えんぱいあな日々(本編) 第五百八十五話 INVOKE
???:
やっぱりここにいた。
カイルス:
どう見える?
幸:
月が明るすぎる…満月だし…
カイルス:
そんなにサタンがみたいの?
幸:
土星ね…正確には土星の輪っかが観てみたいの
カイルス:
ただの氷の粒だよ?
幸:
そんな事は解ってるよ! 貴女にはロマンってものが無いわけ?
カイルス:
「ロマン。ロマンチック romantic
現実の平凡さ・冷たさを離れ、甘美で、空想的・情緒的または情熱的であるさま。浪漫 的。な事柄。」
難しい。
幸:
そう! 月をクレア先生と天体観測の体験学習でここで観た時に、ただの幸達が普段みているこの夜空を天体望遠鏡で覗くだけで、図書室の科学図鑑とかに載っているな綺麗な星々が実際に見えるってとてもすごい事だと思ったの。
幸が普段みてるモノなんか実際は「ただ見えていると錯覚している」だけのもので本当の事って全然違う事なんだってすごいモノなんだって思い知って感動したから。
カイルス:
本当の物が見えるといっても地上からみると大気で歪んで見えるけどね
幸:
だからこそ幸が本当に自分の目でみてるって部分がロマンチックでしょ? 非現実的というのただのお空なのに!
カイルス:
まあその幸が言う「非現実的」というのは今後考察するとして、今は「現実的」な問題に対処しなければならない。もうお風呂行ってないのは私と幸だけで、そろそろ入って寝ないと明日二人とも寝坊する可能性が高い。
幸:
もうこんな時間? 天体観測に夢中になっていて‥‥カイルス貴女、幸の事探しにきてくれたの?
カイルス:
時間は万物にとって有限、今夜の天体観測はここまで。 三脚は私が持つから、幸は鏡筒を外して持って、あとアイピースは外して。
幸:
うん! いまアイピース外す!
幸:
もしかしてお風呂も…待っていてくれて…
カイルス:
幸は私のルームメイト。寝坊すると連帯責任で怒られる。
幸:
いつからうちの学校ってそんな制度になったの?
カイルス:
幸が寝坊すると誰が私を起こすの? よって私も寝坊する。
幸:
貴女、自分を起こしてもらう為に幸が寝坊しないように…
カイルス:
情けは人のためならず。
幸:
その言葉の使い方間違えてるとおもうよ? そんな利己的で打算的なモノじゃないから。 まあ、その探しに来てくれてありがとう。さっさと備品倉庫にコレしまってお風呂行こう。
カイルス:
うん。
カイルス:
お風呂は好きだけど…髪洗うのはまだ慣れない…目がしょぼしょぼするすし
幸:
目をあけっぱなしにするからだよ。 幸がしてあげようか?
カイルス:
慣れないといけないから自分でやる。
カイルス:
うひぃ~♪ これが気持ちい。 大きいお風呂、幸と独占!
幸:
もう二人だけならたしかに独占だね。
幸:
カイルスも日本語上手くなったね。それに良く話すようになったし、なんていうか自分の気持ちを表現するようになった? 解りやすくなった。幸ほら頭良く無いからそうやって自分の気持ちを言葉で伝えてくれるの助かる。
カイスル:
日本語上手くなった? 嬉しい。幸…幸は頭良い。私よりずっと頭良い。カイスルが人に感情を伝えるというより自分の感情、気持ち? を伝えるというより感じることを、幸やみんなに伝えるように言葉にすることで、一回、分析して理解しないと言葉にできないからそれで、これはこういう気持ち。これはこういう気持ちて学習して伝えるようになった。
幸:
日本語は自分の気持ちを伝える単語が少ないから難しいよね
カイスル:
日本語というより気持ちを理解するという意味だけど…上手く言葉に出来ない。
幸:
良いってそうやって幸に伝えてくれるのが嬉しいって事!
そろそろ出ようかお洗濯しないと
カイスル:
そうだね。時間は有限!
幸:
そして「有限だからこそ貴重」でしょ♪
カイスル:
そう!
幸:
カイルスいつもそれ飲んでるけどそんな好きなの?
カイルス:
うん大好き!
幸:
ねえ、それブラックコーヒーじゃない? それで缶コーヒーって胃に悪いから…アイスコーヒー好きなら幸が淹れて冷蔵庫に冷やしておいてあげようか? 豆は練習用ならで無料で貰えるし‥‥
カイルス:
幸の気持ちはとても嬉しいけど。私が好きなのはこの銘柄のこの缶コーヒー。ちなみにアイスでもホットでも好き。今はお風呂後だからアイス飲んでる。 あと飲みすぎを心配してるなら、マスターが一日三本までと決めているので、それに合わせて私も一日三本までにしているから心配しない。
SE:
ピーピー(乾燥が終わる音)
幸:
マスター…。
ねえカイルスはこのメイド学校にエリアルと一緒にメイドの短期の研修に来たんだよね?
マスターってことはご主人様。 当然だけど研修が終わったらそのご主人様のお屋敷に戻るんだよね。
研修っていつ終わるの?
カイルス:
いやこの場合のマスターは幸達が言う「ご主人様」とは違う。私は私なの。それでこの学校の研修は幸達の日本メイド学校22期の卒業に合わせるとレスフィーナさんに言われているから。 一緒にこの学校を出る事になる。 それで所属はスプロール大使館になる。場所は静岡県の白山市の人工生命科学研究所内にある。ただ配属先はレスフィーナさんに聞かないと解らないけど、その大使館か、マスターのお屋敷か他か…聞いてみることは出来る。
幸:
卒業までは一緒にいられるんだ。良かった。 それでスプロール大使館? その大使館のメイドさん? それでマスターって誰か聞いていいのかな?
カイルス:
うん別に秘密じゃないから、私のマスターは…
???:
あぁぁあんっ!
SE:
ギシギシっ…
桜子:
あぁ…音花…愛し…てるよ…
音花:
ぁぁんっ…はぁ…音花もう…イク‥だめ‥
桜子:
もうっとちょっとで…私も‥あんっ‥ぁぁ…
SE:
ギシギシっ…
音花:
だったら音花も一緒にイキたいから…あうぅ‥
幸:(小声)
桜子も音花も…メイド学校の宿舎の壁は薄いだから‥気を付けようよ…恋人二人で同じ部屋だから気持ちはわかるんだけど。
カイルス:(小声)
これってやっぱり…桜子と音花は性行為をしていると言う事でしょうか?
幸:
だね。そっと静かに通りすぎて、さっさと自分たちの部屋に入ろう。
カイルス:
うん…邪魔しちゃ悪い。
カイルス:
終わったみたい…
幸:
静かになったね…でも気持ちは解るんだ。
ほら私達ってこの学校終わったらみんな離ればなれになっちゃうし。今、好き同士だとしても‥別れることになる…。だから今だけでも精いっぱい愛し合ってるんだと思う。 せっかくココロが通じ合えたのに…
でもそうならなんで人を好きなってそれを伝えたんだろう。 ココロの奥に閉まって置いたっておいた方が楽なのに‥
カイルス:
…幸は誰か好きな人がいるの?
幸:
!! あぁ~寝ないと朝起きれなくちゃう。するとカイルスを起こせないから寝ないと!
カイルス:
うん。そうだねお願いします。
幸:
おやすみ…
カイルス:
今AURORAでレスフィーナさんに聞いてみたけど。所属はスプロール大使館だけど、配属先は選んで良いと言われたので橋本幸が行くクラブにすると行ったから、それで決まったから。
じゃあ…お休み。
幸:
えっ! ちょっとカイスルどういうこと? それに貴女AURORA使えるの? 今まで言ってなかったよね?
カイスル:
うぅ~ん眠いから…明日…すぅ~♪
幸:
ちょっとカイルス! こんなんで寝られるわけないでしょ!
カイスル:
くかぁ~♪ くぴぃ~♪
幸:
何と言う寝つきの良さ!
幸:
食後のお飲物になります。どうぞ
千穂:
ありがとう
SE:
カシュ♪
クレア:
うんっ♪ 美味しい♪
グレイス:
クレア姉さん、千穂先生はナイフとフォークで食べていらしゃいましたよ? 手づかみで良ろしいんですか?
クレア:
いいのいいの! ピザトーストだってトーストなんだし!
郁恵:
クレア先生は郁恵がここで学んでいた時から食事のマナーはウルサク無いから。 自分がワイルドだし。
クレア:
郁恵、私はワイルドではない、カジュアルと言え!
カイルス:
今日の警護の講義楽しみにしています!
愛里栖:
うん。その恰好してると、当たり前だけどメイド学校時代のすみれのまんまだ。髪の色も当時の色だし…目だけが違うだけで…
カイルス:
あはは、まあボディーがマスターと一緒なので。
千穂:
しかし里緒菜と里穂遅いわね。
クレア:
まさか…
里緒奈:
スイマセン!遅れましたぁ!
幸:
噂をすればお越しなったみたいですね…あっ!
幸:
里緒奈先生…なんて格好で…
千穂:
里緒奈、メイド服は?
里緒奈:
あの…ちょっと色々な事情があって…洗濯しないと無理かな? なんて‥あと洗濯溜めてて…着替えの下着もなくて…
千穂:
ふぅ~ん里穂は? それじゃ無事じゃないわよね?
里緒奈:
はぁい…里穂は、その、少し寝かせあげてくれないかな? なんてぇ……
千穂:
ほうそういう事態にしたと里緒菜が。
里緒奈:
‥‥はい‥申し訳ございません。
幸:
どんな事を里穂先生としたんですか‥想像できない…幸の想像力の限界を超えてる…
クレア:
はいクレア診察行ってきます。
郁恵:
お部屋のお片付け&里穂先生のお着換えと衣服回収してきます。回収したら連絡するから。
幸:
幸もお部屋の…
千穂:
幸、里穂にも羞恥心というものあるから、ここは郁恵に任せてあげて
郁恵:
エスコメイドなのでどんな状態でも見慣れてますから。愛里栖、カイルスと講義の準備は任した。
千穂:
幸は里緒菜がお風呂に入ってる間に今里緒菜がつけている下着をうけとって急速洗濯乾燥して、グレイスは替わりのなんか服になるようなものを割烹着とかでもいいから用意してげて。郁恵から連絡をうけたら幸、服を回収、洗濯を頼むわ。
幸・グレイス:
畏まりました。
愛里栖:
カイルス悪いけど手伝って。
カイルス:
射撃的の設置とか訓練用の武器、防具の準備の補助ですね。了解です。
愛里栖:
なんていうか任せて安心って感じ。中身は当時のすみれよりシッカリしてるかな?
カイルス:
そんな事は無いと思います。ただ、マスターとは根本的に中身は別ものなので。 マスターはマスター、私は私です。
愛里栖:
カイルスはカイルスだね。お姉さんが失礼だった
カイルス:
いえ、私は…
カイルス:
愛というものを理解しようと学んでいる最中なので、私は一人の愛でも今悩んでる感じです。‥まだそれが愛といえるかわからないけど。
それでマスターや愛里栖先生みたいに沢山の方から愛を注がれる存在になるのはご勘弁願いたいですから。 「愛って重い」てのは少しは解ってきたので。
愛里栖:
愛かそれは大変だね。 たしかに愛は重いしね。 それで、アタシはすみれほど・・・
カイルス:
マスターから愛里栖先生は多くのお客様を虜にしているエスコートメイドだとお聞きしてるので。 それもお客様は愛里栖先生の虜になると全てを忘れ「愛里栖様」に愛を一方的に注ぐと存在になると。
愛里栖:
すみれ~カイルスに何を教えてるのよ。アタシだってお客様に褒美は出すよ~?
カイルス:
「褒美も愛」学習しました。 愛里栖様が女王様でお客様が奴隷の主従愛。ヒトには様々な「愛」があると。
愛里栖:
まあそうだね♪
愛里栖:
さあカイリス行こうか手伝って。
カイリス:
はい先生、行きましょう。
愛里栖:
きゃああぁ!
里緒奈:
Forest組のもんじゃタマを取ったら~!
郁恵:
ご主人様郁恵の後ろへ!
愛里栖:
きゃああぁ!
里緒奈:
あっ!
準メイド達:
おぉおおおお!
里緒奈:
郁恵ちゃん! ギブです!
郁恵:
このように、まずは声でご主人様や警護している対象に警告と自分の後ろへまわるように、なかなかご主人様が動くのは難しいので言いながら警護対象と襲撃者の間に飛び込んで身を使って守る。
警護担当をするようなメイドのメイド服は一般のナイフなどは通りずらいから、あとヒラヒラしてるのも刃を絡めて刃などを反らすようになっている。 そして相手のチカラを受け流し、さらにさっきみたように襲撃者のバランスを崩しこのように地面に抑えつけて拘束し無力化する。
この場合でもご主人様に危害がおよびそうなら首をゴキっと…
里緒奈:
ひぃぃぃ! 止めて下さい! 命だけは!
