えんぱいな日々(本編) 第五百七十二話 流星 中編 その7
愛里栖:
花恋、無理してついて来なくていいよ!
郁恵:
そうだね!
花恋:
ついて行くわよ!
梨音:
先輩スイマセン先に行きます!
梨々衣:
ばいばい~!
郁恵:
うそっ! 梨音と梨々衣?
愛里栖:
先輩としての威厳がぁ郁恵負けられないわよ!
郁恵:
うんっ!
梨音:
ほうついてくる? がんばるねぇ~。
梨々衣:
怪我しても知りませんわよ♪
愛里栖:
まてぇ~!
花恋:
ぎゃぁあ! 無理ぃぃ!
まろん:
ご主人様ぁ‥‥雪玉になって転がってった…生きてる?
美里:
けっこう斜度あるからね…ここ…
エミリー:
崖から落ちてない限りは無事だと。
梨花:
扱いが雑…
夢愛:
おいおい、それより向日葵さんよ、アンタの所のお嬢様とあの梨々衣ってなんだ?
あのままじゃ郁恵先輩達も雪玉だぞ。
まろん:
雪玉‥‥
美里:
ひぃ…
向日葵:
色々スイマセン…
エミリー:
とりあえずこの背中のバックに入ってる簡易AEDを使うような事にならないように気を付けてね。 さあ私達も行こうか。
まろん:
うわぁっ! 夢結、雪だぁ!
夢結:
姫、わかりましたから、お湯に浸かって観ましょう、カラダ冷えちゃいますから!
エミリー:
疲れがお湯に染み出て行く感じ。癒される
美里:
雪の中の温泉に夕方からって贅沢ですね~♪
まろん・夢結:
しあわせ~♪
エミリー:
ですね。
花恋:
うぅ~温まる…冷たかった。
愛里栖:
うん冷たかった。
郁恵:
二人とも雪まみれになってたからね。
花恋:
負けた…悔しい。
美里:
梨音と梨々衣は電脳空間のスポーツではペアで色々遊びまくってると言ってました。
郁恵:
だから息がぴったりなんだ。そっか電脳空間でのトモダチというかコンビか。
郁恵:
美見も明日来るんだよね?
美里:
はい、ご主人様とアリエルさんの年始の挨拶周りが終わったらさくら先輩とみるくと一緒に来るそうです。
郁恵:
ジャンヌさんの明日からの出張って二週間だっけ?
美里:
そう言ってました。行先とかは軍機みたいで聞けませんでしたけど。
郁恵:
ちょっと寂しいね。
花恋:
お腹すいた…ご飯19時っていってたよね?
愛里栖:
そう言ってたけど。あのさ、花恋、それでもご当主なの? エリシアは年始の挨拶周りにルゥナと行くのに。
夢結:
こんなお姉さまでスイマセン…
まろん:
まろんはご主人さますき!
花恋:
うん、花恋は自然体で行くことにしたの!
郁恵:
正直、エリシアと月美が挨拶した方が安心だよね。
エミリー:
アリエルさんの指定で、幸喜お兄さんとルゥナさん、アリエルさん、エリシアさんで挨拶回りとなりました。
美里:
安牌なメンバー。エリシアさんも花恋さん以外には大人ですからね。
郁恵:
ルゥナはあれでもサロンチーフだったから、任せて安心。
その8へつづく