えんぱいな日々(本編) 第五百七十四話 stone cold 前編 その15

 
梨々衣:
ケルブ! お願い! 3.2.1!

ケルブ:
にゃおん!(パシャ♪)

真理愛:
みんなぁ! すみれ隊長の話をよーく聞いてね! 隊長お願いします!

すみれ:
まず林間コースを通って、第一目標はこのカフェを目指します! ここでお昼と休憩を挟みます。 営業中な事は事前に確認づみです。 もし林間コースで遅れる人がでてもここで合流します。 それまではそれぞれ無理がないペースで…

梨音:
了解です。

すみれ:
そのあとは、第二目標地点は中級者コースの上にあるコンビニ!

梨音:
梨音がオーナーのCAWSONか

すみれ:
そう! そこにします。 そこまでもそれぞれの無理のないペースで。お願いします。
そこからは簡単なので、いっきに降りて、ホテルForestへむかいます。

質問や提案は?

さくら:
隊長~、このお嬢様二人がめっちゃ心配です! あといちおう先頭・中・しんがり くらいは決めといたほうがいいじゃない?

梨音:
さくら先輩、梨音達は大人しいですから!

梨々衣:
だよね~、こんな高い所から降りれるからしら、こわーい

水菜:
すみれ先輩、二人で先輩達のこと引き離すとか言ってました。

梨花:
とくにお目付け役のケルブとリナをね

エリシア:
いい度胸だ。胸は控えめだけどな!

梨音・梨々衣:
エリシアお姉ちゃん!言ってはいけないことを!

すみれ:
先頭はさくらとエリシアで、それを抜かさないようにお願いね、抜かした場合は

しずる:
全裸で雪の中でスキーだね

ドロシー:
そうだね!

梨音:
梨音達Mじゃないし

すみれ:
中間はすみれと真理愛が、しんがりはしずるとドロシーで、しずる以外は電脳通信使えるから開けといてね、今ルームつくって招待したからしずるはドロシーとつねに一緒だから大丈夫でしょ?

しずる:
うん大丈夫!

すみれ:
でわ、第一目標のカフェであおう、くれぐれも怪我しないようにね! 無理は禁物だよ

他:
は~い!

すみれ:
でわ出発!

梨々衣:
障害物が多くて滑りづらいうえに斜度が急! 影の部分は氷だし!

さくら:
苦戦してるようだね、後輩くん

エリシア:
まだまだ修行が足りんな!

梨音:
悔しい、エリシア先輩はスキーが趣味でノルウェーに休みはアリエルお姉ちゃんと行ってたと聞いたからわかるけどさくら先輩は?

さくら:
これでも萌香さんとエステル総裁、瑠奈寮長の部隊の後輩なんだよ

梨々衣:
ジェガートロペン! ノルウェー特殊部隊!

梨花:
水菜が思ったより楽しんでる感じで良かった。話で落ち込んでたらヤダなって

水菜:
うん、色々疑問は払しょくできたし、水菜できない部分は考えてもしかたないし、一番はまだみんな「諦めて無い」ってことがわかったから。あきらめなければ大丈夫だってお姉さまや、フランソアご主人様や詩織さんも良くいうから

梨花:
そうか。

梨々衣:
あまりこういう所のカレー美味しくないに注文してしまうのはなぜ?

梨音:
うん…予想だけど香辛料が入ってるから…暖かくなりそうだから?

梨々衣:
なら素直に暖かい麺類を頼んだ方が?

梨々衣:
だけどカレーライスってご飯もついてるし‥‥お腹たまりそうだし?

梨花:
何、とてもくだらないことを真剣に討議してるんですか? このお嬢様二人は

水菜:
あははっ! 梨音は食事が贅沢じゃないのは知ってるけど、梨々衣も普通なんだ。

梨々衣:
わたくしはなんでも食べます。もちろん美味しい方が良いですがそれよりこのように友人と食べる方が何倍も嬉しいです。

梨音:
うん! 学食楽しいよ!

梨々衣:
そうですね! 早くみんなと一緒に学園でお昼食べたいですね! 一番のスパイスは友人です。

梨音:
ダネ! どの調味料よりも勝る!


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