間ずっと仕事を続けた感じになちゃったし。

穏海:
そう。 それで、澄は今は例の東京での大祭の準備で修羅場? っていうものらしくて…

真理愛:
澄お姉ちゃんはコスプレするって言ってましたものね、昨年の写真いっぱい見せてもらいました。終わったらそのまま里緒菜さんと紅葉さんのお手伝い、社員旅行かないで。
愛理さんと亜美さんと瑠美さんと白杜神社の巫女さん補佐でしたっけ御守りとか売る。それをするとか。今年はそこに、美知留さんに、うちの希美さんや瑛美さん仁美さんと澪お姉ちゃんも増援で巫女さん。それと里穂さんとロッテさん、有虹子お姉ちゃん。あと水菜とイリーシャ

穏海:
そう。 それでお屋敷もその準備でみんなワイワイと盛り上がってまして…。
そんな中、凛空は…今夜は有虹子さんと寝るとかいって有虹子さんの部屋に…明日も有虹子さんと一緒にお出掛けに行くって、お兄様とすみれさんニケさんの時間を邪魔したくないからって。

真理愛:
ふぅ~ん…

穏海:
それでわたくし、一人で寂しくて、マリと一緒に最近寝てないなと思いまして‥‥気づいたらクルマでココに向かっていたのですわ。

真理愛:
あの~昨晩はお屋敷に真理愛が戻ったので一緒に寝て、そのあと昨日は二人で一日お出かけもしましたよね? その代りに今夜と明日はマリが隊舎に残るので、すみれが明日はニケの買い物とかお兄ちゃんと付き合うっていってましたし。

穏海
‥‥‥‥‥‥‥‥

穏海:
小梅さん! 可愛いです! よしよし! 明日はわたくしとマリとお買い物いきましょうね! お洋服も沢山買っちゃいますよ!

真理愛:
まさか! すみれがいない今がチャンスだと小梅を! 何明日ってマリが小梅を独占するつもりだったのに! 

穏海:
すみれさんは可愛いですが、あくまで凛空のメイドです。 でも小梅は真理愛の妹でもあるのでわたくしの妹も同然! 可愛いです!

真理愛:
ちょっと待ってください! 何、ご自分の妹みたいに!

穏海:
マリ、穏海の言う事聞いてね。お兄様とすみれさんとニケさんの三人でいる時はなんかオーラが出てて邪魔できない雰囲気なのです。あの凛空でさえ「邪魔しちゃうと悪いし」とか自然にそっとしとく感じで。 このままだとニケさんはすみれさんの妹になると思います。

真理愛:
うん…ニケはすみれに向こうの世界にいる時から畏敬の念を持っていたと説明されて。それで今は完全に姉(あね)として慕ってる感じですね。すみれの方もニケの事めっちゃ可愛いみたいで「ニケなら何でも許せる!」とか言っちゃてるし。 それで?

穏海:
ですから小梅さんのことはこの穏海がお姉さまとしてまもらないと‥

真理愛:
いや、小梅にはマリがいますから。

穏海:
‥‥‥‥

穏海:
真理愛も小梅もすみれさんに取られてしまいましたけど、小梅さんだけならまだ間に合います。すみれさんがニケさんにかまけている今がチャンス、それに小梅さんはすでにマリとすみれさんと散々シテおりますでしょうし、もう穏海が抱いても問題ありませんわよね。

真理愛:
問題アリすぎます! ちょっとお姉さま何、自分のシスターからそのシスターを寝取ろうとしてるんですか!

穏海:
「寝取る」? 小梅を寝取ったのはマリとすみれさんの方でわありませんか? 
本当は穏海のメイドにするつもりでしたのに…まあ小梅さんの意思を尊重した結果、仕方が無くマリとすみれさんのメイドにしましたが。

真理愛:
!! お姉さま‥最初から小梅を狙ってた? マリとすみれに最後までメイド研修でつけなかったのは…真理愛を独占したいじゃなく…小梅をあげたくなかっただけだと? 良く考えてみれば小梅ってお姉さまのモロ好みのタイプの女の子…あっ…

穏海:
それに、真理愛はすでに、穏海とすみれさんとの「共有物」でしょう? 澄さんは自由人ですし。穏海だって穏海の胸で寝てくれる、穏海に尽くしてくれる子が欲しいのです。 
でもうちはエンパイアクラブ。わたくしも努力はしますが、最後は「小梅の自由意思」ですから。

真理愛:
!!!! すみれ! マズイかも! 小梅がお姉さまに奪われる! ナニ、ニケと剛史お兄ちゃんに感(かま)けてるのよ!

小梅:
くぅ~うぅ~ん♪
 
ニケ:
少し休ませてくれるとか無いですよね?

すみれ:
無理だと思う…

ニケ
開きます…こうですか…精液いっぱい…そうですね…

すみれ:
どっちが次は先に挿入(い)れられたいって…入ってないときは? でやっぱり電マ?

ニケ:
あれ何なんですか? 当てられるとビリビリして…すぐに頭が真っ白に…

すみれ:
電気マッサージ器、通称電マ。 すみれアレ弱いの…だからお兄ちゃんがすみれとスルときには喜んで使う…ごめんね…

ニケ:
地上の科学力はこんな所まで…アレはニケも弱いと思います…だからもう今度から使われるは決定ではないかと…

すみれ:
ニケも弱いのか…だからどっちにするって…わかった。 ニケに挿入してイカせてあげて…電マはすみれがその間受けるから

ニケ:
すみれさん‥‥だってさっきあんなに暴れてたのに‥‥

すみれ:
ほら下にずれて…腰をあげて…受け入れるように。 今のお兄ちゃんのだって膣内(なか)の奥が充血しちゃって膨らんでるからつらいとおもうよ? すみれにしがみついてていいから…すみれの方が妾としてお姉さんだから…喜んで受け入れる…

ニケ:
すみれさん…! 

ニケ:
あぁぁんっ! お腹が破けちゃいます! 膣内(中)敏感になってて! あぁ! うわぁああ! ぐをぉぁ! xxxxx! XXXXXXXX! ダメッ! イってますから!動かないでぇ! お兄ちゃんダメぇ!! いやぁああああああ! xxxxxxxx!
ぎゃああああああああっ! ニケ壊れる! 壊れちゃうよぉおおお! xxxxxxxxx!!!

SE:
うぃ~ん!

ビクッ!ビクッ!ビクッ!ビクッ!(痙攣している)

すみれ:
はいぁい! お兄ちゃんに全部あげます! ぎゃあああああああああああああぁxxxxxxxx! あぁ!! 無理ぃぃ! むり!!!

SE:
ぷしゃぁああああああああああ! ぷしゃぁああああああああああ! 

すみれ:
xxxxxxxx!! XXXXXXXXXX!  うぎゃああぁ!!!

ニケ:
xxxxxxxxx! ぐぅぎゃぁぁあ! xxxxxxxxxx!!

ニケ:
xxxxxxxxx! XXXXXXXXX! ………‥‥

ガクッ…

すみれ:
はいぃ! いつものぉ 言います! 

お兄ちゃんのぉ! おちんちん! いれてぇもらって! しゅみれぇしあわせですぅ! 
もっと もっと ぱんぱん! してくだしゃぁい! もっと! 
はいぃ! あいしぃてぇましゅぅ! はぁい! くださいぃ! 
いっぱい すみれのぉ! おまんこに そそいでぇ! あかちゃんのへやを たぷんたぷんに してください! あぁああああ! 

うんっ! いぐぅ!!

すみれ:
!!!!!!!!!!!!!!!!!!xxxxxxxxxxxxx!

どぴゅんっ!

すみれ:
xxxxxxxxx! XXXXXXXX!あっxxxxxx!

SE:
どっぷん…どろぉ…

ニケ:
お兄ちゃん、二人共、大丈夫かって…? 大丈夫なわけ無いですよ。
すみれさん、二人なら楽だと言ってませんでした…?

