そのえんぱいな日々(本編) 第五百七十七話 The Day Takeoff 中編 その4
フランソア:
あっ!
エリシア:
6人いて全員ハズレ…
SE:
カラン…
フランソア:
本当にアタリ入ってるの?
向日葵:
4つに1つは…ですから25パーセントは当たりのはずですが…
フランソア:
そう…
エリシア:
元うち(Forest)が博打がキライな理由って徹底的にクジ運が無いから?
デメテル:
神は死んだのじゃ…
Drフィッツジェラルド:
ヒトはやはり…いえ全生物が滅ぶべきですわ…
優樹子:
この世を冥府に…冥王プロジェクトを発動。
里穂:
紅葉お嬢様! 止めて下さい…
紅葉:
最終戦争ですわ‥大最終戦争を‥‥
里穂:
ひぃ!
マリエット:
こんな事で世界を滅ぼさないで下さい! レセプション終わったらディナーコースの予約とっときますから!
エリシア:
「神は天国にあり、地は事もなし」ではなく。神はここにあり。地はまさに大事しかなし!
梨音:
だから~今日はお仕事の話は止めましょうよ~…わかりましたぁ来週そちらの方へまいりますからぁ~♪ 梨音ちゃん果物何が好き? う~んこの時期ならいちごかな? はい♪ いちご追加で…ありがとうございます。 アニッタ!
アニッタ:
はい店長
梨音:
お客様がいちご追加で…アニッタにメロンカットを出すから一緒に食べないか?
アニッタ:
えっと私ですか? はい、ありがとうございます。 一生懸命動き回ってるから少しでもやすんでいけとはい!いただきまーす! いちごとメロンカットですね。 すぐお持ちします!
美見:
ちょうど良いとこにアニッタが、お客様が双子丼のサービス追加だって
アニッタ:
双子丼? ありましたっけ?
美見:
えっ? そっちの双子丼の追加ではない? ほぉ~サロンで出ないやつですか? あぁ~個室での~♪
アニッタ:
あっ!(真っ赤)
美里:
くすす♪ アニッタごめんね。 お客様、でわ行きましょうか。 はい♪
マリエット:
どう?
向日葵:
エグすぎです。 まだ外が明るいうちからフル回転でお客がサロンとエスコート回ってて、店長に至ってはサロンで接客しながら商談までとってます。 アレで誘惑されながら「おねがい♪」とされたら…
マリエット:
それが店長がサロンでの接客だけでもやりたかった理由てことね…
向日葵:
問題はレストランのウェートレスメイドまでフルでサロンに出ていても、もう人数がまあテーブル数が絞ってあるから回せてますが…すでにお客様をお断りしてる状態なので…どうしましょう…
リエル:
お客様大変申し訳ございません、只今サービスが出来るメイドが…ですので少しお待ちして頂くしか…えっわたく…し…ですか? サロンでお話をするだけでも良い。 あのわたくしなんかつまらない女でして…
ルシフェル:
はい!カウンター替わりま~す! アリエル行ってらしゃいお客様のご指名だよ!
アリエル:
お姉ちゃん! はい! 行きま…しょう。
ルシフェル:
あまり接客になれてないので、あー初々しくて可愛いと! ありがとうございます!
アリエル:
ひぃぃ!
向日葵:
アリエルメイド長がサロンで接客ですか‥‥。
マリエット:
向日葵ちゃん、カウンターをルシフェルちゃんと代わって。わたしがBARカウンターに立つからそこへ次のお客様を誘導して!
向日葵:
メイド長、メイド秘書がサロンで接客ですか…まさにカミカゼ管理職。まだ外明るいですけど。店長とメイド秘書のお店としての設計あってるんですか? 日が暮れてからが本番ですが…そうなったら…
マリエット:
ひぃぃ‥‥
その5へつづく