えんぱいあな日々(本編) 第五百八十六話 ignited その9

 
すみれ:
長い一日だった、フロリーもニケも帰ってきたらバタンQだったし。まあ一日といっても物質空間では24時間で0.5秒なんだけどね

SE:
コンコン♪

すみれ:
ぞうぞ~

優奈:
失礼…いたしますぅ! ご主人様ぁ! お疲れだと思いますので…えっとあの…お身体を洗うのと、マッサージのご奉仕をしにまいりました。 あの…そのまま…私のことは…召し上がって‥‥というより夜伽してくださいませ…

すれみ:
‥‥‥‥‥‥(絶句)

すみれ:
もう身体洗ったし、いまからオイルマッサージはまた風呂入るのはちょっと…

優奈:
‥‥でしたら後は…夜伽だけですね‥では脱ぎますね


すみれ:
ちょっと!

すみれ:
優奈さん、いきなり何をしてるんかな?

優奈:
えっ? 先ほどのお話ですと、私はご主人様の専属メイドを指名されたんですよね? 立場的に

すみれ:
あくまでも「立場」ね? クラブして大使館からお預かりする大切なメイドさんなので・・

優奈:
エンパイアクラブのご主人様の専属メイドって性奴隷で…壊れるまで使われる肉〇器と聞いているですが

すみれ:
いやいやいや! 肉便〇ってなに? そもそもそすみれはオンナだし射精できないし!

優奈:
なるほど失礼…いたしました‥でしたら…慰めモノ‥‥でしょうか?

すみれ:
なんでそうなるの? どういう風にエンパイアクラブを‥‥まあ旧議会派だとそうなのか…とりあえず! 優奈さん…そこに座ってください!

優奈:
ご命令なら

すみれ:
命令デス!

すみれ:
何か勘違いしてるかもしれないで言いますが、専属メイドになったからといって全部が全部エッチしなくちゃいけないとかじゃないんです。

優奈:
えっ‥‥してくれないですか? エッチ、セックス、性行為

すみれ:
優奈さんはすみれとシタいんです? セックスを?

優奈:
はい。 専属メイドにしてくれるって言われた時にSEXがご主人様と出来るって天にも昇る気持ちでした。

すみれ:
あの…なんでぇ? 理由を聞かせてくれる? 出来るだけ細かく正直にお願いします。

優奈:
あの私達って普段から戦闘薬を投薬されていたんですが命令強制信号は当然ないので、闘争本能を押さえる為にペアを組まされて同じ部屋で生活し性行為を行う事で発散を強制されるのです。闘争本能が高くなりすぎると命令信号さえ効果がなくなってしまうので‥‥

すみれ:
まさか‥あの二人づつならんでたのは

優奈:
そうです最後の私の班長を務めていた班だとSN12109とSN12112、今の奈美と恵美。SN12113とSN12124、今の桜子と音花がペアでその…そしてSN12126、幸は私のペアでした。 それも三回の短い生涯ずっとSN12126は…幸は私のペア…私は彼女を愛してました。それが最初は強制されて始まったとしても、お互いを慰めている間だけは全ての事から解放され唯一自分を取り戻している時間。だからこそ強く性とペアの相手に依存するようになりりました。 しかし幸は…

すみれ:
今は全てを忘れている。

優奈:
だから…ご主人様に依存できると思ったんです。 ただの性欲はけ口でも、ストレスの発散でイジメテくれても、男達の中にわたしを裸で放りこんで惨めに犯されるのを愉しんでもらうだけでも…性行為なら何でもよかったんです‥どんな事でも私は独りにはなりませんから‥。 

長々とすいません。 話して気が楽になりました。 ご主人様ごめんなさい。勘違いしてしまって‥帰ります…

がばっとすみれが優奈を抱きしめる。

すみれ:
優奈帰らないで。すみれは幸の代わりにはならないし、毎日は抱いてあげられない、パートナーの真理愛もいるし専属メイドも複数いるし、すみれはみんなの共有物だから…それで良ければ、すみれに性的に依存してくれて良い。

優奈:
ご主人様…

すみれ:
ご主人様はメイドのモノだか一人のメイドが独占しようとしない限り出来るだけ受け入れるのがご主人様の義務だから。 だからすでにすみれは、優奈のモノでもあるの‥‥その代りさっきの事は幸にも他の桜子達にも他の誰にも言わないで。彼女達はもう新しい人生を初めてるから。 代わりにすみれを優奈にあげるから

優奈:
はい‥‥

すみれ:
少し泣いたら…ベッド行こう。

優奈:
はいご主人様‥‥


その10 へつづく