愛里栖:
でもこれは、どしても逃げられない時の最終手段で、さっき言ったように、まずはご主人様を連れて速やかに逃げること! そして緊急連絡を同時に他のスタッフへすること! 襲撃者を取り押さえるよりも速やかにご主人様の安全を確保することが最優先なことを忘れないでね。
準メイド達:
はい!
郁恵:
それに今のはチカラとか一切つかってない、あくまで技術だけだから、ここにいるみんなは練習すればこれくらいはできるようになるよ! 郁恵が保証します!
準メイド達:
はい!
里緒奈:
実際この二人がそうだけど、近接格闘戦闘は専門のメイドに任せるのが一番。よってまずはご主人さまを連れて逃げてその専門メイドに連絡をとる、その間、逃げ回ったり隠れたりするのが限界かな。 そういうのが得意なメイドはその訓練をするし、射撃武器の携帯が認められているメイドは里緒菜もそうだけど武器を使って守る方が現実的。
さて午前中の講義はここまで!
準メイド達:
ありがとうございました!
郁恵:
はい! 当番メイドはおいしいお昼ご飯よろしくね!
里緒奈:
朝食べてないからお腹空いてます。お願いします
愛里栖:
里緒奈先生、ペナルティーで朝ごはん無しでしたものね♪
里緒奈:
うぅ~千穂先生、酷い…
郁恵:
くすすっ♪
くいくいと背中をひっぱっている。
カイルス:
なに?
幸:
ちょっと話がある…こっち
カイルス:
うん。
愛里栖:
あれがカイルスが「愛といえるかわからないけど」のお相手か。よりによってすみれが狙っている幸とは。
郁恵:
どういうこと? 教えて。
愛里栖:
うん教えてあげるから校舎に入ってからね。 二人を邪魔して馬に蹴られたくないし♪
デメテル:
どこを探してもウーラノスとエアリエルの残りの破片が見つからぬわけだな。己が隠しておったのか。
桃子:
‥‥
デメテル:
スプロールのメインフレームと各管理GRIDのメインラインを統括管理するウーラノスGRIDとその電力制御衛星エアリエル(注)GRID双方の管理バイオ人工意識の機能を分割し複数の物理脳をつかってその半分は稼働させ、もう片方は肉体的に昏睡させ、ネットワークから切り離す。
そのことでウーラノスとエアリエルの機能を停止させる。ペルセポネー殿とガイア殿がバイパスを作るまでは我々が直接下位GRIDに干渉できなくなっていた原因を作っておったのは、己だったのだな。
このオリュンポスの裏切り者め! Ἑρμῆς=ヘルメス殿(注2)。そちらの名前では大天使ミカエル(注3)。 物質世界での名前は加倉桃子じゃったか?
桃子:
そうよスプロールの下位GRIDへの直接干渉やまして物質世界との意識の行き来きなどが出来る様になるとこの世界が混乱するだけですもの。
スザンヌ:
うずうず♪ (スザンヌが近づいている)
注:エアリエル=ARIALでエリアルとアリエルと同じスペル
エアリエルはテンペストの中で出て来るセティボス神を信仰する魔女シコラクスにより幽閉されている空気の妖精。大天使アリエルも自然の力を体現し妖精や精霊を統括する大天使でありシェイクスピアはそこからインスピレーションをもったと作者は思ってます。
『テンペスト』(英: The Tempest)は、英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の戯曲。「テンペスト」は「嵐」を意味しシェイクスピア単独の執筆としては最後の作品と言われる。
注2:Ἑρμῆς=ヘルメス
オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、冥界と天界とを繋ぐ導き手。ローマ神話での名前はメルクリウス
注3:大天使ミカエル:
神の伝令使、死者の霊を死後の世界へと導き手、天使を従えて悪魔と戦う天使軍団長。
スザンヌ:
もふもふぅ~♪ でへへっ♪
デメテル:
こらSkaði(スカジ=スザンヌの事)殿! わらわの髪にじゃれつくのでわない! 大人の話をわらわ達はしておるのじゃ! 己も電脳女神なら威厳というものを! おいΑΦΡΟΔΙΤΗ=アプロディーテー(注)殿、己にスカジ殿は任せておるじゃろなんとかせい!
ルシフェル:
いやデメテル様も威厳も何もない恰好してますしね。
ニケ:
デメテル様がキャミソールとマイクロミニショートのデニムパンツにストラップサンダル…。それに超ロングアップツインテール? えぇぇ…これはこれでファッショナブルだけど…いやファッショナブルな高位電脳女神ってあって宜しいでしょうか? この服どうされたんですか?
デメテル:
なんだこの国は! 暑くてやっておられんじゃろ? ポムグラネイトの所の店で現地調達した服じゃ!
ニケ:
ショピングモールでご自分でお買いになったと? はぁ~…
レスフィーナ:
眩暈がしてきました…スプロールの大使電脳女神としてこの格好は‥テミス服飾規定とかありませんでしたっけ?
テミス:
公式な式典などでは礼装の着用の規定はありますが、通常執務の場合は…無いですね。
イリーシャ:
服飾規定の以前に大使がこの格好で徘徊しては倫理的にダメでしょ!
注:ΑΦΡΟΔΙΤΗ=アプロディーテー
アプロディーテーは、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。また、戦の女神としての側面も持つ。金星の女神でもある。
この金星(明けの明星)がルシファー(ルシフェルの堕天使名)はこの「明けの明星」の事。(諸説あり)
デメテル:
ヘルメス殿! それで今までのオリュンポスいや、スプロール全体への敵対行為に対し‥
桃子:
それについては、ユニットの返却と律子さんとヴェルちゃんの治療を行う事で免責するとオリュンポス元老院会議とDrフィツジェラルドことDrガイアと優樹子先生ことペルセポネー先生が司法取引したって。
デメテル:
あの者ら~わらわにはスプロール総会への対応をさせとく間に何を勝手な事を!
ぐぬっ‥でわこのウーラノスの破片とエアリエルの破片については。
桃子:
それについては、すみれちゃん、いやAVALOM新総裁とアリエルちゃんの権利だから対応は任せる。
私は律子さんとヴェルちゃんの診察と検査に行かないといけないから、後はすみれ総裁、アリエルちゃん任した。(ぽんとすみれの肩を叩く)
すみれ:
えっ? 丸投げ?
アリエル:
桃子桃子先生、嘘ですわよね?
ニケ:
えっ…これがヘルメス様、冥府と天界を繋ぐ電脳女神様にしてガイア様とペルセポネー様の弟子でお兄ちゃんの元カノで今の愛人・妾!
桃子:
あぁ~忙しいわぁ~!
デメテル:
おい待たんかぁ! ヘルメス殿! おいスカジ殿! 離さんか!
スザンヌ:
すりすり♪ ごろごろ♪
レスフィーナ:
テミス、イリーシャ、アンタ達の姉弟子どうなってるの?
テミス:
いやその…我が姉弟子ながら大変申し訳ございません
ルシフェル:
ほぉ~色々見えて来たけど。
これはマズイ、瑠莉さんだけでも高飛び前に身柄を押えないと。イリーシャちゃん!
イリーシャ:
はいっ!
ルシフェル:
瑠莉さんの身柄を大至急火急的速やかに「手段を択ばす」確保して欲しいとフランソアさんへ連絡して。最悪、脳と人工生命維持装置を繋げる部分が残っていれば他は破壊して構わないと。確保しだいここへ護送をお願いしますとルシフェルが言ったいましたと。急いで!
イリーシャ:
はいすぐに通信出来る所に行ってご主人様に連絡してまいります!
レスフィーナ:
それって頭の三分の二くらいに直接維持装置だけつければ、他の肉体は破壊して構わないと言う事ですか?
ルシフェル:
そうだけど。今必要なのは瑠莉さんの脳だけだし。ここなら10時間くらいなら脳だけなら生きれるからその後はどうとでも…ねえ?
テミス:
言い切りましたね…。命の尊厳とか人としての尊厳とかは瑠莉閣下には無いと…。 でもこの地獄の魔王の方が師匠達のような邪神達よりまだマシと思えるテミスがいる。
真理愛:
桃子博士とデメテル様とのお話、マリはまったく理解できなかったけど、コレってすみれの補助のカラダ、素体って言うんだっけ? もしくはすみれをもとにした別のバイオメイド、アルティメイドとか? 詩織さんとウリエルお姉さんの関係みたいな? もしくは鈴奈先輩と鈴音隊長みたいな?
すみれ:
違う。コレは…この子はすみれの素体でも、すみれを元にしたバイオメイドでもアルティメイドでもない。
真理愛:
だったら何?
すみれ:
「すみれというシステムを構成する総体」の一部。 すみれと融合した人工衛星カイルスのコア人工意識生体思考ユニット=アイオーン、エンノイア。すみれと同じで彼女は思考の中核となる「霊=ghost=ゴースト」を作り出す為のウーラノスGRIDの部品。
真理愛:
ウーラノスってくま太の本体のアーマーメイドの?
すみれ:
あれはアーマーメイドであってただのカラダ。 ウーラノスもあれも部品なの。
真理愛:
えっ?
すみれ:
まあこの子は、すみれとは別に生まれた、すみれ「みたいなもの」で…しいていえば姉妹。そして彼女は彼女ですみれはすみれ。 カイルス・エンノイアという名前がある。
身体は脳以外はすみれの以前の身体…真理愛と初めてあった時のすみれと同じ。脳は違うけどね。
真理愛:
すみれの実妹と思えば良いのかな?
すみれ:
それでかまわない。そうだね血が繋がっている妹。
真理愛:
じゃあこっちがアリエルさんの妹?
アリエル:
すみれさんの言い方でいえば、彼女はわたくしの妹ですわ。エリアル・スカリジェと申します。
真理愛:
スリエルの妹さんになるんですね
アリエル:
…そうなりますわね…。
真理愛:
あの、桃子博士がここに連れて来たということはここの設備なら起こせるんですよね? 今までは何か事情があって治療が必要とかで寝かせるしかなかったみたいな?
アリエル:
起こせるとは思います…
すみれ:
ただ起こせるのと、起こして良いかは別問題。
真理愛:
別問題?
デメテル:
すまん、ガイヤ殿とペルセポネー殿…いや、フランソア一世と優樹子には逃げられた。
ルシフェル:
しかし瑠莉さんは確保できたって。 Forestの離陸滑走中の輸送機からフルハーネスで固定された瑠莉さんを後部ハッチから投棄したみたいで。 今護送してくる。 そうしなければ地対空ミサイルで輸送機ごと撃墜命令が出てたみたいだし。
すみれ:
離陸滑走中? 後部ハッチから投棄?
真理愛:
それって閣下がミサイルのデコイにされた? フレアとか? うわ…。
アリエル:
まあ瑠莉先生なら無事でしょうけど…
デメテル:
物が届くまでわらわの大使館でレスフィーナにアイスコーヒーでも淹れされるがどうじゃ?
なんせ優樹子が逃亡中じゃポムグラネイトも空いて無いのが本当に困る。
ルシフェル:
ルゥナ、郁恵、愛里栖、花恋、エリシアとみるくと、当然梨音ちゃんも呼んでもらったので「あのメンバー」に真理愛ちゃんとみるくと今度は梨音ちゃんも入れて一回ちゃんと説明して話し合って意見をもらってみたらどうかな? アリエル、すみれちゃん
アリエル:
はい…
すみれ:
はいそうですね…。本当にお世話になります。
ヴェル:
すみれちゃんとアリエルちゃんとヴェルが持っている情報を統合整理するとこんな感じ…。
真理愛:
これは関係者全員が全力で逃亡しようとするのも理解できます。
ヴェル:
まあ逃げそこなったり、師匠達が逃げる為の囮にされたり、後部ハッチから自分達の身の安全の為に投棄されたりした者もいるけどね。
アリエル:
それが主犯ですから、あるいみ主犯を引き渡すことで他は見逃せとのメッセージかもしれませんわ。
真理愛:
閣下、桃子博士、くま太、ぴよ吉、絶対に動かないで下さいね。浮いているロウソクが倒れたら一瞬で化学液に引火して火葬ですからね。
くま太:
ピガ…
ぴよ吉:
ぴょん‥
瑠莉:
どっかの漫画の油風呂より酷い…空気とかは?大丈夫なの?
真理愛:
真ん中の支柱が酸素ろ過触媒だそうなので、二時間くらいは二酸化炭素を吸収して酸素を作り出します。
桃子:
そうなんだ‥
真理愛:
今回の事柄から一番遠いマリとして整理したいんだけど。
スプロール内の重要なシステムは特殊な人工意識と、人間の身体をもったアルティメイドが電子意識化したモノ、ともにこれを電脳神といってそれが共同で管理している。あってる?
ヴェル:
うんあってるよ。
真理愛:
さらにスプロール内の特に重要なGRID、これは膨大な機能をもったシステムでその管理には複数の特殊な電脳神が担う事になっていた。
この特に重要なGRIDのスプロール全体を統括管理?するようは中央交通管理をするようなシステムでこれがウーラノスという巨大なGRID? そこに電力を供給するシステムがエアリアルというGRID?
