えんぱいあな日々(本編) 第五百八十七話 ignited 後編 その1
マリアンヌ:
でわお流ししますね
エステル:
お願いしますわ。
エステル:
日本はお風呂にゆっくり浸かれるのが良いですわね。洗い場も別ですし。
これを体験すると元のスタイルには戻れませんわ♪
マリナンヌ:
そうですね。洗ってもお風呂が汚れませんし。ゆっくり浸かれます。
色々な国行ってますがシャワーしかない所も多かったですものね。
解説:日本と欧米でのお風呂の違い。
欧米でのお風呂は浴槽の中で洗う。その後シャワーをお風呂の中で流して終わり。
お風呂は大きな洗い桶みたいなもの。 シャワーだけの所も多い。
お風呂の時間をあまり重要視しない。
日本みたいな洗い場、シャワー、湯舟という構成の方が世界的には少数です
これは日本みたいに高温多湿でかつ江戸の町は昔は埃ぽく公衆浴場が発達していた事からできた文化風土だと思われます。 そもそも毎日おふろ入る習慣が海外には無い。
キリスト教が快楽や娯楽(癒しを含む全ての快楽)を禁止する以前のローマ・ギリシャ時代では欧州でもそうではなく、ローマ式の公衆浴場が市内にはかならずあり、市民の憩いの場とて解放されていて、お風呂は娯楽の場と疫病などの伝染病を防ぐための清潔を保つために重要視されていた。しかしキリスト教が広く普及したことで中世の暗黒時代になり、色々な文化的な生活や科学などともに衰退した。
エステル:
マリアン…あの…
マリアンヌ:
わかってます
マリアンヌ:
はい抱っこですよ~ご主人様♪ でも抱っこだけですよ?
いくらお湯の温度を低くめにしてるとはいえ上せたら大変なので
エステル:
解っておりますわよ…。
マリアンヌ:
何か不安があるのですか?
エステル:
…不安では…無いですが…いや不安ですわね‥‥あのですねマリアン…
エステル:
もし…白森女学園に通うようにマリアンがなって‥‥そして恋人ができても…わたくしの事、ハーレムの片隅で良いので置いといて下さい。 捨てないで‥‥下さい‥‥お願いします。
マリアンヌ:
えっ? ナニ? 恋人? なんでご主人様を私が捨てるんですか?
エステル:
だって…マリアンと同じ歳の子達と一緒に生活するようになれば、わたくしのようなオバサンとどうしても比べると思いますし。 マリアンと同じ歳の女の子の方が魅力的なのは当然で‥‥
マリアンヌ:
あの、ご主人様はまだとても若いですよね? ご主人さまがオバサンというなら同じ歳のフランソアさんや一歳しか違わない紅葉さんとかもオバサンになってしまいますよ?
エステル:
そうですオバサンですわ…
紅葉:
急にお冷めになって、どうしたのですの?
フランソア:
フランソア達が辱めれた気がする
紅葉:
何を言ってますの…続けますわよ
フランソア:
はい…
マリアンヌ:
こんな可愛いご主人様捨てるわけじゃないですか。何不安がってるですか。
それに捨てるってそれって離婚にならいですか? これでも私、ご主人様の妻なんですが。
エステル:
離婚という意味ではありません、こう一緒にいてくれなくなるとか、形だけの関係になるとか‥マリアンはハレームは作れますし
マリアンヌ:
もう何言ってるんですか、はいはいようは今日は私とシタイんですね?
エステル:
…はい…
マリアンヌ:
お風呂でで水分補給して…しましょう。ご主人さま♪
その2 へつづく