すみれ:
いや…これは…二人でも…無理…スイマセン…スイマセン…スイマセン…すみれが調子乗って…お兄ちゃんを…発情させ…すぎました…

ニケ:
いやそれはニケも…でも‥これ‥明日‥‥

すみれ:
うん‥確実に…動けない…もう意識が…

ニケ:
はい…ニケも…もう駄目…
 
しずる:
あのドロシーさん?

ドロシー:
な~に?

しずる:
ナニをしようとしてるですか? まだ朝ですよ?

ドロシー:
今日は休みで、昨日もう旅行の準備の買い物とか全部したよね、トランクにも入れたし。

しずる:
うんそうだね…でも、寮のご飯の時間とか…あるし

ドロシー:
今日からは寮のカチューシャさんも瑠奈寮長もお休みなの。 しずるのご飯は私が作るから時間とか問題ないよ。すぐ出せるし♪ レンジでチン♪

しずる:
昨日、めずらしく出来合い総菜を買ってましたよね? もしかして今日は料理しなくていいように?

ドロシー:
うんっ!

しずる:
ベッドからしずるを出す気は無いと…服を着る暇さえ惜しいと…シーツを足で下ろすとか…寒くない? 暖房が入ってる…

ドロシー:
起きたときに入れといた♪

しずる:
準備がよろしい事で…

しずる:
あのドロシーさん。 昨晩も結構シマしたよね? しずる腰重いです。あと気絶してもチップに信号送って起こすのヤメテ下さい。 そのまま寝かさせて下さい。

ドロシー:
寝かしたらそれで終わってしまうからヤダ。

しずる:
「ヤダ」って…いやいや、気絶するってことはそれだけ負担がかかっているんだよ?

ドロシー:
ちゃんとしずるが意識を失っている間に回復はさせているから心配しないで、これでも私衛生メイドですから。

しずる:
あと!  あと声を奪うをヤメテ下さい! 声あげられないとすごい辛いんです! わかります?

ドロシー:
だけどしずるが声を上げるとみんな迷惑だよね? 怒られちゃうよね? ドロシーが声を上げるくらいの大きさなら‥気づかれないけど…しずる叫ぶよね?

しずる:
それは叫ぶような激しいことをドロシーさんがするからでしょ!

ドロシー:
普通にしてるだけだよ? 「ドロシーがしたい」ように。

しずる:
だから…!!!

ドロシー:
かぷっ♪ 声上げたらもうみんな起きてると思うから大変なことになるよ? ガマンしてみて。

しずる:
ひぐぅxxx!(乳首を噛まないで! いきなり同時にクリトリスをとかダメ!!!!)

しずる:
うぅぅう!!!!

ドロシー:
けっこうがんばるね~♪ 今私の右手の指は四本がしずるの中で、中指と薬指はボルネチオ。 人差し指がGスポットにあります。 感じるよね当たってるの

しずる:
うんうん!!(首を振ってる)

ドロシー:
これでいま、私の親指の平の下はしずるの陰皮部の根本にあります。 親指をこう曲げるだけで‥‥

ドロシー:
これ以上は危ないでしょ? 声とめる?

しずる:
うんうん!!(首を振ってる)

ドロシー:
はい! でわ続き膣内に入ってる指もほらこれで! しずるの好きな子宮頸部とGスポットとクリトリスを同時に! 刺激するぅ!

しずる:
ぅxxxxxxxxxxxxxxxx!

びくんびくん♪

ドロシー:
よしイったね♪…声帯制限解除と。 快感に酔っていいよ♪

しずる:
あぁ…はう‥‥あぁ‥‥

ドロシー:
そろそろドーパミン()を調整して…

しずる:
やめてここから引き戻さないで…

ドロシー:
なら今日はドロシーの言う事聞く?

しずる:
なんでも言うこと聞きます…

ドロシー:
解った、だったらちょっとキラキラの世界に浸ってていいよ~♪

注:ドーパミン
ドーパミンは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ

オーガズムに達するとドーパミンとエンドルフィンがドッと分泌される。 女性はこれがゆっくり減少していくが、男性はドーパミンが急激に減少する(これが賢者タイムと男性が言うやつ)

ドロシー:
ねえドーパミンの量を減らすだけじゃなくて増やすことも出来るだけど、イケナイ薬とかじゃないから、すぐに分解はできるし。 問題は快感の刺激が強すぎると脳が破壊されるかもしれないけど…

しずる:
お願い…やめて下さい

ドロシー:
わかった。

しずる:
ドロシーさん、これ完全に調教ですよね? 飴と鞭ですよね? もとからそんな女でした? 違ったじゃないですか?

ドロシー:
私はしずるが…こう私の手の中で快感に咽び泣いたり、怯えたり、悦んだりするのがとっても…愛しいの…

しずる:
ちょっと待ってください、とても危険な方向へ行ってませんか?

ドロシー:
浮気とかして、それが本気になって、私が邪魔になって捨てるとか…そういうことは考えない方がいいと思うよ。 

しずる:
はい…心得ております。 しずるの生殺与奪はドロシーさんの指一つですから。

ドロシー:
それだけ解っていれば良いよ~。

SE:
ぶるるるる!(スマホのバイブレーター音)

しずる:
はい、真理愛? おはよう。 えっドロシー? 起きてるよ。 急患? 電脳通信は? 不在になっていて、スキャナデバイスの緊急呼び出しにも答えない?

ドロシー:
あれ? ベッドヘッドの上にスキャナデバイスが無い! あっ昨晩、服脱ぎ棄てた時に…一緒に!
 
小梅:
ドロシー姐、お兄ちゃんとすみれ様とニケをお願いします!

ドロシー:
任して!

ドロシー:
コユニが簡易スキャンしてくれたデータは貰って診断したけど
私が行けば、2時間くらいで完全回復するから。
悪いけど真理愛、冷蔵庫の食材なんでも使っていいからしずると小梅に
ご飯をお願い。 夜ご飯の買い物も穏海さんが付き合ってくれるから
冷蔵庫内はつかいきちゃってもいいから!

真理愛:
わかった! 本当にうちのお兄ちゃんとすみれとニケがゴメン! お願い!

穏海:
お兄様達が回復しましたら、うなぎ御前でもおごらせて食べてまいりますのでお昼すぎにはもどりますわ

小梅:
でわドアを閉めます! お気をつけていってらしゃいませ!

真理愛:
しずる…せっかくの休みの二人の時間を削ってゴメンね。

しずる:
いや…剛史オーナーには感謝いたします。 これで午前中だけでも休める‥

真理愛:
えっ? 休める? どういうこと?

しずる:
それはあとで話す。 まず、しずる超お腹すいてるから…ご飯お願いできる? 

真理愛:
それはもちろん! キッチンというかお部屋お借りします

小梅:
お姉様手伝います、まあ主に運ぶだけですが!

小梅:
おーこれがしずる姐が言ってた!

しずる:
絶対に触らないでよ! まだパーツ切り出し中だからね! 今さわったら解らなくなるから!

真理愛:
炬燵あるのはいいな…うちの部屋にも置けないかな・・・

真理愛:
ねえ花恋にも注意したけどベッドヘッドボードに無造作に銃とかナイフとか置いとかないように! 何の為にガンラックを各部屋にそなえつけてあるのよ…

しずる:
申し訳ございません副隊長殿!

真理愛:
キッチン借りるわよ。

しずる:
基本出来合い総菜買ってあるのでなんか適当に・・・お願いします。

小梅:
頂きます!

真理愛:
めしあがれ。

小梅:
このうどんをかつ丼に載せて食べるのが小梅大好きなんです! 

しずる:
あの真理愛さん、いいでしょうか?

真理愛:
なに? 煮込みうどんとかつ丼と嫌い? しずるは小梅と同じような好みじゃなかった?

しずる:
大好きですけど・・・そうじゃなくてなんで、 白森のスーパーのあの総菜がなぜこれに? 

真理愛:
冷蔵庫にあったうどんが賞味期限が切れそうだったから。 あと小梅がかつ丼と煮込みうどんが好きだから。 あと冬だし?

しずる:
えっ? 賞味期限?