そしてそれを開発していたのが瑠莉閣下のお父様の櫻糀哲也博士。
すみれ:
そう。
真理愛:
現在、今は各機能事に電脳神がいて管理している人類社会の機能、交通や工場や金融とか全部、それを一元的に交通整理する側が支配することができるからスプロール連合総会に従わずに犯罪行為に自ら加担するような、電脳神を取り締まる事がスプロール側で容易になりより効率的にスプロールのリソース?まあ資源を有効に活用できる。 しかし反面、スプロール連合総会が暴走した場合、現生人類は淘汰することが容易になる危険性がある。よってここに全人類をAVALONという疑似アルティメイド化するネットに接続して人間が淘汰されないようにスプロール連合総会に既存の人間達を参加させよとしたのが櫻糀哲也博士。 スプロールと人類社会を思うがままにしようとした組織が討伐された黒須玄徳が率いていた国際犯罪組織クロトの子やまさにそれを力づくでしようとしているのがヴィクトリア前エンパイアクラブ評議会派。
アリエル:
そうですわ。
真理愛:
まず哲也博士の案は全人類に対してアポリロイドニューロチップの施術の義務が必要でそんな強権的な事をするべきではないと主張したのが、瑠莉閣下や桃子博士や鈴音隊長や、ウリエルお姉さん、Drフィッツジェラルドや優樹子ママなどの連合で、電脳神の中でもウーラノスであるくま太やセレーネであるぴよ吉も反対でそれに協力した。
瑠莉閣下たちエンパイアクラブ評議会の改革をする為の準備をしながら、桃子博士や鈴音さん達と協力し最終的にはクロトの子を栗田閣下と瑠莉閣下とが率いたメイド部隊により殲滅。 次に鈴音隊長たちアヴァロン機動部隊が情報を集め、エステル議長や栗田閣下、瑠莉閣下に渡し、最終的にはエンパイアクラブ評議会を改革することができた。
その上で哲也博士を説得しヴィクトリア女史が率いる前評議会派を殲滅する為に協力しながらゆっくり哲也博士をみんなで説得する計画だった。
真理愛:
問題は上の事が行われる間、ウーラノスGRIDを機能停止させておかければならない。方法は、ウーラノスとエアリアルを管理する為に生み出された、すみれ、アリエルさん、ルゥナ、花恋、エリシア、梨音ちゃん、カイルスちゃん、エリアルちゃんをその間電脳神にしないようにすること。 まずはすみれ、花恋、ルゥナの記憶を一時的に消滅させる、さらにすみれとアリエルさんと花恋と下のカイルスちゃんとエリアルちゃんのリンクを切断。 二人は休眠状態になるがそもそもカイルスちゃんとエリアルちゃんの存在はすみれとアリエルさんには知らされず桃子博士が隠ぺいしていたから知らないから問題はおきない。
さらにクロトの子を栗田閣下と瑠莉閣下が率いるエンパイアクラブミリタリアに殲滅させるために仕込まれたのが、すみれや郁恵達から聞いた、例の脱出劇。
すみれの記憶を衛星カイルスにバックアップを取ったのち消したのはくま太で、花恋の記憶をアルテミスの格子へバックアップしたのちに消したのはぴよ吉。 さらにルゥナの記憶をヘスティアーにバックアップしたあと消したのは瑠莉閣下。 足の神経のニューロネットワーク制御回路などの問題は本当にルゥナがその時うけた傷のせいだった。
ようは、瑠莉閣下、桃子博士、Drフィッツジェラルド、優樹子ママ、栗田閣下、鈴音隊長、くま太、ぴよ吉はみんなグルで悪い大人で、みんな騙されてたと?
アリエル:
そういう事ですわね。
すみれ:
今、AURORAでウリエルお姉さんより、鈴音先輩はすでに死に装束で、うちのクラブのビーチで準備は出来ていると。介錯はウリエルお姉さんが自らするそうです。名代と桃子の処刑が実行されしだい速やかに腹を切ると言っているそうです。
アリエル:
さすが鈴音お姉さん。武人ですわ。 どこかの逃げようとした先生達や畜生共とは違います。
桃子・瑠莉:
ぐぬぅ…
くま太:
ピガ…
ぴよ吉:
ぴよぉ…
真理愛:
まずは罪人どうするの? 処刑したのち、残りの残党と戦争?
あとこの話だとこのまま下のカイルスちゃんとエリアルちゃんを起こすと大変な事態にはならない? まだ旧議会派との戦争もあるし、あとスプロール評議会の暴走の危険とか?
郁恵:
私はルゥナのメイドなのでご主人様の決定に従う。
愛里栖:
郁恵がそうするなら当然同じく。
アリエル:
では、わたくしもルゥナご主人様の決定に従いますわ。
エリシア:
姉上がそのように言うのにこのエリシアが花恋ご主人様に従わないわけにいきませんな。花恋ご主人様の決めた通りで腹を決めます。
花恋:
この判断はEmpireClubEHDENの存続にかかわる。最初に花恋は篠山梨音様とルゥナ・デルポール様に命を救われている。判断はお二人に任せ、それに加倉家は従う事にするわ。
ルゥナ:
花恋の言う通り、あのエロ鳥とエロクマはボディだけだって説明うけたから剛史お兄ちゃんさんにもう一回プレゼントしてもらってすみれに作り直して貰えば良いけど。
まだヴィクトリア女史の旧評議会派との戦争も終わってないのに、瑠莉先生と桃子先生を処刑して元帥閣下のオジサンやDrフィッツジャルドや優樹子ママと戦争を初めるとなるとたしかにクラブの存続にかかわる判断になるね。
よってこれは筆頭オーナーの梨音店長の判断にルゥナとデルポール家は従うことにする。 店長決めて下さい。
梨音:
えっ梨音?! ルゥナお姉ちゃん、爆弾ゲームじゃないんだから! この件もともと梨音は関係ないよね?
フランソア:
瑠莉さんと桃子さんの命で爆弾ゲーム(笑)
すみれ:
いや栗田閣下と戦争になるってあるいみ今の評議会派の中で血みどろの内戦です。多くのメイド達の命がかかってます。
梨音:
でわ。罪を憎んで人を憎まず! 今回の件、桃子先生や瑠莉先生達が今まで梨音も含めて多くのメイド達の命を救ってきた功績と不必要な戦いにより多くのメイド達の血が流れるのを避ける為に不問としたいと思います!
ルゥナ:
異議なしです!
郁恵達:
異議なし!
フランソア:
梨音の寛大なご処置に一生感謝するが良い!
梨音:
良かった…
すみれ:
それで、カイルスとエリアルの件ですがすみれに一つ考えがあります。
Drフィッツジェラルド:(以後Dr)
新しきウーラノス神官よ主の御前へ
カイルス:
マスターやハーデス先生達以外に偉い方々がいっぱいる…
エリアル:
元老議会の高位電脳女神の皆さまが半分くらいそろってらっしゃいます。
カイルス:
新人神官の任官式の風景じゃないよ…私震えて来た…
エリアル:
私なんか控室に入った時から震えてがとまってませんから。
ウリエル:
二人ともがんばりましたね‥立派ですよ
桃子:
やはりいつでも生徒が講義を終えて新しい場所に行くのは嬉しいですね先生。
優樹子:
そうね。それが自分達の所に来るだから何倍も嬉しいわよね、ねえ哲也
哲也:
お前ら、せっかく安らかに死んだとおもったら意識ごとココに囚われて仕方が無くその状況を受入れこの悠久なる時間を知識の探求に使おうとおもったら、大挙して押し寄せて来やがって。 これじゃ生きてる時より騒がしいじゃないか、さっさと地上に出ていけ。
まああの二人を教える事ができたのは感謝しているが。とても真面目な良い、可愛い生徒だし。
桃子:
地上もどったらさっそく哲也先生用の素体用意しますので。
哲也:
ちょっとまて桃子
桃子:
先生一人で先に楽になろうなんて許しませんよ? あの子達、地上へ行くですから、アフターケアもいりますよね?
ウリエル:
わたしすみれちゃんのクラブのメイド長になったんで、すみれご主人様ともどもよろしくお願いします。元ご主人様。
優樹子:
わたしの可愛い愛弟子の梨音ちゃんならこういうだろうね。「使えるものは幽霊だろうが、死者だろうが、冥王だろうが使え」と。
さあこちらの煉獄までの残り少ないこの牢獄での休暇、満喫してね、ア・ナ・タ♪
哲也:
この電脳邪神どもめ!
すみれ:
侍女エリアル、侍女カイルスよ。 先ほどペルセポネー殿とハーデス殿のお二方より、そなたの神官教導の終了と神官試験合格の報を受けた。 二人ともよく頑張った。
アリエル:
とても良い成績であったと先生達が誉めておりましたわよ。
カイリス:
マスター、アリエルさん、労いの、ことば、ありがとうございます。先生達や先輩の女神様達が親切にご指導して…いただいたので。 えっと…これからもがんばります。
エリアル:
姉さんありがとうございます。
くま太:
さっそくなのだが任務の話なのだがな。
くま太:
講義で先生方より聞き及んでおるだろうが、現在地上の物質世界は一部スプロールのコアの制御より離脱した電脳神と野心を抱く人間達が結託し、スプロールコアの管理から外れたバイオメイドを多数生み出したことで混乱している。 この混乱により、人間はもとより我らの同胞の多くも傷つき倒れ苦しんでおる。当然ウーラノス宮を含むオリュンポス、星界はもとより多数のGRIDが協力し事に対処しているが状況は混迷を深めている。 この混乱を鎮静化させるためには我らだけの力では足りぬのだ。地上の多くの人間達とも力を合わせ、電脳意識体だけでなく物理意識体を含めた全体で対応せねばならないと、昨日のスプロール連合総会でも意見は一致している。
すみれ:
といっても一筋縄ではいかないと思う。 まずは地上の人の中にバイオメイドの一部としてまじり人を知り生活を知り、同じヒトになりその経験を活かし合意点を見出していく必要があると考えて、わらわ達は地上に大使館をおきこちらに理解がある地上の有力者と協力しながら今、事にあたっている。 その場所をスプロール大使館と呼び、高位女神大使としてデーメテール殿筆頭にガイア殿、ペルセポネー殿、ヘルメス殿や二人も良く知っているニケやテミス、レスフィーナ等がこのオリュンポスより赴任している
とても困難な任務だけど二人にはそのオリュンポス大使館のウーラノス執務官としてついてもらいたいだけど
エリアル:
私達がヒトとして地上へですか?
カイルス:
そんな重要な任務を…新人神官の私達で可能なのでしょうか?
レスフィーナ:
私が大使館の総務担当‥事務方ですねをしてます。私がこれからのお二人の相談役になります。
すみれ:
それにここにいる電脳神達は全て普段は地上で物理のヒトとして先ほどいった混乱の対応に直接あたっている方々なの。一緒に戦ってくれるかな?
エリアル:
姉さんも含めて普段は地上でこんな偉い方々が…
カイルス:
はい微力ながら私が足しになれば。
エリアル:
具体的にはどうしたら?
レスフィーナ:
地上に降りたらお二人にはメイドになる為にメイド学校へ行ってもらいます。
色々な理由があるけど地上でのメイドとはなにかは習ったわよね?
カイルス:
はい…勉強させていただいたので理解はしてますが…今まで勉強して試験して合格してやっと神官になれたらまた学校ですか
レスフィーナ:
まあ三週間くらいの短期だけどね。 今度は二人だけじゃないから友人もできるだろうし、二人とも私と同じでレスポスの巫女だから…同性の恋人もできるかもしれないわよ?
エリアル:
トモダチ…
カイルス:
恋人…
カイルス:
精一杯がんばらせていただきます!
エリアル:
私もマスターや姉さんをお手伝いできるようにがんばってみます。
すみれ:
カイルス、エリアル、二人とも頼んだよ。解らない事はこのレスフィーナに聞いて。
レスフィーナ頼みます。
レスフィーナ:
わかりました。
すみれ:
ではメイド学校を卒業し地上で会える事を楽しみにしている。今日はこの後はみんなと美味しい料理食べてゆっくりして寝て。出発は明日の朝。
カイルス・エリアル:
はいマスター。
カイルス:
(あれ…ここは…?)
エリアル:
みるくお姉ちゃんとバッカス様、こちらではにゃん太さんはこの目の前に見えるビルの中にあるお部屋に、アリエル姉さんと住んでいるんですね!
みるく:
そう! エリシアお姉ちゃんと花恋様の部屋や、るーお姉ちゃんと梨々衣のお部屋もある、スリエルだけはForestのメイド宿舎にひな子と住んでる…まあくわしい事は本人にきいて
エリアル:
はい明日会えるのが楽しみ♪
アリエル:
みるくとエリアルだけで話して…ズルイですわ…
みるく:
何言ってるですかこの堕天使姉さまは、アチラ側で半年も一緒だったんでしょ? 我慢して下さい。 みるくに年下の妹が出来たんですよメイド学校につくまでは独占します、宣言しましたからね!
