えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その17
瑠美奈:
これ落ちたら雪だるまだよね?
琴音:
縁起でもない事、言わないで!
ニケ:
今夜のすみれさんのお話ってお付き合いのお断りかな…
小梅:
それだったら小梅も真理愛お姉さまも一緒に呼ばれて無いと思うよ
兎も角、今はスキー楽しもうよ。考えても仕方ないもん
ニケ:
そうだね…。
しずる:
あちゃー雪強くなってない? 隊長、副隊長どうする?
真理愛:
これは止みそうにないね。どうするすみれ
すみれ:
初心者連れてリパークは危険、コースはもう半分、強くならないうちに一気に降りよう。すみれが先行でコースを選定するから、それをたどって、中が真理愛、シンガリがしずるとドロシー。 でいこう。 みんなボーゲンで降りれるところを探すからしっかりついてきて、視界が悪いから、すみれや真理愛を見ながら、しっかりついてくるようにわかった?
他:
わりました!
すみれ:
行くよ!
SE:
シュバーーー!
小梅:
すみれ様カッコイイ!
ニケ:
うんカッコイイです
すみれ:
二人とも集中して!
二人:
はい!
小梅:
あれっ! 前が真っ白になって見えない! すみれ様! ニケ!
ニケ:
小梅! いた! 前が見えない!
小梅:
うん!
すみれ:
これはちとまずいかな? 真理愛! 後続その木の所で止まらせて
真理愛:
解った!
すみれ:
二人ともその木の所まで横歩きで上るやつ昨日おしえたで上がれる?
二人:
はい!
すみれ:
みんなここで待ってて、すみれ降りて積んできた軽装甲機動車取って来るから
真理愛:
あほ!まぬけ!
しずる:
ボケナス!
すみれ:
はぁっ! 二人とも何?!
真理愛:
隊長のアンタが単身で行ってどうするの? しずる、すみれと下へ。マリはドロシーとこのリパークにみんなと残るから
しずる:
了解です副隊長どの、ほら隊長は電脳通信あけとく
すみれ:
すみれが隊長なのに!
他:
(苦笑)
しずる:
いくよー
すみれ:
うぅ~!
真理愛:
雷はなってない。雪も木にはつもってない。
ドロシー:
みんな! すみれ隊長がもどるまでこの木によって吹雪いている雪や風がなるべく
当たらないように体温を維持するようにしてね!
インスタントカイロもってきてるね、無い人は私が予備もってるからいってね!
あと飴いまから配るから舐めて!
その18へつづく