真理愛:
だから、冷蔵庫の中見たらソフトうどんが残ってて賞味期限的に切れる寸前で、あとカツとテンプラは総菜。 あぶら揚げももう二日で賞味期限だったし。 あのご飯をレンジでちんするよりは、丼ものにしたほうが食べれるでしょ? 卵も旅行のあとまでは怖いし、めんつゆは市販のがあったし? 万能ねぎもあったし、玉ねぎの代わりなるし 超手抜き料理だけど。 味はそこそこだと思うよ?

小梅:
いえ! そこそこじゃなくてめっちゃ美味しいですよお姉さま! 

真理愛:
まあスーパーのてんぷらとカツから味は出るしね。意外と美味しいね。あとエビは白森の特産物だし味は保証されてるし。

しずる:
なにその超有能なメイドのような言葉…

真理愛:
マリもアンタもメイドだけど?

小梅:
しずる姐、真理愛お姉さまは昨年度の日本のメイド学校の首席ですよ、すみれ様が次席、あとうちのクラブGreenWood's では副メイド長補佐メイドです。しずる姐の言う通り超有能なメイドです!

しずる:
うそ…知らなかった…なぜ軍のメイドやってるの? そんなに有能なら普通のメイドやりなさいよ…。 しずるとか超おざなりの研修しかしてないから一般メイド技能はゼロだし、それとは違うんだしさ

真理愛:
それは色々理由があるのよ……すみれみたいな事聞かないでよ。

真理愛:
ドロシー? うん剛史お兄ちゃんも、すみれもニケも処置が終わって一時間もあれば目覚めるから、目覚めてから診断するけど、ほぼ大丈夫と。 剛史お兄ちゃんが倒れるってどんだけ? まあいいや。 うん終わったらご飯食べてもどるのね? それで冷蔵庫で使った食材はリスト送ったけど見た? うんそれで帰り補充がいるなら買い足して。 はい。 うんみんなで今食べてるよ!

小梅:
良かったです。

しずる:
とりあえず安心だね。
 
ルゥナ:(小声)
梨音ちゃん、がんばれ

梨音:
うん(小声)
メイドの皆様!店長をやらして頂いて~おります梨音です!

梨音:
えっと~その~、こんなクラブに来て、とても不安だと思います…あの~その…

ルゥナ:
(小声)梨音ちゃん落ち着いて・・

マリエット:
はぁ~…(溜息)

花恋:(小声)
そんな仕事納めの挨拶で大丈夫か? お前のせいで…年明けには部隊が全滅するぞ?
良いのか? 白き短刀のカルンウェナン。

梨音:(小声)
部隊が…全滅…

ルゥナ:(小声)
部隊? 花恋、梨音ちゃん何言ってるの?

マリエット:(小声)
スイッチ…入れましたね?

エリシア:(小声)
致し方ありません。プランBです。 

クワっ!

ルゥナ:
梨音ちゃん?(小声)(後ろから見ててもオーラーが違う何これ)

花恋:
ふっ!

梨音:
我がメイド諸君! 本日までの準備作業ならびに、実地訓練ご苦労であった。
来年も年始の休み明けより引き続き、本クラブ本格稼働予定の二月まで準備作業と
訓練は続くこととなるが、ひとまず本日只今をもって年内の業務稼働は終了となる!

梨音:
諸君らの素晴らしき働きにより、準備作業は現在20パーセントも予定より進んでいる
! これはまさに諸君らの優秀さの証明である! 胸をはってよい!

ルゥナ:
なんなのこれ(小声)

梨音:
引き続き年明けの業務開始からがんばってもらいたい! しかし年末年始はゆっくり羽根を伸ばせるよう同盟クラブとスキー旅行を用意してある。思うぞんぶん遊び、リフレッシュしたまえ! 

向日葵(小声):
お嬢様…

愛里栖:(小声)
年始から最前線か…思い残すことがないように遊べと…

梨音:
かつ今回の旅行で必要な用品や衣服などはクラブより支給し、休暇中の遊興費として一時金をクラブより支給する事とする。 さらにこのあと美亜料理長と乃愛副料理長が諸君らの今年の労をねぎらいたいと豪華な昼食を用意している。是非堪能してもらいたい。 

郁恵:(小声)
装備の支給はありがたいけど、この食事と遊興費の一時支給って激戦前の宴だよね?

梨花:(小声)
先輩達…だからどこの外人部隊ですか…

郁恵・愛里栖:
すみれや真理愛やそこにいる花恋の部隊だけど?

梨音:
我が精鋭メイド諸君! 良い年末を! 
エンパイアクラブ・エーデン 店長からは以上だ! 解散!

ルゥナ:
梨音ちゃん! 気合入りすぎじゃない? 主に変な方向に…

花恋:
ふっ…立派な隊長訓示でしたぞ。

アリエル:
立派でございました!

マリエット:
だから隊長訓示ならね…長は長でも、店長だから‥まあいっか。

梨音:
ひぃぎゃぁああああ! 
やっちゃたあぁあああ!

凛空:
西園寺家、今年最後の緊急家族会議を始める! 罪人よ面を上げ!

凛空:
お兄ちゃん、すみれ、ニケの三名は。凛空より「節度ある範囲内」で夜伽を行う事を許可しているが、昨晩その条件を逸脱した行為におよび肉体を著しく消耗、本来はしずるちゃんと休日を楽しみたいドロシーちゃんを呼び出し救急処置でお世話になるという失態を犯した事、相違無いか?

すみれ:
はい。お兄ちゃんの言う通り相違ありません。

ニケ:
はいその通りでございます。

凛空:
穏海、以上の事態が判明をした当時、その状態を凛空並びに雪音姐、澄ちゃん、有虹子ちゃんが知らない事を利用し、ドロシーちゃんの処置により回復した三人をともない高級うなぎ店で三人とドロシーちゃんを買収。今回の失態の凛空達への隠ぺいを条件に、ご主人様のすみれに対し小梅との夜伽を要求したと。 すみれが認めれば真理愛は自分のメイド、最終的な拒否はできない。 行為に十分におよぶことが可能だ。 穏海、相違ないか?

穏海:
相違ございません。

小梅:
ひぃぐっ! 穏海お姉さん!

他のものこの件に対し意見を。

澄:
もう! こんな忙しい時になんて事してくれるんですか! お兄ちゃん、すみれ、ニケ! 反省してください! うちはドロシーにもう頭上がらないですからね! 穏海お姉ちゃんは澄的には極刑でオーケーだと思います! 

有虹子:
まあ、お兄ちゃんとすみれとニケは仲良いのはいいだけど、やりすぎは迷惑になるから‥‥それで…穏海お姉ちゃん…サイテー。

雪音:
というか、お兄たままで倒れるってドンダケのことしたの。 それで穏海さんの件は…何で発覚したの? 

真理愛:
マリがドロシーに「こんなこと言われてない?」って連絡いてれて証言得ました! その後、すぐに凛空さんに連絡して!

雪音:
うわー自分のシスターの為にお姉さまを売ったのか…

真理愛:
シスターは手段選ばず必ず守れと穏海お姉さまに教育されました!

澄:
自分の教育ならそれは仕方が無いね。うちってNTRは裏山? それとも太平洋の魚の餌? でもこれ未遂だけど。

凛空:
弁護は無いようだね。穏海、申し開きはあるか?

穏海:
ありませんわ。

凛空:
なら判決を…

小梅:
ちょっとまった! 
凛空お姉さん合意があれば! NTRではないですよね?! 小梅! 穏海お姉さんのシスターになって! 穏海お姉さまと夜伽します! (以下は小梅が必死になっているので超早口)

穏海お姉さんの事好きだし、昨晩も隊舎に来てくれてとっても嬉しかったし、優しく胸に抱いて寝てくれて、朝起きたらとっても幸せで! 

小梅の代わりに、そこのニケを凛空お姉ちゃんに差し上げます! 

ニケはすみれ様と凛空お姉ちゃんと…できればお兄ちゃんと一緒に抱かれたいと言ってますし。 それぞれと 二人でもしたいっていってるし! そうだよね? ニケ! すみれ様をお姉さまにして、さらに凛空様もすみれ様と同じように呼んだりエッチしたいって言ったよね?

