えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その4
碧:
おでん補充OK!朝に売り切れちゃうとは冬だね。これでお昼のラッシュは乗り切れる!
SE:
ばばばばば!(プロペラの轟音)
碧:
何! 窓が振動で揺れてる? 地震じゃないし! 外?
梨音:
なんで向日葵は限度ってものを知らないかな…
梨花:
ケダモノ!
向日葵:
スイマセン…お詫びの替わりといってはなんですがコンビニで二人にはオゴリますんで。
リナ:
ピガァ~…
向日葵:
リナまで…安眠妨害の被害の賠償…わかったおごるけど何をガチャぽんやりたいと? はい。
うさ子:
ぴょんっ!(手を振ってる)
梨々衣:
向日葵にノックアウトされるとは、お嬢様も意外とヤワですわね♪
梨音:
アンタに比べたらみんなヤワよ!るーお姉ちゃん起きないじゃないのどうするのよ! この肉食性獣!
梨々衣:
お姉さまはいつもの事なのでアチラのホテルに着くころには起きますわ。
梨花:
まさに野生の王国、いや淫獣の王国
向日葵:
淫獣王国…
テミス:
いつもなのか…二人とも仲いいですね?昨日初めてあったんですよね?
梨々衣:
梨音とは電脳空間ではペアなのよ♪
梨音:
アンタとペアを組んだ覚えは無いし! 私は孤高のネットライナーです!
梨々衣:
あらネットボッチなだけでしょ? だからいつも梨々衣が付き合ってあげてるのに!
テミス:
仲いいんだね。 梨音、それで質問があるんだけど…
梨音:
なに?
碧・テミス:
これは何ですか!
梨音:
何ってV-22オスプレイ。 旅行に行くための移動手段だけど。 地上は混んでるし。
梨音:
碧お姉さん! 向日葵が奢ってくれるので! 旅行に行く間のお菓子とか買いにきました! あと肉まん!
梨々衣:
初めまして! 梨々衣といいます! おでんってあります?
テミス:
あの中で食べる気なのか…
向日葵:
大変、お騒がせいたしております。
梨花:
この前の道が広いのは封鎖してこういう使い方をする為なのか…まだ色々隠し機能がありそうな道だな…。それにしても、うちだけでオスプレイ三機…今回の旅行で全部で何機投入なんだろう…
碧:
い…いらしゃいませ…おでんありますよ~…どうぞ!
里穂:
ローター停止確認! 出ていいわよ。
水菜:
はい里穂お姉さま了解です。 うさ子連れてきます、ついでにコンビニで何かいりますか?
里穂:
小腹が空いてるんでおにぎりなんでもいいから、それと暖かいお茶。あと水菜も欲しいものオートパイロットになったら暇だからお菓子でも買えば? 後で私が払うから。
水菜:
はい! おにぎりとお茶了解しました! いってきます!
水菜:
これでスキー行くのもすごいけど…これでコンビニに乗り付けるのもさすがForestって感じで色々オカシイ。
その5へつづく