えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その5
小梅:
絵里奈お姉ちゃん! これ全部雪ですかぁ? おぉ~! もしかしてアレがホテル?
絵里奈:
そう長野リゾートFORESTよ
小梅:
雪だぁああああ!
すみれ:
お兄ちゃんとスキーだ!!
ニケ:
寒いです…一面の氷の世界‥‥
真理愛:
小梅は兎も角、すみれがあんなにはしゃいでいるのは珍しいわね。
くま太:
すみれにとっては剛史殿と初めての旅行だ嬉しいのだろう。 それにすみれにとっては去年のこの日は特別だったのだ。
真理愛:
去年の大晦日? まだすみれは WhityGardenの所属だったわよね。
小梅:
雪といえばぁ~!
すみれ:
雪といえばぁ~!
いくみ:
雪と言えば…ふっ!
カリン・ナノ:
ふっ!
お兄ちゃん:
…………
香澄:
朋絵やってタックルよろしく!
朋絵:
了解! 香澄お姉ちゃん!
香澄:
雪と言えば雪風呂ダヨネ! お兄ちゃん!
すみれ:
すみれ助けろ? 先輩達の命令なので…ぐすん…スイマセンお兄ちゃん。 朋絵お姉ちゃん、この辺もっと強く固めましょう!
朋絵:
ズボンの中にも雪を入れようか?! やめろ? いっそのことズボンとパンツ脱がす?
カリン:
お兄ちゃんのアソコが霜焼けになる♪
いくみ:
それはちょっと色々、凛空お姉ちゃん達の迷惑になるから自重で? そもそも雪に埋めるのも自重しろ? いやだぁ!
ナノ:
楽しい!
小梅:
あはははっ! パンパン! 固め固め! 雪かげんはいかがでしょうか? お兄ちゃん!
すみれ:
真理愛! 写真撮って! ニケもお出でよ! 一緒にやろうお兄ちゃん埋め!
ニケ:
雪埋め‥‥えぇ…ニケもですか?
くま太:
凛空殿たちが到着するまでに剛史殿が生きれいれば良いな。
真理愛:
ニケ、マリ達も行こう!
ニケ:
はいっ!
真理愛:
香澄先輩! スマホ貸してください! 撮りますので!
香澄:
あいよーー! 今出す!
すみれ:
二人部屋って聞いてたけど
真理愛:
広いわね、これなら三人でも問題ないね。 小梅一緒でいいでしょ? 角部屋だし
小梅:
はいお姉さま一緒がいいです!
小梅:
お姉さま達! 窓からゲレンデが見えます! おおぉ!
真理愛:
スキーはご飯食べたあとね!
すみれ:
お昼の食事は各自でとるんだよね? レストランが昼間は一般客にも開放してるみたいだし。
くま太:
蕎麦が名物らしいぞ。
真理愛:
暖かいお蕎麦食べたい!
小梅:
はい! 小梅もお腹空いてます! 行きましょう!
その6へつづく