ニケ:
…はい。小梅の言うとおりです。

すみれ:
えっ?

すみれ:
ちょっと聞き捨てならないことが! 情報過多なので整理させて、ニケはすみれをお姉さまにしたい? その上で凛空様もほしい。 理由は、すみれ+凛空様で三人とか さらにお兄ちゃん入れてとか四人とか さらに各ペアにして1vs1、これが普通? でも同性同士はマイノリティー? まあいいや、エッチしたいと? そういうこと?

ニケ:
はいそうです。

すみれ:
アンタどんだけなの? えっニケは他は超マジメだが恋愛やエッチについてはすみれを超える猛者で淫乱のド変態だぞ? って???

ニケ:
はい、超淫乱ド変態の淫獣です。 すいません。

すみれ:
そんな二人を同時に抱いたからオレは倒れたって…ええ…すみれ達二人とするときは受けとして凛空でも入れることを要求する? でないとオレのカラダがモタナイ?‥‥


雪音:
…また超絶ヤバイのが入ってきたわね…お兄たまのアソコ壊死するんじゃない?

澄:
雪音姐さん、澄はお正月開けて神社の手伝い終わって穏海お姉ちゃんが旅行から戻ってきたらベッドで上で散々泣かして、それで全部許すことにします。 澄、準備が終わってないので…寸法直しが…人数が多いし、作業に戻っていいですか?

雪音:
みんなの巫女服の直しもしてるんだよね…はい了解しました。

有虹子:
お兄ちゃんと…凛空お姉ちゃんと…すみれと…ニケちゃん…の四人…で一緒に…どんな風にスルのかな…? 

真理愛:
有虹子お姉ちゃん! 興味もったらダメです! あっちの世界に行ったらもう戻れなくなりますよ? お兄ちゃんと二人だけの優しいエッチのほうが幸せですよ~、アッチはまさにケダモノ、野獣、普通の人がやる行為ではない、変態の中でも超がつく変態の世界なので…

有虹子:
でも有虹子…興味あるな…

真理愛:
ダメです! 見てはダメです汚れますから!

すみれ:
あのね、今だって小梅と真理愛と三人なの、そこにニケがきたら4人でするわけ? それでニケはいいわけ?

ニケ:
できればそれがいいです。 小梅…可愛いし…

凛空:
こっちは後はまとめるから、お兄ちゃん厚木まで迎えに行ってあげて、小梅、うさ子を連れてお兄ちゃんについて行って、悪いけどクラブのお仕事なんだけどいいかな? 服はそのままでいいから。

小梅:
小侍従のお仕事っていうことでいいんでしょうか?

凛空:
そうお兄ちゃんの小侍従よろしく!

小梅:
はい! 凛空メイド長! 小梅了解‥‥かしこまりました! 
はいお兄ちゃん行きましょう。

凛空:
クルマはちゃんとクラブのクルマつかってね。 解ってるってわかってない時があるから凛空は言うの!
 
梨音:
優樹子ママ! 年末の挨拶に…ほぉ~!

優樹子:
いらっしゃいませ!

向日葵・梨音:
おおお~ぉ!

梨音:
内容は毎年と同じですが、今年は向日葵ではなく、梨音が自分の手でお渡しできます!
巴裡 小川軒 目黒店の レイズン・ウィッチです! 当然、お兄ちゃんとルゥナお姉ちゃんが買ってきました!

どうぞ!

優樹子:
うんありがとう。この味は私がまだあそこの研究所の副所長の時からかわらない味なの。洋菓子としては日本でも最古の部類ね♪ そこのフランソアも好きだからあとでコーヒー一緒に食べるわありがとう。

律子:
楽しみですわ。

梨音:
あのそれで…着物が綺麗なんですが、なぜにどうしてこなってるんですか?


解説:作者
以下のです! サイトも紹介しときます! 作者はモンブラン(自由が丘)とこの小川軒 目黒店のレイズンウィッチ、そして亀谷万年堂(自由が丘)のナボナが子供の時からの大好物です。


小川軒 WEBサイト

優樹子:
着物はフランソア…この場合は一世ねとデメテルが「日本の文化の着物がきたい!」という要望のもと律子が着付けしました! これで年末年始はうちは営業します! 

理沙:
ママさん、ボク達がこのクラブを必ず日本一にしてみせます。

Dr:
理沙、ここは世界一を目指しますのが使命ですわ。 当然手段は択ばず!

デメテル:
フィッツジェラルド殿、ここは地球圏一であろう!

律子:
今一瞬世界の終末が鮮明に頭に‥全ての生物が滅ぶ姿が‥うっ…
デメテル様だけでも大変なのにDrも理沙さんもうちの店に

Dr:
お屋敷が神社だ旅行だって騒がしいのですわよ。 そしたら優樹子がバイトしないって

優樹子:
忙しいからバイトを雇ったのよ!

律子:
バイト…幾らでですか?

優樹子:
ふふっ! 律子のお節料理!

デメテル:
楽しみじゃな!

Dr:
ですわね~!

理沙:
明日からは花梨も手伝いにくるので! お節料理も手伝いますから律子さん

律子:
はぁ…。 わたくしも白杜の巫女の手伝いに行けば良かったですわ。論文の執筆がなければ…。

梨花:
はい? 小梅? えっうん…ちょっとまって。 店長ちょとよろしいですか?

梨花:
あの例の件で小梅と剛史オーナーが迎えに来てくれるので、行ってきます。

梨音:
わかった、ケルブを、るーお姉ちゃんから付けてもらって連れって。 梨音達はまだ、商会長さんの事務所に挨拶に行かないといけないんで。

梨花:
了解しました。

向日葵:
あの例の件?

梨花:
コンビニで買い物して待つっていうから来たけど。
駐車場にロールスロイスとか。 まあこれでも可愛い方か‥‥すみれ先輩のMP4Xが止まってる時もあるし…絶対に回りから「このコンビニは異常だ」って言われているよね? 
まあ主にうちの関係者か…

ケルブ:
にゃおん!

梨花:
正常異常などその者のいる環境によって変わる? 正義と悪みたいなモノだ。絶対的なモノなどではない。 
まあそうだけどさ。

SE:
ピンポン♪ピンポン♪

梨花:
碧お姉さんお疲れ様でーす

ケルブ:
にゃおん!

碧:(バイトのお姉さん)
あっ梨花ちゃんとケルブ、お疲れ様。そっか今日仕事納めだったんだよね。メイド服きてない。

梨花:
おかげ様でクラブは年末は締めました。 今店長、いや、ここだとオーナーか。 は年末の挨拶周りを向日葵としてます。

碧:
オーナーも大変だね

梨花:
碧お姉さんは大晦日とお正月もバイトですか?

碧:
うん、けっこう周りのビルのオフィスも出るみたいよ? 今年は。だから、うちが空いて無いとみんな大変だし。 あと私も予定ないからシフト入れた!

梨花:
それなのにオーナーと私たちは旅行と・・・本当に申し訳ないです。

碧:
もう! オーナーも貴女達も学園も仕事もしてるのだからちょっとは遊んできなさい!
本当にその歳から仕事しすぎ、毎日みてるから知ってるのよ? 店長もバイト仲間もみんな貴女達のこと心配してるんだからね。

梨花:
あははっ! はいわかりました! オーナーにも伝えておきます!

小梅:
梨花、お疲れさま。 さっき店長と言ってから、オーナーって言い直してたけど。 それ梨音のこと? このコンビニも梨音がオーナー?

梨花:
お疲れ様。

碧:
そうこのお店のオーナーは梨音ちゃんよ、ちゃんづけしていいのかな? まあ本人がそれで良いって言ってるしいいか!

小梅:
お姉さんって白森女学園の近くにある同じ系列のコンビニに、あの真夏でもなぜか中華まんが売ってるオカシイコンビニ‥‥そこでバイトしてませんでした?

碧:
そう! そっちも同じ梨音ちゃんがオーナーするお店よ。私が白山に引っ越したのでここが同じオーナーのお店だし安心だから務めさせてもらった。 

小梅:
なるほど…真夏に中華まんが置いてある謎がとけた…梨音がオーナーなら店長に強制するよね…。 それですいません、Lチキのレギュラーを二つと、カリアゲ君の普通を1つ。 あと折角だし特製肉まん一個お願いします。

碧:
はい!

