えんぱいな日々(本編) 第五百七十三話 流星 後編 その6
小梅:
ヴァイオレットトルネード!
鈴音:
紫電一閃!
小梅:
いま!
水菜:
ストラト!
鈴奈:
マズ!(トルネードで雪で死角をつくられた!)
鈴奈:
おっとっと! ほい!
水菜:
えっ!
SE:
カシンっ!
鈴奈:
えいっ♪
小梅:
うわぁ!
水菜:
ひぎゃっ!
SE:
ぼふっ!!!(雪煙が上がる)
小梅・水菜:
ふぎゃあぁ!
鈴奈:
連携攻撃とフェイクに環境を利用した煙幕を使ったのは誉める。 しかし力の制御がなってない。 でも良い攻撃だったよ。 センスはあるからがんばれ。 今日はこれまで!
小梅・水菜:
ごほっ! あ、ありがとうございました…
鈴奈:
さーて素振りするか♪
小梅:
水菜、大丈夫?
水菜:
うん大丈夫…埋まってるけど…
小梅:
こっちも…上手く行くとおもったんだけど…やっぱり鈴奈先輩は強いね…
水菜:
うん…でも間合いには入れたし
小梅:
なんか見えたような気がする…何かわからないけどつかめそうな気が
水菜:
水菜もなんかコレいけるかなって…でもそれを実現するには圧倒的に技術が足りない…
小梅:
そうそれ。 これ目指してるもののような…ヒントかな…ガードを小梅が打ち崩すのは正しいと思うんだ、飛び込むは小梅で、攻撃の本体は水菜
水菜:
うん! それはあってるよね?
鈴奈:
しずるの弟子達、雪に埋まったまま検討会始まってるからあのままじゃ身体冷えるから早くひっぱり出してあげて。あとお風呂も!
しずる:
はい、夢結手伝って!
夢結:
わかりましたしずる姐、あと鈴奈姐も素振りの邪魔してすいませんでした
鈴奈:
楽しかったからいいよ。 アレは伸びるよ夢結。
夢結:
はい頼もしい仲間です
エリシア:
あれがForestに拠点を置く4クラブ共同の機動部隊ロンゴミリアド。 今その部隊を中心にForestは回っている。 総務部はクラブだけじゃなくあの部隊を支える事が仕事なの。だから普通のクラブとは違うね。
ひな子:
そのロンゴミリアドの隊長と副隊長が小梅のお姉さまのすみれ先輩と真理愛先輩。鈴奈先輩は?
エリシア:
鈴奈先輩はロンゴミリアド本隊をサポートしたり鍛えたりする分遣隊の隊長で副隊長がルフィナ先輩。 エリシアは本隊の方に入ってる。 花恋が小隊長だしね
小梅:
うちの隣にあるミリタリアの部隊とは違うですか?
エリシア:
隣の部隊とは同じであって同じではない。 ロンゴミリアドは隣とは別の指揮系統・・うーん別の命令で動くというか自由に動けるというか…あと強さが違う。 隣の部隊全部と戦ってもロンゴミリアドが圧勝する。
ひな子:
そんなに強いんですか?
エリシア:
うん…うちの陣営の切り札、ゲームメーカー、みたいなもの。
ひな子:
もしかして、前のフランソアオーナーの演説。 研修の最終日で生放送で観ろって言われて観たんですが、ひな子は難しくて全然わからなくて…もしかしてそれに関係があるとか?
エリシア:
まあそうだね。 詳しく聞きたい? Forestがどんなクラブなのか
ひな子:
教えていただけるなら
エリシア:
ならエリシアと花恋の部屋でお話しようか
ひな子:
いいんですか?お邪魔して…
エリシア:
エリシアが良いといえば花恋には拒否権は無いし
ひな子:
花恋様ってご主人様ですよね?
エリシア:
一応ね、まさに、まあ一応。 じゃあ行こうか。
ひな子:
はい。
その7へつづく