えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その12
凛空:
何年ぶりだろうお兄ちゃんと年越ししないの。
すみれ:
お兄ちゃんゴメンサイ
すみれ:
凛空様の胸の中で年越しとか、でへへっ♪ 凛空様に戻しますね癖になっちゃうので
凛空:
うん…あのすみれ、そんなに嬉しい?
すみれ:
嬉しいです…だってすみれのごしゅじんさまは凛空様ですから。
凛空:
凛空も一回は自分のメイドと二人で年越ししたかったから。 でもちょっとお兄ちゃん可哀そうかな…凛空とすみれだし。
すみれ:
ですね♪ 0:03分になったら、服きてお兄ちゃん達にご挨拶いきましょう。
凛空:
あと一分。
すみれ:
カウントダウン! 10…5、4、
凛空:
3.2.1…
すみれ:
うん…Chu♪ あけましておめでとう・・ございます…今年も来年も…その先もずっと…よろしくお願いいたします。すみれのご主人様。 凛空様…Chu♪
凛空:
うんあけましておめでとう。 今年もよろしく・・
すみれ:
さあ凛空様! お兄ちゃんに凛空様の今年初キスはすみれが奪ったと自慢しに…いや、ごほん! 今年のご挨拶に行きましょう!
凛空:
…自慢はヤメテ…お兄ちゃんもショック受けるけど‥それ以上に穏海が落ち込む。
すみれ:
最後にぎゅーー…
凛空:
すみれ…覚えておいて。 凛空もお兄ちゃんも絶対に何があっても、すみれの味方だよ。
すみれ:
はい…ありがとうございます。
マリエット:
ほら優音さん、待ちに待った年が明けたわよ!
優音:
はいマリエお姉しゃん。 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしましゅぅ。 あと優音と呼び捨てでお願いしましゅ…。
マリエット:
はいはい、優音、明けましておめでとう。今年もよろしくね。 乾杯
優音:
乾杯ですお姉しゃん・・!
SE:
カチン♪
優音:
うぅ…お姉しゃん…くぅ…
マリエット:
こらこら、こんな所で寝たら体調崩すから…動ける?
優音:
優音は無理でしゅ…
マリエット:
しょうがないわね。
マリエット:(以下はAURORA)
(剛史オーナー、明けましておめでとうざます、今年もよろしくお願いいたします。 それで年始の挨拶の最中だと思うんですが、実は…)
マリエット:
もう、全開で動いて活動停止すると寝るというのは七年前から変わって無いのね。まあお酒になった違いはあるか…頑固なのも変わらないし。
そっか剛史オーナーの所のエスコートメイドになっていたのか…どんな形でも生きていてくれてよかった。
SE:
ぱたぱた!
マリエット:
もう来たんですか?
凛空:
マリエットさん、優音さんが酔いつぶれたって本当ですか? うわぁ! 本当だ! 初めて見た…
すみれ:
優音お姉さんがぁ…人の肩で寝ている。 この目で見ていても信じられない…
穏海:
お兄様、そうですね‥マリエットさん本当にスイマセンでした。優音さんをありがとうございます! お兄様、優音さんを運んでください、わたくしも同行します。 凛空とすみれは悪いけど、みんな盛り上がってるから、場をつないでくれる。 そうだ凛空とすみれで歌って、多分皆様盛り上がりますので!
すみれ:
了解しました! 凛空様行きましょう!
凛空:
うん!
優音:
すぴぃ~♪
マリエット:
えっ? どういうこと? 優音が酔いつぶれるて寝るって、クラブでそんなに珍しいことなの?
その13へつづく