梨花:
毎度ありです!
 
カリアゲ君です、楊枝危ないので手づかみですけどちゃんと手拭いてるので!それじゃ小梅の味しない? またそういうエロイ事を!

梨花:
……

小梅:
お兄ちゃん、カリアゲ君マジで好きだよね~。 おにぎりとこれだけイける? クラブのご主人さまとしてはどうかと、まあもともとお兄ちゃんだからいいか(笑)

梨花:
ねえ小梅。

小梅:
何?

梨花:
小梅って男性怖いんだよね? 

小梅:
うんそうだよ。

梨花:
剛史オーナーも男の人だけどなんか本当の兄妹みたいに接してるけどオーナーは大丈夫なの?

小梅:
うんっ! 怖くないよ? だって小梅お兄ちゃんの事、大好きだし! 

小梅:
ちょっとお兄ちゃん!何ムセってるですか!苦しいおにぎりのお米が喉に? コーヒー! コーヒー飲んで下さい!

梨花:
あのさ小梅、梨花達をコロス気?

ケルブ:
にゃん!

うさ子:
ぴょおおおんんっ!

小梅:
えっ! 小梅が悪いの?! うさ子とケルブまでなんで!

小梅:
何でうさ子にそこまで言われないといけないの! だからクラブにいる時はお兄ちゃんの侍従してることも多いし。 研修もそうだったし。 一緒に居て安心するし、何でも話せるし、頼もしいし、当然だけどお仕事できるし、仕事には真面目だし。メイドの事大事するし、その中に小梅もいていつも気つかってくれるし。 それぞれメイドにあわえせて対応してるのをみると大人だなー思うし。 すみれ様や真理愛お姉ちゃんとは違うけど大好きですよ? だってお兄ちゃんだし。

梨花:
…蛇行運転になってるので、うさ子この車の運転のっとって、うさ子なら運転できるでしょ。 剛史オーナー自動グルーズモードにお願いします。 このままだと全員事故死です

梨花:(AURORAでうさ子だけに話している)
(ねえ、うさ子、小梅はアレって異性を好きなっているって自覚がないの?)

うさ子:
(梨花殿、その通りだ。 小梅は特殊なメイドなのでForestかGreenWoodsかだったのだが、Forestが丁度ゴタゴタしている時だったので小梅にとっては剛史殿のクラブの方が良いだろうと。しかし一般業務につかせるわけにはいかないので、ほとんど剛史殿の所で小侍従として剛史殿や凛空殿、穏海殿との話し相手を研修としてたのだ。 小梅は無自覚だが、男の中で剛史殿を特別視して心を開いている。 それは恋愛感情なのだが、女性への恋愛感情とは違うものなので…本人はまだ自覚していない。)

梨花:
(あの反応だと剛史オーナー方はメイドとして小梅の事好きだよね?)

うさ子:
(それは研修中は四六時中小梅が横にいたわけだし、かつ小梅の素性は小梅の薬物中毒を抜く治療を行ったのは外ならぬ剛史殿だ。 全てを知っている。 同情するなとは言えぬな。 その同情が女への性愛につながっても責められんだろ)

梨花:
(だよね。そもそも異性への恋愛感情を自覚してないとは…逆に自覚すれば受け入れられる環境には小梅はいるの?)

うさ子:
(それは問題なかろう。 すみれ殿も凛空殿も穏海殿も喜ぶとは思うぞ。真理愛殿は複雑な顔をするだろうがな。 すでにすみれ殿と真理愛殿の妾に正式になっており、戸籍上は西園寺家の正式な妾だ。その当主たるものがそれに手をだしても問題はあるまい)

小梅:
小梅は正式にロンゴミリアドの隊員になったので年明けに車両訓練があるんです。それが終われば特殊免許が発行されるので、来年はお兄ちゃんを乗せるのはこの小梅ですね!

はぁっ? 小梅の運転なんか乗れるか? ふっ! だったら、お兄ちゃん勝負しましょう! おおー受ける? お兄ちゃんはお兄ちゃんのF40で小梅はすみれ様のMP4X借りますんで。 Forestの滑走路でレースで はっ? ハンディありすぎる? お兄ちゃん男ですよね? 前言撤回ですか? ふっ!

梨花:
(小梅が恋愛感情を自覚したら…二人とも燃え上がりそうだね…)

うさ子:
(間違えなく手が付けられないだろうな)

ケルブ:
(ヒトの女との愛は天使でさえ神への反抗を決意させる理由となる)(

梨花:
(あの小梅の天然のタラシぷりを見てると創世記のアダム、神に仕えし多く天使はヒトの女性が原因で楽園を追放された。まさに罪の根源は女という、アブラハムの宗教の基本概念ですね。女は女というだけでどんなに善行を積んでも天国への門は閉ざされている。
あながち間違えてないかも)


注:『エノク書1』6:9

エノク書  第六章

1. 人の子等繁衍(ふえ)はじまりて美しく見目佳き女子(おんなのこ)之に生るるに及べる時、
2. 天の子なる天使等女子(むすめ)等を見て之を欲し、互いに言ひて曰く、「皆来たれ、人の子らの中より妻を娶り子を成さん」と。
3. 此処に指導者なるセミアザ彼等に言ひて曰く、「汝等この事を為すに、誠に裏切りはしまいか、我一人大いなる罪の責めを負はねばなりはしまゐかと恐るるなり」
4. 天の子等答へて曰く、「されば皆共に誓ひを立てん。この計画を必ず実行し、放棄することのなきやう、互ひに呪いをかけん。」
5. かく天の子等互ひに誓ひて、計画に対する呪ひを互いにかけ合へり。
6. その数総勢200に及び、ヘルモン山の頂上なるヤレドの地に降(くだ)りき。この山をヘルモン、即ち「聖なる地」と呼べるは互ひに呪ひをかけ合へるによるなり。
7. この者等の指導者等、セミアザを首(はじめ)とし、アラキバ、ロメエル、コカビエル、トミエル、ロミエル、ドネル、エゼケエル、バラキヤル、アザエル、アルモロス、ボトレル、アノネル、ゾキエル、サムソペエル、サタレル、トゥレル、ヨミアエル、サリエルなり。此等は十人隊長なり。

第七章
1. 斯(かく)て此(この)者等と共にありし他の者等も皆妻を娶り、即ちその好む所の者を取りて女の所に入り、之(これ)によりて身をを汚し、呪いや魔法を教へ、木の根を切りて女に植物を教ふ。 
2. かの女子達子を孕み、巨人を生めり。この巨人等は身の丈三千米もある者達なり。 
3. 巨人、人が得たもの皆食ひ尽くし、人最早これを養ふこと能はずなりぬれば、 
4. 巨人、人に向かひて之を食らふ。
5. 更に鳥に対し、獣に対し、爬虫類に対し、魚に対して罪を犯し、遂には互ひの肉を食み、その血を飲めり。 
6. 是(ここ)に於(おい)て大地は無法の輩を天に訴ふるなり。
 
SE:
ひゅぅ~~♪

小梅:
これが瑠莉閣下専用機! お兄ちゃんオレもいつかは買うと! 男の甲斐性だと! カッコイイです!お兄ちゃん! 小梅にも買ったら乗せてください!当然だと!

他:
はぁ~(溜息)

詩織:
あなたのコートを羽織っても寒いわね。

瑠莉:
詩織さん日本は冬です! ケープタウンは夏です。 真逆です。 なんでその恰好で行くのかって何度も言いましたよね?

詩織:
……………
入国手続きに時間がかかったのでみんなを待たしてます、行きましょう。

瑠莉:
だったら早く降りて下さい!

詩織:
………風が冷たいだもん。

里穂:
詩織さん!詩織さん!詩織さん!詩織さん! 詩織さんの香水の香り、詩織の匂いだ! すりすり!

詩織:
大きくなったわね里穂、前は胸の中にすっぽり入ったのに今は同じ高さの背、もう私より高いかしら?

