えんぱいな日々(本編) 第五百七十六話 The Day Takeoff 前編 その19

 
小梅・ニケ:
くぅ~♪ むにゅ~♪

すみれ:
うぅ‥‥

ララ:
すみれ様達、お風呂溜めている間に寝ちゃいましたね

真理愛:
うん、朝入ればいいし。あのまま寝かせておこう。今日はというよりずっとこのところ警備作戦の為にずっとがんばってたから。まあ本番は小隊長達に任せばすみれはいいから、ここまでがすみれの仕事とそれを補佐している小梅の仕事だしね。 あとニケも今日はずっとEDHENの手伝いで大変だったみたいだし。 疲れが出たんだよ。 っていってもすでに深夜ももう遅くだけどね。

ララ:
あの…お姉さま…お隣いいでしょうか?

真理愛:
うん…どうぞ

真理愛:
ねえララ…強さはともかくよ…ある一部の部分については、すみれに対して圧倒的な勝利を収めてるわね…ちょっと見ない間に良くもまあ大きくなったわね…

ララ:
どこ見て言ってるんですかお姉さまは…

真理愛:
くま太の正妻としてのマリもヤバイ…くま太は確実にララの所に取られる

ララ:
あの…すみれ様のエージェントAIでクマの形のぬいぐるみと説明された・・

真理愛:
うん今夜はデメテル様…ニケの上司であそこの大使館の大使女神について今夜はスプロールの連合総会に出ているから

ララ:
国連総会みたいなものですかね?

真理愛:
そういう説明だった、電脳世界も色々あるみたいよ。国が沢山あるのは変わらないみたいだし

ララ:
うわ~夜景が綺麗ですぅ~♪ お風呂も豪華ですし。

真理愛:
まあスイートだからね。 ねえララ…

ララ:
はい何ですか?

真理愛:
今更だけど、まだマリのシスターになりたいわけ? マリはララだけものにはならないし、というか出来ないしそのつもりもないし…

ララ:
わたくしがお姉さまを思う気持ちは生涯かわりませんわよ?

真理愛:
ねえララは可愛いからモテるでしょ?

ララ:
まあ…お姉さまほどではないですが、数十人くらいからは付き合って欲しいと告白されましたわね。

真理愛:
アンタの方が多いわよ。

ララ:
全部断りましたが。

真理愛:
ほらもう後二カ月もすれば今期の子達も来るわけじゃない? そしたら可愛い後輩メイドも…

ララ:
士官学校だけでも半分は年下からお姉さまになって欲しいという告白でしたが?

真理愛:
マリ以外は眼中にないと‥

ララ:
そうです。その為に地の果ての極東の島国まできたのですから。

ララ:
約束、忘れてませんわよね?

真理愛:
うっ! 士官学校を首席で卒業した上にメイド学校も首席で卒業しお姉さまのクラブGreenWood'sに来れたら…穏海お姉さまとは別に愛人としてなら付き合ってあげる…

ララ:
そうです!

真理愛:
かなり無理難題を出したつもりだったんだけど…

ララ:
お姉さまの為ならわたしくし手段を択ばず達成しますので。

真理愛:
まさか自分より成績が良い相手を葬ってないでしょうね?

ララ:
そんな事はしません。それではその条件を達成してもお姉さまのお役にたりませんから。ただ…同期の皆はわたくしが首席になれるよう協力をしてくれたのは事実ですがね

真理愛:
マリの時と一緒か…

ララ:
さあそろそろお風呂でましょう。喉が渇きましたわ。

真理愛:
はいはい。

その20へつづく