えんぱいな日々 Paradise Lost 参
えんぱいな日々 Paradise Lost 弐
本編開始から 7年5カ月~ 7年5カ月
本編開始から7年5か月経過
作戦は、敵集結地全体を覆うように白山市湾岸地域全体に大規模SQUIDを使いAURORA系の全ての通信機器を封じた上にForest駐屯地より戦闘機をEHDEN上空より戦闘ヘリを発進させ地上露出部の兵器群と地雷原、そして防御トーチカ、哨戒塔を奇襲により破壊、高機動多脚知能戦車と装甲輸送車で敵基地へ強行突入。相手ブラックハウンドを白兵戦により無力化するというもの。
AURORA誘導による空対地ミサイルや誘導爆弾が一切使え無い為にF4X7とF4X11での無誘導爆弾での超低空爆撃の手段を取る。こんな面白い任務に瑠莉が出撃しないわけもなく…
護衛機として絵里奈、あかり、愛花、アシュリーが沖合からの増援阻止任務も含めて担当する。出撃するForestの戦闘機隊により作戦の幕は開けた。
作戦に参加する全ての者に訓示をするすみれ
紅葉とレイラのレギオスの連携による大規模SQUIDによる電子戦開始
その電子妨害と同時に洋上から超超低空で戦闘機が接近し
無誘導爆弾を敵陣地へ投下
500ポンド爆弾48発の同時爆撃によりまさに火山が噴火したように敵陣地は爆炎に包まれる
どうにか生き残ったハインドが迎撃に飛び立つが
それを里緒菜と愛理が駆るアパッチが迎撃。
紅葉とレイラのレギオスの連携による大規模SQUIDによる電子戦開始
その電子妨害と同時に洋上から超超低空で戦闘機が接近し
無誘導爆弾を敵陣地へ投下
500ポンド爆弾48発の同時爆撃によりまさに火山が噴火したように敵陣地は爆炎に包まれる
どうにか生き残ったハインドが迎撃に飛び立つが
それを里緒菜と愛理が駆るアパッチが迎撃。
容赦の無い火力の集中運用にドンビキする調査部と優萌。
そして優萌に明かされる衝撃の真実。この都市部での大規模戦闘は事前に悠美と優香と悠里には許可をとってない事。理由としては都市部でのこれだけの戦闘の許可を極東司令部として認めない事。 よってあくまでエンパイアクラブミリタリア特殊作戦群元帥府お直下の命令のみで動いている。 まあこれは後から「この大規模な地上爆撃は瑠莉大将閣下が独断でやったこと」としてスケープゴートにする気で紅葉が考えた事であった。進入部隊の先行はすみれ・梨音・フランソア・エステルのオーバーSSSアサルトランクの班。
しかしAURORA通信を遮断しても組織的な抵抗をするブラックハウンド達に想定より時間がかかってしまっている。しかし戦闘事体はあるいみ「良い意味でヒトをやめている」メンバー構成なので次々と無力化し最深部へブラックハウンドを無力化と保護をしながら進んでいく。
その時に‥
占領とブラックハウンドの保護を担当する本隊が伏兵のブラックハウンドの別動隊により攻撃されたと真理愛より連絡をうける。
この段階ですみれは指揮をする敵の司令官からブラックハウンドにAURORAではない何か別の通信手段により指揮が行われていると確信する。
まりあが率いる突入部隊本隊は残存兵力を集めたブラックハウンドの部隊により攻撃されていたが、本隊の攻撃の主力は花恋小隊であり…
逆にその攻撃力により次々と無力化されている。本隊を足止めして、分断攻撃力の高い先行するフランソア達を包囲殲滅する予定が逆におびき出されて殲滅される状態に、さらに律子・久遠・エミリー・そしてポムグラネイト戦闘旅団の精鋭であるゆめことアンナが機動外骨格を着て盾役となり先行部隊の保護回収班として分断部隊殲滅し強行突破する作戦になる。この時点で旧議会派の傭兵は戦意を喪失、別トンネルをつかって地上への脱出を試みるがそこには、詩織率いる特務隊が待ち構えており一方的に殲滅無力化される。
本隊回収部隊はしずる小隊とニケと梨々衣。橋本シスターズはこの時点で全て回収保護が完了する。
ある意味後方ではあるが一番重要なポジションを任されたのが由奈・小梅・ララ・真奈・美里の班である
取引を持ち掛けるが、「だからなんだというんだ?」の一言でおわらせれ切り伏せられるリマン。
ラファエラにより、爆破命令は解除。ブラックハウンドを指揮していた脳波増幅指令装置も停止した事でブラックハウンドの組織的な抵抗は終了する。