里穂:
そんなにすぐ伸びませんよ! タケノコじゃないですから!

詩織:
里緒菜には気づかれなかった?

里穂:
ばっちりです! 戦略自衛軍のミリタリアの管制部に年末の挨拶に行くと言って出てきました♪

謎の少女:
ねえ閣下、私も降りていいの?

瑠莉:
どうぞフロイライン(お嬢さん)、お足元にお気をつけ下さい。

謎の少女:
うん…。

フランソア:
なんかとてもご主人様に懐いてそうなんだけど、手つけて無いだろうね?

紅葉:
それは大丈夫だと思います。詩織さんが張り付いていたらしいので。

小梅:
あれってもしかして…未完成だった…

梨花:
橋本研究所の最終ロッド。 ラストオーダー(打ち止め・最上位個体・完成形)

梨花:
私達、橋本家のご当主、アルティメイド、橋本梨々衣(りりい)だ。

瑠莉:
どうぞ。

梨々衣:
ありがとう。閣下

梨々衣:
ここが日本…

リリエル:
にゃん。

梨々衣:
そうね寒いね。

梨々衣:
…雪? お姉ちゃん達だけじゃなくて雪もお出迎えしに来てくれたんだ。

リリエル:
にゃあん…

梨々衣:
くすっ♪ 猫は炬燵で丸くなりたいって? 羽根の生えた猫でも? でも寒いから行きましょう。

リリエル:
にゃん!

梨々衣:
これからよろしくね…極東の島国…日本。
(瞳の中に映る光彩の文字がすっと光って浮かび上がる)

梨々衣:
いただきまーす♪

小梅:
(何なのこの子…)

梨々衣:
剛史~、確認だけど、セカンドロットはそこの小梅だけが残って、フィフスロットまではまろんとみるくと以外は全員死亡、シックスロットはここの梨花、そしてセブンスロット水菜のみ生き残り。エイトロットは向日葵以外は死亡。 ナインス以降はブラックハウンド? あとファーストはあとで会えるし。

梨々衣:
そうかやはりブラックハウンドに…そっか回収は不可能とみていいね。 Drフィッツジェラルドと剛史がやっても小梅だって一年間かかってほぼ奇跡的な事だもんね。 まだ諦めて無いって効率ってのが…

小梅:
ちょっと! アンタ! 当主だか、ラストオーダーだか、アルティメイドだか知らないけど! 小梅の姉妹たちはモノじゃない! 何をそんな気軽に! 後、ここにいるお兄ちゃんを剛史、剛史と気軽に呼び捨てに…お兄ちゃんヤメロて?! なんで!

SE:
シュン!

小梅:
えっ!

SE:
シュン! ザク!(シート部分を正確に回避してその隙間の見えない所に刺さっている)

小梅:
!!!!!!!

梨々衣:
気軽? お姉ちゃん達が製造され、出荷され、そして死んで行くのを、私は全部「体験」してきた。死んだ時には私のサーバーに記憶が転送されるからね。生きている間どんな辛い経験をしたのかも全部。 そんな事をもう終わりにしたいから。後、そこの剛史をどう呼んでも私の自由でしょ? 小梅のご主人様はアルティメイドでウーラノスの継承者のすみれ。 この男は関係ないはず。

梨花:
梨々衣! 止めなさい。 西園寺剛史オーナーは、小梅のクラブのオーナーよ。 小梅はクラブに所属している。 そのオーナーに敬意を払えと言ってるの。 間違えてるのは梨々衣よ。

梨々衣:
そうだね…その通り。 小梅お姉ちゃんごめんなさい。 剛史博士でいいかな? 剛史博士とは英語で話すことが多くて、名前でお互い呼びあうので…ゴメンナサイ。 敬称つけるべきだよね。 うん親しき仲にも礼儀ありって言うんだっけ? 日本のことわざ。

梨花:
そういう問題じゃないだけど‥まあいいや。なんで梨々衣はタルタロスから出てきたわけ?

梨々衣:
そんなの決まってるじゃない! るーお姉さまが、私が研究所に行ってる間に日本へ高飛びしてなんかエンパイアクラブのメイドになったと聞いて、どうにかケルブに連絡とったら、なんか合コンだかスキー旅行だかで新しいシスターを見つける気とか聞いたんで瑠莉閣下に直訴して急遽日本に来たの!

梨花:
瑠莉閣下も大変だ…

ケルブ:
まあもし我が主が妹とかつくったらその妹の命が危ない、これはダメージコントロールだ…

梨花:
なるほど…

小梅:
あーお兄ちゃんとはけっこう長い付き合いなんですね。 たしかに英語なら名前呼びか、Drとか博士とかつけられるの嫌いですものね、先生は呼ばれてもうん。 それで…このナイフ、圧着状態なんですが、ハイパードライブ使わないと抜けません。 ちょっとだけつかっていいですか? はい。 許可すると。 抜くだけですので…。
 
水菜:
お風呂に入る前の水菜のスカートの中に顔を埋めて、水菜の下着の匂いを嗅ぎたいとかお姉さまはどれだけ変態なんですか?

水菜:
ちょっとお姉さま…舐めないで下さい…ダメですよ…

里緒菜:
しょっぱい‥水菜の味…美味しい…

水菜:
それは水菜の味じゃなくて…おし…もう…恥ずかしいですよ…

里緒菜:
良くお姉さまがこうやって…夕食の後…里緒菜のパアソコをパンティー越しに…舐めるのが好きで…

水菜:
詩織さんとお姉さまってどんな日常送ってたですか! もう…普段はあんなに凛々しいメイド長なのに…なんで水菜のことになると…こんなお姉さまになっちゃうんですか…

里緒菜:
パンツ下ろしていい?

水菜:
ダメです! そういうのはお風呂入ってからです!

水菜:
ちょっとお姉さま! 何強引にパンツとブラずらして、直接舐めてるですかぁ! だめ!あんっ! あんぁ!

SE:
ぴちゃぴちゃ♪

里緒菜:
水菜だって…こんなにあふれて来てるよ? 

水菜:
それはそうですよ! 感じてるですからぁ! だからこういうのはお風呂入ってベッドに入ってからぁ!

里緒菜:
いいじゃん別に二人きりなんだし!

水菜:
なんでこういう時はお姉さまは強引なんですかぁ!

SE:
ガチャン!

里穂:
お姉さま! 水菜! 詩織さんをお届けにまいりました!

詩織:
里緒菜! 水菜! 来ちゃった!

水菜:
えっ!! 

里緒菜:
‥‥‥‥

水菜:
詩織さん…? 里穂お姉さま?

里緒菜:
お姉さま…里穂…

里穂:
二人とも…鍵も掛けずにリビングで…ナニをヤッてるんですかぁ?

詩織:
‥‥詩織はお邪魔だったようね…南アフリカに帰るわ…

水菜:
鍵…かけてなかったですか?

里緒菜:
あれ~? 開けた同時に水菜に抱き着かれて…その…

里穂:
ほう~…

詩織:
ほう~‥‥

水菜:
お姉さま…死に装束を二着用意を…水菜とお姉さまの分を

里緒菜:
切腹…許してくれるかな? これはクラブ敷地内引き回しの上、打ち首獄門じゃないかな? 

水菜:
ソウデスネヨネ・・・

梨々衣:
お兄ちゃん! 小梅お姉ちゃん! 今日はありがとう。 また明日です!

梨花:
今日はありがとうございました。 おやすみなさい

小梅:
うん! また明日! おやすみ!

