えんぱいあな日々(本編) 第五百八十九話 Paradise Lost 中編 その10
フロリー:
腰を引いたら洗えませんよ?
すみれ:
洗わなくて良いから‥
ぴちゃぴちゃぴちゃ♪
すみれ:
あぁぁん! もう立ってられないよぉ! あああ!
フロリー:
ダメですよ。あと何左手を胸から外してるんです? ちゃんと胸に添えてご自分で揉んで下さい
すみれ:
無理!無理!
ぴちゃぴちゃぴちゃ♪
フロリー:
ほら使い魔がご奉仕してあげてるんですから~。 本当にご主人様って優しいクンニに弱いですよね
すみれ:
あぁ‥‥!!!
フロリー:
軽くイっちゃいましたね。
フロリー:
カラダお拭きしますのでこちらへ。
すみれ:
‥‥うん‥‥
フロリー:
月があんなに大きい。 ここはスプロールの中でも一番月に近い内側。 まさに天の国。 天国です。
そして今フロリーもご主人様も肉体ではなくて只の電子データとしてお互いに触れているだけの存在。
魂魄、ゴーストだけの存在として触れ合っている。 地上でイったって天に上るくらいに気持ち良いなら、この場所で絶頂したらどうなるでしょうね?
すみれ:
うっ‥‥
フロリー:
さあご主人様! あの月までイってしまえ! ほら!!
すみれ:
あぁ! あぁあああんん! フロリー! フロリーーー! しゅきぃいい! あぁあああ!
っすみれあ! 飛んじゃう! イクっ! イっちゃう!
フロリー:
ご主人様の大好きなクリトリスを弄りながら右手で出し入れしてあげます! ほら奥まで!
いけえぇ!!
すみれ:
あぁ! あぁあああんん!ああ
すみれ:
イクっ!!!!!!!! xxxxxxxxxxx! あんっ!
ぷしゅ! ビクンっ!ビクンっ!ビクンっ!
フロリー:
おぉ‥‥綺麗…天女さま…?
すみれ:
うぅ…寒い…シーツ取って…寝る…
フロリー:
イヤイヤ! そこで寝ると落ちますから! というよりフロリーが支え外したら落ちますから! ベッド行きますよ
すみれ:
動けない‥フロリーがここでしたんだから‥‥責任取って‥‥
フロリー:
えぇぇ! 時々この主(あるじ)我儘な事言うよね!
すみれ:
くぅ‥‥
フロリー:
寝ないでください! 起きて下さい!
幸:
全会一致で可決ですか?
デーメテール:
そうじゃ。 議場で無謀にもこの二人に論戦を挑んだ大使がおってな‥憤死した。急性脳溢血そうじゃ
優樹子:
ウーラノス、アテーナー、ヘーラーの三女神に運命の女神フォルトゥーナが関わった案ですよ当然です。
Drフィッツジェラルド:
なのにそれにケチをつけるとか、存在の害悪さ、存在自体していることが恥ずかしい事と魂に理解させただけですわ♪
デーメテール:
その大使の死亡後の議会は順調に進んで修正なしの全会一致となったというわけじゃ。
梨音:
どんなにしてやはり血は流れるという事か…
「避けていけぬ Battlefield 次の場所へ足跡つけるなら」
梨々衣:
「白い地図を赤く染めても進め」ですわね
レスフィーナ:
我が連合が保有する、混沌大邪神と冥府の大女王を送り込み死者が一名で済んだのはまさに奇跡と考える方が良いです
デーメテール:
議場は恐怖に包まれておったがな。
デーメテール:
ディオーネ殿、いや幸。良くこの三か月がんばったな。立派じゃったぞ。 これからもよろしくな。
幸:
デーメテール様、いえデメテル様、ありがとうござます!
Drフィッツジェラルド:
クロエ、ノーラ、エリーザの地上でのお身体はもう設計が終わっておりますので
優樹子:
高速培養ポッドという機械で地上での時間で二日でできるわ
クロエ:
はい!
フロリー:
体感時間でフロリーとご主人様は三か月半…長かった。でもこれで地上に戻れる。しかし地上では15分しかたってない。
デーメテール:
でわ皆の者、明日大使館でな!
幸:
はい! お疲れ様でした!
すみれ:
…DIVEOUT VIOLET物質時間でのダイブ時間は?
Violet:
(マスター、ダイブ時間は前後のイニシャル時間も加算して物質時間で16分43秒です)
すみれ:
ありがとう
注:以下の最後の方です。
すみれ:
ただいますみれのもう一つの現実。物質空間。マテリアルスペース。
本当に、すみれはカルブルヌスのオーナーで、本当にメイドのみんなが居るのか…
どっちが本当の世界? いや両方の本当世界なんだけど…
ウーラノスの「わたし」ではなくて、ご主人様のすみれを確認しないとココロがバラバラになりそう…。
なんか今日は疲れた…
SE:
コンコン♪
すみれ:
はいどうぞ…
フレデリカ:
失礼しまーす! (お仕事大丈夫そうだ良かった)
ご主人様! デートしましょう!
すみれ:
!? (あっフレデリカ…「わたし」のメイド…そうここは「花路すみれ」の現実…)
すみれ:
えっ? デート?
フレデリカ:
ドライブ行きましょう! フレデリカの運転で! クルマ来たんで!
すみれ:
えぇ~フレデリカの運転で?
フレデリカ:
あっ何、不満だと?
すみれ:
いえ! 乗せていただきます!
フレデリカ:
さあ行きましょう!
すみれ:
ひっぱらなくても行くから(笑)
その11へつづく