傭兵の戦意が喪失したことで司令官であるリマンルエールも基地化しているトンネル全体をまだ傭兵とブラックハウンドの残存兵ごと爆破し脱出する決断をする。
しかしその脱出口に待っていたのはアヴァロン機動部隊の鈴音とラファエラ取引を持ち掛けるが、「だからなんだというんだ?」の一言でおわらせれ切り伏せられるリマン。
ラファエラにより、爆破命令は解除。ブラックハウンドを指揮していた脳波増幅指令装置も停止した事でブラックハウンドの組織的な抵抗は終了する。
鈴音達はそのまま誰知らず脳波増幅指令装置を回収して立ち去る。
果敢にも最後の抵抗をしていた機動甲冑に乗った傭兵も
しずるとめぐのコンビネーションにより無力化
それを見て興奮していたロンゴミリアドとしてでゃ初陣の真奈・小梅・水菜。それを気が緩んでいると叱咤する由奈。後輩の指導を甘いしずるだけにまかせるわけにはいかぬと今後は教導に自分も参加するとなり青くなる三人
ADPOLICEに生け捕りにした傭兵を引き渡ししずる小隊も撤収する事になる。
同時刻、基地の最深部からの秘密の脱出口で司令官らしい遺体を発見するすみれ達。萌香と優萌が呼ばれてそれが闇メイドオークションで財をなした調査部がずっと追っていた容疑者である奴隷王リマンである事が発覚する。今後の調査は萌香と野乃花に任せ、本日の脅威は去ったと判断し、すみれ達もADPOLICEの現場保存部隊にまかせ撤収するのであった。
しかしすみれにはまだ仕事が残っていた。
戦闘機の爆撃による一般市民への攻撃の露見の対応である。
国から大量の抗議が悠美の元へは送られていた。
すみれだけではなく、萌香とフランソアも土下座し弁解するが‥それは全ての責任を瑠莉に着せ国へは瑠莉が説明と責任を取るというモノであった
フランソア、萌香だけではなくすみれ、さらには上官の栗田源三にまで嵌めれてスケープゴートにされる瑠莉。
どうにか本日の仕事がおわったとおもったが、司令室を出るとそこには紅葉とメイド服に着替えた優萌の姿が…配属面接のことを完全に失念していたすみれはその場で自分のメイドになった優萌に土下座する。
早朝ということで開いている店もなく、ファミレスも改装中の為に致し方なく牛丼屋で配属面接をすることなるすみれ。優萌は一生の思い出になると笑うのであった。
宿舎になっているホテルに帰るとそこにはさすがに疲れ果てて寝ている真理愛達の姿が
初めて会ったくま太とうさ子と優萌
初めて会ったくま太とうさ子と優萌
最初から夜伽をヤル気満々の優萌、くま太から「オレ達はここで寝るからオマエらは個室を使え」といわれて退路を断たれるすみれ。
お風呂からでるとさっそく全裸で迫られ…ついには自分のメイドある優萌に押し倒されるすみれ。しかし化け物じみた精神力をもつすみれもココにきて限界に達して意識を失う。
すぐにフロリーを呼び診察をしてもらい聞かされたのはすみれは46時間休憩も食事もせず稼働していたという事だった。それなのに無理をして優萌と食事をしたり面接をしていたとの事であった。そんなご主人様を得た優萌は涙を流しながらもやっと自分のご主人様であるすみれの元に来れたことを幸せに感じるのであった。
この夜 無事にEHDENのオープン記念パーティーが行わる。
翌日:
エンパイアクラブオーナー連合総会が開かれ、評議会議長にエステル・フォン・ヌヴェールが正式に選出される。
評議会議員に、ルゥナ・デルポール、篠山梨音、橋本梨々衣、加倉花恋、他
評議会監査役員にソフィー・バルリエ が就任。
栗田源三は特殊作戦群元帥からエンパイアクラブミリタリア全体の元帥へと正式に昇格。
これと同時にロンゴミリアドも特殊作戦群から完全に独立した元帥府直轄部隊となる。
正式にエンパイアクラブオーナー連合評議会が新体制に移行する。
スプロールGRID連合総会の結果、現在のオリュンポス大使館をスプロール大使館に変更しスプロール連合と地上現生人類との窓口としての機能を持たせることになる。
筆頭大使はオリュンポスGRID連合のデーメテール大使。次席大使にアースガズルGRIDのスザク(スザンヌ)大使という体制になる。
保護したバイオメイドの中にカプセル保管されていた橋本星美がおり、別途に管理されることになる。