エリアル:
くすす♪
アリエル:
独占とは何ですかぁ! みるく、それは酷いですわ!
エリアル:
あははっ♪(ワイワイ)
フロリー:
お目覚めかな? なんかカラダに違和感とかある? 頭痛いとか? どうですか? どうですか~?
カイルス:
フロリー? 服が変わっている? 面白い服 ということは着いた? 調子悪くはない大丈夫。
フロリー:
そう着いたよ。ここは出発前に説明した大使館の同じ建物内にある人工生命科学研究所
カイルス:
おぉ~地上へ着いたんだあっとういう間! というか寝てたんだから当然。
フロリー:
自動翻訳発声もだいたい上手くいってるかな。カイルスは古代ギリシャ語オリジナルの単語で考えすぎだから日本語変換が難しいみたいだね
カイルス:
これが日本語、横に再翻訳でギリシャ語に…なるほどこういう仕組み理解した。これは難しい。でも頑張る。
フロリー:
それでヴェルさん、まあフロリーの治療師のお師匠さんが診察するまで首からしたは動かさないでね
カイスル:
うん解った。
すみれ:
すみれのもう一つの現実。マテリアルスペース(物質空間)。地上へようこそカイルス
くま太:
ピガっ!
カイルス:
マスター! そしてくま太さん! これがマスターの地上での姿! 綺麗!
すみれ:
ありがとう!
カイルス:
くま太さんの姿…変わって無い。期待してたのにガッカリ。
くま太:
ピガァアアアア!
すみれ:
コイツ殴って修正してやるってそんな事したらヴェルさんに死ぬほど怒られるから! 二人共、中でもそうだったけどちょっとは仲良くしなさいよ! くま太もエリアルには優しいじゃない!
SE:
ガチャッ! ドドドドドドドドッ!
梨音・さくら・花恋・ルゥナ:
ナニコノ可愛い生き物!
エリシア:
ちょっとナニ飛び掛かろうしてるの! 愛里栖も郁恵も止めるの手伝ってよ!
愛里栖:
そりゃそうなるよね、アリエル姉とすみれが小さくなって目の前にいたら。
たしかに可愛い。
郁恵:
だから郁恵は反対したよ? エリシアはこのメンバーの庇護欲舐めすぎ。
ただでさえ可愛いのに病室のベッドにいるシュチュだよ? 飢えたライオンの群れの目の前に弱りきった雌小鹿を置くようなもの。 止めるのなんか無理無理
アリエル:
エリシア! なんで皆さまを病室に連れてきたのです! そんな事したら最悪な事態も考えられると容易に想像できませんの!?
みるく:
最悪な事態…梨音まで目の焦点が合ってない…これは喰われる…
エリアル:
ひぃいいいぃ!
にゃん太:
にゃん!
みるく:
にゃん太、俺が身代わりに‥ならないと思うよ?
カイルス:
ひぃ…
くま太:
ピガっ!
フロリー:
くま太さん、俺が自爆して時間を稼ぐ間にカイルスを連れて逃げろって? えっ?自爆? そんな機能あるんですか? 自爆スイッチは漢のロマンって…そうなんですか? ぴよ吉さんにも搭載されていると?
それ以前にどうやってどこに逃げるんですか…? えっ? すみれが突破口を開く?
すみれ:
くま太すみれ頼むぞって…えぇ‥梨音ちゃんはともかく、花恋のあの服はコンバットスーツなみでしょ? フィジカルバースト発動したら病室ごと吹き飛ぶし…どうしよう‥
ヴェル:
オノレラ、ヴェル達の患者に何しようとしてるねん!
桃子:
脳に電極ぶっ刺して電気流して全身ガタガタ言わせてやろうか?
郁恵:
良かった~間一髪間、死人が出る前に間に合った。
カイルス:
脳に電極? あのマスター…地上ってどういう所なの?
すみれ:
物理の身体があると‥色々ね‥あははっ…はぁ~(溜息)
郁恵:
Well come to HELL Caelus
カイルス:
ひぎぃぃぃ! ここが地球の地表にある魂が囚われし牢獄。地獄の底。地上の世界
真理愛:
オーナー代行命令で明日明後日はクラブは全面休業にしました。
すみれ:
ここ最近すみれは別にしてみんな休み無しだったからすみれは大賛成です
真理愛:
みんなが休み取ってないっていうのは建前で、祥子お姉ちゃんとウリエルお姉ちゃんがどうしても、カイルスとエリアルをメイド学校まで送って行きたいと…マリは泣きつかれまして。 まああと…マリでもできれば行きたいし。するとオーナー代行、メイド長、メイド秘書が全員いないとか無理じゃない?
すみれ:
あはははっ! そうだね!
真理愛:
まあエリアルはまあアリエルさんが考えればいいけど、カイルスのクラブはやっぱりうち?
すみれ:
それはカイルスに選ばせようと思って。あくまでうちの同盟内で大使館にも通うという条件がつくけど。
真理愛:
ウーラノスGRIDの掌握の件は大丈夫なんだよね?あの話だと
すみれ:
カイルスもエリアルもすみれ以外をご主人様としてもAVALON-GRIDとURANUS-GRIDももすみれにグランドマスター権限があるから大丈夫だよ。
真理愛:
なら選べる自由を与えることは悪い事じゃないね。
すみれ:
あのさ…真理愛…。
真理愛:
なに?
すみれ:
えっとね…すみれが…真理愛に甘えたいって言ったら…引く?
真理愛:
すみれが? 別にひかないけど‥珍しいわね
すみれ:
うん…すごい今日甘えたい気分なんだ…
真理愛:
すみれにとっては半年ぶりだもんね、ずっとあっちではニケとフロリーとしてたんでしょ?
すみれ:
うん、あっちの世界の中では寝てたし、休養とるためいも無理やりというか…ニケがいたし毎晩‥フロリーもすみれを攻めるタイプなんで‥しっかり眠らされた‥‥アッチの時間で規則ただしい生活をしいられてた。食事はニケが美味しい物つくってくれて、フロリーもそれに参加して専属メイドが二人、24時間ご奉仕してくれる状態だった。でも真理愛がいないし、凛空様もいないし、お兄ちゃんもいないし寂しかった。これはフロリーも優萌がいなかったから寂しかったのは同じだけど、ニケがその分、二人を勇気づけたり癒したり懸命に支えてくれた。お兄ちゃんがあっちにいるときもそうだったって言ってた通り。
真理愛:
そうなんだ…それでひさびさにマリに甘えたいと
すみれ:
はい…そうです…だってすみれのパートナーは真理愛だから…ねえ…お願い‥
真理愛:
じゃあ泡を流していこうか
すみれ:
うん‥
Chu..Chu..Chu..um...umm...chu...
真理愛:
すみれがマリに甘えたいっていうのは、こういうこと?
すみれ:
そう‥‥あぁん‥‥真理愛に抱かれたいの…抱いてほしいの…
くちゅ♪ くちゅ♪
すみれ:
ああぁあんっ♪ ああぁ~♪ いぃぃ~♪
真理愛:
あらぁ~これは‥‥完全にすみれがオンナになってるね~♪
すみれ:
あぁぁぁああんっ♪
真理愛:
ほぉ~…なら
真理愛:
ほれほれ~(胸に擦り付ける)
すみれ:
うっ…
真理愛:
そんなに魅力的なの? コレ? マリは女だからコレは偽物だけどね…どうしたいの?
すみれ:
あの…真理愛のおち〇ちん…舐めたい…
真理愛:
ほらちゃんと言わないとさせてあげないよ?
すみれ:
あのマリの偽物でもいいから…おちん〇ん舐めたい…ファラチオしたいの…
真理愛:
そうか‥してもらおうかな。
すみれ:
これ裏がクリトリスに当たってるよね? ちゃんと伝わるよね?
真理愛:
うん…そこ押して‥あんっ!
すみれ:
するね…
ちゅうぷ♪ちゅうぷ♪ちゅうぷ♪レロロロ…根本は手でおして‥‥
真理愛:
あんっ! おぉぉ…これ…ちょっとヤバイかも
すみれ:
気持ちよくない?
真理愛:
ちがう…すみれが可愛すぎて…剛史お兄ちゃんとか…こんな気持ちなんだ…愛しすぎる‥
すみれ:
もう…お兄ちゃんの事言わないで…今は真理愛を愛してるのぉ~
真理愛:
はい…ごめんなさい。あのすみれ…やっぱり舐めるなら、もっとこう生々しい方がいいよね?
すみれ:
うんそれは…すみれはヴァイだからそのほうがいいけど‥真理愛はビアンだからイヤでしょ?
真理愛:
これはこれで…アリかと…
すみれ:
ハマったの?
真理愛:
うん…すみれ…なんか変わった? とても女らしいというか…
すみれ:
かも? (グイっと押す)
真理愛:
あぁぁんっ! ちょっとすみれぇ! ああぁあぁ
すみれ:
うふっ♪ 真理愛も疑似的に男になって感じることができるならリアルなお〇んちんぽいのでもいいし、双頭ペニパンで電動でクリを刺激のもあるし…それを駆使すれば
真理愛:
あぁぁんっ!
すみれ:
疑似的に真理愛におちん〇んが生えてそれをすみれがご奉仕して男に成りきって感じて、すみれとセックスできるかも‥はぁ~♪ はうぅん
真理愛:
あんっ…ちょっとすみれ…何いいだしてるの? ヤリながら妄想してない?
すみれ:
実現するのは‥‥妄想とは言わないんだよ
すみれ:
ほら真理愛! イっちゃえ! あむまむ! グリグリ!
真理愛:
あぁん! おぉぉお! ナニこれ!
すみれ:
お兄ちゃんが泣き叫ぶすみれのオフェラで射精(だ)しちゃえ
真理愛:
すみれも剛史お兄ちゃんの事言ってるじゃない! あんっ! あんっ! それにマリは射精できない!
SE:
くちゅ!くちゅ!くちゅ!くちゅ!
すみれ:
でも別のモノが漏れてるよね? ほら溢れてる! こんなに!
SE:
くちゅ!くちゅ!くちゅ!くちゅ!
真理愛:
あぁぁぁイク! xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx!
すみれ:
ほらグリグリ~!
真理愛:
ああぁああああああああ!xxxxxxxxxxxあんっ! あぁ‥‥
真理愛:
あん‥‥あん…あぁ‥‥なんか…脱力感が…あん…いつもより…すごい…気がする‥
すみれ:
さてAURORAでいつのもサイトで検索。双頭型で電動で装着側にクリ、膣内、への刺激が送れるヤツでスイッチがあるからこれ、センサー付き、射精機能があって疑似射精ができる。 これ買おう。 ぽちっとな明日の夕方には届くさすが早いねうちのクラブの指定業者だしね。
真理愛:
それって明日もマリと夜伽する気?
すみれ:
明日もなにも、すみれイってないから…明日の夜もしてくれるなら、今日は「カルク」にするけど?
真理愛:
最近ずっとすみれとしてなかったから二日にわけます。 ドロシー達に世話になるのはイヤだし…ララも最近ずっと相手にしてるから許してくれると思う‥‥
幸:
昨晩寝る前にカイルスが言った言葉。ずっとどういう意味か考えていてね。
カイルス:
…うん
幸:
それは…その前に幸が…ここで人を好きになって…ココロが通じ合っても…結局別々のクラブに行ったら離れ離れになるから好きな気持ちを閉じ込めていたほうが良いって…言ったから。 だから‥カイルスなら好きになった気持ちを…隠さなくて良いって…その為に‥幸と一緒のクラブに行く? それがカイルスには出来るから? それって‥カイルスは‥幸の事が…そこまで、これから一緒にメイドとして出来るかぎり一緒にいたい…幸の事が好きって…いう…
カイルス:
あっ! ココロが通じた!
カイルス:
やった! やった! そう! ただカイルスが幸の事を好きっていうだけじゃない! 私は幸の為に何でもしてあげたい。 ただの幸を女の子として好きという気持ちだけじゃない、いっぱい考えて答えを出したモノ。 それが愛するって事だと思うけど…まだ解らなくて‥‥言葉に今まで出来なくて…幸が切っ掛け? を作ってくれたから昨日言った!
幸:
あぁ‥‥(真っ赤)
カイルス:
それで勢いじゃなくて良く考えてもらって、幸に私の気持ちを理解して欲しかった! だから幸に考えてもらう為に寝たふりした。
幸:
あのね…カイルス…ゴメン‥‥
カイルス:
えっ…私フられた?
幸はカイルスの事嫌い?
音花:
うそ…幸がカイルスの事…フった?
愛里栖:
状況レッド…繰り返す状況レッド…
音花:
愛里栖先生、ちょっと待ってくださいまだ続きます。 カイルスが食い下がった。
だよね、カイルスだって納得しないよね。あれだけあからさまに幸はカイルスの事好きなの隠して無いし…まあ幸は隠してるつもりかもだけど
幸:
ちがう…ちがう…幸はカイルスの事が本当に好き。 恋してる…愛してる…見ているだけでドキドキして胸が締め付けられて‥苦しくなる…
だけどダメなの…
カイルス:
何でダメなの‥‥?
