えんぱいな日々(本編) 第五百八十話 Singularity その17
優萌:
本当にコレでよろしいですか?でわ優萌はお茶いただきますね
すみれ:
はい(ベビードールを初日からコレが圧倒的なメイド力の差か)
優萌:
その缶コーヒーがいっぱいこの部屋の冷蔵庫に入っててびっくりしました。
すみれ:
たぶん祥子メイド秘書が事前に調べてくれてて入れてくれてたんだと思う。 すみれこれ大好きなので…一日三本までにしてるんだけど…いただきます。
優萌:
くすっ♪ わたしも頂きます。
すみれ:
あとすいません色気の無い寝間着で…
優萌:
そんなことないです…とても…魅力的‥です…なんていうか…いえ…はぁ‥はあ…いえ‥なんでも…ないです…
すみれ:
優萌? 大丈夫?
優萌:
はぁい…まだ大丈夫です…どうにか…あのそれで! お話というのは?
すみれ:
はい…
すみれ:
あのですね…すみれ性欲がとても強いんです…。とてもエッチな子なんです!
優萌:
えっ? はぁ~…
すみれ:
すみれ人に好意を持つとすぐに…エッチに直結しちゃうんです!(以下超早口)
その事で頭が一杯になちゃって…一日中そういう事しか考えれなくなちゃって…エッチすぎなんです!
超ド変態の淫乱なんです! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! ドン引きですよね…優萌さんのご主人様がこんなド淫乱ド変態ご主人様なんて…嫌いになりましたよね。
でももう隠しておけないというか…スイマセンスイマセンスイマセン!
今まで必死に優萌さんの前では普通とはいえないけど…ご主人様としてそれなりの姿を見せようと努力はしていたんです。 でもこないだ優萌さんの肌から香る乙女の甘酸っぱい香を嗅いでから、もう頭おかしくなりそうで…集中力を少しでも欠くと優萌さんとエッチすることしか考えられなくなるド変態ド淫乱なんです! 今まさに優萌さんを押し倒そうする自分を押さえるのに必死でして…
優萌:
あの…ご主人さま‥? あの…ちょっといいですか? とりあえず頭を上げて下さい…
優萌:
優萌は、ご主人様よりもずっとずっとド変態のド淫乱です…。 今、ご主人様が言った通りなら、ご主人様は優萌の事が欲しくても、自分を自制して優萌の事もまだ「押し倒してない」です。 思い出して下さい。 こないだ優萌はご主人様が疲労困憊である事は承知しているのに、自制が効かずご主人様をすでに「押し倒してます」
すみれ:
あっ…そうだ‥
すみれ:
あの優萌さんでも、優萌さんは処女だって言ってたよね?
優萌:
処女ですよ…まだ優萌は…
すみれ:
優萌はって…まさか…フロリーに乱暴を働いてないよね?
優萌:
……いちおう合意の上で…処女は貰いました。 優萌の前の処女の部分だけは、すみれ様のものだし…その…それ以外は…もう…全部フロリーにあげましたけど…替わりにフロリーのは全部隅々まで貰いましたけど…
すみれ:
えっ…まさか…後ろとか…
優萌:
………そこはその…はい…まあ前は処女ですから…許して下さい…
すみれ:
……えぇ~~…
優萌:
ちょっとご主人様! 何引いてるんですか! 優萌、ご主人様が言ったのでぇ勇気を出して言いましたのに!
すみれ:
だって…付き合ってまだ…それで処女奪って…後ろまで…二人で…えぇ…すみれだって真理愛の後ろを犯すのには時間かけたし…まあフロリーは優萌に無理やりとか流されてだろうけど…えぇ…
優萌:
ご主人様!! ほらフロリーに前の処女はご主人様のものだから、後ろはとおもって、でもフロリーはさすがに抵抗があったので、まずはフロリーに後ろも愛されると嬉しんだよと経験をさしてからですねぇ…
すみれ:
ヘンタイ…
優萌:
ええええええええ! ご主人様だって今の話だと真理愛様の後ろ犯してますよね!
すみれ:
すみれはちゃんと時間かけたし…
優萌:
そういう問題じゃないですよね!
すみれ:
とりあえず遠慮しなくて良いってわかったから、ベッド行こうか?
優萌:
何ご主人様! 夜伽で誤魔化そうとしてるんですか!
すみれ:
すみれがご奉仕してあげるから!
優萌:
ご奉仕するのはメイドの優萌の方です! こうなったらたっぷりご奉仕してどっちがメイドだかカラダに解らせます!
すみれ:
優萌くん、キミは処女だよね? そんな処女喪失でいいのかな?
優萌:
はっ! そうだ…いえできれば優しく‥
すみれ:
そうだよね。 お姉さんが優しくしてあげるから。
優萌:
お…お願いします…
すみれ:
さあベッド行こうか。
優萌:
はい…ご主人様。
その18へつづく