えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その14

 
イリーシャ:
今の私達と同じ歳からの親友なんですね

ロッテ:
そうだよ。 はい撮ったよ!

ロッテ:
はい千秋

千秋:
おし今年分! みんなのライムルームにアップするよ! 

里穂:
陽菜乃達のスキーに負けないくらいこっちも楽しんでるって自慢しよう

ロッテ:
寒いは一緒だけどね。

イリーシャ:
毎年やってるんですか?

千秋:
毎年というより一年中ずっと? 最初からずっと記録があるのよ

水菜:
そうなんですか?

千秋:
たとえばこれが今の二人と同じ歳の時の

イリーシャ:
これが…うわー

水菜:
か…可愛いですうぅ!

里穂:
これって初めてForestの仕事で市民プールに視察に行った時の写真…恥ずかしい

イリーシャ:
麗奈本部長、千秋さん、里穂副メイド長、ロッテ主任、桃美主任、この方は?

里穂:
美鈴ね。 今はエンパイアクラブ司令本部の特殊作戦群に出向している。 今の詩織さんの部下で右腕! 大尉だから里穂より上官だよ。彼女は本当に優秀

水菜:
えっ…里穂お姉さまがそんなに言うんですか。 それでその美鈴さんの隣が陽菜乃主任。 それでこれ久美メイド長? ええぇえぇ!

イリーシャ:
可愛すぎる! というかすごいメンバーですね…

里穂:
初めて任された本格的な仕事で前日から計画立てたり里穂は大変だったのに、みんなはただの遊びみたいに騒いで…

千秋:
だからクラス委員長は真面目すぎるの!

ロッテ:
あの頃にくらべれば里穂は随分と丸くなったよね。


解説:上のエピソードは以下から御覧下さい

里穂:
千秋と麗奈はまったく成長してないよね! 桃美でさえ最近は立派な先輩になったのに!

千秋:
はあ~言ってくれるわね。 ねえ麗奈

里穂:
えっ?

麗奈:
はぁ誰が成長してないって?

麗奈:
みんな!あけおめ!ことよろ!

水菜・イリーシャ:
あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします

千秋・ロッテ:
あけおめーことよろー

里穂:
あけおめことよろ、まさかその恰好で良二さんとあいさつまわりしてるの?

麗奈:
そうだけど?

里穂:
保坂グループって思ったよりフリーダムだね。

麗奈:
まあ良二の代になって随分とね、うふふ♪

ルゥナ:
皆さん…明けましておめでとうございます…今年もよろしくお願いします…
ねえなんで着物ってこんなに寒いの…これは体力が残ってないときに堪えます…

他:
あけおめことよろです‥‥

イリーシャ:
ちょっとルゥナ先輩、どうしたんですか? 風邪ですか? 顔真っ青ですよ?

水菜:
肌だけじゃなく髪の艶も無いというか?

ルゥナ:
病気や風邪では無いです‥‥。
ねえ麗奈本部長ちょっと相談が…後輩メイドとして本部長のお知恵を是非お借りしたいです

麗奈:
うん…解ったじゃあこっちで

ルゥナ:
…それでみんなが昨日出かけてからずっと…

麗奈:
食事は?

ルゥナ:
食べてません…飲み物もほとんど・・

麗奈:
それはまずいね…そっか付き合ってから初めての長期休みで

ルゥナ:
お部屋だし時間のくぎりがないし…どうしましょう

麗奈:
だからちゃんと言うことは言わないと、休ませてって

ルゥナ:
なんかこう拒否できないというか…ルゥナも流されちゃうというか

麗奈:
他のメイドとか入れるわけにかないからルゥナと幸喜さんは…

ルゥナ:
そうですよね…

麗奈:
水分と食事はとらないとダメだよ。これ脱水症状だから祈祷終わったら一緒に胃に優しいもの飲んで、さなさん居るからお粥をつくってもらおう。 そして少しだけでもヴェルさんにいってメディカルセンターのポッドで寝さてもらおう。ポッドで一時間くらいねれば疲労は強制的に抜けるし。でないとこのまま挨拶回りを続けるのは危険だよ。その間に私とヴェルさんが幸喜にさんに話してみるから。

ルゥナ:
そうですね…お願いします…ルゥナでは言えない…

良二:
みんな…明けましておめでとう…今年もよろしく…

他:
あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いします。

イリーシャ:
良二オーナーどうしたんですか? いつもよりましてやつれてますよ?

水菜:
ひぃ! 細い胴体がさらに細くなってる…水菜より細い…

良二:
あの…これでスキーいったら死ぬとおもう。 麗奈と絵美香お姉さんに貪り喰われて‥‥ねえ久美ちゃんと鈴奈に言って…親友と後輩でしょ…

千秋:
無理です。 あきらめてください。

ロッテ:
ヴェルさんも一緒に行くし剛史お兄ちゃんも現地にいるし、衛生メイドも5人いるので、最悪な事態なっても回復させて久美の元にもどすので

良二:
君たち冷たいね…

里穂:
オーナーの務めですから、生きて下さい。


その15へつづく