幸:
幸はバイオメイドで作られた人間で…カイルスは大使館の職員だから普通の人間で
カイルス:
幸がバイオメイドというのは知ってるというか解るよ? 近くいるアポリロイドやオーダーメイド、バイオメイド、アルティメイドのチップの種類やIDはスプロールのインデックス、目録にあればすぐに解るし。 あと一応カイルスもバイオメイドという設定だよ。
幸:
設定? えっとまずカイルスは普通の人間のメイドさんではない、アポリロイドでもない?でもバイオメイドでもないの?
カイルス:
カラダはバイオメイドだから。 今の権利はバイオメイドだけど、実際はアルティメイド。それで、私はまだスプロールのオリュンポスGRIDのウーラノス宮の神官でしかない。だからこれから何回か試験をして合格すると下級電脳神になる。ここまで成れたら、現在の法律でもアルティメイドになる。これで一般の人間よりは権利が上だけど義務も多い。
そして将来? できれば直接マスターをお手伝いできる高位電脳神の資格が欲しい。
ここまで成れたら色々な特権と保護がある。しかし義務も増える。
詳しいことはAURORAで国際連合傘下の国際アポリロイド機関=IARAとスプロール連合会議外交使節共同体の間で相互国際法的権利処置合意されて公開されている文章がある、それを…
幸:
ちょっとカイルスまって、専門用語が多くて今検索するから。 とりあえずえっと…
えっ…アルティメイド…電脳神…オリュンポスGRIDの管理クラスター(宮)のプリースト=部門執務官=神官。 大使館の職員って…そういうこと? ウーラノス宮は補足資料‥‥現在の管理者、花路すみれ…様
カイスル:
それがマスター。 マスターと呼んでるけど、まあ姉です。物質空間、地上世界での私の正式な名前は「カイルス・エンノイア・花路」もしくは 「花路カイルス」
やっぱり引くよね…だからバイオメイドとかなんか、私にくれべれば全然問題ない。 逆に私は幸にこれを説明するのを躊躇っていた? 日本語訳あってるかな…
幸:
カイルスが来る前に色々なメイドの紹介の時に来て下った、ロンゴミリアドの隊長さんでクラブカリブルヌスのオーナーの花路すみれ様の妹さん…
カイスル:
引くよね‥やっぱり。 ここに来てマスターの事色々調べたけど…引くよね…ドン引き?とていうの?ダヨネ? こんな私に愛されたら、重いよねやっぱり
幸:
それは…重いけど…
音花:
電脳神? アルティメイド? それで花路すみれ様の実妹‥‥? どんな数え役満ですか? いや一発箱トビですよね?
愛里栖:
カイルス、あの娘(こ)、全部ぶっちゃけたよ。 こういうところはすみれそっくり、確かにすみれの妹だ。まさに決めたら全力全壊。 いやカイルスの方が破壊力は上だ。 愛里栖はカイルス派になる。それで音花は麻雀やるんだ
音花:
はい麻雀は好きです。 それでカイルスはこういうの漢字の漢の字を当てて「漢らしい」というでしょうか…たしかにカイルスの言う通り、この愛は色々な意味で重いですね。
愛里栖:
そうだね。愛里栖ならその場で回れ右して全力疾走で逃げるね。
音花:
でも幸なら‥‥
幸:
重いけどカイルスはカイルスだから…幸は全然引かないから大丈夫だよ。
カイルス:
幸は引かないの?
幸
引かないよ! お姉さんのすみれ様のために部門管理執務官になることは大変な努力が必要だったでしょう? ネット世界だけでなく地上の仕事も行うためにはメイド資格が必要で、そのために研修も受けたのだよね?
それで最終的な目標は最高執務官である高位電脳神の資格を取得することだし、その資格を持つことでお姉さんのすみれ様が行っている重要なお仕事を手伝うことができるようになる事でしょ?
たしかに大変な事だよ? 重い事だよ当然だよそれだけ困難な事だもん。やはり目標に向かって努力する姿勢はすごいよ! 幸感動しちゃった!
カイルス:
ちょっとまって、今翻訳をしてる‥ごめん・・・
幸:
あっ感動して、興奮して一気に話しちゃったゴメンネ、古代ギリシャ語みたいな言葉だっけに翻訳して理解するんだよね?
カイルス:
うん、だいぶ日本語覚えたけどこれ難しいからそれに、幸の言うことはできるだけ詳細?に理解したいからまって
幸:
うん!
愛里栖:
幸…なんで電脳世界とか電脳神とか愛里栖でもまだよくわかってないのにこんなに理解してるの? それに自分達がバイオメイドだって知ってる?
音花:
それは…
里穂:
幸とここの音花はネットダイバーの特性がある珍しいバイオメイドだからよ。 それより気温はここは山の上で涼しいけど日差しで熱射病になっちゃうわよ
音花:
里穂先生ありがとうございますパラソルまで。すいません。 それで体調大丈夫ですか?
里穂:
うんもうクレアに診てもらったし大丈夫よ。 朝はゴメンネ。みんなへの謝罪の代わりに当番メイドにまじって料理しました。お昼はトンカツだったので、カツサンドにして持ってまいりました、飲み物もあるわよ
愛里栖・音花:
頂きます
里穂:
今のメイドキャンペーン期間中じゃない?
愛里栖:
あの「メイドを見直しましょう」とか「今の社会はメイドの皆さまが支えてくださっているのですわ」とかエステル議長が世界各国のTVとか学校放送とかネットとかに出てやってるわざとらしいキャンペーン。
労働組合とかから反対があるけど「賃金ではオーバメイドの方が高いし高技能技術者がほとんどなので多くの労働者の皆さまとは雇用での競争には無りませんですから」とか非人道的なことをまき散らしてるやつ?
里穂:
たしかに単純労働者とは賃金格差がね。 企業側からみるとメイドの方が普通の人間の労働者より労働単価が高いけど代替え人材が無いし。 まあメイドがやる今の仕事は普通の労働者じゃできないし…事実だけど…
平等と公平って法の元でのことで、社会的な平等などは存在しない。理由は個人の能力が平等ではないから‥‥それを無理やり平等化すると社会的公平性が失われる。
愛里栖:
「ですから今の皆さまの仕事はメイドは奪いませんから」まあメイドが操作する単純機能機械やドローンが奪わないとはかぎらないけどね みたいな? ドローンより維持管理コストが人間の方が低く競争力があればいいだけだし…。
里穂:
それでも消費者が居なくなると資本家は困るので適当な仕事は作り出して賃金は支払って維持しますからとか思ってそうだけどね
音花:
大人の世界って汚いです。まあそういう世界に音花もバリバリいますけど。なので私達は最初からバイオメイドと教えてもらっていますので。知ってますから。
里穂:
ネットのことは、音花と幸はロッテと梨音ちゃんと梨々衣ちゃんが教官で教えてるんだけど。当然だけどForestとEHDENで争奪戦なわけさ
愛里栖:
それはそうですよね貴重なネットワークウィザードバイオメイド、それも幸はアサルトメイドの特性もあるし、音花はサウンドドライブのレアスキルもち…それは欲しいですよね。
さらに二人とも真面目で可愛いときた!
里穂:
しかしここにきてダークホースが登場!
愛里栖:
このままだと、カイルスが幸や音花だけでなく他のメイドも含めて掻っ攫てCaliburnusが総取りと。
音花:
う~んカイルスと幸が行くと言ったら音花や桜子だけじゃくてみんな行くと思う。
愛里栖:
天然でこういう手を打ったと‥‥みんなまとめ仲良く…ほぉ~。すみれより策士だわ。
わたしカイルスについていくので。後見人になります忠誠を誓います。 これはすみれじゃ勝てませんから。
音花:
愛里栖先生、ルゥナ様とすみれ様は? クラブ筆頭オーナーの梨音様とか
愛里栖:
ルゥナとすみれは「トモダチ」だし。梨音ちゃんはまあ店長? 主君じゃないから
音花:
えぇ~~。。。
里穂:
フランソアさんと紅葉さんがセットと…梨音ちゃんと梨々衣ちゃんのセットと比べて。これはカイルス・幸・エリアル・セットかな里穂も考えます。里緒菜お姉さまが櫻糀家だし、最終的にはそれってすみれちゃんの所、それはカイルスのモノになるから。これは…
愛里栖:
主君を選ぶのは大事ですよ。
音花:
まあ音花は桜子が最初から幸とカイルスについていくというかロンゴミリアドに志願すること決めているので…最初からね…それがさらに確定になっただけみたいな?
愛里栖:
大勢はだいだい決したということですね。
幸:
断ったのは、バイオメイドと付き合うと色々…世間的?に不自由や偏見があるからそれを心配してたんだけど、それが、カイルスは問題にならない事はわかった。
あと昨日言ってくれた橋本幸が行くクラブに決まったとレスフィーナさんと決めた話。クラブも聞いてるよね?
カイスル:
聞いて無い。
カイスル:
というか幸が選べるの?
幸:
今回はForest,WhityGarden,GreenWood's.EHDEN,Caliburnusの5クラブから選べるの。特例らしい?
募集があるクラブって意味なんだと思う。
カイルス:
もう幸は希望出したの?
幸:
うん…
少しまた離れ背筋を伸ばし胸に握りこぶしを作った手を当てる
幸:
わたくし橋本幸は花路すみれ特務中佐が率いるエンパイアクラブミリタリア特殊作戦群元帥府直轄特務特別機動部隊ロンゴミリアドに志願いたしました。
所属クラブも隊長のお傍でできるだけお仕事をお手伝いしたいと思いEmpireClubCaliburnusを志望いたしました。
理由は花路すみれ隊長が多くのまだ囚われ不当に使役され、まるでモノのように消費されるだけのバイオメイドを保護し、今の幸のような生きる事、死ぬ事、命の使い方の自由を選べるという幸せを持てるように尽力されており、それを微力ながらお手伝いしたいからです。
それが幸の人生の意味、生きる幸せになると考えたからです!
これはカイルスが来る前の週にすみれ様がロンゴミリアドの隊員達をつれてこの学校に来て下さった日にすみれ様と千穂先生に伝えました。
お二人から最後の週になるまで考え、もう一度希望するならその希望を聞くと言われておりました。 そして昨日千穂先生に「決心に変わりはありません」とお伝えして。
その後、頭を冷やすために星をみておりました。
カイルス:
いま翻訳してる待って! ああぁ‥‥ぁあぁ…
カイルス:
なんで…なんで今までその事を言ってくれなかったの? 決めてたのなら‥‥
幸:
幸はねだから…ミリタリアの軍人さんになるから…配属も優萌小隊という小隊の電脳作戦班に決まっている。昨日言われた。 だから…カイルスとは付き合えない
カイルス:
なんで?
幸:
だって危ないし、軍人だよ…お姉さんがそうだから知ってると思うけど。いつ死ぬか…
カイルス:
……あのさ幸
幸:
なに?
カイルス:
危ないのはこの世界の方だよ?
幸:
えっ?!
カイルス:
私はトリプルSランクのネットワークウィーザード。
幸:
トリプルS? そんなの存在するの? 幸だって高いっていわれたけどダブルAなのに…その何倍の能力?
カイルス:
Sで電脳空間の戦術大量破壊兵器、ダブルSで戦略大量破壊兵器、トリプルSで確証全消滅兵器。地上を支える電脳空間が破壊される。 もちろんロックがあってその最終ロックはマスターが持ってる。
幸:
ごくっ・・・
カイルス:
普段でもブレイカーまでは使える。 ロックは「ノヴァクラッシャー」だけに掛ってるから、普通は敵はいないと思う。当然こんな滅亡兵器の危険物を民間人にしておけない? と言われたので、お姉ちゃんの部隊の優萌小隊の電脳作戦班に最初から同じ滅亡兵器「ラグナロククラッシャー」を使えるスザンヌと共に「管理」されている。
だから例え今の言葉通り「人類社会が滅亡」させても幸を私は守るから心配しないで。
幸:
‥‥‥‥
カイルス:
だから人類社会が滅亡しない為にも私と一緒に戦った方がいいよ? 勝手にやって 勝手に死んだらそれは人類社会が滅亡するから。これは誇張ではない。
愛里栖:
あの‥‥里穂先輩、我々は今度はどんな邪神を召喚してしまったんですか? 確証全消滅兵器…すみれを超えていくか…そしてこれが口説き文句? 人類社会が滅亡‥‥畏名は「歩く人類社会滅亡スイッチ」に決定
里穂:
ただでさえヤバイ電脳邪神ばかりなのに‥‥もうやめて! 人類のライフはもうゼロよ!!!