ロンゴミリアド設立からの数々の功績によりすみれと真理愛は進級
すみれは特務中佐に真理愛は特務少佐になる
さらに多くの要人と民間人を救った事によりエンパイアクラブオーナー連合評議会黄金勲章を授与されるが…同時にすみれにエンパイアクラブオーナーマスターカードが授与されすみれはクラブオーナーとなる。真理愛は共同オーナーということになる。
実際すみれと真理愛が新クラブのオーナーになる事はロンゴミリアド結成前から決められっ準備されていた事だが暫定評議会から総会がちゃんと行われ正式な新評議会が稼働したこの時点で実行された。あとお屋敷やクラブ、さらには新駐屯地などの関連資産などを評議会管理としてすみれに管理委託させる口実として勲章授与が利用された。これは関係者以外や各国政府などへの「外的要因や広報」の都合という側面が大きい。
すみれと真理愛の新クラブカリブヌス(この時は仮)のメイド秘書として萌香達の同期の水崎祥子が任命される。のちにクラブのメイドからは「仕事は出来るが少女趣味の百合ロリコンのちょろいお姉さんメイド秘書」と言われる。とても優しく明るい性格でクラブのメイドにまじって一緒に騒ぐ姿はすみれより年下のララより幼く見えるほど。
当然にすみれは悲嘆にくれており‥‥凛空を目にしてついにその場で座り込み泣き崩れる。同時刻、向かえの人工生命科学研究所ではロンゴミリアドに志願したメンバーには自分達はハイパーメイドではなくブラックハウンドのバイオイドであるすみれ達に保護されたという事実があかされる。うろたえる小桃に対し「ヒトはどう生まれたかではなく、どう生きるか」という蘭子的な哲学で皆を感心させる蘭子。
エミリーに関心されたことでさらに恰好をつけようと調子にのりフロリーを励まそうとすが‥‥うっかりアドバンスドアーマーメイドの秘密を口走ってしまいエミリーに拘束される。 普段ならこのような事はないが完全に色ボケ状態なので起こしたケアレスミスでそのエミリーに工作員である事が発覚する。
長くかかっていたカリブヌスの権利や旧闇オークションの会員やメイドの整理。など全てを終えた永遠もやっと日本にルフィナと共に帰国していた。 そんな永遠へフランソアからベーリング海にある洋上バイオメイドプラントであるタルタロスの製造当時からの情報の調査を依頼される永遠。
身分をいつわって移籍した事がバレたので工作員として終了処分しようとする夢結とエミリーだったが…色々いってすぐに処分しよとしない。任務としては速やかに処分しなければいけないがしたくはないいのでクレアがすぐに花恋を呼んでくれるとおもって時間稼ぎをしている。
追い詰められた蘭子は永遠に連絡したがすぐにこれるわけもないので半分ヤケで一目惚れしているエミリーに告白をしてあとはどうとでもなれと覚悟をきめる。
そこへ永遠がVTOLで到着クレアにつられて花恋も到着し蘭子の命は助かるが…そもそもの原因が色ボケなので「ここでその部分を解決しなければならない」とその後花恋と永遠も入れて討議となる。
すみれに与えられたクラブは、新しく整備された白急下田のエンパイアクラブミリタリア軍港と周辺施設。そして周辺の地域全体を管理する広大なモノであった。
これはロンゴミリアド艦隊の母港であり、新首都圏構想の要となる下田貿易港と倉庫群を含む特別自治体の中心となるクラブである。
ご主人様になったすみれがお屋敷に入ると‥‥まち構えていたのは、いつもながらのロンゴミリアドの仲間達であった。
瑠奈やカチューシャはこのお屋敷計画は最初から聞いておりそれに合わせてずっと準備していたのだった。すみれのクラブの瑠奈は総務部長にカチューシャは料理長に就任となる。
シェフメイドになる事がオリュンポスで侍女をしていたころからの夢のニケもシェフメイド見習いとして大使館業務をこなしながら、このお屋敷では手伝う事になる。シェフメイドになるためには調理師免許と一定の就業経験が必要な為まだ長い道のりであるがニケならできると応援するすみれと真理愛や仲間達だった。
丁度そのころ、白急下田泊地ではロンゴミリアド艦隊旗艦である
アーマーメイド搭載可能の特殊高速空母EHDENが船主の梨音に
新しく艦隊司令に着任した優香より引き渡されていた。
ロンゴミリアド艦隊この時点で
艦隊旗艦
特殊高速空母 EHDEN
