えんぱいな日々(本編) 第五百八十ニ話 UNION 中編 その14
祥子:
う~ん…なんか…暖かくて…重い…うぅ…
くま太:
ピガっ。
祥子:
くま太さん…? おはようございます。 あれ祥子の部屋に珍しいですね。なんか朝から打ち合わせありましたっけ?
くま太:
ピガっ~。
祥子:
調子ですか? 大丈夫です…なんか怠いというか重いというか…えっマスターダイレクトコネクトは切れているな? えっ? マスター認証はどうなってると? 祥子のですか? 確認してくれ? はい…
祥子:
マスター名:Caelus Violette 花路すみれ
マスター権限:7=4 位階 Praemonstrator(プレモンストレーター) Grand Master
認証番号:v66666
ナニコレ?
くま太:
ピガ。
祥子:
正常だな? 全然正常じゃないでしょ! まずなんでマスターがこれすみれちゃん? ご主人様? それで この権限と認証番号と真名(まな)って…グランドマスター権限…?
くま太:
ピガっ!
ぐわしぃ! くま太の耳をつかむ祥子
祥子:
すみれと幸せにな、じゃあなじゃないでしょ! 逃げないで! 時々祥子の胸に甘えに来てるでしょ! もう抱っこしないわよ!
くま太:
ピガ…
祥子:
サワグナ、すみれと凛空殿が起きるだと? まずは腕の中ものを見ろ?
祥子:
!! あっ‥‥
すみれ:
すぅ~♪
凛空:
うひぃ~♪
祥子:
しゅみれちゃん…りくぅしぇんぱいぃ…
くま太:
ピガ
祥子:
次にみんなで露天温泉に行ってからを思い出せ。寝るまで? それを思い出したあとにこのファイルを読めと…はい…
くま太:
ピガ
祥子:
読み終わって質問があるならオレのIDに連絡をくれ? あとこんな安らかななすみれの寝顔をこの半年間見たことはない。 感謝する。 なにかあったらオレがお前の力になってやる。 頼ってくれと…わかりましたありがとうございます。
くま太:
ピガガ
祥子:
お礼は祥子に胸でぎゅっとして「いいこいいこ」にしといてやると! はいわかりました♪
祥子:
(たしか、みんなで温泉に入ろうとクラブ内の露天温泉にみんなで行って…そこですみれちゃんと小梅ちゃんがお姉さん達にマッサージをして…凛空先輩が祥子にもマッサージをしてあげてと‥‥そのあと…)
祥子:
ひぎぃぐぅ!
(みんなの前で‥‥それで‥‥あぁぁあ‥‥‥‥あぁあああああ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥)
祥子:
(メッセージ着信…? フローラちゃん? えっとクラブカリブルヌス報道担当並びにメイドの為のメイド情報誌週刊Forest記者 フローラより 取材の申し込みのお願い。 シンディーの真理愛副隊長の専属メイド認証式の取材‥‥並びに祥子メイド秘書の本部隊隊長の専属メイドとGreenWoods凛空メイド長のシスターの件についての取材を…)
凛空:
すぴ~♪
すみれ:
祥子おねえちゃん♪…ふへ…すぅ~♪
祥子:
(余りにも事に…思考が…追いつかない‥‥祥子どうしたら良いの?)
その15へつづく