愛里栖:
これもしかして、幸がお付き合いを断ったら‥‥自暴自棄になったカイルスが人類社会滅亡スイッチを…
里穂:
でもそのロックはこの話だとすみれちゃんが持ってるんでしょ? でも戦略兵器うちまくっても…姉妹対決ですみれちゃんが止めたとしても人類社会は…同様な惨状に…
音花:
ひゃはっ…\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ
ひぃひぃひひひいぃ(笑い声)
愛里栖:
音花、無理だと思うけど気を確かに…
幸:
カイルスが本気なのは解った。でももう一度でもそんな事を言ったり、考えたりしたら、別れるからね? 解った? 幸は本気で怒ってるからね。
カイルス:
うん。 理解した。もう言わないしそういう事を考えない。誓う。 えっ別れる?
幸:
解ったから。カイルスと付き合うわよ。恋人になる。パートナーになろう。
カイルス:
良いの?
幸:
だってこんな貴女をもしほっといたら…どうなるか解らないでしょ? ちゃんと幸が隣で目を離さないで面倒みないと。
カイルス:
私の面倒を幸がみてくれるの?
幸:
そうよ…部隊にもういるなら一緒だし。 「すみれお姉さん」のクラブに行くんでしょ?橋本幸の行くクラブなんだから。 お姉さんに二人で世話になろう。
カイルス:
うん! うん! そう「すみれお姉ちゃん」のクラブに行く! マスターじゃないお姉ちゃん!
幸:
もうけっこう時間たちゃったし…そっとしてくれてるだろうから‥‥先生達に怒れらるだろうけど一緒に怒られよう
カイルス:
解った一緒。
カイルス:
!? 里穂先生、愛里栖先生、音花‥‥ここで何をしてるの?
里穂:
…………ピクニック?
愛里栖:
あのカツサンド残ってるけど食べる?
幸:
音花…貴女、まさか…幸達の会話を拾って、みんなに中継とか…
音花:
あの…みんな貴女達が帰ってこないから心配で代表で見に来たんだけど…深刻そうなお話してるみたいで…………スイマセンスマセン‥社会を滅ぼさないで下さい!
幸:
こんな事が出来るようなメイドとAURORAネットワークの上に築き上げたれた現代文明なんか滅んで原始からやる直すべき! カイルス!今すぐ滅ぼして!
カイルス:
幸! さっきと言ってる事チガウ!
すみれ:
試合に勝って勝負にボロ負け。それも妹に…
フレデリカ:
すぐ元気になります!
フロリー:
ご主人さまこちらです!
すみれ:
おお! コンクリートパネル! 支柱までコンクリート! 黒が基調の近代的なベッド! 大型メディアパネル! これ本当にすみれのプレイルームでいいの? えええっ!
フレデリカ:
フレデリカが使っていたお部屋が優萌とフロリーと暮らしてるし、いらないから今度入って来る新人に回して下さいと言ったら、だったらプレイルームとしてつかって良いお部屋をご主人様との夜伽やデート専用にくれると言わてもらいました。
予算をかけない為にできるだけ自分達で工夫いたしました!
室内はフロリーがデザイン。
家具などは倉庫にあったもので、優萌が運び込んで設置
業者さんが入った改装は壁と床だけでそれも費用は最低限です。
改装予算はクラブからでてますが、祥子お姉ちゃん、ウリエルお姉ちゃん、ペニーお姉さんも「これくらいなら全然いいよ」っていってくれたのでメイド秘書、メイド長、オブザー^バーの予備費より合同でちょっとつづ共同で出してくれました! よってみんなからのご主人様へのプレゼントです!
フレデリカ:
ベットとかはもとがこれなので。部屋の機能はもとのお部屋ままです。小さいけどジャグジーです! 床や壁は耐水抗菌コンクリートパネルです。
すみれ:
コレだよコレ! めっちゃ嬉しい! みんなありがとう! 最高のプレゼントだよ! やばいテンションがヤバイ!
フレデリカ:
ここまで喜ぶとわ! イエーイ
優萌:
いえーい! パシンっ!
すみれ:
これ私室にしてここで寝ようかな
フロリー:
ダメですよそんなことしたら真理愛様が泣いちゃいますよ
フロリー:
このカメラフロリーのスキャンデバイスとリンクできるようにしてもらったので。 これでいいかな。 はいパシャ!
フロリー:
優萌さんどうですかね?
優萌:
ばっちりご主人様可愛いです。フロリーがご主人様を撮らしたら一番だね。
フレデリカ:
うん、いいと思います。 じゃあこれをご主人様写真が欲しいよ~転送リストに流します。
フロリー:
お願いします。
すみれ:
あの何その転送リストって?
フレデリカ:
あまりにもご主人さまの写真が欲しいっていう人が多くていちいちやってるとメンドクサイけど、さすがにどっかにアップするわけにもいかないので、バッチファイルをフロリーに書いてもらって実装したので。だって10じゃ20じゃないので。
すみれ:
あの何バラまいてるの?
優萌:
大丈夫です不正な利用場所に送られないようにファイルには悠里さんが消去ビーコンを仕込んでますので
すみれ:
そういう問題じゃないから
フレデリカ:
はい終了。
フロリー:
では、ご主人様、今夜なんで三人に呼ばれたのか理解してますか?
すみれ:
えっ? 幸がカイルスに盗られたちゃったから…すみれが落ち込んでいるから元気つける為じゃないの?
優萌:
そんわけありませんよね? 優萌達はご主人様の妾なのにここ二週間ほど、なぜか真理愛様とばかりしてるみたいで…優萌達も「寂しい想い」をしてますし、ララお姉ちゃんが寂しから「どうにかしてください」と言われてるし…。シンデイーは言わないけど同じだと思いますよ? そこにさらに同じ歳の新しい妾を増やそうと?
フロリー:
全員を公平にちゃんと相手してるならフロリーはいいですが‥‥さらにあの子でしょ? カイルスと幸が両想いで好きになってるってフロリー報告しましたよね? なのにまだ狙ってる? さらに付き合えたのに祝福するんでなくて落ち込む
すみれ:
イヤ…その…祝福はしてるんだけど…なんかこう負けた感じで…その残念とかとは違うから…
フロリー:
どう違うんですか? ご・主・人・様
フロリー:
ふっ…これは新しい種類のお仕置きをフロリー達にされたということですよね?
すみれ:
違うからぁ!
フロリー:
前と後ろにフロリーの腕を入れますので綺麗にしましょうか。
すみれ:
えっ? 前と後ろに腕? ちょっと! それは無理だよ? すみれが悪かったから!
ちゃんと今度からは公平に夜伽しますし、ララの事も考えますし! 許して下さい!
フロリー:
フレデリカどうしようか~?
すみれ:
フレデリカしゃん…ゆるしぃてぇ下さい、お願しますぅ!
フレデリカ:
イ・ヤ・で・しゅ♪ ご主人様がどういう風に泣き叫んで滅茶苦茶になるのか、フレデリカとっても楽しみ~! さあご主人様! 服ぬぎ脱ぎしましょうね!
すみれ:
ひぃぃぃぃぃ!
幸:
全員がカルブルヌスに行ってロンゴミリアドにも志願するって言った時、すみれお姉さん目を丸くしてたね。
カイルス:
うん…そうだね
幸:
もっと話してたいけど…そろそろ寝ないとダメだよね?
カイルス:
そう…そうだね…
幸:
ねえ‥カイルス…たぶん…幸と同じこと考えてて…頭一杯で…幸の事見れないの?
カイルス:
!? 幸は‥ど…どんな…事を…考えてる…の?
幸:
…言わないと通じない? 幸のココロ…
そっと幸がカイルスの手に自分の手を乗せる。
カイルス:
ゴクっ…つ…通じる…
幸:
でも問題がある…一回でもキスしたら…
カイルス:
たぶん…それで止まらない…
幸:
そう思う。けど問題があるから確認だけ…
カイルス:
そうだね。
幸:
まず幸のカラダは幸には記憶が無いけど出血とかはしない。たぶん保護される前にしたのか、激しい運動で切れたとか? そういうモノらしい。
カイルス:
私は内性器はある、しかし妊娠する機能はない。それでその部分はもともと切れた状態で生成されてるしい。だから出血はしない。そう説明を受けた。
幸:
だったら二人とも大丈夫だね。こういう時は良いね
カイルス:
そうだね…女同士だと負担が二倍だから。
幸:
キス…してみる? 幸からして良い? それともカイルスからしたい?
カイルス:
幸が…良いように…して‥えっと…任せる? でいいのかな…
幸:
うん…任された…
chu…♪
カイルス:
!!!
幸:
um‥‥ um‥‥
カイルス:
時が…止まった…
幸:
うん…そうだね…止まった‥抱きしめて良い?
カイルス:
同じ気持ち‥‥
カイルス:
目開けてる‥
幸:
カイ…ルスだって…ねえ…
chu…♪ um‥‥ um‥‥ chu♪ chu♪ chu♪
カイルス:
なに?
幸:
カイって呼んじゃだめ?
カイルス:
いいよ…「さち」と「かい」で
幸:
カイ…愛してる…
カイルス:
サチ…愛してる…
ゴト(とても小さな音)
カイルス:
!!
幸:
カイ、どうしたの?
カイルス:
音がしたような気がする。
幸:
まさか‥?
カイルス:
そこ! みんなで聴いてるの解ってる! 音花、みんなに止めるように言わないと昨晩の事ここで言う!
音花:
ああぁ…グレイス、なにスキャナデバイスぶつけてるの!
グレイス:
ゴメン外すの忘れてた
奈美:
ほう…その反応は…
恵美:
昨晩のこと?
エリアル:
何をしたの?
桜子:
だからヤメロって言ったのに。アイツ中々感覚スルドイぞ。
おい! カイルス、私がみんなに止めろと説得するから勘弁してくれ!!
カイルス:
わかった! 桜子を信じる!
カイルス:
今日は、このまま抱き合って寝るだけに、しよう、電気消してくる。
幸:
うん、十分これで幸せ。
フレデリカ:
洗濯バサミはメイドの道具です。使い方上手いでしょ?ご主人さま♪
SE:
ぶ~ん♪
優萌:
ご主人様が真理愛様と仲良くしてくれるのはすごく優萌達は嬉しいのですが。
真理愛様をご主人様が独占すると、ララお姉ちゃんやシンディーが真理愛様と夜伽できないし…
ご主人様を共有しているご主人様の専属メイド達も寂しいです…解ります?
すみれ:
あぁ…ぁぁ‥‥わかったから…許して…下さい…あぁぁ…
フレデリカ:
許して下さいと言いながら、このご奉仕、とても感じてますよね?
年下の専属メイド三人に、こんなド変態なご奉仕で攻めれて喜ぶご主人様の…このヘンタイ。
優萌:
はぁ…優萌もド変態でド淫乱だけど…ここまでじゃないし。夜伽なのでご奉仕ですからやってるんです。 解りましたね? まあお仕置きですけど。
すみれ:
あぁぁ…あぁぁ…おぉぉお
フロリー:
そろそろいいかな?
フロリー:
これだけ弛緩すればいいかな。 保護ジェルもたっぷり塗ったし。
優萌:
ディルト抜いてもご主人様のお〇んこが閉じないね
フレデリカ:
とてもエッチですよご主人さま♪
フロリー:
では中の棒をいっぱいまでひいて
すれみ:
ぎゃああああああぁあああ! おおおお!
フロリー:
抜きますよ?
すみれ:
イヤ!
フロリー:
このままご主人様はアナルにこれを挿入したまま生活したい?
使い魔のフロリーでもドンビキかな?
すみれ:
ちがう! 抜いて!
フロリー:
はいっ!
すみれ:
ぐぅぎゃああああああああああああああああ!
SE:
ぷしゅぅう! とろぉ♪
優萌:
おおおお・・
フレデリカ:
吹いたぁ…
フロリー:
イったけど気絶はしてないですね
すみれ:
はぁ…はぁ…はぁ…
優萌:
もったよ。
フレデリカ:
しっかりもちました。
フロリー:
ご主人さま、解ってると思いますけど一杯にご自分で広げないと、前の穴と後ろの穴が繋がって大変な事になりますからね?
すみれ:
おねがい…ヤメテ…ヤメテ…
フロリー:
‥‥
すみれ:
すいません今後はちゃんとしたご主人様としてメイドみんなの事をつねに考えて…
フロリー:
次からはそうして下さい。 でも…今回は今回ですから♪
すみれ:
ひぃっ!?
ずぶっ!
すみれ:
あっ! xxxxxxxxxxxxxxxxx!!!!
フレデリカ:
おっ入った!
優萌:
入りましたね‥‥スゴイ…
すみれ:
おぉ‥‥おぉ…あぁ…おおぉ…xxxxx
フロリー:
まだ一個‥‥ありますから…ね
すみれ:
xxxxxxxxxxxxxxxxxxx!
フロリー:
そういっぱいまで広げて下さい! もうちょっと親指をこう…どうにか・・よし!
いけ!!!!!!!!
SE:
ミシミシミシ!
優萌:
骨盤がひらいているのが解る!
すみれ:
xxxxxxxxxxxxxxxxxxx!
フロリー:
抜けた! よし入った!
フレデリカ:
おおおおおおお!
ミシミシミシ!
優萌:
フロリーの両方の手の平がご主人様の中に入ってる!