随伴艦:
ミサイルイージス艦 Coral
ミサイルイージス艦 Forest
強襲機動揚陸艦 WhityGarden
攻撃型偏向電離リフレクターリアクター潜水艦 GreenWood's
で構成される小艦隊である。
この小艦隊の母港が自分のクラブである事、そしてその艦隊の目的が超機能プラントで建造されている自分の船「機動母艦カリブルヌス」の強制徴発である事をすぐに気づいたすみれは、まだ取ってきてない自分の母艦名「Caliburnus」をクラブ名とする。この艦隊にはロンゴミリアト他
航空戦力としては
エンパイアクラブForest飛行隊
エンパイアクラブミリタリア極東飛行隊
陸上戦力としては
エンパイアクラブミリタリア特殊作戦群中央本部特務隊
エンパイアクラブForest調査部
アポリロイド・バイオメイド解放戦線より
ポムグラネイト戦闘旅団
ホワイドラビット戦闘旅団
ブラウンベア特戦旅団
クラブビーバーリーフメイド部隊
がロンゴミリアドの指揮下に入る盟約が梨音となされる。
部隊総隊長:花路すみれ
ロンゴミリアト艦隊司令:森崎優香
揚陸部隊地上司令:篠山梨音
EmpireClub Caliburnus が管理する白急下田駐屯地の特別区の直下のスタッフだけで3000人以上、関連企業が60社以上
という事実上エンパイアクラブミリタリアとしては最強の特戦部隊となる
クラブ設立パーティーを独り抜け出し、誰もいない地下演習場で自分のクラブCaliburnusがアヴァロンと目標は同じで超機能プラントタルタロスの攻略の為に準備されている事、そしてそれはアヴァロンとの決戦を意味している事。そしてそのあとの未来に思い悩むすみれ
そこにくま太を抱えた優萌であった。
パーティーを抜け出し、誰もいない夜のクラブのプライベートビーチで昼間色々ぶっちゃける事になった蘭子に対しちゃんと返事をしようとするが…お互い素直に慣れないエミリーと蘭子。 まろんや優萌の暴走時の秘密とかの話になったり、エミリーや蘭の過去についての話なったり、なかなか本題にならない…
まあ最後には、やっと安定したまろんの情人(イロ)は今後は夢結だけに任せて自分は蘭子と付き合う事を宣言するエミリー自分達のじつはゆっくり話せるためにビーチにきていたすみれと優萌とくま太はそれを盗み見てしまい…全力で気配を消す二人と一匹
全てを自分のチカラで救おうして悩んでいるすみれに対し
「お前が造る未来は「誰がため」の未来だ? それを見失ってないか?」
と諭すくま太。
すみれは自分のすべきことに覚悟を決める。
同じころ、Caliburnusのメインサロンでは
久遠・彩香・ヴェル・ソフィー・悠里・萌香 が集まっていた。
地位や役職、責任は重く変わっても昔とまったく変わらない雰囲気のForest調査部特捜班の部下達に微笑む萌香と悠里「みんな変わらないわね。」という萌香に
「話している内容はだいぶ変わりましたが。」という悠里
ソフィーはこの日、保全機関極東本部長に就任した事を仲間に愚痴っていた。
萌香は今回の功績で准将に昇任、Forest駐屯地司令官と憲兵隊極東方面司令官に。
悠里は国際刑事機構極東事務局情報捜査主任になっていた。
まさに六年二カ月前、調査部が捜査に乗り出した日に自分に憤る萌香にソフィーが言い放った通り憲兵隊の方面軍前線司令官になっていたのだった。
六年二カ月前の萌香とソフィーのそのシーン
〇Club Forestのえんぱいな日々(本編) 第五百二十四話「八神彩香 その16」
新首都圏構想の軍事並びに貿易の中心になる白急下田本格稼働の為に政府主催のパーティーに出席させられていた優香と悠美も遅れてやっと到着する
このオークション会場で取り逃がした最大の首謀者であるリマン・マルリエーンの死亡の確認をもって案件「酒井美亜」「広域メイド誘拐事件」並びに「違法アクセラレーター演算チップ製造組織解明」の為に結成されたEmpireClubForest調査部特別捜査班の最終報告をすることで、六年二カ月に及んだ全捜査が終了し特別捜査班は解散となる。
解散の挨拶をする萌香だったが…
解散させてもらえず、悠美と優香そして萌香の昇任祝パーティーを白山市の悠美と優香の部屋で美亜と乃愛もいれて行う事を宣言され連行されるだった。