えんぱいな日々(本編) 第五百七十五話 stone cold 中編 その5

 
水菜:
恥ずかしい

瑠美奈:
もっと大胆な水着でも

アニッタ:
これはこれでアリだと思いますが

テレーサ:
しかし…空いてますわね…

水菜:
普通はもっと遅くなってから混むと思う。

瑠美奈:
遊んだ後くるよね。

(上から)
裕子:
お姉さま脱ごうよ…

乃愛:
ダメです!

アニッタ:
上から?

乃愛:
ここは水着着用なの。

裕子:
いいじゃん誰もいないし! 裕子はお姉さまの裸の胸に甘えたいの!

乃愛:
誰か来たらどうするの?

裕子:
こんな時間にSPAリゾートになんかこないよ!

テレーサ:
お姉さま。裸の胸に甘えたい…っと

アニッタ:
裕子と乃愛さんが朝から夜まで見かけなかった理由って二人でずっと別行動取ってたと、みんながいない場所を選んで

SE:
カシャ♪

裕子:
裕子達のメイドとしての友情は? 水菜以外は日本メイド学校時代からの長い付き合いじゃない?

乃愛:
毎日ご飯つくってますよね?

瑠美奈:
とりあえずフローラへ送信っと♪

四人:
それはそれ、これはこれ! 

瑠美奈:
だってみんな裕子と乃愛さんを心配してたんだよ? どうしたんだろうって!

裕子・乃愛:
ひぃぃぃ! スイマセン!

瑠美奈:
えっとフローラから返信、記事はすぐに書いたので悠里編集長に送ります。すぐにサイトは更新されるでしょう。

水菜:
フローラ、仕事早!

テレーサ:
これで夕食までにはみんな安心しますわね!

アニッタ:
まあ二人とも仲良くて微笑ましいですね、棒読み!

裕子:
たしか美亜お姉ちゃんって悠美さんについて海外出張ですよね? そこに行けませんかね? 連絡着てるんでしょ?

乃愛:
ライムチャットはしてるけど位置情報は内緒なんだって、軍機で…でも地球の真裏で海の上にいるらしい

裕子:
地球の裏側で海の上ですか‥‥ちょっと行くの大変そうですね…

英奈:
よう! わざわざ呼び出してスマン。 キミが里穂くんとロッテくんの補佐メイドになった真奈くんだな。 研究開発部の部長をやっている英奈だよろしくな。 

真奈:
よろしくお願いいたします!

里穂:
英奈さん! 風邪ですか?

英奈:
えっ? いや違うが? なぜだ?

里穂:
だってどんな季節でもへそ出し半袖ルックな英奈さんが…

英奈:
あのな! 私だって雪が降れば寒いし! あの普段の恰好だってあの上に普段は部屋の中では作業繋ぎを着ているのだ! オイルまみれで皆の前にでるのは悪いと思うから脱いできてるだけだ!

里穂:
そうだったんですか! 知らなかった…

英奈:
里穂は何年うちでメイドやってるんだ! とんだ副メイド長の補佐になったな真奈!

真奈:
くすす♪ いえいえ! くすす♪

里穂:
それで里穂達に御用とは?

英奈:
やっとコイツが出来があったんだ。 明日水菜が戻ってきたら引き渡したいんだが、ラストのチェックを里穂にませたい。 スタットレスタイヤは履かせたてあるから、ついでに真奈をつれてForestの敷地を案内してやってくれ。 わかってると思うが、かなりのじゃじゃ馬だぞ!

里穂:
はいわかりました! ラストの走行チェックですね!

真奈:
可愛いクルマですね! 

里穂:
でわ行ってまいります!

真奈:
行ってきます!

英奈:
任せた! よろしくたのむぞ!

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