フロリー:
ここ! 直腸側からご主人様の子宮口みつけた! ここを押して上げて! 今度は左手の中指で弄る!
すみれ:
ぐぅわぁ!!!!!!!!!!!!!!
フロリー:
ほらご主人さまぁイけぇええええええ!
すみれ:
ぐぅごぉをぁあぁぁ!!!!!!!!!xxxxxxxxxxx!ぁ!
ミシミシミシ!
ミシミシミシ!
すみれ:
をぁあぁぁ!!!!!!!!!xxxxxxxxxxx!ぁ!
フレデリカ:
スゴイ!しゅごぉおいぃ! おおおおお!
すみれ:
xxxxxxxxxxxぁ‥‥xxxx!
優萌:
うん!うん! スゴイ!
優萌:
ご主人様…大丈夫なわけありませんよね?
フロリー:
強制覚醒させる前に、ちょっと手袋外して身体洗ってくる。 悪いけどプレイソファとご主人様拭いて
フレデリカ:
拭くし拘束具も外すけど…ねえ最近フレデリカ達、ご主人様の扱い方が雑になってきてない?
優萌:
まあ、フロリーがいるからどんな状態にしても大丈夫みたいな安心感があるから…
今夜もこれから優萌達が「ご主人様を使って」感じる番だしね…
フロリー:
このまま起こすの? まあいいけど。
フレデリカ:
それは余りにも可哀そうだから少しは休ませてあげようよ、さあみんな拭いたり、外したし、洗ったりしよう…
桜子:
昨夜は邪魔して悪かったな
グレイス:
私がデバイスをブツケなければ
カイルス:
そこ! バレななければ良いという訳ではない
桜子:
でもアタシの朝練付き合ってくれていいのか? 幸まだ寝てるんだろ?
カイルス:
桜子の相手は私以外は危険。でも一人だと戦闘訓練はできない。
気にしない。 その分、夜は幸とイチャつく?から良い
グレイス:
今夜はお楽しみにと言うやつですねコレは…
カイルス:
そこ! 反省?の色?が無い。 これで日本語あってる?
桜子:
合ってるぞ!(笑)
グレイス:
この朝の自主練も今日と明日の二日だけになりました。
怪我をしないように気を付けて練習して下さい。
それでは礼!
桜子・カイルス:
よろしくお願いします!
カイルス:
ストラト・スマッシャー!
ドンっ!
カイルス:
避けた!
桜子:
その首貰った!
カイルス:
ふっ!
カシン!
桜子:
えっ反応した? お前どういう反射神経してるの!
桜子:
あっ! カイルス避けろ!
カイルス:
無理!!
グレイス:
あっ…
桜子:
痛ったたでもないか。カイルスの刃にそって滑って姿勢が…そっちは大丈夫か?
カイルス:
うん大丈夫。 刃反らしで後ろへ滑らせ、飛ばすつもりだった。 でも失敗した。前に滑った…ゴメン
桜子:
お互いグレイスの世話にならくてよかった。
幸:
…そろそろ朝食の時間だから…着替えた方が良いよ…。
カイルス:
幸、音花。 うん…
幸:
はあ…何も言わず朝そっと出ていった恋人が、もう他の女と抱き合って浮気している。 …それも桜子…
カイルス:
サチ!…コレは…あぁ…
音花:
桜子とこういう関係って言わなくてゴメン
幸:
ということは幸が三人の間に割り込こんで
桜子:
おい音花、何の事を言ってるんだ?どういうことだ?
グレイス:
私のフロリーお姉ちゃんはすみれ様の妾だけど。すみれ様って男女も年上同期年下も無分別にハーレム作っている方だから…カイルスはその妹なわけだし…慣れた方が…もしくは…
カイルス:
アノお姉ちゃんと私を一緒にしないで!
幸:
カイ…最初から複数はちょっと…ゴメン…幸、幸せになるから…
カイルス:
サチぃぃ!!
音花:
行こう。
グレイス:
うん。
向日葵:
御二人海に入らないんですか?
梨々衣:
日差しが強いですし
梨音:
夏の日差しはお肌の天敵
夢結:
あの姫、夢愛にも日焼け止め塗って下さい…
まろん:
夢結にはさっき塗った塗りすぎはダメ
夢結:
はい。。
ルシフェル:
だったら日差しが届かない海底なら問題ないないよね、ジェットスキーでえい航して沖合に捨てて来るから向日葵、浮き輪用意して
向日葵:
はい準備いたします。
梨々衣:
沖合で浮き輪を切り離したあとその浮き輪を何かで撃ち抜いて沈める気ですわ
梨音:
るーお姉ちゃん、考える事がエゲツナサすぎ、でも容易に溺れ海底へ沈み行く梨音と梨々衣が想像できる!
あぁ~やっぱり海の浅瀬でビーチボールが定番だよね!
梨々衣:
皆様でやりましょうか!
向日葵:
最初からそう言えば良いんです(笑)
梨花:
おいちょっと待ってぇ! 目に海水が染みて
蘭子:
スー今だ一気に畳みかけるわよ!
スザンヌ:
蘭、スー了解しました! 梨花! 覚悟!
梨花:
おい! ヤメテえ!
エミリー:
あはははっ!
梨音:
浅瀬で遊ぶ分には、プールの授業ではないから泳ぐわけじゃない。だから怖がる必要ないよね?
梨々衣:
そうですわよね!
向日葵:
今更気づいたんですか?(笑)
まろん:
あはは(笑) 行こう!
まろん:
夢結やエミリーやみんなの御かげで、まろん、毎日がとても幸せだよ。ありがとう。
夢結:
はい。
ルシフェル:
うん、明後日の派遣式はうちのクラブからは、私と梨々衣とさくらでADPOLICEのゆうとさんね。時間に屋上にVTOLの迎えが来ると。明日はアリエルが引率頼むね。あは、クリスさんとマリエットさんもいるし。うん。
々衣:
お姉さま!何やってるんですか! 貸し切りで誰もいませんのに荷物番など要りませんでしょ!
梨音:
るーお姉ちゃん! 早く早く! 始めれないじゃん!
ルシフェル:
えっ? わたしも参加?
ルシフェル:
ということで今日のクラブはよろしく!任した!
ルシフェル:
うんわかったすぐ行くから!
折角の夏休みだし! 遊ぶか!
哲也:
先生、コーヒーですどうぞ。里緒菜ちゃんの特製ブレンドになります。
優香:
優香ありがとう。良い香りだ!
哲也:
美味(うま)い! 豆も逸品だが優香が淹れるコーヒーはやっぱり美味いな。 優香、綺麗になったな。 元気か?
優香:
はい。先生もお元気そうで。
哲也:
ああ、御かげ様で死んだ後の今の方がずっと元気だ。
優香:
それは良かったです。
フランソア:(小声)
会話がオカシイ
律子:(小声)
ツッコミいれたら負けですわ‥
紅葉:(小声)
はあ~(溜息)
哲也:
優香、結婚はしたのか?
優香:
いえまだ…先生今はそういう質問はセクハラです!
哲也:
オマエな~オレはセクハラが結晶化したような存在だぞ? セクハラ大冥王だ。 今更だぞ(笑)
律子:
アナタ、優香ちゃんは今はシスターに夢中なの♪
Drフィッツジェラルド:(以後Dr)
わたくしのメイドの久遠に手を出されまして、付き合っておりますのよ♪
桃子:
白急篠山ビルの中のお部屋で同棲しているんです。
哲也:
あの久遠ちゃんが優香のシスターに? お前、女はああいうが好みか! なるほど、ふむ!
優香:
もう…! 皆さまやめて下さいよ……
里緒奈:(小声)
なにこの親戚がよってたかって若い女の子をイジルみたいな…あの優香さんが照れてる…可愛い…
哲也:
凛空ちゃん、穏海ちゃん、17年ぶりだな。 本当に大きく、そして優香もそうだが、本当に綺麗になったな。オジサンはとっても嬉しい。 この姿を花路博士夫妻や新見夫妻に見せてやりたかった。
凛空:
そんなに経ったんですね。 櫻糀のオジサンお久しぶり…です。
穏海:
叔父様ご無沙汰しております。あの…その節は本当に困ってる私を助けて頂きありがとうございました。
哲也:
いやオレもあの時は身を隠す寸前で穏海ちゃんを自分の所に居させるわけにはいかずは西園寺夫妻と源三に押し付けただけだスマなかった。 西園寺と言えば…
哲也:
おい剛史。 お前、桃子と別れた後、凛空ちゃんと穏海ちゃん、さらに新田博士の娘の澄ちゃん、阿須瑠家の有虹子ちゃんに手を出し結婚? はっ! 御両親が生きてたら確実に殺されてるぞ。 フランソアちゃんだって瑠莉が保護してなければ毒牙に絶対かけたよな?
凛空:(小声)
それは間違いない
穏海:(小声)
お兄様なら確実に手出します。
哲也:
そしてよりによって! オレの大切なすみれに手を出しやがって! さらに桃子が日本に来たら速攻でよりを戻すとかありえないだろう? どこまでゲス男なんだ? お前だけは絶対に許さないぞ。
凛空:
お兄ちゃん、自分の師匠の愛弟子二人共に手を出したお前だけには言われたくないって、お兄ちゃんの一応お師匠さんだからね。
穏海:
お二人そうだったんですか?
優樹子:
はい‥‥哲也とは師匠の所で知り合いまして
Dr:
優樹子が先に哲也と付き合ったのですが、わたくしにもアプローチをしたので結局話し合いの結果…両方とも‥‥付き合うことに。付き合った順で優樹子が妻でわたくしが愛人となったと
哲也:
剛史だいたいお前な‥‥
凛空:
凛空、重要な事に今気づいちゃったんだけど
穏海:
桃子さんが髪を伸ばし始めたらお兄様好みの美少女だとか?
凛空:
それはあるけどそれより、桃子さんも、お兄ちゃんも櫻糀のオジサンも17年前から変わって無い。
穏海:
そうですわね。こういうやり取り懐かしいですわね
凛空:
ちがう。
凛空:(小声)
櫻糀のオジサンや、Drフィッツジェラルド、優樹子ママさんは素体だっけ?意識転送したからわかる。だけどお兄ちゃんも桃子さんも、あと鹿苑寺信久お兄ちゃんも、山科誠二お兄ちゃんも‥‥一番は、瑠莉さんも‥
凛空:(小声)
17年前から容姿が「まったく」変わって無い。
穏海:(小声)
あっ…
凛空:(小声)
桃子さんはお兄ちゃんと同じ歳で17年前には工科大学の1年生の研究生だったからあの時だって19だったはず。…今何歳? でも髪を伸ばし始めた桃子さんって今の桃恵ちゃんと同じ歳に見える‥いくら若作りだといっても…
瑠莉さんは化け物だからなんとなく普通じゃないのはわかるけど…
それにいくら男性だからって信久お兄ちゃんや誠二お兄ちゃんや‥‥うちのお兄ちゃんだって…その歳の顔でもカラダでもない。出会ったときから変わったのは私達だけ…大人になった。 でもお兄ちゃんたちだって同じだけ歳をとり…老化を本当はするはず
穏海:
……………
凛空:(小声)
お兄ちゃんって「何者」? 凛空達はどんな人、いや「存在」と結婚したの?
穏海:
……………
咲:
なんで咲達が外部研修行ってる時に告白して付き合ってるのよ意味ワカラナイ!
カイルス:
咲の方が意味ワカラナイ
ジーナ:
友人同士の恋愛は最大の娯楽ではありませんか? それも告白ですよ?
綾愛:
二人共好き合ってるのは解っていたので何時告白して付き合うのか楽しみにしてたのに。
おめでとうってすぐに言いたくて…。
幸:
幸の人生の一大事が娯楽…
カイルス:
酷い…
咲:
綾先生だってそう思いますよね?
綾:
娯楽かどうかは別として気になっていたのは事実かな? 幸を射止めるのはカイスルかそれも綾の親友のすみれか? 果たして姉妹対決の行方は? みたいな?
SE:
ザザッ(一気に他の準メイドも綾の周りに集まって来る)
桜子:
姉妹対決!
水穂:
熱いね!
綾:
ヤバ…みんなそろそろ講義を‥
恵美:
先生、説明しないかぎり学級崩壊かと思います!
ジーナ:
それって幸をすみれ様の妾に希望されていたという事ですか?
咲:
すみれ様のハーレム!
幸:
幸がハーレム…妾…はうっ!
綾:
狙ってたんだけど、妹に負けたと昨日滅茶苦茶落ち込んでクラブ大変だったみたいで。前にこの学校に来た時に幸を見て気にいったと言ってたからね。
カイスル:
なんでお姉ちゃんが私とサチが付き合ったのを昨日の時点で知ってる?
