えんぱいな日々(本編) 第五百七十五話 stone cold 中編 その11

 
真奈:
これがちゅんぴ壱号

ロッテ:
壱号は真奈の補佐につける、私には零号いるから。

ロッテ:
ちゅんぴ零号~参号の四羽は基本はつねに情報の並列共有化がされていて同じ情報をもっている。 まあ真奈につける壱号とまろん達の処にいる参号は情報処理能力に特化されているけど。 ちなみに弐号はご主人様の補佐についている。そしてわたしの所にいる零号がリーダーといっていいかな。四羽でちゅんぴ隊と言われている。情報を共有化してるから呼び方は一羽の時は「ちゅんぴ」でよろしく

真奈:
ちゅんぴこれからよろしくね

ちゅんぴ壱号:
ちゅん!

真奈:
なるほどAURORA経由でお話できるんだ。

真奈:
許可をちゅんぴが出してない人やAURORAを使えないひとには「ちゅん」とか聞こえない

真奈:
抱き心地がいい!かわいい!

ちゅんぴ:
ちゅん!

真奈:
これから真奈のお供だとありがとう!

里穂:
お風呂準備できたわよ

真奈:
お二人でお先に入って下さい。真奈は後から頂きます

ロッテ:
わかった。 じゃあ里穂。先に入ろうか

真奈:
あの! 真奈がお風呂入りおわったらちょっとだけ時間をいただけますか? お話とか

ロッテ:
おおっ寝間着姿を見せてるくれるのかな? おやすみの挨拶もあるしね。 

真奈:
そんな所です…

ロッテ:
でわお風呂入って来る

真奈:
いってらしゃいませ。

ロッテ:
このお風呂、広くない?

里穂:
里緒菜お姉さま達のときより二倍はあるかな? 3人はおろか5人でも一緒に湯舟につかれそう。 洗い場も広いし。

ロッテ:
豪華だけど、近代的で清楚だね

里穂:
飽きないデザインってやつ? 清潔感があるし。

里穂:
あ~あ…真奈とお風呂入りたかったな…

ロッテ:
完全に真奈にメロメロだよね…

里穂:
詩織さんや里緒菜お姉さまの気持ちが初めて分かった。こう母性本能というか母性欲というかが暴走しそうになるのを必死に抑えてる…ただ只管胸に抱いて甘えさせたい…それをどうにか抑え込んでる。

ロッテ:
そんなことしたら真奈が逃げるよ? ドンビキして

里穂:
わかってる! わかってる…だから必死になって精神を集中して抑え込んで…

里穂:
一日目でグロッキー…これがこれから毎日…私耐えられるかしら…

ロッテ:
とりあえずさ、お風呂出たら冷たい物でも飲んで頭冷やそう? 真奈もお風呂待ってるから

里穂:
うん…とにかく頭冷やす…冷静に…冷静に…出来るお姉さんの里穂!

ロッテ:
そう真奈の憧れの里穂特務中尉! がんばれ

里穂:
うんがんばるロッテ…。ううぅ…立派なお姉さん、立派な先輩メイド、立派な副メイド長…だめだ…里穂挫けそう…ロッテどうしよう…

ロッテ:
ロッテだってかなり真奈には限界を感じてまして…あぶなく抱きしめそうになることが…
人のことまで余裕ないよ!

里穂:
ダヨネ…

真奈:
お待たせしました…里穂さん、ロッテさん………準備できました。 綺麗にしたので

ロッテ:
‥‥‥‥‥‥‥‥

里穂:
ひゃぁ…‥‥‥‥

真奈:
どうぞ…真奈の…お花を…貰って下さい。

里穂・ロッテ:
‥‥‥‥‥‥‥‥

ロッテ:
‥‥真奈…キミは何を言ってるんだ…? 

真奈:
夜伽を…補佐メイドとして…するんではないですか?

里穂:
‥‥‥‥‥‥‥‥

ロッテ:
お~い里穂、…ダメだ余りにもの破壊力に完全に自我が消失している‥‥

真奈、とりあえず。 そこに座りなさい。


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