小梅:
ねえお兄ちゃん。 わがまま言っていいかな? なんだって? お腹が空いたのか? そうじゃないんだ。 えっと寄り道して行っていいかな? うん。 白浜に。 うんそう。 夜の海? みたいかなーって。 いいの? うん。 お願い。

小梅:
うんありがとう。 さすがに…寒いね。 でもちょっと頭冷やしたくて…。 ここがいいなって。

小梅:
いや…お兄ちゃんは、小梅のクラブである。 GreenWood'sのご主人様だから、小梅の過去についてや、妹達について。知ってるのは驚かないんだ。先生の弟子だし。 知った上で先生から小梅を預かったと思ってたし。知ってたを隠してたとかも思って無い。 
小梅の為にお兄ちゃんは言わなかっただけ。知っていても新しい人生みたいな感じで接してくれて嬉しいし。 それはいいんだ。 でも別のことがあるんだ‥‥。
 
小梅:
お兄ちゃん、小梅ね…ずっと探している人がいるんです。 まあ夢の中の人なんですけどはっきり覚えてるので。

小梅:
その夢の中で、小梅はどこかの病院の中庭にいて、動く何かのぬいぐるみと一緒にいつも独りでいるんです。 そこへ男の白衣を着た先生が来てくれて、いつも優しく笑いかけてくれて…色々な事を教えてくれるんです。 

そして最後はいつも頭に手をおいて撫でてくれて「がんばれよ小梅、小梅は強い子だからかならず良くなる、そしたらオレと一緒に生きれる」て言うんです。

そしたら動くぬいぐるみもガンバレって言ってくれるんです。

小梅:
そんな夢を繰り返し何回もいや何十回も観たかわかりません・・・そしてその夢は終わり。 起きたら、フィッツジェラルド先生のお屋敷で目が覚めたんです。

それが小梅に使われた沢山の薬の中毒症状を抜く治療の間に見ていた夢ってのはずっと後になってからわかりました。

小梅:
いつも励ましてくれた先生にお礼を言たかったので。 小梅はその先生が大好きでした。 だから「まだ生きてたい」「この先生と小梅は良くなって一緒に生きて行きたい」…もしその先生がいなれば…好きでなければ…小梅は「生きること」を途中で諦めてました。

それは夢の中の事だろ? そうなんですけど‥‥

小梅:
前にすみれ様がフィッツジェラルド先生を襲って倒れて、手術したときに…意識維持の為の疑似空間から帰らなくなって真理愛お姉さまがそこ行って連れ戻した話をお姉さま達から聞きました。

その空間というのが横須賀軍病院の中庭で…それはすみれ様の記憶で…まさにそれが小梅が見ていた夢を全く同じ場所で驚きました。 休みの時にその病院に連れていってもらいました。すみれ様と真理愛お姉さまが初めてあった場所を見たいっていって。本当にそのままで驚きました。

小梅:
小梅が治療中に見ていた夢は、すみれ様のくま太やVIORETが記憶していた記録から作られた疑似記憶空間ですよね。 小梅は当時のすみれ様になって…体験を繰り返していた。 すまん治療の為にすみれの記憶を借りて提供した? 悪かった…

小梅:
そうだと最初は小梅も思ったんです。 でもすみれ様から当時の事を詳しく聞いたんです。 お兄ちゃんの事なのですごく詳しく喜んで教えてくれました。 すると、全然違うですよねー。小梅の中のその先生と。 えって?

小梅:
小梅の夢の中にでてきた先生は、小梅のことを馬鹿にするというか、なんというか対抗心まるだしでまるで男の子ような感じで、すみれ様の中の当時のお兄ちゃんはめちゃくちゃ大人で完璧な大人の男性? 今より大人? まあ当時のすみれ様の言う所の「新しい人生の全てにおいての先生だったので、お兄ちゃんじゃなくて先生!」っていったんですが、小梅の夢の中の先生は「ちがう」。小梅の前の今のお兄ちゃんみたいな感じ。

小梅:
それで真理愛お姉さまがすみれ様に会う為に疑似記憶に潜れたのは里緒菜さんがいたからです。だからお兄ちゃんではないと…最初は思いました。ニケのご師匠さんであるデメテルさんに聞いてみたんですど「ブレイダイバー」というレアスキルは直接近くにいないと潜れないって。 仮にお兄ちゃんがそのブレインダイバーというレアスキルをもっているオーダーメイド…実際はアドバンスドオーダーメイドだとデメテルさんからは説明は受けたんですがだとしても、小梅を直接治療したのはフィッツジェラルド先生でお兄ちゃんではないだからそれは無理だな。 あれは違うなにか? だと思ってたんです さっきまで!

小梅:
でも小梅を治療したの実際はフィッツジェラルド先生とお兄ちゃんだと、梨々衣から聞いたたんで。 これで小梅の中の最後のピースは埋まりました。 たぶん小梅の治療はマイクロマシン医療の専門博士であるお兄ちゃんですよね? アレはお兄ちゃんが小梅の脳にブレインダイブして直接小梅と話していた。 そうですよね?

ほう~小梅はバカじゃなかったのか? 小梅はバカですよー。 水菜やイリーシャと違って勉強とか嫌いだし。でも小梅に必要な事はちゃんと勉強しますし考えます。

梅:
なに? オレがブレインダイバーレアスキル持ちだって気づいたのは小梅が初めてだ? それを誰かに言ったか?

ほぉ~内緒だったんですね~そうですよね~ブレインダイバーって色々できるって里緒菜さんから聞きました!

そうか~内緒だったんだぁ~♪ 良い事聞いた!

小梅:
ふふふっ! じゃあついでにもう一つハイパーアサルトメイドでトリプルアクセルもちの小梅より素の状態とはいえ、さっき梨々衣がナイフを投げたとき小梅より先に動いてましたよね? お兄ちゃんはいったい「ナニ物」ですか? あの速度は穏海お姉さんより速いですよ? まさにそんな存在は「化け物」「怪物」です。

さあ洗いざらい小梅に吐いてもらいましょうか…お兄ちゃん! ふっ小梅をただのポンコツメイドだと侮ったのが運の尽き、これでもアサシンメイドですよ。斥候や諜報なども忍(しのび)の仕事です!

ルシフェル:
これでカップル成立間違いなし

マリエット:
景品もありますし

アリエル:
合コンではなく、交流が目的のイベントですわよ

ルシフェル:
ケルブ~♪ お勤めご苦労様!

マリエット:
梨花さんのお供、ありがとうね! それでその子は? 新しいお友達?

アリエル:
ヒィィィィ! リリエル…?

ルシフェル:
ヒィ!ヒィ!ヒィ!(恐怖で過呼吸になっている)

マリエット:
どうしたの?

にゃん太とケルブが離脱している。

SE:
ボンっ! シュン! シュル!(鉄球が衝撃波を放ちながらルシフェルの首に鎖が巻き付けられる)

マリエット:
ひぃぃぃい!

ルシフェル:
ごほぉっ!

梨々衣:
お姉さま~どんなカップルを成立するの? 梨々衣にちゃんと教えてね。 解ってると思うけど逃げようとかすると、強化テクタイト合金製の鎖がしまって頭が切れ落ちるから止めたほうがいいよ。

ルシフェル:
梨々衣…なんで日本に‥‥タルタロスをどうやって出たの…

梨々衣:
色々優樹子ママには色々貸しがあるから、出してもらった。あと瑠莉閣下に命令して急いで連れてきてもたった!

SE:
ミシミシ(ルシフェルの首がしまっている)

梨々衣:
ねえファースト、いや梨音! 貴女の拷問用の地下室貸してくれる?

梨音:
いいよ案内する。 シスターがいるのに内緒で新しい妹を作ろうとか…良い度胸だよね、るーお姉ちゃん。

向日葵:
お嬢様‥‥拷問用の地下室って…

梨花:
あるんですか?

梨音:
あるよ。

梨花:
デスヨネー

梨音:
じゃあ梨々衣、るーお姉ちゃん 案内する。

梨々衣:
はい♪ お願いします!

マリエット:
ナンデスカアレ?

アリエル:
ルシフェル姉さんのシスターの橋本梨々衣さんですわ

マリエット:
まさかうちのクラブに入るとか?

アリエル:
なんかもうすでに梨音さんと仲がよろしいみたいですね…うちクラブの種類のメイド服まで着こんでますし。 これは入るかと? というか橋本家のご当主なので…オーナー?

マリエット:
えっぇぇえ…あれが橋本家のご当主…うそでしょ…四家で共同体制?

アリエル:
すぐに瑠莉閣下に問いただしましょう。

マリエット:
そうだね…あと幸喜と良くんに緊急連絡!