エリアル:
そんなの誰かがフロリーに喋ったに決まってるでしょ? ねえグレイス
グレイス:
ぐぎぃ…
カイスル:
内通者、スパイが身内にいたと。
エリアル:
アリエル姉さんより明後日の正式派遣後、Forestの悠里編集長とフローラ・Caliburnus報道担当より正式に週刊Forestの取材の申し入れが入ってます。 私とグレイス、そしてカイルスと幸の2カップルに。
幸:
週刊Forest‥‥
咲:
メイド為のメイドWEB総合情報週刊誌、別名キャメロット同盟のマスゴミ‥‥
カイルス:
ほう。グレイス…
グレイス:
ふっ‥私達だけ無い事無い事書かれたくないですから!
幸:
だからって幸達を巻き込むこと
グレイス:
アンタ達のほうが話題性があるからそっちへ話題はいくから!
桜子:
アタシは普通のアサルトメイドで良かった。
水穂:
私も普通のエスコートメイドだし。
音花:
今日の夜と明日一杯は二人はそっとしといてあげましょう。
恵美:
そうだね
綾愛:
ですね。
桜子:
水穂達もCaliburnus希望したんだよね?
水穂:
うん、綾先生が所属するクラブだしと思って希望したんだけど、まさかカイルスのお姉さんがオーナー様だとおもわなかった。まあ嬉しいけどね。
カイルス:
サチ、ゴメン巻き込んで。たぶん色々今後も広報活動とかに利用されるかも
グレイス:
今やってるエステル議長のキャンペーンとかね
幸:
うん。でもカイのパートナーだし慣れるしかないから。
グレイス:
こうなったらこの四人は一蓮托生だから
エリアル・カイスル:
そこ反省の色が無い。
〇夕食後
幸:
ウーラノスGRIDってスプロールの中のどの辺にある人工衛星なの?
カイルス:
ラグランジュ点1. L1の中心部だから。 地球と月の間だけど、月の方に近い場所。
幸:
この望遠鏡じゃ見えないかな?
カイルス:
それは無理かも
幸:
いつか行ってみたいな…コアソースよりだと私だと意識霧散しちゃうか
カイルス:
サテライトチップが搭載されてないと脳が処理負荷で吹き飛ぶ‥‥
何か手があれば良いんだけど。 考えてみる。
幸:
カイの生まれた場所。見てみたいから。
カイルス:
生まれる…発生する? 発現する? 起動する?
幸:
くす♪
幸:
あの…そろそろお風呂入って…寝ようか?
カイルス:
うん。 この暗さなのにサチが赤くなってるのが解る。
幸:
カイだって赤いよ。 望遠鏡をバラすから三脚もってね
カイルス:
うん。
カイルス:
予備のシーツ敷いた、まくら、テッシュ、ゴミ箱、タオル…全部OK
幸:
明かり消して来る
カイルス:
うん…
カイルス:
今から…昨晩の続きをする。 声が出そうになったらこのタオルを噛む。
幸:
解った…あの…カイ
カイルス:
サチなに?
幸:
なんか雰囲気が怖い…
カイルス:
うっ…
カイルス:
サチ…ここに来て重要な告白がある。
幸:
はい、何?
カイルス:
私は性欲がとても強い。 だから‥スゴイ昨晩から集中して自分を押さえてた。 サチは魅力的すぎる…一日とても困難だった。 集中力欠くとサチと性行為する事で頭が支配されて…その度に顔を洗って集中力を取り戻す‥事を? してた。
幸:
あぁ‥だから何回も顔洗ってたんだ…そういう事か。 それは大変だったね…まあ幸もムラムラしてたのは一緒だから…カイとエッチしたいな抱っこされてたいなとか…キスしたいな…とか。
カイスル:
違う…サチを押したして、滅茶苦茶にしたい? 壊れるくらいに感じさせたい? サチの全てを奪いたい? 「あんな事やそんな事」?な サチの姿を…頭の中で想像してた。 こんな私で…ゴメンナサイ。
幸:
あぁ…
幸:
はい、カイ‥‥幸の全てを貰って。 声ガマンできなくなちゃったらできるだけタオル噛むし、もしちょっと漏れても隣は桜子と音花の部屋だしいつもこっちに聴こえてるんだし、お互いさまになるし
カイルス:
サチ…あぁ…あぁ…可愛い…愛してる…サチの事欲しい
幸:
ありがとう…幸の事…貰って‥全部あげるから。
カイスル:
!!
幸:
うっ!!!!! うぅぅ!
chu...umm..,
カイルス:
ちゅう…じゅるぅ…サチ…愛してる…Είσαι η θεά μου(君は私の女神だ)
幸:
!!! ちょとカイ…あんっ! いきなり…ディープキス…
カイルス:
Παρακαλώ δώστε μου αυτό το φρούτο(この果実を私に下さいませ)
幸:
あぁぁぁんっ!そんな強く揉んだらダメっ! うむぅぅ!
カイルス:
Το σιντριβάνι Sachi ξεχειλίζει τόσο πολύ, έτσι δεν είναι;
(サチの泉がこんなに溢れているよ?)
くちゅくちゅ♪
幸:
うぅううううう! ちょっと待ってぇ 声が…声がでちゅう…こんなのタオルを噛んでガマンできないよ…
それに、カイ、何ていってるの? 愛の言葉だったら日本語でいって…理解したいから…
カイ:
ゴメン…サチの…泉が…こんなに…いっぱい溢れてる…って言ったの‥‥Ο πυρήνας της γυναίκας του Σάκη(サキの女の核を)
幸:
だから何? 何するの?
幸:
あんっ! あぁぁぁ…うぅぅぅx! うぅぅう!
ミシミシ!(ベットが軋む音)
カイルス:
サチ、可愛い! 逃がさないよ…押さえつける…ほら…もっと感じて‥‥
幸:
あんっ! うぅぅうぅう! あんっ! うううう!
ギシギシ!(ベットが軋む音)
カイスル:
サチ、愛してる…愛してる…Σ' αγαπώ! Σ' αγαπώ!
くちゅくちゅくちゅくちゅ♪
幸:
ああぁ…うぅ! あんっ…うぅ…ううぅぅううぅ…なんかくるぅ!
カイスル:
イちゃえ! サチ! イっちゃえ!
幸:
xxxxxx! ああぁ・・・!
幸:
あんっ!
ドンっ!(壁を蹴っている)
カイスル:
おぉぉ‥‥
幸:
はぁ…はあぁ‥…何‥‥これ…はうぅっ!(びくんっ!) あぁ…ああ‥‥
カイスル:
イったね…気持ち良かった?
幸:
解らない…なにかが‥‥幸の‥‥中で…弾けて‥‥ふあーーって‥‥飛んで…はうぅっ!(びくんっ!)‥‥あぁ…ん…
カイスル:
うん‥
桜子:
おいおいおい‥‥幸のひと際大きい嬌声の後、ドンと鳴って壁が震えたぞ? どんな激しい事してるんだ?
音花:
はぁわぁ~… やっぱり真面目な子ほど覚えると激しいってヤツかな?
桜子:
そういうレベルじゃないだろ…これ?
(幸:あぁぁん カイだめぇ~♪ 今度は幸がするのぉ~♪ あぁんん♪)
音花:
声・・さっきより大きくなってる? さっきはそれでも我慢してた? いまはそんなの幸飛んじゃった?頭から?
桜子:
カイルスも幸もちょっとは自重しろよ? 幾ら壁が薄いといってもさすがに隣の部屋までまともに聞こえるのはマズイよ…まあ今夜と明日の夜だけだし、みんなもガマンできるかなな? ‥‥クラブの部屋は防音仕様じゃないと迷惑になるなこれ
(カイルス:うぎゃあ! サチ、ダメああぁぁん!)
音花:
そうですね…でも仲良い事にも限度が‥‥
桜子:
これは終わるまで寝れないな…みんな
音花:
ですね‥‥
幸:
すぅ~すぅ~♪
カイルス:
日差し? もう朝…? 何時?
カイスル:
あっ…(絶句)、二人共正気を失ってた‥‥満足してそのまま抱き合って意識が途切れた…
セレスト(注):
マスター、おはようございます。
カイルス:
セレスト、おはよう…今何時?
セレスト:
現在5:50です。まだ桜子様とグレイス様との朝錬の時間には余裕が10分ございます
カイルス:
そう…だね。起きれて良かった。今日が最終日。
セレスト:
それよりマスター。 「昨晩はお楽しみでしたね」。幸様の喘ぎ声は準メイド宿舎の皆さまの部屋には届く音量でしたので、皆さまに冷やかされる事をご覚悟下さい。
カイルス:
!!!!!!!!
注:セレストCELEST=カイルスのネックレス状のインリジェントデバイス
CELEST=Caelus.Earth.Learning.Enhance.Support.Trinity
セレステ(Celeste)(もしくはセレスト)は、「天空」「青空」「空色」を意味する言葉
カイルス:
カラダ中にキスマークがある…これ消えないの? 幸、どれだけ強く吸った? ジンジンする‥
セレスト:
リジェネイト能力の意識使用をすれば午前中には細胞の再生を終え消えると思いますが。
カイルス:
解った…とりあえず早いけど、コーヒーかって外でよう…幸が起きた時にパニックになったら行けなくなる。
〇朝練後
桜子:
今、音花とエリアルと咲がついてみんなに謝ってるから、オマエがいても足手まといになるだけだから。
カイルス:
はいゴメン
レスフィーナ:(AURORA のAR通信のアバターで三人には見えている)
大使館職員というのはスプロールの代表なのです。その代表の行いでスプロール全体へ印象が変わってしまいます。 自覚をもち行動する事を心がけて下さい。
カイルス:
はい。ゴメンナサイ。
フロリー:(AURORA のAR通信のアバター)
まあ、うちのクラブのお部屋は全部屋、もともとプレイルームとしても使われた所を再利用してるから防音はばっちりだからこういう迷惑はかからないから。
グレイス:
でないとフロリーお姉ちゃん達だって普段迷惑かけますものね、優萌とフレデリカと暮らしてるわけだし。
フロリー:
はあ何言ってるの? お姉ちゃんが知らないとでも思ってるわけ? 可哀そうなエリアル、身体の自由を奪った上に声も奪い、その上に強制覚醒? ドロシーお姉ちゃんやフロリーだってチップで身体の自由を奪う事はしないのにグレイスは‥‥
桜子:
身体の自由を奪う? 声を奪う?
カイルス:
強制覚醒?
グレイス:
なんで知ってるですか?
フロリー:
エリアルから泣きながら相談された。 まあもう「引き返せる線」を通り過ぎた後だったから、受け入れさせたけどね
レスフィーナ:
クレアさんと、エミリーはそういう事はしないのに、なぜドロシーさんとフロリーとグレイスはこうかしら‥‥
フロリー:
ドロシーお姉ちゃんやグレイスと一緒にしないで下さい。あくまでフロリーはご奉仕ですから。
レスフィーナ:
調教していることには変わりませんよね?
桜子:
あの磁石のSとかMとか? そういう‥‥そうかあの大人しそうなエリアルが…この女に…
カイルス:
桜子、磁石はSとN。 お姉ちゃん…そういうの好きなんだ‥うわ‥‥ドンビキ…もしくはこの白髪の魔物にそういうカラダに…
フロリー:
ご主人様はもともとがそういう趣味なのです
グレイス:
ふっ! そうです、もともとそういう素質があるかこそ…開花できるわけです。私達はそれを手伝ってるだけです。
レスフィーナ:
まあドロシーさんはしずる姐さんだけを徹底的にするだけだけど、あれこそ愛のカタチだから。でもこの下の姉妹は…放置しとくと犠牲者が増えるかも…
カイルス:
それも愛のカタチ。。 愛はとっても多様…学習しました。
桜子:
犠牲者…
レスフィーナ:
明日の式は人数が多くなってしまうので遠慮して、クラブの方へいきますので楽しみにしています
フロリー:
フロリーもクラブで待ってるから、式への出席はご主人様と小梅お姉ちゃんと優萌が行くよ
カイスル:
わかりました
桜子:
明日、直接お会いすることを楽しみにしてます
レスフィーナ・フロリー:
でわお疲れ様です!
グレイス:
お疲れさまです。
幸:
皆に迷惑をかけちゃった。
エリアル:
少し寝不足ですが、先生達の宿舎までは聞こえてなかったので良かったです。みんなも黙っていてくれるって言いましたし。
咲:
二人共もちゃんとしたのは初めてだったんでしょ? それで制御するとか無理だって、でも沢山イってたよね幸、カイルスってそんなテクニシャンなの?
咲:
あはっ♪ 若い二人、今後も愛欲の泥沼にはまってね♪ 性欲の沼は底なしだからね♪
幸:
ひぃぃぃ!
音花:
こら咲、幸をイジメないの!
エリアル:
くすす♪
咲:
ほら幸!
幸:
あのねみんな許してくれるって。あと先生達には内緒にしてくれるって
音花:
先生達の宿舎まで聞こえてなかったみたいだから。
カイルス:
幸、みんなありがとう。今後気を付ける。というより今度の部屋ではそういう迷惑にならない?みたい?
エリアル:
さあご飯食べて本日は大掃除ですがんばりましょう
桜子:
さあカイスル、グレイス、アタシ達も行こう
グレイス:
はい!