寿司屋のオジサン:
お嬢ちゃんもこの坊ちゃんのメイドさんだよね? 普段どんな仕事してるの?

小梅:
小梅は、すみれ様と真理愛お姉さまの小侍従というか補佐というか、お手伝いしてる感じです

オジサン:
あーすみれちゃんと真理愛ちゃんのそれは大変だね、普段はあのForestの寮に一緒に

小梅::
はい! そうです

オジサン:
なるほどねー年末休みだからこのお坊ちゃんが普段の労を労って連れて来たと。 そりゃ大変だよなあのすみれちゃんと真理愛ちゃんの補佐だもんな。 わかる! おし叔父さんもなんか、そうだなイセエビの頭をつかったお味噌汁をおごろう! 坊ちゃんは自分で出すんだよ? 小梅ちゃんの分はオジサンがもつ!

小梅:
そんな! えぇえ!

小梅:
それより、お店もう終わってたのに押しかけて…

オジサン:
いいのいいの! このお坊ちゃんとはこんな小さい時からの付き合いだし、クラブには散々出前でご贔屓になってるし!

小梅:
あっ! クラブのお屋敷でとっていただくお寿司屋さんってここだったんだ。 いつも食べてます! 美味しいお寿司ありがとうございます!

オジサン:
こちらこそありがとう!

オジサン:
ふぅ~ん、坊ちゃんよ二人でここに来たってことは今の一番のお気に入りはこの子? だって前に二人で来た有虹子ちゃんは結婚したんだろ? 恥ずかしがることないだろ? すみれちゃんと真理愛ちゃんは家族みんなで来たし。

小梅:
えっ! いえいえ今日はたまたまお兄ちゃんの侍従をやってまして、ご飯たべそこねて。

オジサン:
その顔にお兄ちゃんのこと好きだと書いてあるよ!

小梅:
嘘です! 

オジサン:
あははははっ! 照れることないだろ? お坊ちゃんの所のメイドさんだろ?あはははっ!

小梅:
ひぃぃぃ!

小梅:
うわ~めっちゃ食べた。美味しかった、特にオシサンさんが出してくれた特製伊勢エビ味噌汁がすごく美味しかった。 オレの分はしっかり請求されたって? 小梅の分は入ってなかったって。 あと楽しかったです。 とても話やすいオジサンで普段は普通の男の人弱いんだけどお兄ちゃんと一緒だったし。 はい。 

小梅:
お兄ちゃんの方からも連絡しましたよね? 凛空お姉さん達に、小梅から当然すみれ様達には遅くなるって連絡いれてます。 ご飯食べる前にいいました。

はい、そうですね瑠莉閣下の御用事で出てるわけですから時間わからないって言ってるし連絡もいれたと…。

まあ今日は普段のクラブの仕事はもうありませんもんね。

それで…

小梅:
ブレインダイバーうんぬんは、今回の寿司で買収されましたので、小梅の胸にしまっときます! はい。約束です。 それでさ~、あの小梅が治療中に小梅を会話してくれた先生はお兄ちゃんでいいですよね? 認めますよね? それは夢の中だぞ? 

小梅:
夢の中? そんなことを言ったら、ニケはどうなるんですか? ニケにとってはこの物理世界が夢。お兄ちゃんにとってはあっちの世界、スプロール内の電脳空間が夢。 その夢の中からこっちの夢へ連れて来た。こんな地獄ような世界にお兄ちゃんの為に…それを「ただの夢」と言うなら小梅だって怒りますよ?

そうです悪かったですよね。 それでいいです。 でないと全てを懸けてこちらに来たニケが可哀そうです。

小梅:
小梅はあの夢の中で先生と約束したのを覚えてます? お兄ちゃん。 そう「治ったら一緒に生きる」。 この一緒に生きるという言葉を女の子に言う事は、そんな女の子は一生一緒に生きれるとおもって、必死になってがんばりますけど。男には責任が発生します。 わかりますよね?

小梅:
お兄ちゃんなりに、クラブへ小梅を入れて責任をとったつもりでしょうけど、小梅はそれじゃ納得くしません。 ちゃんと責任を取って下さい。 わたしはすみれ様や真理愛お姉さま専属メイドですが、公的にはお兄ちゃんの専属メイドです。 言ってる意味わかりますよね? 「ご主人様」。

凛空:
ほう~朝までに帰る。ということはお泊りダヨネ。

すみれ:
うん、旅行の用意は小梅の分はやってもう積んでるよ。

コユニ:
有虹子殿! ここは特急カードですぞ!

有虹子:
解ってる! これでニケちゃんにボンビーを!

くま太:
マズイですぞニケ殿

ニケ:
ボンビーやだ! コユニどっちの味方なの! 有虹子お姉ちゃんも初心者相手に!

コユニ:
我は有虹子殿の従者だ!

有虹子:
有虹子本当はそんな良い子じゃないの…ゴメンネ! 特急カード発動!

ニケ:
このコユニの裏切り者!

真理愛:
あっはははっ! ニケがんばれ♪

凛空:
だから、10時までには戻ってきてねお兄ちゃん。 でないと置いてくからね? その時はシバクよ?

すみれ:
モーニングコールっていうのをちゃんとセットして、小梅が起きなくてもお兄ちゃんは起きるから。 うんたのんだよ?

凛空:
本人達だけがお互い好きって解って無かったてめっちゃ周りは疲れるよね

すみれ:
本当そうです。 梨々衣ちゃんが来てくれて良かったです。自然にバレますから。

凛空:
穏海~穏海の紅茶飲みたい…できればロイアルミルクティーが良い。

穏海:
真理愛、わたくし皆の分のお茶いれてきますので、わたくしの番になったら替わりにやっといて

真理愛:
は~いお姉さま。

小梅:
あのお兄ちゃん、どういう事ですかこれ? すでに全部準備が…何も言う前に…なんでお兄ちゃんとホテルに行くことがあっちに解っているんですか? うさ子は梨花と一緒にエーデンだし 凛空達に引っ掛けれた? どういうことですか? え? 向かえに行かされる前に‥‥穏海お姉さまの小梅云々とかも演技? 

小梅:
小梅に対して穏海が夜伽できるなら、それはオレと一緒だから遠慮はいらないということを見せつけるため? 
えぇ…小梅のオレへの気持ちはオレと小梅以外はみんなわかっていてタイミングはかっていたところに梨々衣がきて、実行した? 
えぇ‥‥最初から小梅とお兄ちゃんを引っ付けるために? 
凛空とすみれと穏海と雪音がたぶん共謀して…真理愛やニケや澄はこういうのは苦手だからかんでないけど、今頃は全部説明されているだろう…

小梅:
オレ達のことを手のひらで躍らせやがって! ってお兄ちゃん気持ちはわかりますが、すみれ様達ならやる…うん。 はいとりあえずそのコンビニで下着買ってきますはい。

小梅:
どの部屋にする? う~ん拘束具とか、木馬とか無いところがいいな~。 そんなモノはない。 はい。 露天風呂もちょっと最初は…普通のが‥じゃあ これで・・ はい。

カードが発行されるんですね…小梅、一つ勉強になりました。

小梅:
うわ~めっちゃ普通だ。 えっ? お前は普段どんな所ですみれ達としてるんだって…うーん、EHDENのプレイルームはサイト作るのに全部試さないといけなかったんで、シマシタ。だけどSMプレイルームだけは快楽系はやりましたけど、恥辱、被虐系は真理愛お姉さまがすみれ様にヤラレルのを見てただけです。

小梅:
なんですか? はい…苦労してるんだなっと…まあそのすみれ様は超淫乱ド級変態だし、真理愛お姉さまは超変態のドMで淫獣だし…まあそこそこ経験はしてます。はいだから心配しないで下さい。 ただ男性とするのは初めてなんで…そのへんだけは…。 
はい。 別に無理はしてません。 とりあえず、コーヒーでも入れます。 インスタンドでしょうけど…はい。 これでもメイドなので…。


えんぱいな日々(本編) 第五百七十一話 流星 中編 へつづく 

えんぱいな日々(本編) 第五百七十一話 流星 中編